さて今回は“あぐりファーム2012”第二弾。 ホクレンくるるの杜「あぐりファーム」で 野菜作りを体験しながら商品開発に挑む あぐりっこ達が、とある場所に集結しました。
佐々木「コチラの写真をご覧下さい!」
河野 「みんな今回一番楽しみにしている作物は?」
あぐりっこ一斉に「スイカ!」
河野 「早い!そのスイカを育てるのに 必要な物を今日買いに来ました」
河野 「必要な物は- “マルチ”“支柱”“ビニール”。 この3つが必要になります」
この3つで作るのは苗を育てるトンネルです。
河野 「まあ~割り勘になりますけど…」
あぐりっこ「ワハハハハ」
というコトで あぐりっこがお邪魔したのは、 農作業で使う道具や資材を専門に 販売しているお店。 プロの農家用のものから、 家庭菜園に便利なものまで幅広い品揃えです。
普段見たことが無い農作業グッズに あぐりっこも興味津々!
河野「コレ何ですか?」 あぐりっこ「苗帽子?」
河野 「何コレ!初めて見た~こんなの!」
「苗帽子」とは苗にかぶせて 保温したり害虫や霜から守るものです。 しかし…被っちゃいました♪
河野 「宇宙飛行士みたい!」
ちょっと楽しくなってきて…
こちらも被っちゃいました。
あぐりっこガッツポーズしながら 「あぐりファーム、がんばります!」
と、ここで河野 「ハハハ…いいですか~」
河野 「遊んでいる場合じゃありませんよ~ 必要なものを買いましょうね」
ココからはJA道央恵庭・北広島営農センターの 松崎好行さんに手伝ってもらいながら トンネル作りに必要な資材を集めました。
実際に購入した資材を持ってみると あぐりっこ達よりも大きなものばかり!
河野 「自分より大きいけどみんな作業できんの?」 買い物した場所は- ■JA道央 北広島園芸資材店 住所)北広島市中央1丁目2-1 電話)011-372-3176
続いてやってきたのは ホクレンくるるの杜にある「あぐりファーム」。
今年一年、この畑で作物を育てていきます。
そして去年に引き続き、 野菜の育て方を楽しく教えてくださるのは 高橋ルミ子さん!すでに畑で待っていました。
佐々木 「高橋さ~ん!こんにちは~」
河野 「高橋さん、買ってきましたよ~! あっているかどうか、わからないですけど」
高橋さん 「大丈夫だと思いますよ!」
まずはこれから畑ではどんな作業があるのか 勉強していきましょう。
佐々木 「ご覧ください!農作業カレンダーです。 ちょうど苗植えにピッタリな時期が来ました」
河野 「すべての野菜の苗を定植していい 時期なんですね!」
佐々木 「ではまず何からしていきましょうか?」
高橋さん 「ではマルチシートを張っていきましょう!」
河野 「なんでマルチシートを張るんですか?」
高橋さん 「土がまだ冷たいので暖めるためです。 また張っておくと雑草が生えにくくなりますし、 水持ちが良くなるので根が張りやすくなります」
では早速、スイカのトンネル作りスタート! まずは畝にマルチシートを張っていきます。
あぐりっこ4人でチカラを合わせて シートを張っていきます。 二人はシートを押え、もう二人はシートを ゆっくりと引っ張っていきます。
河野 「シートはピーンと張って!」
佐々木 「広げつつ空気を抜いていく感じですね」
ピンッとシートを張ったら 土をかぶせて固定していきます。
ここで職人っぷりをみせたのがユウト君。
河野 「土をかけて足で踏みながら、 次の土をかける!ベテランさんやな!」
高橋さん 「ホント!ベテランさんみたい!」
さすがあぐりファームを担当するあぐりっこ。 作業は順調。マルチを張り終えました。
高橋さん 「いよいよ苗植えになりますが その前に穴を開けていきます。 間隔をキチンと測って穴を開けていきます」 そこで登場するのが「マルチカッター」。
まずは真っ直ぐマルチカッターを刺します。 (ビニールがブチッと破けます!) カッターを抜くと穴が開きます。 とれた土は穴の横に置いてきましょう。
苗をポットから出します。 (手の平にひっくり返すかんじで…)
穴に苗を入れて土を入れます。
高橋さん 「開いているすき間があったら 土を入れてくださいね」
河野 「これから実がなるんやで」
ユウト君「楽しみ!」
最後にみんなで神頼み…
「立派に育ちますように!」 河野「念を送れ~」
ピンとビニールを張って 土で固定していきます。
高橋さん 「マルチと同じでピシッと張っていきますよ」
さあ完成しました~。 最後は高橋さんにチェックしてもらいましょう!
高橋さん 「真っ直ぐひけているし、 キレイに丸くなっているし良いと思います」
河野「ヨッシャー!お疲れさま~」
みんな「お疲れ様でした~パチパチパチ」
ナナカちゃん「大変だった~」
さてまだまだ作業は続きますよ。
お次は玉ネギ。玉ネギの苗を植えていきます。
高橋さん 「根本が太って玉ネギになるんですよ」
ヒイナちゃん「ちっちゃ~い」
玉ネギも2種類。 辛くなりづらくサラダ向き 北海道で作られた品種の《さらり》 そして紫色の《レッドアイアーリー》 。
玉ネギは10センチ間隔で植えていきましょう。
高橋さん 「玉ネギは苗1本から1個しかなりませんよ」
佐々木 「みんなが植えた分だけ玉ネギがなるんですね」
【玉ネギMEMO】 玉ネギは寒さに強くて害虫にも強い! 家庭菜園でも育てやすいんですよ。
続いてはジャガイモ。 今回は3種類の品種を育てます。
まず8月に最初に収穫を迎え、 収量が多く病気に強い「きたかむい」。 皮も中身も紫色! ポテトチップスにも向いている 「シャドークイーン」。 そして甘くて美味しい「さやあかね」です。
ちなみにジャガイモは「種イモ」を植えます。 芽が出ているほうを上にし、 土を5㎝ぐらいかけて完了です!
河野 「あの~昼過ぎてるんです。ご飯食べません?」
ということで腹ペコのあぐり一行は、 道内各地の加工品や新鮮な農畜産物が揃う くるるの杜「農畜産物直売所」で買い物! あぐりっこがプロデュースする オリジナル商品のリサーチもかねて 店内を捜索です。
ヒイナちゃん「ラムネいいね」 ナナカちゃん「プリンある~」 佐々木 「女子はやっぱりスイーツよね!」
河野 「みなさん午前中、お疲れさまでした! 午後からも作業続きます。 シッカリと美味しいもの食べて チカラを蓄えましょう!いただきま~す」
パンが大好きなナツキ君「おいしい!フワフワ」
午前中はハードな農作業で ちょっと疲れちゃったけど、 ランチタイムにリフレッシュ!
とココであぐりっこ達から本音が…!
ヒイナちゃん 「最初から作業をするのは あまりやったことがなかったので ワクワクしたし面白かったけど、 でも…ちょっと大変だった!」
さあ午後からの作業はビニルハウスでの苗植え。 ココからはリーダーも合流!
ミニトマトとカラーピーマンを 植えていきます。 まずは苗を入れる穴を開けます。
高橋さん 「土がけっこう乾いているので 水やりをします!」
穴の中にタップリ水をいれます。
森崎 「結構入る入る!えっそんなに!」
リーダーが驚くほど水が入りました。 高橋さん 「入れます、入れます。こうすることで 根を下のほうに張るようにします。 こうすればトマトはもう水やりはいりません。 この1回で良いです。 暑くなってきたら様子みて1~2回やるぐらい。 そのほうが甘いトマトができます」
では苗を植えていきますが、 「苗の向き」が決まっています。 さてそれはドコをみて決めるでしょうか?
ユウト君「子葉?」 高橋さん「よく言葉知ってるね!」 ナナカちゃん「茎のとこ?」 高橋さん「いろいろ出てきましたね。あとは?」
おもむろにリーダー「はい!(挙手)」
高橋さん「ハイどうぞ!」 森崎「風水!」 高橋さん「東西南北ですか…」
もちろん風水ではございません…
高橋さん 「花を見て向きを決める…が正解です!」
花が咲くところに実がなるトマト。 花芽を通路側に向けて植えると 収穫しやすいんです。
高橋さん 「1つの苗から50個くらい収穫できるかな… 高さは2m以上はいきますよ」
高橋さん 「女の子チームが植えたのがオレンジ色。 男の子チームは白色!」
森崎 「しろっ?え~~白ピーマン」
白いピーマンをはじめ、 5種類の野菜を育てるあぐりファーム。 それぞれの作物がどのように成長していくのか、 しっかり見守っていきます!
森崎 「商品開発プロジェクト~! 今年のみんなの重要な役割は くるるの杜で発売される商品を 考えてもらうこと!プロデュースです。 それでアイディアを考えてきたんだって?」
佐々木 「そうなんです! その商品を作るためのアドバイスを 直売所の佐川真美江さんにしてもらいます!」
佐川さんは直売所の商品企画の担当者さん!
森崎 「1種類の新商品が出るときに 何種類ぐらい考えるんですか?」
佐川さん 「500~1000種類作っても 商品になるのは…ほとんど無い!」
森崎「けわしい~」
千里の道も一歩から! まずは考えてきた自慢のアイディアを発表~!
ユウト君 「HBCの宣伝とかにもなるから!」
森崎 「ユウトはテレビ局を喜ばす! 今プロデューサー、バンザイしているよ」
ナナカちゃんは『オール北海道 豚汁うどん』 「北海道産の大豆で作った味噌とかを使って!」
森崎 「オール北海道なんだな」
ヒイナちゃんはたくさん考えてきましたが 中でもチカラを入れてるのが『プリン』。 プリンの生地にジャガイモを入れて、 ミニトマトやタマネギの甘みを活かしたソースを かけて食べるユニークなスイーツです。 「野菜が苦手な人でも食べられる物を 作りたかった!」
森崎「ナイスアイディア!」
ここで佐川さんからアドバイス。 佐川さん 「何千円とか何万円するものは絶対無理ですね。 誰に売っていくかを詰めていきながら 決めていくのが良いのかなって思います」 紹介しきれないほどたくさんのアイディアを 考えてきたあぐりっこ。 商品化のため更に考えを練り上げていくことに!
森崎 「今年1年、みんなしっかり頑張っていこう! いい商品を作るぞ!」
あぐりっこ「ううお~」 さてどんな商品が誕生するのでしょうか? まだまだ長い道のりですが みなさん応援してくださいね!
週刊あぐりニュースです。 今日は米どころ美唄から ビデオレターが届いています。
皆さん植えています! これは美唄市内で行われた 稲作体験塾の様子です。 田植えをしているのは、 学校の先生のタマゴである 北海道教育大学札幌校の学生達。 「農業の現場を知ってもらい 食の安全を学んでほしい」という想いをこめ、 JAグループ北海道と道教大札幌校が 連携協定を結び、このような食農教育を 実施しているのです。 学生の声 「楽しかったです。農業のたのしさを 子供たちに体験してもらえてら良いな」 「田んぼに初めて入って楽しかったですけど スゴク疲れました」 田植えが終わった後はJAびばいの特産品、 アスパラの選果ラインを見学。
JAびばい山本峻也さん 「JAびばいのアスパラ『雪蔵美人』は 雪を利用した鮮度管理が自慢です。 雪の余冷により湿度85%に保ち、 皆様の食卓へ新鮮なアスパラをお届けします。 地方発送も承っております。 詳しくはJAびばいのホームページを ご覧ください!まってま~す」
(佐々木アナ実食) 鮮度が良くて香りもバッチリ!美味しい! 以上、週刊あぐりNEWSでした。
《アスパラ雪蔵美人》問い合わせ ■JAびばい(Aコープびばい本店) ℡ 0126-63-0528 ホームページ http://www.ja-bibai.or.jp