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2010年11月06日(土) | ♯118 日本一を目指す!豆王国 本別町 編
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2010年11月06日(土) |  ♯118 日本一を目指す!豆王国 本別町 編

森崎
「こんにちは!あぐり王国です」

佐々木
「今日もいい天気でお送りしますよ!」

佐々木
「突然ですが二人にクイズを出します。
 小さいけれど栄養価が高い!
 世界には1万8千種の品種がある!
 そんな食べ物なーんだ?」
森崎
「ピンポーン! 豆!!」

佐々木
「正解!」

河野
「ちょっとーボク考える暇、
 ひとつもなかったじゃないですか」

今回やって来たのは本別町。
一日の寒暖差が大きく日照時間が長い環境は、
豆の栽培にぴったり。
品質・旨さともに全国トップレベルを誇ります。

ここからはあぐりっこと一緒に豆のお勉強へ-

5種類の豆を育てる
山下正悟さんの畑にお邪魔しました。

一斉に
「山下さーーーん!!」

山下さん
「はーーい!」

森崎
「畑がものすごく広いですね!」

山下さん
「コレは小豆(しょうず)畑です。
 一般的には“あずき”と言われるものです」

縄文時代から身近な食料だった“あずき”。
“あんこ”や“おしるこ”そして赤飯など
今でも日本の食卓には欠かせない食材なのです。

森崎
「目の前の小豆なんですが
 枯れているようにも見えない?」

あぐりっこ
「枯れているみたい…」

山下さん
「枯れているんじゃなくて、
 成熟して成長が終わったってコトなんです。
 豆は一般的にこういう風になってから
 収穫するものなんですよ」

2010年11月06日(土) |  カッサカサは熟成の証拠

収穫直前の小豆を持ってみると-

ナオキ君
「カッサカサ!軽い!」

サヤを振ってみると-

シャカシャカシャカシャカ…

まるで楽器のように豆の踊る音がします。
みんな「聞こえる!」

森崎
「空けてみるよ…
 わあ出てきた~10粒入ってました!」

河野
「サヤによって入っている数は違うんですか?」

山下さん
「そうなんですよ!」

さていつものリーダーの…

森崎
「山下さん、これ食べてみたい!」

山下さん
「このままでは食べませんけど…
 どうぞ!いいですよ」

カリッポリッ

森崎
「うーん!香ばしい!」

山下さん
「生の豆をクチに含むのは
 水分を確認する時だけなんです。
 “カリッ”といったら
 水分が20%を切っているんで収穫しようか!とか
 “グニュッ”としたときは
 水分が20%まで落ちてないので待とう!とか
 判断基準にしてるんですね」
本別町は昼夜の寒暖差が大きく
豆の栽培に適した内陸性の気候。
ところが今年は記録的な猛暑だったため
豆の成長にも影響が…
森崎
「なんか緑の葉っぱが茂っている
 モノもなかにはありますね?
 これはどうしてですか?」
山下さん
「本来9月に入ると涼しくなり、
 サヤやクキが枯れて成熟を始めます。
 ところが今年は9月に入っても高温が続いたので
 クキが枯れずに再び成長を始めたんですね。
 なので実が熟れているのに
 緑の葉っぱが残っているんですね」

森崎
「これは正しい成長の仕方ではない!」

森崎
「大変だねえー」

河野
「天候の影響を受けやすい作物なんですね」

山下さん
「ダイレクトに受けるんです」

ちなみに、あずき畑のとなりには大豆畑。
大豆は納豆やみそ・しょう油などの
原料としてでおなじみ。
「枝豆」として食べているのも
実は完熟する前の大豆なんです。
そして今、一番注目なのがこちらのお豆!

山下さん
「光黒大豆といって“黒大豆”と言われるモノです」

さあどんな豆なんでしょうか!


2010年11月06日(土) |  話題の黒豆にご対面!

山下さん
「これが光黒大豆ですよ」

森崎
「わー真っ黒」

佐々木
「豆が大きい!」

佐々木
「小豆はサヤの中に10粒ぐらい。
 こちらは2~3粒…」

あぐりっこ
「枝豆と同じだ!」

森崎
「そうだね。
 完熟してない未熟なモノを
 いただくのが“枝豆”なんだね。
 乾燥して食べるものが大豆なんですね」

健康ブームで大人気の黒豆。
ポリフェノールの一種アントシアニンを含み、
抗酸化作用などが注目されています。
中でも本別町で昔から作られているのが
「光黒大豆(ひかりくろだいず)」。
この豆を使い、
地元の専門店が商品化した《キレイマメ》は
全国各地から注文が入るほどの人気なのです。

《光黒大豆・加工品》のお問い合わせは-
■十勝本別「キレイマメの会」
 本別町役場企画振興課内 
TEL)0156-22-2141(代表)
TEL)0156-22-8121(課直通)

山下さん
「実は黒大豆はもともとは
 こんな色(赤)なんですよ」

森崎
「手品みたい!」

山下さん
「乾燥していくとこういう黒い色になるんです」

森崎
「ところでみんな、大豆はなんに加工される?」

アヤネちゃん
「しょう油!」

ナオキ君
「豆腐!」

ワカナちゃん
「味噌!」

山下さん
「黒大豆納豆というのもあるんですよ」

大豆は日本の食卓に欠かせないものなんですね。
さあお次は-

佐々木
「本別町でとれる豆を集めてみました!」

森崎
「すごい数ですねえ」

佐々木
「左側がインゲン豆の仲間、
 真ん中が大豆の仲間、
 右側が小豆(しょうず)の仲間。
 見るだけでなくて食べてみましょう!」

まずは、塩茹でした光黒大豆を試食。

森崎
「おいしい!いい歯ごたえ!」

河野
「中は黒くないんですね」

続いては豆好きに人気の「くり豆」。
あまり栽培されてない希少なお豆です。

森崎
「くりじゃない?!」

ナオキ君
「歯ごたえもくりみたい!」

他にイロイロ試食しましたよ-

《大袖振大豆》は粒が大きく、
甘味が強いのが特徴です。

河野
「紫花豆…皮は分厚いけど
 なかはホクホクしておいしい!」

森崎
「大豆って加工品で頂いているので
 食べ慣れない感じかもしれないけど、
 そのまま食べてもこんなに美味しいってことが
 よく分かりました」

じゃ~ん、もんすけです!
世界中に1万8千種類もあると
いわれている“豆”。
それぞれの豆に含まれる栄養って
違いはあるのかな?

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「豆は皮ごとたべるので食物繊維が非常に豊富。
 どんな種類の豆も
 ビタミンB1(炭水化物をエネルギーに変える)が
 豊富に含まれています。

 《大豆》のグループは
 タンパク質が多く栄養価も非常に高いです。
 また大豆オリゴ糖が含まれていて、
 コレを食べると腸内細菌のエサとなって
 腸内環境が整えられますね。

 《小豆》のグループは
 エネルギー源になるデンプンが
 多く含まれています。
 
 
へえー体に良いことばっかり。
これからはボクももっと食べよっと!


2010年11月06日(土) |  手を抜かない!最後は手と目で品質をチェック!

お次はあずきの収穫見学です!

森崎
「すごい根こそぎ収穫してますよ」

佐々木
「バリカンみたいに刈り取ってる」

クキごと豪快に収穫された豆は
出荷のためJA本別町穀類乾燥調整工場へ-
最盛期には1日に
120トンもの豆が集まってきます。
本別の豆が高品質と言われる、
もうひとつの秘密がここにあるのです。
集められた豆は、選別作業へ進みます。
まずは、精撰機(せいせんき)と呼ばれる
「ふるい」でサヤやゴミなどを取り除きます。
さらに細かい小石などを専用の機械で除去。
次に、豆の良し悪しを色で判定する機械
“色彩選別機”を通過。
こうして選び抜かれた豆だけが、
もっとも厳しい最終チェックへと
進むことができるのです。
その場所とは…
森崎
「すみません…お邪魔します…
 あれれ、ものすごく細かい作業!」
JA本別町
我妻 弘樹さん
「機械だけでは選別しきれないので
 最後は人の目で異物や皮の切れてるモノや
 割けているモノを除去しています」
森崎
「最後は人の目と手なんですね。
 こうやって本別のブランドでもある
 豆が出荷されているんですよね…」

集中力が必要な最終チェック、
あぐりっこ隊も挑戦することに!

森崎
「目疲れない?」

真剣なあぐりっこ

ワカナちゃん
「目回ってきた…!」

森崎
「もっとゆっくりやってくださーい!」


2010年11月06日(土) |  手作り豆腐に感動!

豆の町・本別で豆腐作りを行う生産者のグループ
「豆ではりきる母さんの会」 会長の山田さん。
自慢の豆を使った豆腐作りを
教えていただきましょう。

まずは、
作って頂いた豆乳に
にがりをまぜてお豆腐を固めます。

佐々木
「本別のおいしいお豆もつかった
 豆乳がこちらですよ」

あぐりっこ
「イイにおい!」

お手伝いスタート!
大豆をすりつぶし、
煮詰めてこした「豆乳」に、
少しずつニガリを加えていきます。
このとき均一に混ざるよう、
ゆっくりとかきまわすのがポイント。 

混ぜ終えたら、
20分ほど待ちます。
すると・・・

一斉に「うわー、おいしそう!」

森崎
「お豆腐の前段階ですよね」

佐々木
「ちょっとみんなでいただいてみましょう!
 この状態のお豆腐が絶品だそうですよ」

森崎
「お豆!優しい」

河野
「おいしい!」
 
ワカナちゃん
「おいしい!」

お次は山田三重子さんから豆料理を
教えてもらいました。
最初にご紹介いただいたのは
《ポークビーンズ》。

※詳しい内容はレシピコーナーへ
 他にもいろんなレシピを教わりましたよ!

最後は光黒大豆のお豆腐も頂きました。

河野
「フワフワにほどけてしまう…」

ナオキ君
「クチに入れたらトロッととろける!
 こういう豆腐 大好き」

《本別発・豆ではりきる母さんの会》のお豆腐は-
■本別町観光物産センター・本別町 道の駅などで
 購入可能です。

詳しくは-
十勝本別「キレイマメの会」
本別町役場企画振興課内 
TEL)0156-22-2141(代表)

佐々木
「いやあ、豆は偉大なり!」

河野
「今日のラストこれでイイんじゃない?」

森崎
「豆は偉大なり!」

河野
「復唱して自分のモノにするの止めて!」

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

今週は日本で最も古いハーブともいわれ、
私たちの体と心を癒してくれる
コチラの話題です。
                           
直径2.5mの大きな釜で
作業している人たち。
何をしているかわかりますか?
これは「シソ油の抽出作業」なんです。
独特の甘い香り・・・
伝わってきそうですよね・

網走管内サロマ町の
仁倉(にくら)地区では、
かつてハッカを栽培していた畑
およそ60ヘクタールを利用して
シソを栽培しています。
                  
シソの収穫は9月上旬から始まり、
刈り取ったあと、
3週間ほど天日で乾燥させます。          

大きな釜には、
乾燥させたシソおよそ
400キログラムが入ります。
1時間ほど蒸すと、
透き通ったあめ色のシソ油を
取出すことができるんです。
             
作業は11月上旬まで続き、
香水やドレッシングの原料になるそうです!

今日はおいしい話題をもうひとつ!

空知の新十津川高校の生徒が
考案したインゲン豆のプリンが
全道のコンビニで発売されるんです。

「いんプリ!」と名づけられたこのプリン、
新十津川町特産のインゲン豆をペーストして
生クリーム、牛乳、レモンを加えたもの。
甘みを抑え、
豆の風味を生かしているのが特徴です。
開発を担当したのは6人の女子生徒。
コンテストに入賞するなど評判が良く
サークルKサンクスが
商品化することになりました。
発売は11月9日から。
生徒たちは
「町と学校の活性化につながれば」
と期待を寄せています。

新十津川のインゲン豆は、
ほとんどが関西方面に
出荷されている貴重品。
今回のプリンも限定ということなので、
食べたい方はお早めに!
それではまた来週~

《いんプリ!》145円(税込)
11月9日(火)より
全道のサークルKサンクスにて
発売開始。数量限定、なくなり次第終了です




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