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2020年12月05日(土) | キムチづくりを支える下漬け工程 ②
2020年12月05日(土) | 漬物だけでなく調味料としてもキムチ活用術!③
2020年11月28日(土) | ♯594 芽室町のゴボウ①
2020年11月28日(土) | ②森アナ!立派なゴボウと格闘!?
2020年11月28日(土) | ③こだわりのゴボウ…想いは消費者に届く!
2020年11月21日(土) | ♯593 斜里&網走 ワサビ編①
2020年11月21日(土) | ②番組初登場!いざ本ワサビ畑へ!
2020年11月21日(土) | ③金印わさび工場へ潜入!!
2020年11月14日(土) | ♯592 ①滝上町・加工用スイートコーン編
2020年11月14日(土) | ②色・香り・鮮度をそのままフレークに!
2020年11月14日(土) | ③大人も一緒に楽しめる離乳食お料理♪

[+10] >>

2019年03月30日(土) |  若者が使いたくなる農業技術へ!
リーダー
「北海道の広域な大農場。
 ここに一気に収穫適期を迎えた農作物を
 複数台のトラクターで
 ぎゅっと採ることが出来たりする!!」

野口教授
「そうですそうです。
 4~5台とかのトラクターで
 離れた所で作業しているのを監視できる」
リーダー
「人間が乗って
 コンバイン1台で収穫しようとすると
 とにかく広いから24時間フル稼働、
 だから運転手さん3人交代でやってると聞いた。
 それがこうやって無人化することによって
 農業従事者の負担を軽減!」
リーダー
「短い期間で農業適期を迎えた農産物を
 一気にとることができる。
 どうしても農家さんの負担は
   圃場に出ている時ですよね。
 広域なほど長時間にも及んでしまう。
 そこに人出不足が深刻な問題としてある。
 それをこの無人トラクター達が解決してくれる」

 
野口教授
「人手不足で規模が拡大していってるのが
 今の北海道農業の姿ですからね。
 そういったときにこういう技術が
 役に立つんじゃないかって思います」

リーダー
「これが農業の未来!
 手の届くところ。
 君が畑にデビューするころには
 こうなっているかもしれない」

ユウセイ「いや~楽しみですね!」
リーダー
「まさに今大学生で
 農業デビューしようとしている子が
 これは楽しみだなって思える!」

野口教授
「若い人にこういう最新技術を使いたい”と
 言われるのが一番嬉しいですよね。
 日本の農業の未来がかかってますからね。
 みなさんに!」
とここで!

リーダー
「すっかり忘れていました。
 すみません。森アナ…
 忘れてました…」
森アナ
「えっ!!??」

……

リーダー「怒ってるわ…」

あははは

農業の未来を担う、
無人トラクターのデモンストレーション、
これにて終了!!
続いて現在開発中の
カボチャの無人収穫ロボットを
見せて頂くことに。

リーダー
「動いた動いた!
(アームが動いて)ネットでカボチャを包み
(カゴの中に)安全に入りましたね!」
このロボットはAI機能で位置などを認識して、
自動で収穫します。

カボチャなど、重たい野菜の収穫は、
大変な重労働の一つ。
実用化されれば、
とても貴重な労働力となることでしょう。

北大ではさらに、このような無人農業機械の
研究以外にも、様々な取り組みを行っています。
野口教授
「北海道大学とJAグループが
 連携を結んでいる!
 その中で様々なJA側の要望だったり
 農家の方の要望を聞きながら
 農家の方に使っていただける技術開発を
 大学として研究して進めているところです」
じゃじゃん!もんすけです!
今、北大ではJAグループと連携して、
様々な研究に取り組んでいるんだって!
例えばJAが提供した農産物から…

北海道大学 惠淑萍 教授
「農産物から抗酸化物質を抽出して
 細胞にかけたりする研究をしています」

抗酸化物質とは、活性酸素を取り除き、
酸化の働きを抑える物質のこと。
活性酸素は、動脈硬化やがんなどを
引き起こすこともあるんだって~。

その抗酸化物質を、ニンジンや玉ネギなど、
北海道の農作物から取り出そうとしているんだよ!
北大とJAで、農業の枠を超えた
大切な研究をしているんだね~。

2019年03月30日(土) |  北大とJAが連携して共同開発へ!
森アナ
「さてここでお昼ご飯です!」

こちらはロシア料理ボルシチ…
なのですが、なんでボルシチを食べるの?

森アナ「これも秘密があるんですよね」

リーダー
「そうなんですか?
 野口教授が…愛情込めて作った!?」

森アナ「うーん違います」
ひとまず食べてみましょう。

リーダー
「うーん美味しい!
 スープに色々な出汁が出て美味しい!」

ユウセイ「う~ん…なまらうまいですね」
野口教授
「これレッドビートと言うんです。
 多分あまり食べて事ないと思います。
 これ北大農学部で研究対象にしている!
 レッドビートの中にべタニンという成分が
 入っているんですけど…」

リーダー「聞いたことないです」

野口教授
「赤色の色素がベタニン!
 このべタニンが我々の健康に
 いい成分を含んでいる!
 これを安全・低コストで抽出するのが難しい!
 それを北海道大学農学部で達成した!」
野口教授
「実際に研究している先生のところを
 お尋ねください!詳しく説明してくれます」

リーダー
「じゃあおかわりもらっていいですか?」

森アナ
「まずは研究を見に行きましょう。
 ひとり一杯ですから!」
こちらがそのレッドビート。
この研究もJAグループとの連携で進めています。

森アナ
「ここからは橋床泰之教授に伺います」

橋床教授
「これが去年の秋に収穫したレッドビートです」
このレッドビートに含まれる、
ベタニンという赤い色素を取り出すのですが、
そこには、北大ならではの技術が…。

橋床教授
「北大方式でのべタニン色素の抽出法は
 いくつか特徴があります。
 1つ目は、簡単!安い!廃棄物がない。
 食べない部分を使うということ!
 2つ目は、粉末化をして安定しかも安全!
 3つ目の食品への着色ですが、
 食品からとった色素で食品に色を付ける!
 食品しか使っていないので、すごく安全!
 天然の着色料になる!」
橋床教授
「それだけではなくて
 この色素には疲労回復に 
 すごく効果がある!機能性があると
 言われています」

リーダー
「へえええ~ちょっといただいてもいいですか?」

森アナ「まだです!」
そんなベタニンの抽出作業を見せて頂きました。

レッドビートに含まれるベタニンは、
食べない部分、根の頭やお尻、皮などに
特に多く含まれます。
北大では、そんな料理で捨てられてしまう部分を
有効に使って、研究を進めています。
ところでそのレッドビート、
生で食べるとどんな味がするのでしょう?

ユウセイ
「みずみずしい!美味しい!
 あま味がありますね。
 匂いはちょっと…土の匂いがする」

リーダー
「へえ~ちょっとニヤっとして」

うわ~真っ赤っか~!!!!

橋床教授「ベロだしてみて」

リーダー「うわあああああ」
甘みがあって土臭くて、そして真っ赤っか。
そんなレッドビートから
抽出したベタニンの粉末を、
炭酸飲料に溶かして頂きました。

リーダー
「いただきましょう。カンパーイ!」

するとリーダー&ユウセイ
「無味無臭…」ところが…
リーダー
「でもなんかチカラが回復してきた!」

森アナ「そんな即効性あるんですか?」

橋床教授「意外とあります!」

リーダー「効果には個人差があります(笑)」
リーダー
「これは色々転用できそうですね」

橋床教授
「ホクレンさんとスタミナドリンクを
 開発したいと共同研究が進んでいます。
 あと化粧品とか…」

リーダー
「こういう風に研究してくれる方のおかげで
 畑のものが豊かになっていくんだなって事が
 分かりました」 

----------------------------------

来週は特別番組放送のため、お休みとなります。
次回の放送は

4月13日(土)となります!
宜しくお願いします!!
みなさん、こんにちは!
今日は、ホクレンと名門レストランが
コラボして作った、
新商品のお知らせだよ!

先程あぐりチームが
美味しそうに食べていたのは、
ホクレンと「函館・五島軒」が
共同開発して誕生した「北海道ボルシチ」!

ロシア料理店として創業した五島軒伝統の味を
食べやすいレトルト食品として開発しました。

今回番組で紹介した北海道産レッドビートのほか、
牛肉やジャガイモなどの北海道産素材を
ふんだんに使用。

コクと酸味が、絶妙な味わいになっているよ!

ロゴは札幌の中高生が作った、
おしゃれなデザイン!
この「北海道ボルシチ」は、
4月12日から五島軒の各店舗で、
限定販売されます!
ボクも食べてみたいな~!
----------------------------------
3月23日のクイズ
「今回勉強したニシンが入った漬物は、
 何て名前だったかな?」

正解は「ニシン漬け」でした。

2019年03月23日(土) |  ♯516 春先に学ぶ漬物の活用法編
もともと主に野菜類の貯蔵方法の一つとして
発達・普及してきましたが、
今では常備野菜として、
そして一品あると嬉しいおかずとして、
日々の食卓を彩っています。
美味しい野菜が豊富な北海道。
漬物の作り方や活用法などをもっと知ると
毎日の食生活がより豊かになることでしょう。

ということで今回のあぐり王国ネクストは
留萌で漬物を学びます!
森有結花アナウンサー
「留萌市にやってきました」

森崎博之リーダー
「いつもは私たちの後ろは畑ですが
 今日は海ですね。日本海!
 留萌っていうと漁業のイメージで
 かつてはニシンで栄えた町!」
リーダー
「今でもカズノコの生産量は
 全国1位なんだそう」
リーダー
「留萌は農業もあって
 稲作、酪農、もちろん野菜もある!
 農業のマチでもありますね」
森アナ
「ではなぜ今回ここ留萌に来たか?
 あぐり王国で以前お世話になりました
 漬物の名店に…」

リーダー
「おおおお!忘れもしない!」
以前にも、あぐり王国がおじゃました
留萌の漬物店、田中青果。
その時は、ピクルス作りを教えて
頂きましたが、今回は…
森アナ
「北海道のソウルフード…
ニシン漬けを学びます!」

リーダー
「ただ森さん!
 ニシン漬けは工程が大変なんです。
 私も習って作りましたけど
 なかなか簡単にできるものではないですね…」
リーダー
「あとあぐりっこには難しいですよ」

森アナ
「なので今回はこんな方々に…。
 とりあえず呼んでみましょう」

リーダー
「呼んでいいんですか?いきますよ」

と言って海の方に叫ぼうとするリーダー。

森アナ
「魚が来るわけじゃないです」

リーダー
「船に乗ってくるわけじゃ??」

いつもの同じようにご登場!
今回は、あぐりっこ親子!
岩間奈々子ちゃんと洋子さん、
漬物が好きな親子に来てもらいました!
リーダー
「どんな漬物が好きですか?」

ナナコ「キュウリ!」

洋子さん「キムチとか好きです」

リーダー「自分で漬けることは?」

洋子さん
「浅漬けやぬか漬けは作ります」
リーダー
「ニシン漬けはいかがでしょうか」

洋子さん「大好きです」

ナナコ「食べる!!」

リーダー「作ったことは…?」

洋子さん「ない…」
数ある漬物の中でも、
時間も手間もかかるニシン漬け…

2019年03月23日(土) |  ニシン漬けの季節は実は…
そんなニシン漬けを
主力商品としている田中青果。
1958年に青果店として創業。
1972年から漬物を作っています。
その漬物が、
ANA(アナ)ビジネスクラスや
ファーストクラスの機内食に採用されるなど、
全国的な評価も高い
老舗にして名店なのです。
森アナ
「さあ着替えまして田中青果さんの
 工場の中にやってきました。
 お話を伺う田中さんです」

田中さん
「宜しくお願いします。お久しぶりです」

リーダー
「お久しぶりです…
 でも久しぶりと思わせない
 この迫力のある再会!」
田中美智子さんは、
およそ3年ぶりにあぐり王国ご出演。
凄まじくパワフルなお方です!

田中さん
「だいぶ抑えてます」

リーダー
「抑えてます?
 ちょうどいいですね(笑)」
リーダー
「ニシン漬けを習うって聞いたんですが
   自分の頭の中では
 ニシン漬けは冬の前に作るイメージ!」
田中さん
「そうなんです。
 本当は晩秋に漬けて、
 冬…お正月終わりくらいまでに
 食べるのが慣わしなんですけど
 実はニシンっていつの魚かご存知ですか?」

リーダー
「そうか!完璧分かった!漢字で書くとね!」

田中さん「そう!」
ニシンは漢字で、
このように(鰊)書きますが、
別名で漢字三文字で
ある季節を告げる魚…とも呼ばれています。
洋子さん「知ってます!」

リーダー
「ナナコ分かる?
 分からなくて当たり前だから…」

ナナコ「春?」

森アナ
「ニシン漬けって冬のイメージなので
 その前だから秋とか?」

リーダー「残念!」
田中さん
「じゃらららん♪正解いきます!
 春告魚…と書いてニシンなので
 春のお魚です」
リーダー
「ナナコ正解~!
 (森アナ)ざんねーん」

森アナ「悔しい」
田中さん
「昔は、これからニシン漁に出ていく
 やん衆たちを“これから頑張れ”という
 お祝い膳でニシン漬けを2月に漬けて
 3月に食べる慣わしがあったそうなんです。
 留萌の史実には残っているんです」
田中さん
「私たちは1年中、漬けているんですけど
 春に食べるニシン漬けも美味しい!」

リーダー
「キチンと意味がある。
 ストーリーがあるのはいいですね」

2019年03月23日(土) |  本格的なニシン漬けを見るっ!!
ということで、留萌の…いや、
北海道のソウルフード・ニシン漬けの
伝統的な作り方を見せて頂きます。
田中さん
「まず何と言っても
 野菜をザクザク切っていく!
 ではお願いします!」
ダンダンダン!

ダンダンダン!

リーダー
「うお~豪快だな。
 1玉何秒で切るの?って世界ですね。
 なに競っているの?早い」
田中さん
「大根は“なた切り”といって
 ニシン漬けならではの切り方」

リーダー
「回しながら鉛筆の芯のように」
田中さん
「キャベツはザクザク切るんですよね。
 これは北海道は冬は寒いので
 長い間、漬けますよね。
 あまり細かいと
 最後ちっちゃくなっちゃうんで
 大きく切って漬けるのが北海道の慣わし」
切った大根とキャベツに、
塩とザラメをふりかけ、
別々に下漬けをします。
田中さん
「重しをします。
 たった4日ほどでこうなります」

リーダー「もう縮んだね」

洋子さん「水がいっぱい」

田中さん
「野菜から出てきた水分なんです」

リーダー
「塩とザラメの効果!」
田中さん
「そしてニシンと大根・キャベツを混ぜる」

リーダー
「本漬けですよね。
 これまたニシン戻して入れたりとか…」

田中さん
「そうそう。
 水分O%のカチカチのニシンを
 しっかり水で戻し
 うろこをきれいに取り
 カッティングして混ぜるんですね」
田中さん
「ちょっと今、起こしてみますんで
 お待ちください…
 うちのかわいこちゃんたち、これ!」
スタッフ「一番かわいい人が…」

田中さん「一番カワイイ人で!」

するすると前に出てくるスタッフ。

森アナ「あははは」
リーダー
「留萌はおもしろい人が多いですね~」
さっそくカワイコちゃんが混ぜます。

田中さん
「このように混ぜて馴染ませます。
 手で混ぜることで手の温かさによって
 少し発酵を促してあげる!」

リーダー「なるほど~」

2019年03月23日(土) |  おいしくな~れ…手間暇かける美味しさ
手で混ぜる作業を見て…

リーダー
「思いがこもりますよね。
 どんな思いで
 やってらっしゃるんでしょうか?」

スタッフ
「おいしくな~れ…おいしくな~れ…」
リーダー「おいしくな~れ!と…」

スタッフ 「売れれ!売れれ!」

リーダー「売れろ!売れろと…」

田中さん「あははは」
田中さん
「それで売れれ!売れれ!と願った…」

リーダー「止めてください(笑)」
田中さん
「これ一度漬け!
 まだ浅いです。混ざったばっかり。
 昨日混ぜた!」

リーダー
「普通だったらまだ食べられませんよね」

田中さん
「食べられません
 下漬けをしっかりすることで食べられる」
洋子さん
「美味しいです!このくらいの方が好き」
リーダー
「うわー十分です!甘いっ」
田中さん
「これを熟成させて寝かせていきます。
 1週間くらい!
 季節と温度によって違うんですが
 微妙な調整をして寝かせます」
田中さん
「寝かせたのがコチラです。
 ちょっとあめ色になってませんか?
 これ間もなく熟成終わりますってところ。
 ちょっと食べてみてください」
リーダー
「好きな味になりました!
 やっぱり浸かっていくほうが好み!
 しっかりと味が1つになってきた」

ナナコ
「カズノコの味がちょっとする…」
リーダー
「カズノコ?
 生まれてきてる?発酵途中に(笑)」
森アナ
「1つの漬物になるまでに
 どれくらい時間かかるんですか?」

田中さん
「だいたい全行程で約3週間くらい。
 時期によっては1か月くらい」

リーダー
「だよね~世界に誇れる発酵食品!
 だからこそ
 こんなに時間のかかるものなんだ!という
 理由がわかりますよね」
リーダー
「どうです洋子さん、できます?」

洋子さん「ムリです!」

リーダー
「早いな。どうだったら作れます?」

洋子さん
「簡単だったらやってみたいな」
手間暇がかかるので、
家庭で作るには、
なかなかハードルが高いニシン漬け。
そこで、漬け物の伝道師、
田中さんから、ある発表が!

田中さん
「はい!保存袋で簡単に作れる!
 ということでレクチャーします」

2019年03月23日(土) |  こんな簡単にニシン漬けができる!
森アナ
「それではおうちで簡単にできる
 ニシン漬けの作り方を
 教えてもらいましょう」

今回作るニシン漬けの材料はご覧の通り。

身欠きニシンは、米のとぎ汁に二晩つけて、
うろこを落としておきましょう。

※詳しいニシン漬けのレシピはこちら
田中さん
「麹の話をします。
 ニシン漬けをするときは
 バサッバサと麹をまきますが
 今回は簡単ニシン漬けなので
 麹を柔らかく、ふっくらした
 浸かった後になじんだような
 そこの状態にもって行きたい!!」

米麹を、麹菌が死なない温度、
60℃以下のぬるま湯に1時間ほど浸すか、
もしくは、炊飯器を使った裏技も…

田中さん
「麹と水と同量を炊飯器に入れて
 保温にします。
 保温は60度以下なので
 それで30~45分置くとトロッと!
 馴染んできた感じになります。
 ここからスタートします」
田中さん
「あとは簡単!
 スーパーで売っている春キャベツを
 今日は使います。
 あと干しリンゴなんです。
 これを入れることで甘みを引き立て
 余分な水分をすってくれるんです」

リーダー
「そんなの売ってないでしょ」

田中さん
「売ってるんです。留萌のルピナスで」

リーダー
「ルピナスすごいです!
 いいスーパーですよ。
 帰り寄っていきましょう」

■Aコープるもい ルピナス
住所:留萌市高砂町3丁目4-6
電話:0164-42-2104
キャベツと大根を
食べやすい大きさに切ります。
ニンジンとショウガは、
千切りにしておきましょう。
身欠きニシンは腹骨を落としてから、
一口サイズに切ります。
田中さん
「材料が揃いました。
 そこで保存袋!じゃじゃん」

保存袋に材料と調味料を、
混ぜる手間を省くため、
3段階くらいに分けて入れます。
田中さん
「最後に酢を投入します。
 お酢って最後のなれの果てなんです。
 最高峰!最高峰なんです」

リーダー
「表現がアレですけど
 そうですよね。発酵食品の中でも」

田中さん
「最高峰をひとまわし加えることで
 全体がまとまるんですよ。
 で、これで出来上がり」
田中さん
「この先のポイントは
 このまま常温で1日置く!」

リーダー「常温でいいんですか?」

田中さん
「常温じゃないとダメなんです」
田中さん
「今日は1日常温で置き、
 明日もんであげます…」
田中さん
「もんでから少し空気を抜き、
 これを冷蔵庫にしまいます」
田中さん
「そうすると…
 これ昨日の朝、漬けたものが
 こんな感じ!!」

リーダー「うわ~もう出てるし」

田中さん「麹なじんでるし」

森アナ「立派な漬物ですね」

あっという間に完成しました!

しかし!
田中マジックはこれで終わらない!

2019年03月23日(土) |  漬物&ピクルスマジック!こんなお料理に変身
森アナ
「引き続きニシン漬けを使った
 お料理を教えてもらいましょう」

田中さん
「ニシン漬けを使ったお好み焼きです」

リーダー
「イカ焼き・ブタ焼き・ミックス焼き
 ニシン漬け焼き…選ぶ??」

森アナ「正直…選ばないですね」

田中さん
「大丈夫!今日から選んじゃう!
 大丈夫!」

※詳しい作り方はこちら
市販のお好み焼き粉を使用して
作り方もほぼ同じです。

田中さん
「ニシン漬けのちょっと酸っぱくなった、
 クタッとしちゃったなっというのを
 ザクザク刻んじゃいます」

リーダー「今日は時短料理ですね」

田中さん
「そうですね。不意のお客様にも…」

リーダー
「これ不意のお客様に出せるメニュー?」

田中さん
「身欠きニシンもカット。
 大根も切っちゃえ!わかんないや」

リーダー「不意の客だし」

森アナ「急に来たのが悪いんだ!」

みんな悪のりしてますよ~
全てを混ぜてお好み焼きのタネが完成!

森アナ
「これがほんとに美味しかったら
 ご家庭でニシン漬けを作っている方にとって
 かなり嬉しいレシピですよ」

リーダー
「たしかに余すんです…
 人にあげる時って、
 できたてをあげたいんですよ。
 ちょっと酸が走ると
 これは喜ばないかなって遠慮しちゃう。
 結局余しちゃう…」

田中さん
「そうなんです。
 でガッカリ感で食べる…みたいな」
リーダー
「うつむいて食べる…」

田中さん
「そんな時に不意のお客さんが来たら出す!」

リーダー
「来たっ!不意の客だ!今きたっ!
 刻んでやれー」

  田中さんからは、
根菜類やキノコを使ったピクルスと、
そのピクルスを使った、
不意の来客にも対応可能な料理「その2」
「豆腐のピクルスあんかけ」の作り方も
教えて頂きました。

詳しい作り方はこちら
ちなみに森アナが豆腐に
軽く焼き色を付けようとした時、
ちょっとしたアクシデントが…

リーダー
「あれ?森さん?大丈夫ですか?」

あらら真っ黒!

森アナ「どうして?どうして?」

リーダー
「さすがアクシデントアナウンサー」

森アナ「ショックなんですけど…」
お好み焼きを田中さんに焼いてもらいつつ、
まずは、お手軽ニシン漬け、ピクルス、
豆腐のピクルスあんかけをいただきます!
ではいただきま~す。まずはニシン漬け!

リーダー
「工場で昔からの作り方のニシン漬けも
 食べたよね。違いがあったら教えてね」

ナナコ
「工場で食べたのと変わらないくらい
   美味しいです!」

リーダー
「いただきます…
 めっちゃうまい!変わんない!
 わずか二日で浸かるんですか?うまいよ」
洋子さんは
揚げ豆腐のピクルスあんかけを…

洋子さん
「全然酸っぱくなくて
 酢豚みたいな感じ!美味しい。
 今日見たら自分でもできそうなので
 やってみたいです!
 もともとピクルスも大好きなので!」

森アナはピクルスを!!
「結構な酸味。でもこれがいいですね」

田中さん
「これくらい酸っぱいと
 料理に入れても負けない!
 ご飯に混ぜてもいい」
お好み焼きがいい色に焼けてきました。
果たして、その味は?

ナナコ
「すっごい美味しいです!
 普通のお好み焼きと全然変わらなくて
 言われないと分かんない」

リーダー
「うまい!新鮮なキャベツみたい。
 ザクザク食べられる!
 普通のキャベツでやろうと思ったら
 結構大変ですよ。
 しんなりしてカサを減らしたものが
 入っているからよりキャベツ感が強い!
 すごいキャベツ増量キャンペーンだ。
 漬物にすることで!」
リーダー
「これニシンですよね…
 いただきますね…
 うーーーーん!サイコウの食材だよ。
 ほろほろと…まるでうなぎのように
 ニシンの身が広がってきました。うまい」
森アナ
「不意にお家に行きたいですね」

田中さん「どうぞ!」

リーダー
「何も連絡せずに伺います」

田中さん
「ぜひ不意のお客様でお越しくださいませ」
田中さん
「みなお母さん達って忙しいんですよ、私も。
 でもちょっとだけ手を加えるだけで
 食卓を彩るってことを
 常日頃、そこが私の使命なんだと思いながら
 これからも頑張っていきたいと思います」

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3月16日のクイズ
「今回、番組の舞台となったのは
 北海道じゃなくて、どこだったかな?」

正解は「東京都」でした。

2019年03月16日(土) |  ♯515 北海道地チーズ博2019 後編
2月に東京の表参道ヒルズで開催された
北海道のナチュラルチーズの祭典
【北海道地チーズ博2019】

前回、そのイベント会場に突撃した
リーダーと森アナ!

北海道産チーズの美味しさを改めて実感し
チーズ生産者たちの心意気に触れ
北海道産チーズの人気と実力を知りました。

しかし東京での道産チーズの盛り上がりは
ここにとどまらない!

今回のあぐり王国ネクストは
前回に引き続き、
東京で北海道産チーズの魅力をひもとく!

道産チーズ専門店を営むチーズ伝道師と
道産乳製品を全国に発信する
ミルク大使の活躍に迫ります!
森結有花アナウンサー
「今週も前回に引き続き東京からお届します」

森崎博之リーダー
「すっかり春ですね。
 こういうところで取材をスタートするとさ、
 すっかり、おのぼりさんの気持ちだね。
 見てよ!スカイツリー」
リーダー
「川にスカイツリーが
 自分の姿を映すがごとく映っている。
 逆さツリーもいいですね」

森アナ
「東京来たって感じでいいですね」
リーダー「さて今日は?」

森アナ
「今回も北海道のチーズが道外で
 どのような盛り上がりを見せているか
 注目していこうと思います」

リーダー
「前回もそうですけど
 非常に誇らしいですよね。
 北海道が誇る酪農・乳製品。
 そしてチーズが
 ここまで全国に発信されて
 人気になっている…誇らしい!
 鼻伸びっぱなしです!
 鼻がスカイツリー!」

そんな東京でも大人気の我らが道産チーズ。
前回の地チーズ博に続く、今回の取材先とは?
森アナ
「なんとここ東京にですね
 北海道産チーズの専門店がある!」

リーダー
「地チーズ博とは別にですか?」

森アナ
「北海道産のナチュラルチーズだけを
 集めたお店があるんです!
 今回はこのお店に行って、
 どうして北海道産だけを集めているのか?
 ここ東京でお店を構えているのか?」

リーダー
「そうですよね。一風変わった方ですよね。
 彼がどんな気持ちでやっているのか?
 非常に気になります!!」
ということで早速、その気になるお店へ移動。
森アナ
「我々は東京の路地裏を歩いております」

リーダー
「なんかいいですねえ~。
 こういう所にお店があるの??」
森アナ「あっ!」

リーダー
「間違いないぞって、お店があるぞ。
 これ窓が北海道でしょう!
 素敵なデザインだね」
東京下町の仲通り…
住宅街のど真ん中にある、
北海道産ナチュラルチーズ専門店
「チーズのこえ」。
外観から、気合入っています!

【チーズのこえ】
住所:東京都江東区平野1丁目7-7 第一近藤ビル1F
電話:03-5875-8023
http://food-voice.com/shop

2019年03月16日(土) |  チーズの声を届けるとは?
森アナ
「たくさんのチーズが並んでいます」

森崎リーダー
「これすごいぞ!
 北海道だってこんなにたくさんの
 道産チーズが集まる場所、
 そんなにないぞってくらい!」

森アナ
「なかなかこういうお店って
 札幌にもないですよね」

リーダー
「これはすごい!
 よくこれだけ集めましたね」

チーズのこえ 店主 今野徹さん
「北海道産チーズの専門店として
 やってますので
 品揃えはどこにも負けない!」
こちらは店主の今野さん。
道産チーズ愛に満ちたトークが 炸裂します。
リーダー
「これまであぐり王国でも
 取材に行かせて頂きました
 半田ファームさん…」
リーダー
「共働学舎さん…
 これ森さんも行ってません?」

森アナ
「行きました!
 伊勢ファーム“江丹別の青いチーズ”!
 チーズ好きにとっては
 たまらないですよね」

リーダー

「これだけの貴重なチーズ。
 人気がとってもあるチーズを
 全部を取り寄せているというのは
 今野さんの人徳と言うのか
 生産者からの信頼が厚いんじゃないですか」
今野さん
「我々も集めているというよりは
 この人(生産者)のことを紹介したい!
 という思いを届けているので、
 何でも集まるというよりかは
 人を紹介したいという思いが強いです」
今野さんは、牧場やチーズ工房に直接出向き、
各地のチーズの特性はもちろん、
生産者の思いまで理解した上で、
それを東京の消費者に伝えています。
今野さん
「特に小さな工房で一人で作っている
 自分で売るのは難しいという方々に
 “売るところは僕らに任せてよ”と
 その人や工房のある風景ですとか
 何度も通って生産現場の声を代弁できる!
 それがまさに“チーズのこえ”という
 店名に託したように
 声をちゃんと届ける仲介役になりたい!」
リーダー
「“チーズのこえ”というのは
 チーズ作りに情熱を傾けている声を伝える
 ここはアンテナショップなんだ」

今野さん
「作り手であり、
 しゃべることのできない牛の声だったり
 草の声…作り手が前面に出てくるんですけど
 背景には北海道6千戸をきってしまった
 酪農家の日々の努力でチーズができるものなので
 表に出てこない一人ひとりの声も届けたい!」
リーダー
「スペシャル!」

森アナ「ほんとに…素晴らしいですね」

リーダー「すごい!」



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