じゃ~ん もんすけです! 今日注目する野菜は…「カボチャ」
僕たちがよく食べている「カボチャ」は 東南アジアのカンボジアから伝わったんだって。 カンボジア、カンボジャ… カボチャ! 名前に由来にもなっているんだよ。
カボチャの特徴はユニークな形や色。 品種によって千差万別。 日本だけでも、およそ250品種はあるんだって。 今日のカボチャはどんなかな~?
今回あぐり一行が訪れたのは 水も空気もおいしい由仁町です。
この時期はカボチャの収穫真っ盛り。
カボチャを栽培して24年。 生産者の馬場克泰さんに色々 教えてもらいましょう。
まずはカボチャ畑にお邪魔しました。
森崎 「なんだかカボチャより目に入るのは何だ?」
あぐりっこ「葉っぱ!」
馬場さん 「この葉っぱの大きさによって 実の大きさが決まるくらい… 光を吸収して栄養分にするんです」
森崎 「じゃあ葉っぱが大きいとカボチャも 大きくなるんですね~」
河野 「あの…見た所…葉っぱが枯れてません?」
馬場さん 「今は収穫時期なので勢いが衰えてきて 実に全部、栄養がいってしまっているので 葉が枯れてきているんですよ」
森崎 「農家さんが調整して葉っぱを取ったり 実を少なくして実を肥やすというのは これまでもあったんですが… カボチャが自分でやってるってのは スゴイですね…」
とココで雨脚が強くなってきたので…
カボチャの葉っぱを触ってみると-
あぐりっこ 「毛みたいのが…」
森崎 「チクチクするんだよね」
毛じ(もうじ)と言って 害虫から身を守ると言われています。
森崎 「カボチャのツルはどれくらい長いか? ちょっと気になりませんか?」
あぐりっこ「気になる!」
森崎 「よし計ってみよう~ どしゃ降りとか関係ないから!」
河野 「383cm!」
森崎「長い!」
森崎 「じゃあツル1本にどれぐらいカボチャが 実をつけると思うかな?」
あぐりっこ「5個」「3個」「6個」 色々な回答が出ましたが正解は-
大地の栄養をたっぷりと吸収して実るカボチャ。 いよいよ収穫です。
収穫適期の見分け方を教えてもらいますが-
森崎 「ちょっと見て!この三叉路みたいな所から ふっといヘタ!」
佐々木 「それなんか“カンロ”見たいですよね」
森崎 「ちょっと茶色っぽいですよね」
馬場さん 「これが広がってくると収穫時期です」
こちらはちょうど収穫適期。 ハサミを使って収穫します。
バチン!
森崎 「切れた~断面見てください! これ何が通る穴ですか?」
馬場さん 「栄養と水分ですね」
河野 「水も栄養もスゴイ量が送られているんですね」
馬場さん 「そうでしょうね。じゃないと 2kgの重さにはならないですよね」
あぐりっこも収穫にチャレンジ!
馬場さん 「5ミリ残して切ってくださいね」
堅いヘタに悪戦苦闘するあぐりっこ。
ユウスケ君 「スゴイかたい!」
ここでもう1つ収穫適期の ポイントを教えてもらいました。
馬場さん 「ちょうどこの色が収穫適期なんですけど、 この部分と中身の色が同じなんです」
河野 「土に触れていた部分?」
馬場さん 「濃い色のほうが完熟しているので おいしいカボチャなんですよ」
河野 「カボチャの中は濃い色のほうが良いんですね!」
初めてのカボチャの収穫でしたが なんとか終了~!
ではみんなで収穫したカボチャは 一体どこへ運ばれるのでしょうか…
森崎 「その作業を何て言うのでしょう?」
馬場さん 「キュアリング!」
森崎 「せーのっ!」
あぐりっこ「キュアリング!」
森崎「しっかり覚えました」
キュアリングで甘みが増したカボチャは、 この機械に投入されます。
森崎 「ではみんなこの大きな滑り台で 遊びましょう!」
一斉に「違う違う!」
馬場さん 「これは乾かしたカボチャを簡単に 土などを落として磨く機械です」
左右にブラシがついていて その中を通るとピカピカに磨かれて 出てくるのです。
森崎 「磨かれて出てきたよ~見て!キレイ!」
あぐりっこ 「全然違う!きれい」
河野 「天使の輪ができてますよ。 キュアリングしたら キューティクルできたみたいな」
ではあぐりっこもお手伝い!
女の子がカボチャを流し、 男の子が磨かれたカボチャを受け止めます。
由仁町・栗山町をエリアとするJAそらち南では、 時期によって四種類のカボチャをブランド化。
なかでも今日紹介している 「北のほっこりさん」はホクホク感が人気。 ここ数年 栽培面積を拡大し、 力を入れて生産しているだって! 僕も食べてみたいな~
カボチャの美味しさをそのまま味わおう! ということで見た目もそのまま、 “ホイル焼き”を頂きました。
森崎 「ケーキみたい!スーっと包丁が入っていく やわらか~い!!」」
オープン!
一斉に「うわ~~美しい!」 ほっくほくのカボチャを ケーキのように切り分けて「いただきま~す」
サイカちゃん「おいしい。あまい!」
ユウスケ君「ホグホグしてる…」
森崎 「ほっこりだね。畑のケーキです」
お手伝いに励むあぐりっこと分かれて、 リーダーと佐々木アナは、佐野さんと言う方から とある所へ呼ばれていました…さて何かな?
JAそらち南 佐野滋さん 「わざわざお越しいただいて有難うございます。 あの…実は気合を入れていただきたい 人たちがいるんですよ! JAそらち南の “営農いろは塾”の塾生メンバーです」
リーダーに気合を入れてもらいたい 営農いろは塾とは一体!?
塾生が待つ会議室に入っていくと-
塾生「イエーイ!フー!(盛り上がる)」
森崎 「みなさん…なんだかヤンチャな感じですね!」
佐野さん 「ここでは農業の基礎を学んで 将来の農業に是非役立てよう…と」
農業には専門的な技術や知識が必要。 しかし高齢化や労働力不足などで 農業を学ぶ機会が少なくなってきています。 そこでJAそらち南では、 若い後継者や新規就農者を中心に 農業の基礎から簿記などの経営に関するコトまで、 様々な知識を学べる勉強会を開いているのです。
就農2年目 仁木裕さん 「いろは塾で基礎というモノを イチから教えてもらえるので助かります」
森崎「元々は違う仕事していたのですか?」
仁木さん 「高校卒業してから13年間 陸上自衛隊に所属していました」
就農2年目 篠田雄太さん 「自分の中で作業の意味がわかって 考えながら仕事ができるようになりました!」
就農1年目 松井心平さん 「農業で…日本を救いたいです!」
就農7年目 小林祐輔さん 「まずは…結婚することですね!」
営農いろは塾の塾生の目標は無限大!
森崎 「みなさんにかかってますよ! 北海道の農業は… よしっ! オレの胸に飛び込んでおいで! おいで…」
塾生「???(ホントにいいの?)」
塾生「!!!(周りを見回して…)」
塾生「ゴー」
ガッシリ抱き合うリーダーと塾生。
森崎 「お前たちはオレの生徒だ!」 塾生「グイグイグイ・・・・」 森崎 「よーしよーし!ゲホッ よし…ゲホッ…ちょっと!」
森崎 「チョット!やっぱ自衛隊力強い!」 塾生「(ペコリ・・・)」
気合を入れるどころか いろは塾から逆に充分すぎる パワーをもらいました!
フランス語で「ごはんですよ!」の意味をもつ 「レストラン・ア・ターブル」でみんなと合流!
川端由美子さん、清野真由美さん、 馬場左裕美さんからカボチャを使った おススメメニューを教えてもらいました。
■レストラン ア・ターブル 住所)由仁町西三川806番地 電話)0123-86-2207
ところが…目の前にあるのは ただのカボチャ!
森崎 「カボチャ料理といっても これはただのカボチャ!料理してませんね~」
川端さん 「それがですね~ジャーン」
実はカボチャが丸ごと器になっていました。 ヘタの部分がフタになっていて 中にはアツアツのカボチャスープが! とってもステキな演出ですね。
※詳しい内容はレシピコーナーへ
もんすけです! カボチャの特徴的な栄養成分はカロテン類。 皮膚や粘膜を健全に維持したり、 細胞の老化を防ぐ働きが期待できます。 しかもカロテンは収穫後も増えるから、 冬至のころにカボチャを食べるのは、 理にかなってるんだね!
~かぼちゃのお買い求めはコチラへ~ ■JAそらち南 農産物直売所 住所)栗山町中央3丁目33 電話)0123-72-6780
あぐりファームリポート!
このコーナーでは番組の農園 『あぐりファーム』で育てている野菜や お米の成長過程をあぐりリポーターが 身を持ってお伝えします。 最終目標は4人のリポーターが考えた オリジナル料理を くるるの杜にある農村レストランで メニュー化すること。
今回はトウキビと枝豆の収穫です。
コウノスケ君 「ガッチリしている」
ケイちゃん 「最初見た時より大きくなってる」
くるるの杜 高橋ルミ子さん 「先端を触って丸くなっているモノの方が 実が詰まっているので、それ選びましょう」
待ちに待った収穫。 今ではあぐりっこの背丈をこえてしまいましたが、 およそ3か月前はたった10センチだったんです。
しっかり成長してくれたトウキビは 立派な実を付けていました。
続いては枝豆の収穫。 枝豆は茎ごと一気に抜いてしまいます。
かわいらしかった枝豆の葉っぱも、 たくましく成長し実を付けました。
頑張って収穫した後は…
3か月間リポートしてきたご褒美! 大地の恵みに感謝して頂きましょう!
あぐりっこ「いただきま~す」
ユリカちゃん 「スゴク甘くておいしいです!」
あぐり日記(かずと・こうのすけ) 今日はまずトウキビを収穫しに行きました。 久しぶりにトウキビを見に行ったので すごく破裂しそうだったので 急いで収穫しました。 食べたらすごく甘かった。 食べられて嬉しかった。
あぐり日記(ケイ・ユリカ) 今日はトウキビと枝豆の収穫を しました。枝豆はたくさんなっていて ビックリしました。ゆでて食べた枝豆は 自分で作ったのでスゴクおいしかったです。