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2011年07月30日(土) | ♯154 産地形成“釧路ほくげん大根”に注目!編
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2011年07月30日(土) |  ♯154 産地形成“釧路ほくげん大根”に注目!編

佐々木
「こんにちは~あぐり王国です。
 今日やって来たのは標茶町です」

森崎
「標茶は酪農を取材しに来ましたね!」

佐々木
「今日は酪農ではないんです!
 実はブランド野菜が育てられているんです!」

森崎
「標茶は酪農の他にも野菜の栽培が盛ん!
 何ですか、その野菜は??」

佐々木
「その野菜と言うのが
 《釧路はほくげん○○》です」

森崎
「この○○に野菜の名前が入るんですね」

河野
「分かりました…
 48(フォーティーエイト)」

佐々木
「今の流行ですね…(苦笑)」

森崎
「まさかの数字が入っちゃうの?」

モモカちゃん
「大根!」

ミオちゃん
「私も大根で…」

森崎
「何でそう思った?」

みおちゃん
「ももかちゃんが言ったので…」

河野
「なんて分かりやすい理由!」

森崎
「正直だな!」

佐々木
「正解は《釧路ほくげん大根》

森崎
「大根!せいか~い!」

佐々木
「釧路ほくげん大根があるのは
 アチラで~す!

と振り返った場所を見ると一面広大な畑が!

森崎
「これ全部?」

佐々木
「ハイ!全部です」

あぐりっこ
「スゴ~イ」

一大酪農地帯・標茶町。
実は「釧路ほくげん大根」なる
人気野菜があるのです。

今回はその大根をお勉強です!

教えて頂くのは大根を育てて20年、
佐藤千洋(チヒロ)さんです。

佐藤さんの畑にやってきたあぐり一行。

みんな一斉に「佐藤さ~ん!!」

ひろーい畑の中から
「こんにちは!」と佐藤さん。

森崎
「よろしくお願いしま~す」


2011年07月30日(土) |  色白であま~いほくげん大根とは・・・

森崎
「ものすごく広い畑ですね」

佐藤さん
「35ヘクタールです」

河野
「札幌ドームより広いです!
 しかも札幌ドーム6個分です…
 言葉もでません」

森崎
「どんなに広いか?
 試しに男子、走ってみな!」

よーいドン!
猛ダッシュで畑の端っこまで走り出す男子。

河野
「行きは下りですけど
 帰りは上りですからね」

佐藤さん
「端から端まで300mぐらいですね」

河野
「それにまだ奥のほうにもありますもんね」

森崎
「畑全部が大根になっているんですか?」

佐藤さん
「今作っているのが35ヘクタールで
 休ませる畑が同じ35ヘクタールくらい」

森崎
70ヘクタールですか~
 土地持ってますね~!

では大根を抜いてみましょう!
まずは河野君がやってみると…
「めっちゃ簡単にとれた!!」

森崎
「白い!コチラの大根の特徴を
 教えてもらえますか」

佐藤さん
「まず肌が白くキレイです。
 今時期はまだ春大根で辛味はあるのですが
 これから夏に向けて辛味もなく
 甘い大根になっていきます。
 水分が多く、みずみずしいですよ」

森崎
「うちの《ほくげん大根》はね…」

河野
「誰がほくげん大根なんですか!
 確かに大根の向きを変えたら…
 (と大根の葉を下に白い部分を上にする)
 完全に同じなんですけ
 
森崎
「ホラ~大根なのよキミ!

河野
「大根なのよっておかしいでしょ」

《釧路ほくげん大根》は、
釧路町と標茶町で育てられています。
土壌は、水はけの良い“火山灰地質”。
そして夏場でも最高気温の平均が
24℃程度と涼しいため害虫が少ないなど、
栽培に適しているのです。

取れたての大根を味見してみると-

森崎
「うわあ~真っ白ですよ。
 では、いただきます!
 
 ガブリ…
 
 確かに少し辛味はありますけど
 果物みたい!おいしい」


2011年07月30日(土) |  だいこん収穫体験!

あぐりっこ達も大根の収穫体験!

真上にすーっと引っ張ると
立派な大根が現れます。

ということで思う存分
大根をみんなで収穫してみました。

あっという間に大量の大根を収穫しました。

森崎
「楽しかった?」

あぐりっこ
「メッチャ楽しい」「もっと抜きたい!!」

佐藤さん
「労働力として十分使えますよ!」

本来の収穫は専用の機械で行われます。
迫力満点!葉をカットしながら、
どんどん大根を抜いていきます。

佐々木
「釧路ほくげん大根がどのように
 大きくなるのかみてみましょう」

種から収穫されるまでを並べてみました。

佐藤さん
「これが種まきをしてから20日目の大根です」

森崎
「かわいいね」

河野
「かいわれ大根みたいですね」

佐藤さん
「こちらが40日目の大根です」

森崎
「20日後にこれですか…太りましたね。
 色が赤ければニンジンだよ」

佐藤さん
「これが60日目、そろそろ収穫の大根です。
 大根はある程度の大きさになってからは
 大きくなるのが早いんです」

佐々木
「あっという間に大きくなるんですね」

じゃーん!もんすけです。
みずみずしくておいしいと評判の
《釧路ほくげん大根》。
その人気を支えているのが厳重なチェック、
選果作業なんです。
JAしべちゃ 鈴木雅崇さん
「高品質な釧路ほくげん大根をお届けするため
 大根の選別に厳しいルールを授けています」

鈴木さん
「曲がりや傷、変色などがないか
 すべての大根を人の目でチェックしています。
 生産者の努力のもと育てられた
 釧路ほくげん大根は安全安心で
 おいしい農産物として高評価をいただき
 主に関東・東海・関西方面へ出荷してます」

10戸の農家が育てる釧路ほくげん大根は、
9割が本州へ出荷。道内の主な販売先は、
地元釧路近郊や札幌方面なんだって。


2011年07月30日(土) |  こだわりの野菜がほかにも…

佐々木
「ここ標茶町近郊では大根以外の野菜も
 育てているんです!何の野菜か見に行きましょう」

ということで一行は釧路町のビニルハウスへ。

訪れたのは農家歴37年の鈴木和博さん。
地産地消、そして安全安心にこだわった
野菜づくりをしています。

あぐり一同「鈴木さ~ん」

鈴木さん「こんにちは~」

ハウスに入ってみると-

森崎
「みんな何が実っているか、わかるかな?」

あぐりっこ

鈴木さん「そうです!」

森崎
「真夏でもハウスの中でできてるんですね」

鈴木さん
「温度の差があって土にも気を使いながら
 栽培しているので、甘味があって
 おいしいと思いますよ」

森崎
寒暖差って言うんだけども、
 昼暑くて夜寒い
 ギュっと甘みが増すんだって
 ここはうってつけの場所ですね。
 昼は暑くても夜は寒いでしょ」

鈴木さん
「やっぱり今の時期でも
 10℃前後まで夜は落ちますね」

森崎
「へえ~寒暖差で20度だ。
 この差がトマトを
 あか~く・あま~くさせるんですね」

河野
「鈴木さんはトマトだけ栽培しているんですか?」

鈴木さん
「トマト・きゅうり・白かぶ…
 野菜では20種類ぐらい作ってます。
 なかでもトマト・ミニトマト・キュウリは
 YES!cleanの認証を5年前から取り組んでます」

地産地消。鈴木さん達が育てた野菜は、
釧路町の野菜直売所で販売しています。
その名も《農家の店》”。
こちらは、採れたて新鮮で安いと大評判!
営業は水曜と土曜の週2日で、
10月中旬までなんだって。
ぼくも行ってみよっと!

■農家の店
 釧路町遠矢
 TEL  0154-40-2317

ミニトマトの収穫してみました。
カゴいっぱいのミニトマト。
ピッカピカに輝いています

ではお味は?

あぐりっこ「甘い!」

森崎
「スゴイ甘っ!」


2011年07月30日(土) |  熱いおでんで汗かいてスッキリ!

生産者直伝、
地元の食材を使ったおススメメニュー。
教えていただくのは
JAしべちゃ女性部の佐藤菊子さん。

佐藤さん
「釧路ほくげん大根を使った“おでん”です」

一同「やった~」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

河野
「大根のこの白さ、
普通の大根と違いすぎません?」

森崎
「恐ろしい白さだよね」

河野
「長いもみたい」

佐々木
「更に今回使うとっておきのモノが…」

佐藤さん
「標茶町産の牛肉を使った水煮なんです」


《牛肉の水煮 1缶750円》
 Aコープしべちゃ店で発売中!地方発送可能。
 問合せ)015-485-2022

早速お料理を作って試食タイム!
水煮缶を使ったおでんのお味は…

みおちゃん
「すごい甘くてメッチャ出汁がしみてて
 おいしいです!」

河野
「口に入れた瞬間ジュンっと無くなりますよね」

森崎
「口の中で溶けていきますね」

佐々木
「エキスがたっぷりでおいしい」

とここで女性陣がたくさん入ってきました。

森崎
「父母参観ですか?」

河野
「それぞれの後ろに立ちましたけど
 女性部のみなさんですよね」

佐藤さん
「実はまだいたんですが
 時期が時期なんで忙しいんですけど、
 下準備は総勢14~15人でやりました!」

森崎
「みんな、今日の料理を大勢の女性部のみなさんに
 作っていただいたんですよ!」

さてここでもう一品。

佐藤さん
「標茶産の牛肉を使ったミートソースです」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

佐々木
「これは濃厚ですね」

森崎
「トマトの味もよく出てますね!」

あぐりっこも大絶賛でした!

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
今日は北海道の牛乳を飲んで復興支援をしよう
という話題です。

今、Aコープチェーンで牛乳を購入すると、
東日本大震災の復興支援の
義援金になることをご存知でしょうか?

対象となるのは全道の
Aコープ・ホクレンショップ223店舗です。
9月30日までの期間中、
1リットルパックの牛乳を購入すると、
1本に付き1円が、
お店から日本赤十字社を通じて
被災地復興支援の義援金として寄付されます。

北海道の牛乳を飲むことで、
少しでも復興支援につながればいいですね。

続いては、後志の黒松内町から、
おいしいイベントのお知らせです。


今年で20回目を迎える黒松内町の名物イベント
「ビーフ天国まるっと黒松内」。
明日の本祭では、
地元産の牛肉や野菜などの
バーベキューが楽しめます。

また哺乳ビンでの牛乳早飲み大会や、
本物の搾乳機を使っての牛乳しぼりの実演など
酪農が盛んなマチらしいイベントが盛りだくさん。
夏休みの思い出づくりに
ご家族でお出かけになってみては
いかがでしょうか?


以上、週刊あぐりNEWSでした。

《ビーフ天国まるっと黒松内》
開催日 7月31日(日)11:00~
場 所 黒松内町営球場




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