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2021年01月09日(土) | ♯599 新春対談企画・北海道農業のミライを語る①

[+10] >>

2020年01月11日(土) |  金滴酒造さんにやってきました!
森アナ
「さあ酒米がどのように日本酒になるのか?
 新十津川町にある酒蔵
 【金滴酒造】に来ています」

リーダー
「お世話になってます!宜しくお願い致します」
1906年、明治39年創業の老舗、
金滴酒造(きんてきしゅぞう)。
北海道でも指折りの名門の酒蔵です。

■金滴酒造■
住所)新十津川町中央71-7
電話)0125-76-2341
リーダー「色々並んでて商品もありますが…」

金滴酒造 社長 名取重和さん
「日本酒をつくると酒粕がでます。
 甘酒用とか漬物用ですとか…
 そういう余ったのは廃棄してた部分もあるんです。
 それでは、もったいない!ということで
 5年前から色々取り組んできました。
 甘酒や漬け物でなくても
 酒粕で色々な食品を作れないかと
 取り組んできました」
名取さん
「また家畜の飼料にも使って廃棄ゼロになりました」

リーダー「すごい!」
森アナ
「リーダー…よく見て下さい。
 環境大臣、小泉進次郎!!」

リーダー
「でました…この人のこうした表彰。
 初めて見ましたよ」
リーダー
「私だってまだもらってないですもん」

リーダー
「リーダー、これからもらうんですか?」

リーダー

「もちろんじゃないですか?
 もしくはここ(大臣署名)が
 森崎博之になって…あはははは(大爆笑)」

あはははは
あはははは

名取さん「ありえますね」
さてここからは、酒蔵に場所を移し、
杜氏(とうじ)の室岡和宏さんに、
酒米の精米具合と日本酒の種類の関係について
教えて頂きます。
室岡さん
「まず70%の酒米を使ったものが
 本醸造というものになります。
 次に50%のものを使って作ったのが
 純米吟醸となります。
 最後に35%の小さなお米で作ったものが
 大吟醸となります」

リーダー
「大吟醸!お値段的にはどうなりますか?」
室岡さん
「そうですね、こちら側(本醸造)が安く
 奥の大吟醸が一番高くなってます」

リーダー「ですよね~~」

と大吟醸の白衣の裾に隠そうとするリーダー。

森アナ「ダメです!(笑)」

今ご覧いただいた歩留まりの数字は、
お酒の種類と必ずしも一致するわけではありませんが、
概ね、そのくらいの目安となっています。
森アナ
「削り具合によって味も変わるんですか?」

室岡さん
「はい!酒米には心白が中心部にあるんですが
 そこまで削れば削るほど
 周りにあるタンパク質が雑味になるので
 それを削ることによってキレイな味を出す!
 そのため大吟醸が一番きれいな味になる!」
リーダー「杜氏はどれが好き??」

室岡さん「私は純米吟醸が一番好きです」

リーダー「というのは?」

室岡さん
「大吟醸というのは香りをたくさん出すんですけど
 その香りが好きだという人もいるんですけど、
 自分はどちらかというとお米の味も出る
 純米吟醸がけっこう好きですね」

リーダー「ぼくも好きだな!純米吟醸」

森アナ
「それぞれに特徴があって
 好みが分かれるってところですよね」

リーダー
「多様的でお酒を愛する人も
 どんなシーンで何と飲むか?誰と飲むか?
 色々それを変えられるっていうのは嬉しいことですね」

2020年01月11日(土) |  酒づくりを見た後は…絶品日本酒いただきます!
さて酒米は、とても複雑な工程を経て日本酒になります。
まず釜で蒸した米に菌を植えて麹(こうじ)を作ります。

その麹に、蒸した米、水、酵母を加えて、
「酒母(しゅぼ)」という状態になります。

その酒母に、麹、蒸した米、水を加えると、
「もろみ」という状態になります。

そのもろみを圧搾機で搾ると酒と酒粕に分かれます。
リーダー
「これがもうお酒になってるんだ!
 香りがすごい!飲んでみたいって言ってます…」

室岡さん「ぜひ試飲してみてください」

リーダー「いいんですかあああ?」
ということで絞りたてを飲んでみます。

リーダー
「素晴らしい!華やかな香りがします!
 まだつぎたてというのもあるのでしょうか?
 炭酸を感じるのと、少し尖った感じもありますが
 こなれてくると角の取れた華やかなお酒になりそう…
 どうぞ?森さん」
森アナ
「いい香りですねえ…
 いただきま~す!
 美味しいですね…美味しいですね!
 うわっ美味しい~」

リーダー「分かったよ!!」
この原酒の状態から、ろ過と加熱、
アルコール度数の調整などを経て、
ようやく日本酒が完成。
精米からそこに至るまで、およそ60日かかります。

リーダー「今年の酒米どうでしたか?」

室岡さん
「今年の酒米はよく溶けてくれたので
 お米の味がよくでたお酒になっています」

リーダー
「つまり今年の新酒はウマイ!ってことですよね。
 北海道今年新米も美味しかったですけど、
 新酒もいいですよ~」
森アナ
「ではお待ちかねの試飲タイムです!」

リーダー
「うわ~あけましておめでとうございます」

金滴酒造の歩留まり70%の本醸造と35%の大吟醸。
そして酒粕をあぶったおつまみを用意して頂きました。

まずは本醸造からいただきます。
リーダー
「いただきます!
 うーんっ!!うま~い!
 ずっと米を見てきたからなのか
 米感が強いです!舌で転がすと、
 まる~く甘さが膨らんでいく感じ」
リーダー
「じゃあ大吟醸をいただきます…
 キレ~イ!!美しい!!」

森アナ
「あああああ。美味しい!スッキリしてますね。
 キレイっていうのすごく分かります!」
     
リーダー
「外まだ明るいぜ!たまらんな~今日」

森アナ「わはははは」

リーダー
「仕事とはいえ…いい正月だなああ」
森アナ「酒粕いただきましょうか…」

リーダー「なんかパリッとしてる」

森アナ
「あっ!おいしい!
 どんどん口の中で溶けていくにつれ
 お酒の味がふわふわふわ~って
 広がっていきますねえ」
 
リーダー「上機嫌ですねえ」

森アナ「あはははは」
金滴酒造がある新十津川町は道内ではいち早く、
およそ20年前から酒米生産に本格的に
取り組んでいます。
その北海道の酒米を牽引するマチの地元の酒蔵から、
絶品のお酒が造られているのです。

名取さん
「農家のみなさんの努力が実になって
 一粒になって…
 そして作り手がその思いを
 液体にするまでの努力が一番!」
新井さん
「酒米に関して言えば、
 全国で有名な山田錦を追い越したい!
 それは酒米を作った時からの
 私の夢なんですよ」
リーダー
「20年前は鼻で笑われたかもしれないけど
 今は真に迫ってきてるかもしれません。
 うるち米もそうですよね。
   ゆめぴりかの誕生で
 日本一のコシヒカリと言うお米を
 凌駕するかもしれない…という所まで来ました。
 良い時代に私たちは生きていますよ~」

森アナ「北海道に生まれて良かったですね」

リーダー
「今年もたくさんお酒を飲みたいと思います。
 どうもありがとうざいました」

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12月21日のクイズ
「今回取材した食品を
 ひらがな一文字でお答えくださ~い!」

正解は「ふ」でした。

2019年12月21日(土) |  ♯551 麩を学ぶ編
和食の名脇役、麩!
はるか昔に中国へ渡った修行僧から
その作り方が日本に伝わった…と言われています。

当時、肉を食べてはいけないなど、
厳しい決まりがあったお坊さんたちにとって、
麩は、貴重なタンパク源でした。

…だそうですが、そもそも麩って、いったい何?

今回のあぐり王国ネクストは、
植物性タンパク質の塊「麩」に注目します!
森結有花アナウンサー
「年の瀬を迎えているということで
 おせち料理などに使われている
 “お麩”に注目します!」

森崎博之リーダー「ふ?…ふーん」

森アナ
「これはテンションが上がっていない顔ですね」

森崎リーダー「いやいや待ってください!(笑)」

森アナ「私…お麩大好きなんですよ!」

リーダー「どうして麩が好きなの?」
森アナ
「石川県のテレビ局に勤めていたことがありまして
 金沢ってお麩をよく食べるんですよ。
 お麩屋さんっていうのもありましたし
 お麩のカフェとかもあったんです」

森崎リーダー「お麩のカフェ??」
森アナ
「焼麩を甘いお菓子にしたり
 お餅の代わりに麩を使ったり…」

森崎リーダー
「麩の愛し方がちょっと分かってない…」

森アナ
「えええええええ~
 お麩って色んなお料理に出来るんですよ!
 知ってます?」

リーダー「はあ~~」
森アナ
「生麩だったら焼いてもいいですし、
 お刺身にもできますし、
 田楽とかフライとか煮物にしても
 美味しいじゃないですか!
 なんでどんどんテンション下がるんですか!」

リーダー「あははは」

森アナ
「なので今日はお麩が何からできて
 どのように作られているかを学んで
 みんなで麩好きになりましょう!」

リーダー
「確かに麩って何から出来てるんだろう??
 でもね…なかなか麩って言って
 トキメクあぐりっこは少ないんじゃないですか?」
森アナ
「ということで今回はこんなあぐりっこです」

あぐりっこは小学4年生の相川浬央奈(リオナ)ちゃんと、
お母さんの見知子(ミチコ)さん。親子での参加です。
森崎リーダー
「お麩ってまず食べます?何に入っていた?」

リオナ「おみそ汁に入ってた!」

リーダー「お母さんの作ったの?」

リオナ「はい!」
リーダー
「お母さん、買って作ることあるんですか?」

ミチコさん
「困ったときにえいっ!と入れる感じです」
リーダー
「だいたい麩って何から出来ているかご存知です?」

ミチコさん「知らないです」
ミチコさん「パンに近いのかな?」

リーダー「パンに近い原料とは?」

ミチコさん「小麦?」

リーダー「小麦じゃないか…と」

森アナ
「何から出来てるか?なんて
 考えたこともないですからね」
森崎リーダー
「今回は令和元年最後のお勉強ですから。
 しっかり学んでお麩好きになりたいですね」

ということで早速、麩の工場へ…

2019年12月21日(土) |  感動!焼麩ってフランスパン?
森アナ
「さて私たちは札幌市白石区にある
 小山製麩所にやってきました」

森崎リーダー
「製麩所(せいふしょ)という所が
 札幌にもあったんですね~」

森アナ「代表の小山さんにお話を聞きます」

■小山製麩所(札幌市白石区中央2-3)
北海道では珍しい麩の工場。
かなりの老舗だそうです。

小山製麩所 代表 小山英俊さん
「僕で4代目になります」

リーダー
「4代目!!したら会社は何年??」

小山さん「110年になります」

森アナ「ええええ」

リーダー「やってるわあ」
リーダー「あぐり王国より長いです!!」

森アナ「それはそうですよ!」
森アナ「どれくらい1日で作られるんですか?」

小山さん「生麩で1日1000本くらいとか…」

リーダー「1000本!?毎日1000本!」

リオナ
「毎日1000本も作ってたらすごい疲れそう」

森アナ「あははは」

そんな麩は、どのように作られるのか? 
まずは、焼麩室におじゃまします。
リーダー
「失礼しま~す。
 うおおお~。すごいすごい!これだ!」

森アナ「たくさんある~~」

リーダー「香ばしい!!」

リオナ「おいしそう」

リーダー
「まるでフランスパンに見まごうような…」
小山さん
「焼麩にも色々種類ありますが
 こちらはよくラーメンとか鍋焼きうどんとかに
 いれているものですね!」

リーダー「こんなに長いんですね」
小山さん「いま丁度焼き上がりました」

リオナ「うわあああ」

ミチコ「すご~い!面白いね!」

小山さん
「よろしかったら焼き立て召し上がってみませんか?」

リーダー「はい!はい!」
ミチコさん「すごい湯気が出てる~」

リーダー
「出てるねえ~アツアツっぽいぞお~」
小山さん「召し上がって下さい」

リーダー「ホカホカだね」

森アナ「中はすごい柔らかい!ふわふわ!」

リーダー「指をさしたら突き破りそう」

リオナ「パンみたい!」
ではいただきます。

サクッ

リオナ「サクサクしていて美味しい!!」
リオナ「中はフワッという感じ!」

リーダー「サクッフワッだね」
ミチコさん
「サクッとして、中はしっとりふんわり!
 パンに近いね!やっぱり!」
リーダー
「本当だ!表面サクサクだけど
 中側のコシっていうのかな。
 すっごいこんなにフンワリなのに
 しっかりしたコシがあってビックリします」

2019年12月21日(土) |  自社でグルテンを作るこだわり!
森アナ
「さてお麩を食べましたけど、
 これが原料じゃないかって想像がつきましたか?」

リオナ「小麦粉?」

リーダー
「小麦粉!ものすごいパンに近いので!」

森アナ「では正解を聞きましょう」

小山さん
「小麦粉でグルテンをつくるので小麦で正解!!」

リーダー
「グルテンというのは
 小麦のたくさんもってる成分の中で
 一番粘りがあって、歯応えとかモチッとした
 感じとかをつかさどる 小麦の一部分。
 そのグルテンを抽出する!」
 
そのグルテンを作っている
「途中のモノ」を見せて頂きました。
森アナ「あの白い塊がグルテン?」

小山さん
「そうです!これが主原料となっております」

リーダー「泡が浮いてるのが気になりますが…」
小山さん
「これはデンプン質とかで
 これを全部抜いていきます!」

リーダー
「小麦からグルテンを抜くときに
 デンプンとか色々なもの抜いていく。
 その時にでるのが、この泡あわなんですね」
小麦粉に水を加えて練った後、
水で洗い続けてデンプン質を落とし、
タンパク質だけを残したものがグルテン。
森アナ
「お麩の工場はどこもこのように
 グルテン作りから始まるんですか?」

小山さん
「グルテンづくりを麩工場でやっているのは
 全国的にも珍しいと聞いております。
 本州のほうでは製粉所からグルテンを買うようで
 こうやって自社でやっている所は珍しいらしい…」
リーダー
「なんでなんで?そんな大変じゃないですか。
 グルテン作るの。ひと手間増えるじゃないですか」

小山さん
「それだけこだわったものが色々出来るので
 うちは自社でやらせて頂いてます!」

リーダー「へえええ」
リーダー
「でも大事なところですよね。
 お麩を作る、その原料にまで
 しっかりこだわりをもって
 自分達が作りやすいグルテンを導いて
 作ることが出来る!」

小山さん「おっしゃる通りです」

リーダー
「すごいですねえ~一貫生産だ!素晴らしい」
この自社製グルテンから様々な麩が作られます。
小山さん
「このグルテンに小麦粉を合わせて
 練りあわせて作るのが焼麩になります」

リーダー「また小麦粉を入れるの?」

小山さん「焼麩の場合はそうです!」
リーダー
「小麦粉からグルテン抽出して、
 他のものは使わない。
 でももう1回小麦粉を持ってきて
 ここに混ぜ合わせる!」

小山さん「そうですね」

リーダー「何それえええ」
その生地を細く伸ばしたものを焼き上げます。
それを乾燥させると焼麩が出来上がります。

では、生麩はどのように作るのでしょうか?

2019年12月21日(土) |  出来立て生麩の美味しいこと!!
小山さん「こちらが生麩工場になります!」

リーダー「あ~湯気が出てる」

小山さん「生麩を茹であげている所ですね」

森アナ
「あの伸びてるのをみると
 グルテンそのものにも見えるんですけど」

小山さん
「これがグルテンと餅粉を混ぜて成形した…」
リーダー
「さっきはグルテンに小麦粉を混ぜていました。
 生麩の場合は…」

小山さん「グルテンに餅粉となります!」

森アナ
「焼麩と生麩って生地が元々違うんですね」

リーダー
「作り方が別なんだ!
 焼麩はサクサクした感じだけど
 生麩ってすごいモッチリした感じだもんね。
 同じものとは思えないと思ってたんですが
 同じものじゃなかったんですね!そもそもが」
この生地に色を付けたものを
何色か組み合わせて棒のように伸ばします。
それを型に入れて茹で上げると
生麩が出来上がります。
小山さん
「ちょうどいま、生麩が茹で上がりました」

森アナ「すだれみたいなので巻かれてますね」

小山さん「木の型をヒモで巻いてます」

リーダー「これが昔ながらの作り方なんですね」
一気に冷却します。

リーダー
「茹でたてをぎゅっと冷やす!
 うどんみたいですね」

森アナ「しめるんですね!」
リーダー
「型から出したらカワイイ形になった♪」

リオナ「すごい!!」

小山さん「召し上がってみますか」

リーダー「やったね!!」
リーダー「かわいい~~♪」

森アナ「お花が咲いてますっ!!」
リオナ
「いただきま~す…!
 うん?美味しい!噛み応えがある!」

ミチコさん
「噛めば噛むほど味が…甘い感じがします!」
リーダー
「美味しい!あまい!
 お米のあまさが出てます」
森アナ
「おいしい~!モチモチだ!うわ~美味しい!
 私、生麩、大好きなんです!」

リーダー「この人、本当に好きですね…」

2019年12月21日(土) |  生麩作り体験!さすが職人技!
生麩の生地を組み合わせて、細く伸ばす作業。
職人の皆さんは、手早く形を作っていきますが、
実際にリオナちゃんがやってみると…
森アナ
「まずは濃いピンクと薄いピンクを重ねました」

小山さん
「なるべく指の痕が付かないように(押して)。
 指の痕で空気が入りやすくなるので…」

リーダー「へえええ」
小山さん
「そろそろ芯を入れていきましょう。
 空気を入らないように…
 あとは包み込みま~~す」
ミチコさん
「空気が入らないように…」

リーダー「おっ!素早くていいんじゃない?」

ミチコさん
「ここもうちょっと引っ張る?」

リーダー
「結構こどもの課題には手を出すタイプですか?

ミチコさん
「出さないようにと思っても…(笑)」
小山さん「それを伸ばしていきましょう」

リオナ「うわあああ~長い!!」

小山さん「うまく均等に伸ばせれば…」

リーダー「なかなか難しいですか?」

小山さん「そうですね」

ミチコさん
「コロコロした方がいいですか?」

小山さん「コロコロした方がいい!!」
こうして10分以上の悪戦苦闘の末、
ようやく1本が形になりました。
リーダー「はい完成しました!」

リオナ
「すごい重かった…
 難しかった…簡単には出来ない!!」

リーダー「そっか~」
続いて型に入れる作業に挑戦。
一度、型より長くしてから、
縮む性質を利用するのがポイントなのですが、
森アナは「簡単そう」と豪語してしまっています。
森アナ「ちょっと長めにですね」


小山さん
「ただちょっと細い所が出すぎているかな…
 あはは…(困っている笑い)」
森アナ なぜか先端を叩いて短くする作戦に。

リーダー
「縮めようとしています!
 しかしどんどん伸びていくぞ!
 長い!これはめっちゃ長いです!
 誰だ『簡単そう』って言ったの!!」
リーダー「入らないって!入らないって」

さすがに手伝う小山さん

森アナ「あ~!できました~♪」

リーダー「やってもらってんだよ!」
さて作り方をみてきましたが…

森アナ
「いま色んなものが機械化できる時代ですが
 伸ばし加減とか繊細ですし
 そういうのって職人技じゃないと
 なかなかできないのかもしれないですね」
リーダー
「そうだねえ~。
 またこうやって人の手が触れていると思うとさ
 温かみがあっていいですよね。手作りの良さだね」

2019年12月21日(土) |  麩がデザートにもなっちゃう!
森アナ
「さてここからは小山さんに
 お麩を使った簡単なお料理を教えてもらいます」
小山さん
「生麩を使ったぜんざいをやってみます!」

リーダー「甘味になっちゃうんですか」

小山さん
「お麩は味がないものですから
 何にでも合うんです!」


※詳しいレシピはこちら
とっても簡単!早速作り方をみてみましょう。

小山さん
「半凍り状態が一番切りやすい!」
板状の生麩を食べやすい大きさに切り揃えます。
小山さん
「次は油で炒めていきます。
 まだ凍っているのでちょっと時間かかりますね」

森アナ
「生麩を焼いたものに味噌をつけて田楽にしたり
 砂糖しょうゆでお餅みたいに食べてもいいですよね」
森アナ「生麩は色々できますよね」

小山さん
「だいぶカロリーが低いので
 女性に良いと思います」



~小山製麩所の麩の販売について~ 

■北海道どさんこプラザ札幌店
 ~12月31日まで販売

■大丸札幌店・札幌三越・さっぽろ東急百貨店
 12月26日(木)~31日(火)販売
小山さん
「基本的には煮物が多いですが
 最近ですとこのようなデザート系ですとか
 あとは天ぷらでもいいです!」

リーダー「麩が天ぷらになるんだ…」

森アナ
「フライとかにしても美味しんですよ」

リーダー「フライ??」

小山さん「何でも合います!」

と、話が盛り上がっているところで、
ちょっとしたハプニングが発生。
リーダー
「焼けるまで時間がかかるので
 何でも質問しちゃいますね。
 加藤浩次さんに似てると言われたことは?」

小山さん
「いやいや…たまに!」

森アナ「あははは」

と笑って生麩をひっくり返してみると…

小山さん
「あっ…ちょっと焦げすぎちゃった…」

リーダー「ちょっと焦げました」

森アナ「お餅だと思えば美味しそうですよね」

なんとかフォローしますが…

小山さん「予備ありましたっけ?」

焦がしちゃったものは
ぜんざいとして食べるのは諦め、
気を取り直して慎重に「テイク2」。
ミチコさん「まだ早いかな…」

リオナ「まだ…」

かなり慎重なリオナ。
何度もひっくり返してみます。

リーダー「せっかちちゃん?」
森アナ「お腹空いた?」

2人が探りをいれると…
リオナ「いや失敗したくないから…」

みんな大爆笑。
(目の前ですごい失敗をみてるし
 これが最後の生麩だから)

リーダー「そうだよなあ」
リオナ「2回目の失敗は許されない!」

リーダー
「そうだなあ~
 2回目の失敗は許されない!
 そうです1回失敗したんです!」
森アナ
「あぐりっこにこんなプレッシャーかけて…」

くれぐれも慎重に両面に軽く焼き色を付けましょう。
それをお皿に盛り付け、
餡(あん)と栗をトッピングすれば完成です!

森アナ「できました~♪」

リーダー「カワイイ!!」

2019年12月21日(土) |  お食事にも甘味にもぜひお麩を食べよう
さて完成した生麩のぜんざいと煮物とお吸い物。
そして、先程工場でリオナちゃんが伸ばした
「生麩」も用意して頂き、お待ちかねの試食タイム!
森アナ「それでは麩のお料理をいただきましょう」

リーダー「足、大丈夫ですか?」

小山さん「あはは…大丈夫です」

リーダー
「ちょっと、つってるんです!
 正座したりあぐらかいたりするんで
 気にしないでくださいね」
ではご用意いただいた煮物をいただきましょう。

リオナ「美味しい!」

小山さん
「和風ダシでつけて…ございます」
リーダー「つらいの?」

小山さん「大丈夫です」
(どうも小山さん、足がつって痛いようで…
 かなりの苦悶の表情なんです)

リーダー「全然話が入ってこない!(笑)」
森アナ「煮物にも色々入っていますよね」

小山さん
「こちらが車麩になります。
 こちらは揚げ麩といいまして、
 ぎんなんやしいたけが入っていまして
 これを一度揚げまして
 味を付けたものです。
 より味が染みやすくなります」
小山さん
「一回揚げたことによりまして…」

小山さん。
足が痛くて、しまいには立ってます!!

リーダー。腹抱えててます(大笑い)

リーダー
「だってだって小山さん無意味に高くなってる!」
さてさて気を引き締めなおして車麩のお味は?

リーダー
「ぷりんぷりん。染みてる!
 麩の中からお出汁が染み出てくるんです。
 うーん。美味しい~!」

揚げ麩のお味は?
リーダー
「うん!モチモチだあ。
 焼麩と生麩を食べ比べるのも面白い!
 別物の食感!これもウマイなあ」
お次は生麩のお吸い物。

ミチコさん
「なんか食べるのがもったいない!
 うーん!もっちり」

小山さん
「てまり麩と言いまして
 おせち料理に入ってることが多いです」
生麩のぜんざいは?

リオナ
「あんこと麩がすごい合います!」

リーダー
「調味料を選ばないって優秀なことですよね。
 これはもう…大好き!
 日本人みんな大好きです!
 餅とあんこ大好きだけど
 お麩とあんこの相性も凄まじいですね!」

森アナ
「お麩っていくらでも食べられますね。
 もたれないというか、あっさりしてます!」
森アナ「自分で作った生麩はどうかな?」

リオナ「味はないけど、そのままでも美味しい!」

森アナ「自分で作ったと思うとどうですか?」

リオナ「すごく美味しい!!」

あははは♪
さて今日一日麩を学んでみて…

リオナ
「今までは麩???って感じだったけど
 『麩って美味しい!!』みたいな!
 自分で作ったりもしたいし
 お店で買ったり食べたりもしたい!」


ミチコさん
「色々調理法もあると分かったので
 一緒に作って楽しみたいと思いました!」

森アナ「見た目もキレイですからね」
リーダー
「バリエーションが本当に豊かな食材なんですね。
 ちょっと麩を見直しました!」

小山さん
「今までは和食中心のご提案だったのが
 中華・洋食にも合う料理がありますので
 そういうものをどんどん広げていったり
 料理教室などでも使っていただきて
 皆さんになじみのあるものにしていきたいです」

リーダー
「なるほど!今日はごちそうさまでした。
 お大事になさってください。
 来年はしっかり座れますように!(笑)」  
みなさん、こんにちは!
今日は農業を題材にしたアニメーションの紹介だよ!

北海道農業やホクレンの事業について、
理解を深めてもらうためにつくられた、
オリジナルアニメーション
「from North Field」が、
ユーチューブで公開されているよ!
シリーズ作品で続編も公開されるから、
みんなもチェックしてみてね!
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

2019年12月21日(土) |  年末のご挨拶
さてみなさんへご挨拶!

森アナ
「さてあぐり王国は  今回が年内最後の放送となります。
 次回は年末年始お休みして
 1月11日の放送となります」
リーダー
「色々と農業にとって難しいことも言われています。
 後継者不足とか高齢化、海外との競争もあって
 農業も不安なこともありますが、
 そんな中だからこそ…
 北海道の農業をみんなで応援していきたい!」
リーダー

「大声で遠慮なく
 北海道の食べ物が大好きだあ~!!と
 言い続けましょう!!」
あぐり王国来年もよろしくお願いします!
良いお年を~~!!!

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12月14日のクイズ
「生産者を経済的にサポートする
 JAの仕組みを何と言うかな?」

正解は「農業融資」でした。



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