ミサキちゃん「収穫の秋!」 フウちゃん 「お米の収穫量…」 ハヤテ君 「北海道ナンバー1!」 タクム君 「いわみざわ~~」
森崎 「イエ~イ! みんな久しぶりだなあ~」
お米の一大産地、北海道の中でも 収穫量ナンバーワンを誇る岩見沢。
5月下旬、あぐりっこ隊は小さな苗を 田んぼに植える作業を見学しました。
あれから4ヶ月、収穫の時期を迎え どのようになったでしょうか…
佐々木 「田んぼに見に行って…収穫をします!」 森崎 「行きますか!では今日は一生懸命頑張って 稲刈りをするぞ~オー」
一同「オーー!」
田植えの時にお世話になった 大坂春雄さんの田んぼに向いました。
森崎 「スゴイ~モッシャモシャになりました~」
森崎 「いや~実ったね~」
大坂さん 「スゴイでしょ!」
森崎「今年はどうですか?」
大坂さん 「春先がちょっと気候が悪かったんですけど その後はず~っと天気が良くて 今までに無いような… 品質の良いお米が取れました。 最高の年じゃないかなと思っています」
森崎 「みんなこのお米の品種は何か覚えているかな?」
フウちゃん「ななつぼし!」
森崎「正解!!」
“ななつぼし”は、北海道米の 作付面積の4割を占めている主力品種。 つや・粘り・甘さのバランスが良く、 冷めても美味しいと評判。 北海道米を代表するお米の1つなのです。
大坂さん 「黄金色になると収穫できます」
とココでお茶碗1杯分の稲を取ってみました。
あぐりっこ「意外と多い…」
大坂さん 「植えるときには2~3本しか無かったのが こんなに増えていくんです」
収穫直前の田んぼですが よーく見てみると…
森崎 「なんだか河野君が 空から降ってきたみたいな穴がありますけど 何なんですかコレは?」
大坂さん 「実がどっしり入っているので 風でパア~と倒れちゃった感じですね」
森崎「自然になるんですか?」
大坂さん 「そうなんです。これくらならなきゃ 豊作じゃないというコト! ピーンとたっているようじゃ 全然お米が無いって状態です」
ではみんなでカマを使って収穫します。
森崎 「ボクこの子たちより小さいときから やらせてもらっていたんですよ、東川町で。 もう町の人みんなでだよね」
大坂さん 「学校から帰ってきたらすぐに 稲刈りさせられたりして… 勉強するより仕事しろって言われたぐらい!」
では早速、稲刈り体験スタート!!
佐々木 「広い田んぼに小さなこども達が 稲刈りしている姿カワイイですね~」
さあここからは年に一度出現する 『ミスターコンバイン(★)』も協力することに… ★ミスターコンバインとは年に一度、 お米の収穫の際に出現する 猛烈に稲刈りが上手な男のことである…
佐々木 「ミスターコンバインの所スゴイですよ~」
森崎 「実っている稲を見ると我慢できなくてな… 刈っちゃうな!」
初めての稲刈りに悪戦苦闘のあぐりっこ隊。 では実際にプロはどのように収穫しているか…
大阪さん「コンバインでやりますよ」
ではコンバインの収穫を見てみると-
ゴゴゴゴ~~
藤尾「すごいスピードだね! ドンドン吸い込まれていく!」
森崎「速い速い速い!」
あぐりっこ 「後ろから何か出てる!」
大坂さん 「(コンバインの中で)稲を脱穀して わらだけをカッターで切って パラパラにして出します」
森崎 「キレイに出てくるんだね」 スピーディーなコンバインでの収穫。 刈り取りと同時に不要なワラを取り除き、 お米として食べる“モミ”だけにするのです。
森崎 「いよいよ搬出です。 コンバインの中にタップリのもみが入っています。 これをどうやってトラックに移し変えるのか… では見せてください!」
リーダーの掛け声と同時にコンバインから なが~い筒が出現!
森崎 「何だ~あれ?」
すると筒がトラックに向けて180度方向転換! しかもスルスルッと筒が伸びてきました。
藤尾「伸びたぁ~~」
あぐりっこ「すご~い」
準備が整ったところで 筒の先端からは大量の“モミ”が出てきました。
森崎「すごい量だな」
佐々木「大量ですよ!」
あぐりっこ「すごい…」
藤尾 「あんな一瞬で…あの機械すごいな」
佐々木 「さあ収穫が終わりました」
森崎 「いや~すごい機械だったですね 大阪さん…たち??って増えたなっっ!」
こちらでは8軒の農家が協力して 作業を行っています。 高価な設備や機械を共有することで、 コストを大幅に削減。 さらにチームでの共同作業が 農業技術の向上にもつながっているのだとか。
森崎 「若い人がいきなり始めたら大変ですよね」
大坂さん 「そうですね。少しでも能率が上がるコトや 収穫不足が無いように 勉強しながらやってるので 大変みなさん喜んでいると思います」
森崎 「集団で共同作業するシステムが無かったら…?」
清水洋和さん(農家歴7年目!) 「スタートから何もわからないコトばかりなので… (無かったら)…挫折してしまいそうです」
大坂さん 「“後継者”という形で継いでくれる人たちに、 我々の知っていることを ドンドン吐き出していかなくちゃ という務めもあります。 将来の北海道のために一生懸命 若手に頑張ってもらいたいと思って 我々も一緒に頑張っています」
このアト みなさんが収穫したお米は 【幌向第2ライスセンター】へ運ばれます。
早速ライスセンターへやって来たあぐり一行。
とココに先ほど収穫した “モミ”を大量に積んだ トラックがやって来ました。
トラックの荷台がドンドン傾いていきます。 そしてついに…
ザバー
一同「うわ~~」
“モミ”が流れ出しました。
ここは“モミ”を受け入れる入り口なんです。
森崎 「脱穀したてのもみ!」
大坂さん「そうです!」
受け入たモミは計量後に 水分含有率15%まで乾燥します。
その後“モミガラ”を取り除いて、 玄米の状態にしますが、 そのマシーンに一同ビックリ!
ザクザクザクザクザク… (実はかなり細かく揺れています)
森崎「何だコレ~??」
藤尾「揺れてる~♪」
“モミ”はどうなったのか見てみると-
あぐりっこ「皮が無くなっている!」
森崎 「皮が無くなっている… つまり“もみ殻”が取れている!」
この後、玄米は1トンも入る大きな袋へ-
森崎「山盛りだあ~」
さあここからはお楽しみタイム!
佐々木 「岩見沢のななつぼしをいただきましょう!」
一同「イエーイ」
森崎 「大勢いますね~みなさんがひょっとして… 幌向第2ライスセンターのみなさんですか?」
一斉に「そうで~す!」
では早速みなさんが収穫した 新米のななつぼしをいただくことに…
森崎「うわ~ツヤツヤだあ」
藤尾「粒 立ってるよ!」
青空の下 新米をいただけるこの喜び! しかも岩見沢の野菜タップリのカレーを ご用意いただきました!
※詳しい内容はレシピコーナーへ!
では いただきま~す。
タクム君「うまいっ!」
ハヤテ君「ご飯がチョット甘い!」
森崎 「美味いっ!もう最高のレストランだね。 だってココに植えられていたお米を 今食べているわけですよ」
藤尾「メッチャ美味い」
ここでみなさんの【情熱】を聞いてみました。
「大きく・おいしく育ってくれという 想いを込めて毎日作っています」
「土づくりを上手にすることで おいしいモノが取れるというコトを 頭から離さないようにして、 安心・安全な野菜・米作りを心がけてます」
森崎 「僕達は今日カレーをいただきましたけど 今年1年間ず~っとやってきた集大成として いただいているんだと噛み締しめて ご飯を楽しんでいけたら良いなって思いました。 お米農家のみなさんにこの言葉を捧げます。 おつカレー!」
(一瞬間があって) パッ パチ パチ パチパチパチ
森崎「オアトがよろしい様で!」
『あぐりファームリポート』
コウノスケ君 「僕たちが考えた農村レストランで出す オリジナルメニューがいよいよ決定です!」
【あぐりファーム】で作物の成長を 見守ってきたあぐりリポーター達。 最終目標は 「農作業で体験した感動を料理で表現」。 そして考えたメニューを、 くるるの杜の農村レストランで 一般のお客さんに食べてもらう事。
前回はそれぞれが考えたアイデアに シェフから具体的なアドバイスを頂きました。 今回はよりおいしい メニューにするべく最終調整です。
まずはコウノスケ君 「バイキングだから1個ずつ作るのが 大変だと言われたので… ポテトサラダケーキに変更しました」
初めはポテトサラダを 【アイスクリーム風に飾る】 というメニューでしたが、 盛りつけの手間を考えケーキ風にチェンジ。 家で試作してきたコウノスケリポーター! このアイディアに自信満々!
コウノスケ君 「ノーザンルビーで作ったポテトサラダを 上に飾りつけしケーキみたいに見せた」
くるるの杜 柴崎英二シェフ 「よく家でココまで作ったと思います。 見た感じスゴクおいしそうなので… 是非このまま出したいと思います」
佐々木「ヤッタ~~!」
けいリポーターはカップに入った 4層のトマトゼリーを提案していましたが、 シェフから「手間を省けるように」と アドバイスいただきました…
けいリポーター 「2層に減らして自分の好きな分だけ すくっていく感じに改良しました」
見事、改良してきた慶リポーター! ここでシェフから嬉しい提案が…
佐々木 「コレ何に見える?」
けいリポーター 「お茶?」
佐々木「だよね…」
さてお味は?
けいリポーター 「あっトマトの味がする」
柴崎シェフ 「トマトを冷凍して溶かすと 透明な液体が取れるんだよね。 これをゼリーの1層にします!」
佐々木「スゴイ!これでメニュー決定ですか?」
柴崎シェフ「メニュー決定です!」