それでは鍋の長所を生かした 簡単で美味しい鍋作りにチャレンジしよう! 管理栄養士で お食事のカウンセリングサロンcolannの 上坂真智子さんに教えていただきました。
《白菜の簡単重ね鍋 3〜4人前》
<材料> 白菜…1/4個、豚バラ肉…300g ニンジン…花型抜き8枚分、ショウガ…40g 長ネギ…2本分、和風だしの素…小さじ2 水…1/2カップ、日本酒…1/2カップ ポン酢醤油…適量、ゴマだれ…適量
※味が濃い場合は水で調整してください。
上坂さん「白菜から水が出ますよ」
河野 「より濃厚なお出汁ですねえ」
さてお料理完成しましたよ!
ミウ 「素材の味が活かされて美味しい!」
《ごぼうの香り塩鍋 5〜6人前》
<材料> ゴボウ…2本、ニンジン…1/2本 ダイコン…1/2本、水菜…1袋 鶏もも肉…300g、しめじ…2パック 小揚げ…3枚、長ネギ…3本 そうめん…2束〜3束(しめ用) 小ネギ…5本(しめ用) 昆布…2本、水…2リットル 和風だしの素…大さじ2、塩…適量 日本酒…1/3カップ 柚子こしょう(大人用) 酢 …適量(ごぼうのアク、色止め用)
<作り方> 1)ゴボウ、ニンジン、大根はピーラーでスライス。 ゴボウは色を良くし、アク抜きをするために 酢水にさらして5〜10分経ったら洗っておく。
2)鶏肉は食べやすい大きさに切り、 小揚げは熱湯をかけて油抜きして 4等分の三角に切る。しめじは小房に分け、 水菜は4〜5㎝長さに切る。
3)長ネギは斜めに切り、小ネギは小口切りにする
4)鍋に水、昆布と鶏肉、ゴボウを入れ 強火にかける。
森崎 「海の出汁、野菜の出汁、肉の出汁ですね」
5)沸騰直前で昆布を取り出す。だしの素を入れる。
上坂さん 「沸騰してしまうと昆布のエグミが 出てしまって、せっかくの良いお出汁が 台無しになってしまいますよ。 必ず沸騰直前に取り出して!」
7)大根、ニンジン、しめじ、小揚げを加え、 酒・塩で味付けをする。 上坂さん「塩は味をみながら入れましょう」
8)長ネギを入れ、最後に水菜を加える。 (大人は柚子こしょうで頂く)
森崎 「お母さん、頼もしいじゃないですか」
樹理さん「やって頂きます!」
森崎 「食卓任せられるんじゃないですか?」
ゴボウの香り塩鍋も完成です。
森崎「ゴボウうまいぜ」
樹理さん「歯ごたえも残っていて美味しい」
ミウ「はあ〜なんだコレ!すごいよ〜!」
河野「すごい出汁だ!塩分が少なくすみますね」
《お手軽ピラフ 4人前》
<材料> 米(ゆめぴりか):2合、オリーブオイル:大さじ4 水 210ml、シシリアンルージュスードレ:150ml コンソメ顆粒:少々、ミックスベジタブル:175g とろけるチーズ:40g、パセリ:少々
<作り方> ■下準備米は洗ってザルに入れ水を切っておく。
1)鍋にオリーブオイルと米を入れ、 お米が熱くなるまで炒める。
宍戸さん 「オリーブオイルで炒めると お米に透明感が出ます」
宍戸さん「開けてみましょう」
あぐりっこ 「うわ〜」「めっちゃ良いにおいする!」
5)米が炊けたらミックスベジタブルと とろけるチーズを入れ10分くらい蒸し、 蒸し上がったら混ぜて皿に盛り、 みじん切りしたパセリをかけて出来上がり。
【ポイント】 水の量を増やすだけでリゾットにもなるよ!
宍戸さん 「ネギ塩だれを使った唐揚げを 作りたいと思います」
材料も調理もお手軽な 「ネギ塩だれ」の唐揚げに挑戦!
《ネギ塩だれのから揚げ 4人前》
<材料> 鶏肉:400g、ねぎ塩だれスードレ:大さじ3 から揚げの粉(小麦粉でもOK):50g 揚げ油:適量
【ポイント】 肉が中まで揚がっているか 竹串で刺して確認する。
さてお味はいかがでしょうか?
ルカ 「1本の調味料でいつもの唐揚げより 美味しくなってる!」
藤尾 「お弁当のおかずに絶対入れてほしい!」
《ねぎ塩だれ焼きそば 4人分》
<材料> キャベツ:160g、ピーマン:1個 パプリカ:1/3個、ウインナー:5本 しょうゆ:少々、水:70ml、焼きそば:2玉 ねぎ塩だれスードレ:80ml、炒め油:少々
<作り方> 1)キャベツ・ピーマン・パプリカは千切り、 ウインナーは斜め切りにしておく。
2)フライパンに油を引き、 キャベツ・ピーマン・パプリカと ウインナーを炒めしょう油で味をつけておく。
3)その中に焼きそばを入れ、 水をかけて麺をほぐして蒸す。
4)麺が蒸し上がったら、 ねぎ塩だれスードレをからめ出来上がり。
《カボチャスードレのピザ 4人分》
<材料> 18cmピザクラフト(市販のピザ生地):1枚 かぼちゃスードレ:大さじ2、バター:小さじ1 ドライソーセージ:1本、ベーコン:5枚 ミックスベジタブル:125g、とろけるチーズ:30g、 トマト:1/2個、ケチャップ:少々
<作り方> 1)バターをフライパンに入れ ピザクラフトを焼く。
2)ピザクラフトが焼けたら、 その上にかぼちゃスードレを塗る。
3)その上にミックスベジタブル、 ドライソーセージ、ベーコン、トマト、 とろけるチーズをのせ、 チーズがとろけるまで蒸し焼きにする。
4)出来上がったピザを皿にうつし、 お好みでケチャップをかけたら出来上がり。
【ポイント】 ピザクラフトはあまり強火ではなく ゆっくりと焼く。
《野菜たくさんスープ 4人前》
<材料> キャベツ:150g、玉ネギ:半分 ニンジン:1/3本、ハーフベーコン:5枚 オリーブオイル:大さじ1.5、水:400ml、 ケールスードレ:大さじ3、固形コンソメ:1個 醤油・砂糖:少々、パセリ:少々
3−2 <作り方> 1)キャベツ・玉ネギは乱切り、 ニンジンは半月切り、ベーコンは3㎝位に切る。
2)鍋にオリーブオイルを引きベーコンを炒める。
3)その中にキャベツ、玉ネギ、ニンジンを入れ、 水を入れ煮詰める。
4)煮えてきたらケールスードレ・ 固形コンソメを入れ 少し味がしみてきたら しょう油と砂糖を加え味をみる。
5)出来上がったら器によそい、 パセリをかけて出来上がり。
【ポイント】 あまり野菜は軟らかく煮込まないほうがおススメ。
漆崎(うるしざき)シェフに 家でも簡単に羊の肉が味わえる 絶品メニューを教えてもらおう! 《ハンバーグ 4人前》
<材料> 羊肉600g、塩8g、砂糖・黒コショウ少々 タマネギ120g (みじん切りにしサラダ油で焼き色がつくまで 炒めて冷ましておく) 付け合せ ジャガイモ2個、インゲン豆8本
ソース 赤ワイン100cc、バター大さじ2
漆崎シェフ 「ヒツジのひき肉はスーパーで売ってないので こうしたかたまり肉やスライス肉を ひき肉にしていきます。 こうするとお肉の食感もでると思います」
まずはひき肉を作っていきます。
<作り方> 1)まずは肉を縦に切ります。
漆崎シェフポイント 包丁を押すと繊維が潰れてうまく切れない! 引く方を強くすると簡単に切れますよ♪
2)縦に切ったら横にしてさらに細かく切る。 ある程度、細かく切れたら包丁でたたいていく。
漆崎シェフポイント 包丁の根本の方が力が伝わりやすいので そこを重点的に叩くとキレイになります。
森崎 「どんなことを考えながらやっていますか?」
ミサキ「…無…」
好みの細かさになったら、ひき肉作りは完了。 大変そうに見えますが かかった時間はたったの5分でした。
※時間の無い方はフードプロセッサーでミンチに!
3)塩・砂糖・黒コショウと炒めたタマネギを ひき肉に混ぜ、粘りがでるまでこねる。
森崎「かたまり肉ってどこを買えばいいの?」
漆崎シェフ「肩などが良いと思いますよ」
漆崎シェフ 「楕円形に整えたら上下に(パタパタして) 空気を抜いてあげます」
漆崎シェフポイント 「上に上げたときに止める感じ。 止めて落とす感じにすると中の空気が抜けて 身がつまった状態になります」
森崎 「うん!肉質軟らかい! 噛んで噛んで十分に肉の旨みを 口の中に広げるっていうハンバーグ!」
ミサキ「おいしい〜っ!」
河野 「本当にヒツジを美味しく味わえる! うま味がハンパない!」
《シュウパウロウ 5〜6人前》
<材料> ラム肉(骨付きの首・すね・バラなど)1kg、 しょうが(5mmスライス)25g、 長ネギ(ぶつ切り)30g、 塩 30〜35g(水の量による)、 水 1〜1.5リットル(材料が全て浸る量)
<作り方> 1)肉をぬるま湯で良く洗い血などの汚れをお取る
2)材料が全て浸かる程度の水を 鍋に入れ火にかける。 もし湯に血がにじみ出てくるようならば 一度湯を捨て、水を変えて火にかけなおす。
3)沸騰したら鍋の中心がポコポコになるくらいに 火を弱めてしょうがと長ネギも入れる。
4)時間は水から2時間が目安。 塩加減はスープとしては飲みづらい くらいが目安で、 一度に入れずに数回に分けて 味見をしながら入れる。
5)肉を鍋から出し、 そのまま皿に盛りつけて完成! ※肉を茹でた汁はダシがよく出ているので 好みの野菜(根菜類がオススメ)を茹でて加えると いいですよ〜
このかたまりのお肉を素手で豪快に かぶりつきます!すると—
森崎 「うんめ〜〜!!」
河野「歯でスッと切れましたね」
森崎「ヒツジのダシがハンパない!」
くれあもかぶりつきます! 「う〜まい!」
佐々木 「やわらかいっ!やわらか〜い! すごい美味しい〜」
河野 「今まで固いモノにした出会ったことない?」
シュウパウロウを1品作ると そのスープを使ってラーメンのスープが出来たり、 肉を小さく切ってオムライスの具にするなど 食べ方のバリエーションが広がります!
《販売情報》 詳しくは「茶路めん羊牧場」の ホームページをご覧ください。 販売情報だけでなくレシピやヒツジについて 詳しく掲載されていますよ〜♪ HP) http://charomen.com/
シュウパウロウ用の骨付き肉 500g(1300円)1kg(2600円)などなど… また夏にはファームレストランが完成しますよ! ぜひ行って見てくださいね!
《羊のオムライス 4人前》
<材料> シューパウロー(骨から外し1cm角切り)200g ※冷やしてからだと切りやすい。
白米(少し固めに炊く)…3合 トマト…4個、タマネギ…大1個、 卵(M〜Lサイズ 1人前2個)…8個、 バター…15g、サラダ油…大1、 塩・コショウ…少々 デミグラスソース(市販でOK)…240cc、 パセリ…少々
<作り方> 1)トマトは湯切りして1cm角に切っておく。 デミグラスソースは鍋で温めておく。 パセリはみじん切り。 タマネギはみじん切りにし フライパンにサラダ油、バターを入れて加熱し しんなりするまで炒める。 そこにトマトを入れて塩を少々加えて煮立たせ、 20分ほど弱火で加熱する。
※味見して酸味が際立つようであれば、 分量外の砂糖を少々加えて甘さを調整する。
2)トマトソースが出来たら、 そこにシュウパウロウの角切りを入れて、 白米も入れフライパンをあおって 白米にソースをからませる。 ※このとき木べら等でかき混ぜすぎると、 ごはんがベチャっとなってしまうので あまりかき混ぜすぎないこと。
3)塩・コショウで味を調えてライス完了。 これをお皿に盛る。
4)別のフライパンに分量外のサラダ油・ バターを少量入れて熱し、 2個分解きほぐした卵を入れて 中火で箸を立てて混ぜながら フライパンを前後にゆすり、 半熟状態まで持っていく。 オムレツを作る要領で フライパンを傾け箸で形を整え、 しっかりオムレツの継ぎ目を閉じ ライスの上に乗せて、 上を包丁で切れ目を入れる。 デミグラスソースをお好みの味に整えて、 たっぷりとかけてパセリをふって完成!