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2009年10月31日(土) |  #67放送分 北海道の馬産地を大研究!編

松坂
「わたくし達がやってきたのは
    門別競馬場で~~~す!」

森崎
 「それにしても、ココ!
   素敵な場所ですね。
    まるで公園のよう。」

森崎
「あの木立の向こうは
 太平洋で
 さっき水平線が見えました!」

松坂
 「こちらには、
 競馬を楽しむ方だけではなく、
 憩いの場として
 訪れるファミリーも多いんですって。」

広い芝生の広場などもあり
日中は家族で楽しめます。
また夜には
照明で浮かび上がる
美しい競走馬の姿を眺めながら
名物のバケツジンギスカンに
舌鼓も打てるのです。

松坂
 「さて、今回はこちら、
  日高エリアを取材します。
  これまで番組では
  北海道の基幹産業である
  ”稲作・畑作・酪農畜産”などを
  紹介してきましたが、
  今回は”馬” についてお勉強します!」

森崎
 「馬??」

松坂
 「日高には軽種馬・・・
 つまり競馬で活躍する
 サラブレッドなどの
 馬を生産する牧場が
 約1100戸もあるんです! 
 しかも毎年約8000頭の
 仔馬が生れ、
 全部で20000頭もの馬がいる、
 日本最大の一大馬産地なんです!」

河野
 「僕がいた大阪でも
  日高っていったら
  馬のイメージでしたね!
  ぼくもよくドライブで来ます。
  特に春に来ると
  かわいい親子の馬を
  たくさん見ることが出来ますよ。」

森崎
 「確かに、物資運搬や
  開拓で活躍したり 
  北海道と馬、
  人と馬との関わり深いよね!」

一行は馬産地・浦河町へ移動!
そこで、
あぐりっこ隊と合流したのです。

松坂
「あぐりっこのみんな、こんにちは!」

あぐりっこ隊
「こんにちは!!」

森崎
「みんなは”馬”と聞いて
  何を思い浮かべますか?」

あぐりっこ隊
「競馬!! 
     ポニー!!」

松坂
「馬には数多くの種類がありまして、
 専門的には200以上の分類法があるんです。」


一同
「えーー そんなに!」


松坂
「はい。そして北海道では
 主にこの3種類の馬が
 生産されています。」

◎軽種(けいしゅ)
体型がスマートで、
スピードを目的とする馬。
主に競馬や乗馬に使用されている。
体重は400~500キロくらい。
・サラブレッド、アラブ、アングロアラブなど

◎重種(じゅうしゅ)
”ばん馬”で活躍!
スピードはないけど、
パワーのある馬。畑を耕したり、
荷馬車を引くような
力仕事に多く使われる。
体重は800キロから
1トンを超えるものもある。
・ペルシュロン、シャイヤー、ブルトンなど

◎在来種(ざいらいしゅ)
古くから日本にいた馬。
その数が減っており
各地で保護されている。
・北海道和種(ドサンコ)、木曽馬、対州馬など

 

あぐりっこ
「ポニーは??」


松坂
「ポニーは品種としては
 分類されないそうで、
 大人になっても
 体高(身長)が147cm以下の
 馬のことを呼ぶんだそうです。」


あぐりっこ
「へ~~~」

松坂
 「さて、中でも競馬や乗馬などでおなじみ、
 スピードに優れた”軽種馬”、
 いわゆるサラブレッドなどですが、
 ここ日高では全国の競走馬の
 8割も産出しているんですって!」

一同
「8割もッ!?すごい」


ひかるくん
「日高の馬が速いってことかな??」

森崎
「そうだね~きっと 
  日高の馬は速いんだろうね!」

2009年10月31日(土) |  馬って中指1本で立っているっ!?
ということで、一行が訪ねたのは、
浦河町にある中島牧場。
牧場主の中島さんに、
軽種馬についていろいろ
教えていただきましょう!

中島さん
「うちの牧場には
 大体30頭くらいの
 軽種馬がいます!」

森崎
「それにしても
  牧場広いですね~」
中島さん
「うちは狭い方なんですが
 それでも17ヘクタールありますね。」

河野
「馬というと常に
 草を食べてるという印象ですが
 どのくらい食べていますか?」

中島さん
「食べたり、遊んだり
 寝たり・・・の繰り返しですね。」


森崎
「食う・寝る・遊ぶ!!」
森崎・河野
「うらやましい~~」
河野
「軽種馬の生産は
  儲かるんですか?」

中島さん
「確かに儲かった時期もありました。
 でもいまは不景気でもありますし
 生産頭数は最盛期の
 半分くらいにまで
  落ち込んでしまっています。
 競馬場が減っていまして
 販路が狭まってきているんです。」

一同
「そうなんですか・・・」
松坂
「ところで中島さん、
 わたしたち馬について
 全く知識がないのですが
 例えば”ひづめ”の部分は
 人間でいうと何にあたるんですか?」
中島さん
「実は”ひづめ”は中指です。
 つまり中指一本で
  馬は立っているんです。」


一同
「知らなかった!!」

中島さん
「なので、ひづめのちょっと上が
 指の付け根にあたる部分で-」

中島さん
「その上の関節の部分が手首。」

中島さん
「肩はこのあたりになります。」

2009年10月31日(土) |  ホッカイドウ競馬の役目 & 馬産地JAの取り組み 
ジャーンもんすけです!
日本最大の馬産地 日高! 
ところが、
生産頭数は年々減少しているんです!
その馬産地で行われている
ホッカイドウ競馬の
現状や役割について
北海道軽種馬振興公社の
井村さんに
教えていただきました!

北海道軽種馬振興公社
井村さん
「ホッカイドウ競馬の
 特徴として、
 馬の一大産地で
 開催していることもあり、
 馬主の半分以上が
 生産者本人であることが
 あげられます。」

北海道軽種馬振興公社 
井村さん
「また、ここで活躍した馬が
 全国各地の地方競馬へ供給され、
 門別競馬場は流通基地としての
 役割も果たしております。

 ホッカイドウ競馬が
 機能しなくなることは
 日本の競馬、産地の基盤を
 揺るがすこととなるのです。」

年々厳しくなる軽種馬生産。
そんな中、農家へ転換する生産者を
JAひだか東が
サポートしているんです。
JAひだか東 和田さん
「JAひだか東が管轄する
 浦河周辺では
 軽種馬生産頭数が年々減少し
 新しい振興策として
 平成15年、
 グリーンサポートひだか東を
 設立しました。
 この会社では設備投資など
 生産者の負担や
 リスクを減らすための活動を行い-」
JAひだか東 和田さん
「新たに夏秋イチゴ-」
JAひだか東 和田さん
「黒毛和牛、グリーンアスパラの
 生産に取り組んできました。
 黒毛和牛の生産が
 年間1300頭となり
 サラブレッドの生産頭数を超え
 北海道でも有数の
 生産基地となりました。」
実は日高エリアは、
”地域複合”といって
町村ごとにこんなに
たくさんの野菜が
育てられているんです。
平取町のトマトや
新冠町のピーマンなどは
以前番組でも紹介しました。
ほかにも日高町門別の主要品目、
軟白ネギは柔らかい食感で人気!

”美味ねぎ君”というネーミングで
関東や中京方面へ出荷されているんです。
自然豊かな日高エリア。

馬の生産はもちろん、
野菜作りも頑張ってほしいよね!」

2009年10月31日(土) |  さすが!馬産地の小学生!!

松坂
 「中島さんは日高の未来を担う
 子どもたちの育成も
 考えているんですよね。」

中島さん
「はい。将来ホースマンとして
 産業に携わってくれるように願って
 ”浦河ポニー乗馬スポーツ少年団”を
 11年前に結成したんです。」

 

森崎
「まさにポニー少年団!」

森崎
「なにか 始まりましたよ!」

中島さん
「馬上体操といいます。」

森崎
「馬上体操!
 コレ第1ですか?
     第2ですか?」

森崎
「うわぁ~!
 無茶だよ!そんな!!」

中島さん
「乗馬は運動が出来る出来ない
 関係無しなんです。
 努力と経験さえあれば
 どんな子でも
 全国レベルになれるんです。
 コレはいいスポーツじゃないかと
 思って少年団を設立したんです。」
あぐりっこ隊も、
ポニー乗馬に挑戦!

森崎
「いやぁ~凛々しい!
       貴族っぽい!」
森崎
「どうだった?
    どうだった?」

たくやくん
「楽しかった!」

河野
「では 得意な英語でどうぞ。」


たくやくん
「It’s  very  difficult!」

松坂
「おッ 難しかったんだね~」
11月8日、
東京競馬場で開催される
“全国ポニー競馬選手権”。
実はこちらのポニー少年団から、
6年生2名が出場を予定!

8月に行われた北海道地区の
選抜レースで、選手権への
出場権を獲得したのです!

そのお二人に
お話しを伺いました。
広瀬楓さん
「高校生になったら
 国体で優勝したいです。」

一同
「お~ すごい!」

中島さん
「お兄さんが
 国体で優勝しているですよ!」
木村拓己くん
「将来はジョッキーになりたいです!」

一同
「お~~~頑張ってね!」

河野
「少年団から実際に
 ジョッキーになった子はいるんですか?」

中島さん
「いえ まだいません。
 なので拓己くんに
 第1号になってもらいたいですね。」
森崎
「あだ名は何かな?」

木村拓己くん
「キムタクです。」

一同
「やっぱりそうなんだ!」

2009年10月31日(土) |  リーダーもお世話した馬がセリに!
続いて中島牧場の厩舎を
訪ねたところ
翌週のセリへの
出品を控えた馬が!

セリへ向けた訓練も大詰め、
この日は馬を
より美しく見せるための
トリミング作業中。

リーダーも
体験させてもらうことに。


森崎
「何をしているのか
 分からなくなる感覚です・・・。
 それにしても
 髪のボリュームがあって
 うらやましい!」

そして、いよいよセリ当日。

森崎・松坂・河野は
新ひだか町静内になる
日高軽種馬農業協同組合
北海道市場の
”オータムセール”会場へ。

森崎
「初めて見た・・・」

松坂
「緊張感がただよっています。」
森崎
「あっ!
 中島さんの馬が登場しました!」


会場
200ま~ん!
  200ま~~ん!
    200ま~~~ん!」
森崎
「いま恐らくは
 買い手の手が
   上がらなかった・・・
 あんな一瞬で
     決まっちゃうんだな・・・
               早い・・・」

森崎
「中島さん、
 ちょっと今回は残念ながら・・・」


中島さん
「まっ こんなもんですよ!!」


森崎
「あの200万というのは
   どういう値段なんですか?」

中島さん
「あれは売る側の希望価格なんです。
それで売れなかったから
 200万円以下ということですね。」
  
 
しかーし!

このあとのセリで
中島牧場生産の
「エリモメロディー№8」が
見事落札されたのです!

中島さん、
おめでとうございます!

2009年10月31日(土) |  トロフィー いただきました!!
当番組”あぐり王国 北海道”は
平成21年 
日本民間放送連盟賞の
 特別表彰部門
”青少年向け番組”で 
最優秀賞を受賞しました。"
   
出演者・スタッフ一同 
これを励みに 
さらにより良い番組作りに
努力してまいります。
こちらが10月27日(火)、
東京国際フォーラムで開催された
表彰式の様子です。
このステージで
番組担当プロデューサーが
民放連より
トロフィーをいただきました。

2009年10月24日(土) |  #66放送分 190万都市・札幌で展開中!フードリサイクル編

松坂
「あぐり王国です。 こんにちは~~!
  
森崎
「きょうもいい所来たな!!」

松坂
「ココは札幌です!!」

松坂
「今回は190万都市・札幌で取り組まれている
 エコロジーな活動をお伝えします!」
松坂
「こちらをご覧ください。」


森崎
「フードリサイクル??」
 
森崎
 「言葉から察するに… 
    食べ残しをまた食べるとか!」



河野
「違う!違う!そんなわけない!!」 

松坂
 「フードリサイクルというのは…
  正確にいいますと
  ”さっぽろ学校給食フードリサイクル”。
  札幌市の経済局や環境局、教育委員会、
  そしてJAさっぽろやたくさんの関係団体が
  連携して取り組んでいる活動です。

  大まかな仕組みは・・・
   ・学校給食で出る
    調理クズや食べ残しなどを
    リサイクル堆肥センターで堆肥化

   ・その堆肥を生産者が畑の土作りに利用し
    野菜を栽培

   ・その野菜を学校給食の食材として使用

  各地で様々な循環型農業が
  行われていますが
  給食を核とした循環農業が
           フードリサイクルといえます。」
松坂
 「この活動は、学校給食の
  リサイクルして生ゴミを減らそうという
  目的だけではなく
  食や環境を考えて物を大切にする
  子供の心を育てるのが目標なんです!」
松坂
「札幌のフードリサイクルでは
 トウモロコシ・玉ネギ・
 レタス・カボチャの4つの野菜を栽培し
 給食の食材として提供されているのですが、
 今回は中でも玉ネギに注目します。」


森崎
「ラーメン、ジンギスカン、スープカレーなどなど
 北海道グルメには
  たっぷり玉ネギ入っていますよね!」
松坂
 「実は、札幌市民は玉ネギが大好きなんです!
 総務省の調べによりますと、
 玉ネギ1世帯当たりの年間消費量は
 全国平均で15kgなんですが、
 札幌市ではナント20kg!!
 全国トップなんですよ!」


森崎
「玉ネギ食べてるな~オレたち!!」
じゃ~ん!もんすけです。
あらゆる料理に
大活躍の玉ネギですが、
実は、日本の玉ネギ栽培が
始まったのが札幌だって
みんな知ってた?
現在の札幌市東区が
栽培発祥の地と言われているんです。
さかのぼること明治時代!
“札幌黄”という品種が栽培されました。
古来の日本ネギとは異なり、
長期間の保存に耐えるタマネギは、
農家の皆さんに大人気となり
普及していったそうです。
100年以上たった現在も、
東区丘珠や北区篠路を
中心に栽培されていて、
札幌の主要作物となっているんです。

2009年10月24日(土) |  給食室→→放送室??

松坂
 「積極的にフードリサイクルに
  取り組んでいる学校のひとつに、
  山の手南小学校があるんですが、
  ちょうど今日の給食に
    フードリサイクルで
       栽培された玉ネギが
             出るそうなんです!」

ということで一行が訪れたのは、
札幌市西区の山の手南小学校です。
 

給食室では午前8時台から
給食の調理が始まっていました。
森崎
「ありました!ありました!
 フードリサイクルで
 栽培された玉ネギがいっぱい!」


栄養教諭・反橋さん
「60キロの玉ネギです。」

森崎
「さっきから見てると
 全部手でむいて切ってますね!
 何食分作るんですか??」
反橋先生
「ここでは2校分の給食を
 作っていますので
 合わせて1100食ぐらいです。」


一同
「1100食!?」
給食の調理が進む中、
授業を受ける生徒達。

熱心に勉強に
励んでいるようです。

一方そのころ、
生徒達には内緒で、
ある計画が
実行されようとしていたのです!

河野
 「どんな給食が出来るのか
          楽しみですね~」

松坂
 「まもなく給食の時間なんですが、
  給食の時間といえば
  お昼の校内放送!ということで我々、
        放送室にやって来ました。」

森崎
 「な、何するの?」

松坂
 「せっかくあぐり王国が
   お邪魔したんですから…
  お昼の校内放送をジャックして、
  ”あぐり王国特別版”を
         放送しちゃいます!
  題して、あぐり王国イン!!!」 


森崎・河野
「ちょっとちょっと!
      声が大きいって!
   バレたらどーするの!!」

松坂
 「あっ 小声で・・・
   ”あぐり王国イン
      山の手南小学校”
 」 


森崎

「イエーーイッ!!」



河野
「ちょっとぉーーーッ!!」

河野
「校内放送ということは・・・
  生??」

松坂
「はい。もちろんです。」

河野
「噛んだらダメだね!」


森崎
「大丈夫?」

河野
「めっちゃ緊張しているけど?」


松坂
「過去最大に
        緊張しています・・・」
フードリサイクルで
栽培された玉ネギを使った給食の
時間にドッキリ校内放送を敢行!

何も知らずに給食の準備を行う
生徒のみんな。
いったいどうなってしまうのか・・・?





ドッキリ校内放送
”あぐり王国イン山の手南小学校”




いよいよ放送スタート!















森崎
「山の手南小学校のみんな!
      
  こんにちは!! 」






児童のみんな
「エッ! 
 
  エッ!!

  放送室だ!!

  
     放送室だ!!

松坂
「今回のあぐり王国のテーマは
           フードリサイクル!
 いち早く重点校として取り組んでいる
  山の手南小のみんなには
      お馴染みだと思いますが、
         私達は始めて知りました。」

森崎
「で、きょうフードリサイクルで
  栽培された玉ネギが
  給食に出るっていう情報を
    聞いたのでその様子を
      見るために来たんですよ!

河野
  「では、これから3年生の
     みなさんのところへ
       行きますからね~~~!」


2009年10月24日(土) |  放送室→→→教室???
あぐりの3人が放送室を飛び出して
多目的教室で給食を食べる
3年生のところへ。

3年1組と2組のみんな
「キャーーーッ~~!」
  
 「有名人だ!!
      有名人だ!!」
森崎
「改めまして
  あぐり王国北海道です。
       こんにちは!!」
3年1組・2組のみんな
「こんにちは!!」
森崎
「担任の関根先生!
 山の手南小学校では
  いろいろな食についての
   取り組みをしているんですよね?」

関根先生
「はい。学校にある
 教材園という菜園では
  それぞれの学年で
   野菜を育てています。
 3年生は玉ネギを育てました。
  コレが山の手南小学校で育てた
         玉ネギなんですよ!」

森崎
「あらぁ~ 
   ずいぶん小ぶりですね!」

関根先生
「フードリサイクルでは
 食べるモノが
 作られて返ってくることを
 理解して欲しいです。

 またその取り組みには
 たくさんの人が
 たずさわっているということや
 自然の力というものを
 感じて欲しいと思っています。」
森崎
「みんな!
 フードリサイクルのこと
      よく分かった?」
3年1組・2組のみんな
「分かったー!」
  「分かってるーっ!!」

2009年10月24日(土) |  山の手南小のフードリサイクル現地学習
”さっぽろ学校給食
 フードリサイクル”とは、
ゴミの分別、資源化促進の
取り組みの一環として
平成18年にスタート!

食や環境を考え、
物を大切にする
子供の心を育てることを
目的とした活動で、
今年度は札幌市内、
275校もの小中学校で
行われているのです。

給食室から毎日出る
調理クズや食べ残しは
清掃会社の収集車で集められて
堆肥工場へ運ばれます。

山の手南小学校では、
フードリサイクルの学習として
6年生は、石狩にある堆肥工場、
ばんけいリサイクルセンターを
8月下旬に見学していました。

札幌市内から集められた生ゴミが
堆肥に変わっていく様子を学びました。

土などを混ぜ、
発酵して堆肥が
出来ていくことを知りました。

河野
「実は今からおよそ1か月前の8月下旬。
 ボクはココにいる3年生のみんなの
 玉ネギ現地学習に
      飛び入り参加しているんです。
 なっ!みんな 久しぶり~~~!!」
3年1組・2組のみんな

「久しぶり~~~!!」
3年生は
北区上篠路の
玉ネギ農家・大萱生さんを訪ね、
玉ネギ栽培について勉強しました。
玉ネギの栽培スケジュールは
2月中旬の種まきからスタート。

ハウスの中で
およそ60日間かけて苗を育てます。

そして4月末ごろ畑に定植(移植)。

6月からは雑草取りや病害虫を防ぐ作業などを行い、
8月頃には70~90センチまで成長。

その後、葉が枯れたら、
「根切り」と呼ばれる
株を土から引き抜く作業を行います。
「根切り」は玉ネギの色つきを促したり、
貯蔵性を高める効果があるのです。

こうして収穫まで6か月間、
大切に育てられているのです。
3年生の男子生徒
「どうして玉ネギを
  育てることになったんですか?」


大萱生さん
「札幌産の玉ネギを
 守っていかなきゃいけないと思ってね。
 でも、その前に玉ネギ作りが
 好きだったからだと思います。」




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