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2020年03月21日(土) | 北海道の農畜産物を料理しよう!
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[+10] >>

2012年06月09日(土) |  スイカ用のトンネルを作ろう♪

佐々木
「ご覧ください!農作業カレンダーです。
 ちょうど苗植えにピッタリな時期が来ました」

河野
「すべての野菜の苗を定植していい
 時期なんですね!」

佐々木
「ではまず何からしていきましょうか?」

高橋さん
「ではマルチシートを張っていきましょう!」
 

河野
「なんでマルチシートを張るんですか?」

高橋さん
「土がまだ冷たいので暖めるためです。
 また張っておくと雑草が生えにくくなりますし、
 水持ちが良くなるので根が張りやすくなります


では早速、スイカのトンネル作りスタート!
まずは畝にマルチシートを張っていきます。

あぐりっこ4人でチカラを合わせて
シートを張っていきます。
二人はシートを押え、もう二人はシートを
ゆっくりと引っ張っていきます。

河野
「シートはピーンと張って!

佐々木
「広げつつ空気を抜いていく感じですね」

ピンッとシートを張ったら
土をかぶせて固定していきます。

ここで職人っぷりをみせたのがユウト君。

河野
「土をかけて足で踏みながら、
 次の土をかける!ベテランさんやな!

高橋さん
「ホント!ベテランさんみたい!」

さすがあぐりファームを担当するあぐりっこ。
作業は順調。マルチを張り終えました。

高橋さん
「いよいよ苗植えになりますが
 その前に穴を開けていきます。
 間隔をキチンと測って穴を開けていきます」
 
そこで登場するのが「マルチカッター」。

まずは真っ直ぐマルチカッターを刺します。
(ビニールがブチッと破けます!)
カッターを抜くと穴が開きます。
とれた土は穴の横に置いてきましょう。

苗を植える間隔は作物によって違いますが、
スイカは90センチ。
あまり近すぎると栄養を奪い合ってしまうので
良くありません。
高橋さん
「では苗を植えます。2つの品種を用意しました。
 1つは《マダーボール》。
 細長いラグビーボールのような形をしてます。
 もう1つは《姫甘泉ヒメカンセン》。
 ミニタイプのスイカです」

苗をポットから出します。
(手の平にひっくり返すかんじで…)

穴に苗を入れて土を入れます。

高橋さん
「開いているすき間があったら
 土を入れてくださいね」

河野
「これから実がなるんやで」

ユウト君「楽しみ!」

最後にみんなで神頼み…

「立派に育ちますように!」
 
河野「念を送れ~」


2012年06月09日(土) |  まだまだ続く…春の苗植え作業!
続いてマルチをまたぐように支柱を立てます。
そしてその支柱の上にビニールシートを
かけていきます。

ピンとビニールを張って
土で固定していきます。

高橋さん
「マルチと同じでピシッと張っていきますよ」

さあ完成しました~。
最後は高橋さんにチェックしてもらいましょう!

高橋さん
「真っ直ぐひけているし、
 キレイに丸くなっているし良いと思います」

河野「ヨッシャー!お疲れさま~」

みんな「お疲れ様でした~パチパチパチ」

ナナカちゃん「大変だった~」

さてまだまだ作業は続きますよ。

お次は玉ネギ。玉ネギの苗を植えていきます。

高橋さん
「根本が太って玉ネギになるんですよ」

ヒイナちゃん「ちっちゃ~い」

玉ネギも2種類。
辛くなりづらくサラダ向き
北海道で作られた品種の《さらり》 
そして紫色の《レッドアイアーリー》 

玉ネギは10センチ間隔で植えていきましょう。

高橋さん
「玉ネギは苗1本から1個しかなりませんよ」

佐々木
「みんなが植えた分だけ玉ネギがなるんですね」

【玉ネギMEMO】
玉ネギは寒さに強くて害虫にも強い!
家庭菜園でも育てやすいんですよ。

続いてはジャガイモ。
今回は3種類の品種を育てます。

まず8月に最初に収穫を迎え、
収量が多く病気に強い「きたかむい」
皮も中身も紫色!
ポテトチップスにも向いている
「シャドークイーン」
そして甘くて美味しい「さやあかね」です。

ちなみにジャガイモは「種イモ」を植えます。
芽が出ているほうを上にし、
土を5㎝ぐらいかけて完了です!

河野
「あの~昼過ぎてるんです。ご飯食べません?

ということで腹ペコのあぐり一行は、
道内各地の加工品や新鮮な農畜産物が揃う
くるるの杜「農畜産物直売所」で買い物!
あぐりっこがプロデュースする
オリジナル商品のリサーチもかねて
店内を捜索です。

ヒイナちゃん「ラムネいいね」
ナナカちゃん「プリンある~」
佐々木
「女子はやっぱりスイーツよね!」

あぐりっこが選んだのはこちら!
新鮮なタマゴをたっぷり使ったプリン
フワッフワのシフォンケーキ。  
酪農の町・興部町の牧場で作っている
割いて食べるチーズ
ビン入りラムネもありました。
地場産のシソを使ったユニークなものや
イチゴの果汁入りのものなど…
他にもたっくさん選びました!

河野
「みなさん午前中、お疲れさまでした!
 午後からも作業続きます。
 シッカリと美味しいもの食べて
 チカラを蓄えましょう!いただきま~す」

パンが大好きなナツキ君「おいしい!フワフワ」

 

午前中はハードな農作業で
ちょっと疲れちゃったけど、
ランチタイムにリフレッシュ!

とココであぐりっこ達から本音が…!

 


2012年06月09日(土) |  やってわかった…農家さんってスゴイ!
ナナカちゃん
「一からやって大変さがわかって
 農家の人は苦労して野菜とか育てて
 くれてることがわかりました!」
ナツキ君
「スゴイ大変だったけど
 これを毎年やっている農家さんは
 すごいなあと思った!」

ヒイナちゃん
「最初から作業をするのは
 あまりやったことがなかったので
 ワクワクしたし面白かったけど、
 でも…ちょっと大変だった!

さあ午後からの作業はビニルハウスでの苗植え。
ココからはリーダーも合流!

ミニトマトとカラーピーマンを
植えていきます。
まずは苗を入れる穴を開けます。

高橋さん
「土がけっこう乾いているので
 水やりをします!」

穴の中にタップリ水をいれます。

森崎
「結構入る入る!えっそんなに!

リーダーが驚くほど水が入りました。

高橋さん
「入れます、入れます。こうすることで
 根を下のほうに張るようにします。
 こうすればトマトはもう水やりはいりません。
 この1回で良いです。
 暑くなってきたら様子みて1~2回やるぐらい。
 そのほうが甘いトマトができます」

では苗を植えていきますが、
「苗の向き」が決まっています。
さてそれはドコをみて決めるでしょうか?

ユウト君「子葉?」
高橋さん「よく言葉知ってるね!」
ナナカちゃん「茎のとこ?」
高橋さん「いろいろ出てきましたね。あとは?」

おもむろにリーダー「はい!(挙手)」

高橋さん「ハイどうぞ!」
森崎「風水!」
高橋さん「東西南北ですか…」

もちろん風水ではございません…

高橋さん
花を見て向きを決める…が正解です!」

花が咲くところに実がなるトマト。
花芽を通路側に向けて植えると
収穫しやすいんです。

高橋さん
「1つの苗から50個くらい収穫できるかな…
 高さは2m以上はいきますよ」

お次はカラーピーマン。
森崎
「ピーマンもトマトもナス科。
 やっぱり似ていますね~」

高橋さん
「女の子チームが植えたのがオレンジ色。
 男の子チームは白色!

森崎
しろっ?え~~白ピーマン」

白いピーマンをはじめ、
5種類の野菜を育てるあぐりファーム。
それぞれの作物がどのように成長していくのか、
しっかり見守っていきます!


2012年06月09日(土) |  商品アイデア発表…道程は険しい?

森崎
「商品開発プロジェクト~!
 今年のみんなの重要な役割は
 くるるの杜で発売される商品
 考えてもらうこと!プロデュースです。
 それでアイディアを考えてきたんだって?」

佐々木
「そうなんです!
 その商品を作るためのアドバイスを
 直売所の佐川真美江さんにしてもらいます!」

 

佐川さんは直売所の商品企画の担当者さん!

森崎
「1種類の新商品が出るときに
 何種類ぐらい考えるんですか?」

佐川さん
500~1000種類作っても
 商品になるのは…ほとんど無い!

森崎「けわしい~」

千里の道も一歩から!
まずは考えてきた自慢のアイディアを発表~!

ユウト君は『もんすけじゃがいもクッキー』
「生地はジャガイモを使っています。
 もんすけにした理由はカワイイし…」

ユウト君 
HBCの宣伝とかにもなるから!」

森崎
「ユウトはテレビ局を喜ばす!
 今プロデューサー、バンザイしているよ」

ナツキ君は
トマトクッキーカラーピーマンクッキー
「トマトを混ぜて焼いた生地で
 中にチョコレートが入ってます。
 トマトクッキーって聞いたことがないから
 そういうのを作ってみたいと思った!」
 

ナナカちゃんは『オール北海道 豚汁うどん』
「北海道産の大豆で作った味噌とかを使って!」

森崎
「オール北海道なんだな」

ヒイナちゃんはたくさん考えてきましたが
中でもチカラを入れてるのが『プリン』。
プリンの生地にジャガイモを入れて、
ミニトマトタマネギの甘みを活かしたソース
かけて食べるユニークなスイーツです。
「野菜が苦手な人でも食べられる物を
 作りたかった!」

森崎「ナイスアイディア!」

ここで佐川さんからアドバイス。
佐川さん
「何千円とか何万円するものは絶対無理ですね。
 誰に売っていくかを詰めていきながら
 決めていくのが良いのかなって思います」
 
紹介しきれないほどたくさんのアイディアを
考えてきたあぐりっこ。
商品化のため更に考えを練り上げていくことに!

 

森崎
「今年1年、みんなしっかり頑張っていこう!
 いい商品を作るぞ!

あぐりっこ「ううお~」

さてどんな商品が誕生するのでしょうか?
まだまだ長い道のりですが
みなさん応援してくださいね!

週刊あぐりニュースです。
今日は米どころ美唄から
ビデオレターが届いています。

皆さん植えています!
これは美唄市内で行われた
稲作体験塾の様子です。
田植えをしているのは、
学校の先生のタマゴである
北海道教育大学札幌校の学生達。
「農業の現場を知ってもらい
食の安全を学んでほしい」という想いをこめ、
JAグループ北海道と道教大札幌校が
連携協定を結び、このような食農教育を
実施しているのです。

学生の声
「楽しかったです。農業のたのしさを
 子供たちに体験してもらえてら良いな」
「田んぼに初めて入って楽しかったですけど
 スゴク疲れました」

田植えが終わった後はJAびばいの特産品、
アスパラの選果ラインを見学。

JAびばい山本峻也さん
「JAびばいのアスパラ『雪蔵美人』は
 雪を利用した鮮度管理が自慢です。
 雪の余冷により湿度85%に保ち、
 皆様の食卓へ新鮮なアスパラをお届けします。
 地方発送も承っております。
 詳しくはJAびばいのホームページを
 ご覧ください!まってま~す」

(佐々木アナ実食)
鮮度が良くて香りもバッチリ!美味しい! 
以上、週刊あぐりNEWSでした。

《アスパラ雪蔵美人》問い合わせ
■JAびばい(Aコープびばい本店)
 ℡ 0126-63-0528 
 ホームページ http://www.ja-bibai.or.jp


2012年06月02日(土) |  ♯196 国産牛”十勝若牛”のこだわりに迫る編

佐々木
「みなさん、あぐりっこ、こんにちは!」

本日のあぐりっこは
札幌からやって来た6年シュン君、カリンちゃん
5年コウノスケ君、マサキちゃんです。

佐々木
「今日は十勝の清水町にやって来ました。
 こちらでは“てん菜”という作物から
 砂糖を作る《製糖工場》があって
 町の一大産業となってます…
 がしかし、もう1つ
 町でチカラを入れているものがあります!」

佐々木
「それがコチラ『十勝○牛』

マサキちゃん「乳牛?」

シュン君
「肉牛??」

十勝の清水町で、
いま売出し中の『十勝○牛』
その産品とは何なのか? 
その答えを探しにスーパーへ!

ホクレン商事 
食彩館すまいる432しみず店
■清水町南1条1丁目2-2
■℡0156-69-2000

店内に入るとリーダー達の声が
聞こえてきましたよ…

森崎
「柔らかくて美味しいよ~」

藤尾
「いらっしゃい!いらっしゃい~」

売り子さんに扮した二人が
美味しそうなアレを焼いてました!

森崎
食べてみるかい?
 柔らかくて美味しい
 十勝清水の牛肉だよ~」

ではいただきま~す!

コウノスケ君「おいしい!」

カリンちゃん「柔らかい!」

森崎「ほら~~」

マサキちゃん
「美味しい~牛の味っていうか…」

森崎
牛の味がした!
 味がわかる女だな~~」

コウノスケ君
「いつも食べてる牛肉よりも
 すごく柔らかくて…食べやすい!

というコトで…
今回勉強するのは…

佐々木
「十勝若牛!」

森崎
「今十勝清水がものすごく
 チカラを入れている牛肉なんです!」

畑作と酪農など農業が盛んな清水町。
こちらでブランド化に取り組んでいる
“十勝若牛”について教えていただきましょう。

2012年06月02日(土) |  おいしさの秘密は飼育期間にアリ!
JA十勝清水町
脇坂 巧さん
「十勝若牛は脂身が少なく赤味のうま味が特徴。
 さらになんと言っても“柔らかい”!
 実はこのおいしさの特徴には
 飼育期間の秘密があるんですよ」

脇坂さん
「通常のホルスタインは
 約20ヶ月で牛肉になる。
 しかし十勝若牛は名前の通り
 約14ヶ月で肉にしてしまうんです」

森崎
「若いね!」

藤尾
「通常のホルスタインより半年も短い

脇坂さん
「それによって赤味のおいしさ・柔らかさなど
 十勝若牛独自の特徴が出せるんです」

ここでホルスタインについて
リーダーからお話が-

森崎
「ホルスタインの場合、メス牛はお乳を搾って
 牛乳を取るために飼育されますね。
 だけどオス牛に生まれてきたら…
 2歳になる前にお肉になって、
 我々がいただいているんだよ。
 お肉をいただくときは絶対
 無駄にしてはいけないよね。
 わかってるよね?」

あぐりっこ「ハイ!」

さて十勝若牛に話はもどって…

脇坂さん
「お肉もただ若ければ良いって
 ものではありませんし
 好みもありますが、
 十勝若牛の味の特徴を出して
 他の商品との差別化を図ってます。
 町内に5軒限定で生産していて
 衛生的な環境の牧場ばかりですよ」

森崎
「まだ子牛で抵抗力がついてないから
 清潔な環境じゃないと育ってくれないですよね」
 

では牧場に行って見ましょう!

森崎
「じゃあ行くよ~十勝清水十勝若牛!

あぐりっこ「十勝清水十勝若牛!

森崎
ぎゅう~(と親指をだす)」

藤尾
「ぎゅう~じゃなくてグ~でしょ!」

十勝清水町の十勝若牛。
訪れたのは安全安心な飼育がモットー、
農業生産法人コスモス

あぐりっこ「ひろ~い!」

さて代表の安藤さんをお待ちしてると
ジープに乗って颯爽と現われました!

あぐりっこ「こんにちは~」

佐々木
黄色の長靴ピンクのツナギ
 ご登場いただきました。
 代表の安藤登美子さんです」

森崎
「失礼かもしれないんですが… 
 なんてカワイらしいんでしょうっ!」

安藤さん
57歳です…孫もいますよ!」

若々しくてかわいらしい安藤さんに
十勝若牛のことを聞いちゃいましょう!

佐々木
「まずみんな牧場をみてどう思ったかな?」

シュン君「デカイ!」
マサキちゃん「すごく広い!」

藤尾「フレンドリーな牛ですよね」

安藤さん
「うちは子牛の時から哺乳瓶で
 1頭1頭ミルクを与えているので
 私達をお母さんと思って育っているので
 人を見ても怖がらないのかも…」

こちらで育てている牛はおよそ2200頭。
10ヘクタール・札幌ドーム2個分の敷地に
牛舎が17棟あり、それぞれ牛の成長段階に
合わせた作りになっているのです。


2012年06月02日(土) |  役割を全うさせるために愛情をかける!

まずみんなが訪れた牛舎は生後10日後の
子牛たちが集まった哺育牛舎。

カリンちゃん「かわいい~」

マサキちゃん「すごいカワイイ。目もおっきい」

 

では子牛にミルクにあげましょう。

安藤さん「チカラ強いでしょ。頑張って!」

マサキちゃん「かわいい~」

安藤さん
「みんな清水町で生まれた子ですよ」

藤尾
「地元の子なんだ~」

続いては14ヶ月間育てられた、
出荷直前の牛を見学。

あぐりっこ「でか~い!」

マサキちゃん
「黒い牛もいる!」

森崎
「それぞれ黒と白の模様が違うよね」

安藤さん
「この子たちが間もなく出荷を迎えます」

森崎
「さっきまで子牛を見てたよね。
 14ヶ月たってここまで大きくなりました。
 みんな、どう思った?」

シュン君
「メッチャでかくなって、
 重くなっていると思う!」

森崎
「20ヶ月肥育が通常だと聞いてます。
 こちらは14ヶ月で出荷しますが
 育て方の違いって何かあるんですか?」

安藤さん
「20ヶ月と14ヶ月では
 ゴールが違いますので
 エサの栄養の計算とか
 全く異なります」

森崎
「ただ半年早く出荷するって
 話じゃないんですね。
 最初のカリキュラムから
 全然違ってるんですね」
 

さてここでリーダーから
みんなに命のお話が-

森崎
「牛が出荷されるって
 どういうことか想像つく?」

マサキちゃん「牛さん殺しちゃう」

森崎「殺してどうする?」

マサキちゃん「お肉になっちゃう。食べちゃう

コウノスケ君
「なんか…可哀想な気がする」

森崎
「そんな気持ちも出てくるよね」

カリンちゃん「ありがたいと思う」

森崎
「これが現実なんだよね。
 ものを食べるということは
 命をいただくこと。
 感謝をもって食べ物をいただきましょうね」

安藤さん
「育てている間は
 切ない想いもあるんですけど
 精一杯役割を果たしていけるように
 大切に育てていきたいというのが
 会社のモットーとするところですね」

森崎
「心を込めていただきます、ごちそうさまを
 言えるようになりましょうね」


2012年06月02日(土) |  チームワークで十勝若牛を育てる!

じゃーん もんすけです。
十勝清水のブランド《十勝若牛》は
地元での生産にこだわっているんです。

JA十勝清水町 若原幸雄さん
「十勝若牛は出荷まで地域内での
 一貫生産を中心としています。
 町で生まれた子牛を肥育牛まで育てることで
 親牛や生まれた時の状態など、
 詳細な履歴が把握でき、
 より安全な管理を行えます。

通常のホルスタイン牛肉よりも半年ほど早い
出荷体制は全国でもここだけの取り組みで
希少価値の高い牛肉です。
さらに地域内で生産から処理・加工・販売まで行い
一貫した安全安心への管理を進めています
出荷は関西暗闘を中心に全国各地に販売。
通信販売でも購入できますので
十勝若牛のおいしさを味わってください」

なるほど~十勝若牛は地元の皆さんが
安全安心にこだわった牛肉なんだね!

■十勝若牛に関して
ホームページ http://wakaushi.com/

さて牛舎を見学した後は…カレー??

森崎
「なんで牧場でカレーなんですか?」

安藤さん
「うちの会社は毎月1日は
 “カレーの日”と決めていまして
 お昼はスタッフ全員
 カレーをいただくんです」

 

お集まりいただいた
コスモスのスタッフの皆さんです。
みなさんを横目にカレーをいただきます!

スパイシーだけど辛くなくって
とっても美味しいカレーです。

と、ここでリーダーが…「アレ?」

森崎
「アレ?安藤さん。
 安藤さんの横にも1人いますね?」

安藤さん
「私の孫でエミリーと申します」

エミリーちゃん「こんにちは」
森崎「おいくつですか?」
エミリーちゃん「4さいです」
森崎「好きな食べ物は?」
エミリーちゃん「りんごです」
農業生産法人コスモスでは、
スタッフ15人で牛2200頭を育てていますが、
実は全員が農業未経験者。
皆さんここで働くまでは、
それぞれ全く違う仕事で頑張っていたんです。

牧場長の瀬藤雅信さんは自衛隊出身。
専務の奥山勉さんは建築の板金屋さん。
三谷吉和さんは元大工さん。
福島鉄峰さんは元鉄工所勤務です。

安藤さん
「牛を育てている合間に自分の特技を活かして
 色んなことをやってくれるので
 とっても良い会社かなって!」

『清水町で安全で安心な牛肉を提供したい』。
24年前に亡くなったご主人の遺志をついで、
安藤さんたちは頑張っているのです。
バツグンのチームワークで十勝若牛を育てる
農業生産法人コスモス。
今後の展望についてお聞きしました。

安藤さん
「TPPとかたくさんの不安もありますが
 地に足をつけて牛を育てて行きたいと思います。
 これからも美味しい牛肉をキチッと育てていける
 そんな牧場にしたいと思っています。
 みなさんも北海道の牛肉を
 たくさん食べていただければと思います」

佐々木「もちろん!食べます!」


2012年06月02日(土) |  ご当地グルメ 牛玉ステーキ丼に感動!

十勝清水では《十勝若牛》を使った
新ご当地グルメが誕生!評判になってます。

それがこの…
『十勝清水 牛玉ステーキ丼(980円)』

町内11のお店でメニューに並ぶ、
新ご当地グルメをいただきましょう!

森崎
「やっべー。コレは美味そうだあ!」

■飲み喰い処 げんや
清水町南2条3丁目4-2
℡)0156-62-7333

マサキちゃん、
お肉を一口頬張るや「ビックリ顔」に!

森崎
「マサキ、どうしたの?」

マサキちゃん
「美味しすぎて言葉が出ない!」
カリンちゃん
「ステーキが柔らかい。
 (お肉と卵の相性も)すごいバッチリ!」

コウノスケ君も…
「おいちい!」

森崎
「なんだカワイイなあコウノスケ。
 そんなカワイイ子だったっけ?」

藤尾
「流行のオネエ系ねらってる?」

さてリーダーも…

森崎
「おいしいっ(ニッコリ)」

藤尾
「なんでコウノスケのキャラ、
 パクってるんですか!」

十勝清水牛玉ステーキ丼には
いくつか定義があります。

飲み喰い処 げんや
三田英郎さん
「十勝若牛のロースを使うコト。
 タレに特製の味噌を使うコト。
 北海道産のお米を使うコト。
 そして980円統一でやっています!
 付け合せは各お店で違ってますよ」

柔らかい食感と赤味のうま味が特徴の
十勝若牛。一体どんな栄養があるのかな?

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「牛肉は動物性のタンパク質が豊富で
 栄養価が高く、筋肉や血管を作るのに
 非常に役立ってくれます。
 牛肉の赤い色は鉄分が多い証拠です。
 これを体に取り入れると血液中の鉄分を
 体にシッカリ補給することにつながります。
 それから若い牛の場合は
 高タンパクでありながら低脂肪。
 脂分のとりすぎを気にしている人には
 “ヘルシー”でイイ肉と言えます」

14ヶ月の育成期間で出荷される十勝若牛。
ボクも食べてみたいなあ~

森崎
「もうけとかは?」

三田さ
「もうけ的な部分より町おこしをしたい!
 という気持ちですね。
 なんとか町に来てもらいたいと思ってます」

森崎
「わかりました。
 今後は帯広の行きと帰りに寄ります!」

問い合せ)
十勝清水牛玉ステーキ丼
地域活性化協議会事務局(清水町役場内)
℡)0156-62-2112
HP)http://tokachi432.com/

ここで十勝若牛を堪能できるイベントをご紹介!

大地の栄養をたっぷり蓄えたアスパラと、
十勝若牛を味わいつくすお祭りです!
ぜひ行ってみてくださいね~!

《十勝若牛アスパラまつり》
■日時 6月9日(土)11時~14時
■場所 JA十勝清水町第2駐車場

お問合せはJA十勝清水町 ℡0156-62-2161


2012年05月26日(土) |  ♯195 直播栽培の取り組みを学ぶ編

佐々木
「みなさん、こんにちわ~」

森崎
「あぐり王国です!
 みんな後ろ見て~良い眺めだ」

森崎
「どうも北海道!」

藤尾
「気持ち良いよなあ~ココ」

※ロケーションは深川市の戸外炉(トトロ)峠。
 駐車公園からは深川方面を一望できます!

佐々木
「今日は道内屈指の米どころ、
 深川市にやって来ました!
 ここでは“ちょくはん栽培”という方法で
 作られたお米があるということで
 勉強していきますよ」

森崎
「“ちょくはん”って聞いても
 よくわかんないね」

佐々木
「“ちょくはん栽培”が何なのか
 みんなで見に行きましょう!」

森崎
「答えは畑にあるぞ~~!」

水?苗?田んぼ?
この中あるモノを使わない??

米作りのイメージを覆す
「ちょくはん栽培」とは一体何でしょうか?

さっそく生産者さんに会いにいきましょう。

“ちょくはん栽培”について教えてくれるのは
JAきたそらち水稲直播研究会の
中野修会長さんです。

あぐり一行「こんにちは~」

中野さん「ハイ!こんにちは~」

訪れた中野さんのハウスでは
お米の苗がスクスクと育ってました。

藤尾「キレイ!芝生みたい」

森崎
「この苗を1つ1つ、
 つまんで水田に植える…
 これを田植えって言いますよ」

中野さんは色んな種類のお米を
育てているそうです。

中野さん「今は7種類やってます」

森崎
「うわお~7種類!」

こちらは中野さんが栽培している
7種類のお米の苗。
よくスーパーで見る
「ななつぼし」「きらら397」の他、
日本酒を作るための
お米「吟風(ぎんぷう)」や、
地元の大学が品種改良した
古代米などの「めむさくらむらさき」などを
栽培しています。

森崎
「中野さんくらいになると
 苗を見ただけで品種がわかる…みたいな」

中野さん
「苗だけではちょっとわからない!

森崎
「苗ではわからないですよね!」




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