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2009年07月04日(土) |  いざ天然モノのラワンぶきへ

一行は足寄市街地から
車で40分の山奥にある
上螺湾地区へ。

そこで天然のラワンぶきを管理している
阿部さんを訪ねました。

阿部さん
「ラワンぶきには栽培ぶぎと天然ぶきがあって
 ここには天然、自生しているラワンぶきが
 あるんです。この川は螺湾(らわん)川。」


森崎
「向こう側にふきが生えてますね~。
 でも聞いていたほど大きくないような・・・」


阿部さん
「そばに行ってみないと
 大きさは分からないんですよ。
 川に橋をかけておいたからね。」

森崎
「橋ってあれ???
     木でしょ!!」

河野
「ボクには無理です。
 帰らせていただきます・・・」

まずはあぐりっこ。

森崎
「気をつけてね!!」

松坂
「上手!上手!」
そして 問題の・・・

現在、体重130キロ

橋がミシミシ 鳴ってます。

そ、そして!!

ドボーーーーン!!


落下。


カメラのレンズにまで飛ぶ水滴。

浅い。


そしてその川の対岸で
見たものは!!

でっかい
ラワンぶきがっ!!
背丈を超えるラワンぶきが密生。

ふきの森です。

森崎
「あっ!トトロだ!!」

森崎
「いやぁ~ふきの
 いい匂いが漂ってますね~」


河野
「あぐりっこにも分かるかな?
 この香り?」





せなちゃん
「おでんで煮たような匂い!!」

河野
「もう完全に料理されてるし・・・」

2009年07月04日(土) |  ラワンぶきで溺れる???

森崎
「何?何?それ?」

河野
「なんだか分からないけど
 水が出るからコップ当てろって。
 でもこんなに勢いよく出るとは!」

阿部さん
「ふきが根から吸い上げた水が
 中の空洞に溜まるみたいなんですよ。」

森崎
「飲んでみたいっ!!!」
森崎
「スゴイふきジュースの匂い!」


ゴクッ


森崎
「ん~~~ まろやかぁ~~~」

阿部さん
「ふだん刈り取りして暑くなったら
 茎から直接ゴクゴク飲むんですよ。」

森崎
「そうやって
 飲んでみたい!」
阿部さん
「では行きますよ。
 切ったら手でパッとおさえて!」


森崎
「はい!」

ペタッ♪


森崎
「おさえたー!!
 どうするの?この先?
    どうすればいいの?」


河野・松坂
「リーダー しゃがんで!」

河野
「おさえてるから
  しゃがめないのか!?」

森崎
「みんな落ち着いて!!
       うるさい!!」

ディレクター
「河野くんが
 飲んでみてもいいですよ。」


森崎
「そーだね!
 そうしよう!そうしよう!」
森崎
「じゃ~いくよ~」


河野
「お願いします!」



じょ~~~~~♪
あぐりっこ

大爆笑!!
河野
「ラワンぶきに溺れましたよ。」


森崎
「味はどうだった?」


河野
「ほとんど鼻に入って
     分かりません(泣)」

2009年07月04日(土) |  史上最大の「食べてみたいっ!!」
  じゃーん。もんすけです!  
 北海道遺産のラワンぶき!
  近年では、乱獲などで自生地が激減!
  かつては100ヘクタール以上あった自生地が
 現在では 15ヘクタールにまで
 減少してしまったといわれています!
  そこで町の人たちからは
 「ラワンぶきを保護していこう!」という声が!!

 足寄町役場では実態調査などを
 行おうとしているんだって!
河野
「すごい太さ!
    覗くと何か見えそう!」

森崎
「友情とか!」

河野
「すごいな!ラワンぶき!!」
森崎
「何が見える??」

松坂
「曲がり角が見えます!!」

河野
「曲がり角? 角? 」


森崎
「あはははははは~」


河野
「これ、どこからどこまで
 食べられるんですか?」

阿部さん
「根元から葉の付け根まで
 全部食べられますよ!」
阿部さん
「でもね アクがあるから
 生ではちょっとね・・・」


森崎
「でも食べてみたい!!!」
森崎
「うりゃぁあああああああああーー!」






ガリッ♪
河野
「どうですか?」


森崎・・・しばしフリーズ
森崎
「うわぁぁぁ 苦い!!」



2009年07月04日(土) |  最初はふつうの大きさなのです・・・

6月下旬には
ここまで巨大化するラワンぶき。

でもでも雪解け直後の
「ふきのとう」や「ふきの葉」は・・・

極めてふつうサイズ。

かわいらしいモノです。


ところが!!
これはHBCが7年前に撮影した、
ラワンぶきの成長記録映像です。

4月下旬から成長がスタート!

画面中央の物差しは高さ3m。
画面右側のもんすけは高さ1m。
日光を浴び
根から雨水を吸い
1日で10cm以上も
大きくなることも!
この年は
霜にやられることもなく
順調に成長。

たった約50日の
6月中旬には
高さ2メートル以上、
茎の太さ10cm以上
にまで成長するのです。


2009年07月04日(土) |  なんと栽培もされているのです!!
森崎
「先ほど上螺湾地区で見てきたのは
 自生する天然のラワンぶきでしたが
 こちらは栽培のふきなんですね!」

ふき生産者・鳥羽さん
「はい。上螺湾地区のワランぶきから
 種をとって、こちらで栽培しています。」

森崎
「何本くらいありますか?」

鳥羽さん
「1000坪に約20万本ですね」

一同
「うわぁ~ そんなに!!」

鳥羽さん
「ここは螺湾地区ではないのですが
 町全体でラワンぶきとして
 育てています。」

じゃ~ん もんすけです。
ラワンぶきの栽培は
いつごろから始まったんでしょうか?
JAあしょろ 阪本さん
「JAあしょろでは消費者のみなさんに
 ラワンぶきをたくさん食べてもらうために
 20年前より栽培を始めました。」
JAあしょろ 阪本さん
「平成2年から簡易的な施設を作り-」
JAあしょろ 阪本さん
「今年は18000株ほどを
 生産者へ供給する予定です。
 生産者は町内22戸で
 年間200トン前後を出荷しています。」
森崎
「もともとは山菜ですし
 栽培は楽だったりするんですか?」


鳥羽さん
「ところがとても手がかかるんですよ!
 まず機械が全く使えず手作業です。
 草取りも収穫も・・・」
森崎
「食べて美味しいんですか?」

鳥羽さん
「実はふきというのは太くても細くても
 繊維の数は同じなんです。
 つまり、太いふきの方が
 繊維の幅が広がって
 繊維の無い実の部分が
 広く大きくなるので美味しいんです!」

一同
「なるほど!!」
森崎
「手間もかかるし 
 それほど儲けも大きくないようですが
 どうして頑張ってらっしゃるんですか?」


鳥羽さん
「これは北海道内探しても
 ここにしかないとても珍しいモノなんです!
 しかも食べて美味しい!
 北海道遺産にも登録してもらっていますし
 それを守って育てていきたいんです!!」



鳥羽さんご夫婦
「全道のみなさん 
 足寄のラワンぶきを
 よろしくお願いします!!」


2009年07月04日(土) |  ラワンぶき製品に舌鼓♪♪♪
一同
「やったーー 
 ラワンぶきの揚げたて天ぷらだ!!」
あぐりっこ
「食感が玉ネギみたい!」
ラワンぶきは
様々な加工品として
売られています!

●母ちゃんの味
 ラワンぶきの三升漬け
 473円
●元祖ラワンぶき佃煮 母さんの手作り
 ほらふき 身欠きニシン味
 460円
●食べくらべ物語
  ラワンぶき漬物 キムチ味 
  258円
通信販売もOKです。

●ラワンぶきの水煮
Aコープあしょろ店 
電話0156-25-4321

●佃煮・漬け物などの加工品
JAあしょろホームページ
 www.jaayoro.jp


※なお、生のワランぶきの販売は6月下旬まで。
生ラワンぶきの旬は非常に短いのです・・・
来シーズンまで
お楽しみにお待ちください!
森崎
「いまキムチを頂きました。
 ラワンぶきってほろ苦いですよね。
 そしてキムチの味で
 甘い・苦い・辛い・酸っぱいと
 四味全部つきました!! 」

河野
「四味がバラバラになってないんですか?」

森崎
「これがまた全部うまく組み合わさってて
 甘い・苦い・辛い・酸っぱい、
 そしてうまい!になる訳ですよ!!」

鳥羽さんご夫婦 
大喜びで
拍手!拍手!拍手!

2009年07月04日(土) |  あぐりファミリー野菜作りリポート

あぐりファミリーの 
野菜作りリポート~~~!

 

あぐり農園で
野菜づくりに精を出すあぐりファミリー。
今回は、中野さん一家のリポート。
今日の作業は、
風邪でお休みしたお父さんの
好物に挑戦します!

 

お次は、食物繊維タップリ、
あのネバネバ野菜にチャレンジ!

   

ケンタくん、ユウちゃん、
収穫めざして頑張ってね!


2009年06月27日(土) |  #50放送分  ついに登場あぐりに”夕張メロン”!
突然ですが問題です!
これは あるフルーツの
花なのですが、それは一体何でしょう?

ヒントは、表面がネット状で
みんな大好きな
あの有名なフルーツです!
どうかな? わかったかな~~~?

松坂
 「こんにちは~~~。 
  あぐり王国で~~~す!!」

森崎&藤尾
  「こんにちは~~~」

松坂
「いま私達は
  夕張市に来ています。」
森崎
「夕張と言ったらアレでしょ!!」
あぐりっこ隊
「メロンだぁー!!」

車内騒然。
一同
「夕張メロンについて
    勉強に行こう!!」
夕張メロン生産者組合
 工藤組合長の
    畑を訪ねました。
松坂
「このビニールハウス
 ものすごい広さですね!!」
工藤さん
「120mありますよ」

一同
「うわーー!!徒競走できるっ!」

工藤さん
「1つのハウスでだいたい800個の
 メロンが収穫できるんですよ。」

森崎
「このハウスに来るまでにも
 たくさん並んでいましたよ。
  何棟あるんですか?」

工藤さん
「39棟です。」

藤尾
「ということは・・・30000個ちかい夕張メロン???」


森崎
「100個ちょーーーだい!!」

2009年06月27日(土) |  夕張メロンの作られ方
工藤さん
「メロンはつるになるフルーツなんですが
 土から出たつるは2本だけ伸ばしていきます。
 そして良さそうなメロン3個だけを選んで
 大事に育てるんですよ。」
藤尾
「じゃあ~たくさんの葉っぱは
 3つだけのメロンを育てるために
 光合成しているんですね!」
藤尾
「しかも このメロン、
  何かに乗ってますよ!」


工藤さん
「汚れをつけない様に
 座布団を敷いています。」
工藤さん
「夕張メロンは
 2月末に種を蒔いて、
 苗をポット(ビニールの鉢)の中で
 1か月くらい育てます。
 そして苗を3月末に
 畑へ植え替えます。」
工藤さん
「そして4月末には実がなります。」

松坂
「早いですね!」

工藤さん
「種を蒔いてから105日で
 収穫できるんです。」
じゃーん!もんすけです!
全国的に人気の逸品、
夕張メロン!
夕張メロンの歴史は
今か52年前の1957年、
地域ブランドを
確立するという目的でスタート!
夕張の気候に
対応できるおいしい
品種を作るため、
スパイシーカンタロープという赤肉と、
つよい甘みが特徴の
マスクめろんを交配!

試行錯誤の結果、
1961年 夕張メロンとなる
品種「夕張キング」が誕生!
その後、夕張の特産品として
全国展開を進めていったんだって。

2009年06月27日(土) |  夕張メロンだけど夕張メロンじゃない???

工藤さん
「このメロンの収穫適期というものが
 1日しかないんです。
 一日早いだけで甘味が 
 足りないんですよ。」

工藤さん
「メロンのおしりをみると
 もう収穫していいよと
  メロンが言うんです。」

森崎
「今日だと!」

工藤さん
「そうなんです。
 今日だと言うんです。」
工藤さん
「メロンは形、ネットの具合、
 そしてつるの形も
 すべて商品価値に
 入っているんですよ!」
工藤さん
「実はですね・・・このメロン。
夕張メロンではあるんですが
まだ夕張メロンではないんです。」


一同
「???????」

森崎
「まだ夕張メロンじゃない??」
収穫されたメロンは
さらに各生産者が
磨きをかけます。

ホントに磨きます。
メロン洗い機で。
磨かれたメロンは重量測定。
何玉入りの箱に入るのか?
持ち上げただけで
はかりが喋って教えてくれます。
生産者が箱に詰めて
等級の判断をした後、
JA夕張市の検査場に
運び込まれます。
ここで検査員の目による
最終検査です。

それに合格すると・・・
じゃ~~~ん!
キラキラ輝く
ゴールドシールが貼られます。

これで晴れて このメロンは
夕張メロンになったのです!!



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