羊蹄山を望む京極町ではじまった、 ジャガイモシリーズ企画! 第1弾となった5月には、 ジャガイモ生産の原点! 種イモについて学びました。
森崎「すべての原点は種イモ」
多田さん 「この種イモをいかに良いイモに 育てるかが原点。 そして良い芽を作るかも原点」
大型トラクターにより種イモ植えも見学。
あぐりっこ 「落ちてる落ちてる~」大興奮でした。
重い種イモを機械に入れる 生産者の仕事を体感したあと、 あぐりっこが男しゃくイモの手植えに挑戦!
あぐりっこ「大きくなれ~」 藤尾「踏むの難しそうだね」
種イモを植えてから2ヶ月が過ぎた7月には、 畑一面に美しく咲き誇るジャガイモの花が!
あれから季節は流れジャガイモ畑は、 どうなっているのでしょうか??
佐々木 「素晴らしい秋空のもと 京極町にやってきました」
河野 「くっきりと羊蹄山見えてます。 紅葉も始まっていますね」
森崎「季節は動いているね」
佐々木「2か月半ぶりだね」
佐々木 「さて2か月半前に見た花の色は?」
タイガ「花が白で中が黄色だった」
ハナ「黄色い花もあったよね」
森崎「あの花がどうなったかな?」
タイガ「あ~楽しみ」
森崎 「あれ?隣の畑がずいぶん様変わりしたよ」
あぐりっこ 「すごい緑色だった」「変わった~」 (ここは大豆畑です)
佐々木 「さて男しゃくはどうなっているのか? 多田さんに会いに行きましょう」
森崎「多田さん覚えてる?」
タイガ「覚えてる!」
河野 「多田さんに会うのが楽しみなんだね」
森崎 「タイガ何をそんなハラハラしてるの?」
タイガ 「多田さんに会えたのもあるし ジャガイモに合えるのも楽しみだし…」
タイガ 「おっき…おっきい… 大きいかもしれない…」
森崎 「落ち着け!落ち着け!」
タイガ君の興奮を沈めつつ、 あぐりっこが手植えをした場所へ! しかしそこには予想外の光景が…
森崎 「さあジャガイモ畑を…おっ???」
あぐりっこ「あれ?」「え~っ?」
森崎「ジャガイモ畑が…」
ハナ「な~い!」
タイガ「なんか悲しい状態…」
森崎「ワクワクしてたタイガどう?」
タイガ「もう枯れちゃったの…?」
森崎 「全部の収穫が終わった? 多田さん全部とっちゃった?」」
多田さん「ここの畑の収穫は終わっちゃった」
森崎「収穫しちゃった…」
あぐりっこ「あっ…」
河野 「みんなに植えるだけ植えさせて 多田さんが収穫した」
森崎 「おい言い方悪いなっ! そんな言い方しなくてもいいだろ」
多田さん 「そんなに多田さん悪い人間?」
そんな方ではありません! この畑のほとんどは収穫を終えてしまいましたが、 手植えした部分だけは、 ちゃんと残してくれましたよ。
森崎「なんか印あったじゃん!」
タイガ「そうだ」
と話していると…
マイカ「あった~~!」
するとあぐりっこダッシュ! 畑に駆け寄ると…
「ジャガイモある~~!」
ところが…
河野「緑色の茎はどうなっている?」
ハナ「ない!」
タイガ「なんで?収穫なのに…」
森崎 「収穫適期には茎は枯れるものなんですね」
多田さん「枯れるです」
森崎 「土の中にたくさんのジャガイモが 入っていることを祈りつつ… 収穫しますか?」
あぐりっこ 「いええ~~~い」
いよいよ待ちに待ったイモ堀体験です!
いよいよ掘っていきますよ。
刈れた茎のまわりを掘り起こしていくと… タイガ 「あった~~っっ!! いえ~いヤッターヤッター!」
これは豊作の予感… タイガ君が植えた畝(うね)の一株だけで、 20個ほどの大きなジャガイモがゴロゴロ!
そっそくみんな掘り出すと…
マイカちゃんが掘ったのは
森崎「カワイイ!スノーマン!」
河野「イモだるまだ」
多田さん 「ショックだけどデンプン用になっちゃうの」
河野「規格外ってやつですか」
収穫したジャガイモは、 デンプン用・加工用・生食用の 3種類に選別して出荷されます。 同じような見た目でも細かい違いによって 用途は分かれますが、 無駄なく活用されるのが ジャガイモ生産の特徴なんです。
河野 「そのままジャガイモとして出荷されるのは 収穫したうちの何割ぐらいなんですか?」
多田さん 「今年は規格外品が少ないから 加工用も含めて90%近くが規格品で出荷できる。 10%ぐらいがデンプン工場に行く」
今年のジャガイモは上出来!とのことで、 他の畝(うね)も掘り起こしてみると… 続々ビックサイズが出てきます。
ではそっそく自分たちが植えた畝を 手堀りで収穫!
ハナは犬かきの要領でイモを掘り起こします。 佐々木「いいねハナ♪」
シュンセイはうんうん唸って「土が固い…」 もう修行僧のように掘りまくります。
マイカは自分の顔ぐらいのビックサイズ!
森崎「タイガ楽しいのか?」 タイガ「うん!楽しっ!うわ~ぐわ~」
青いツナギがみるみる泥んこに… 四つん這いになって掘る掘る掘る…
手作業でのジャガイモ掘りは大変。 そこへリーダーがあぐりっこへ クワで掘り起こしてあげようとしますが…
森崎 「土をクワでほぐしてあげようか?」
みんな一瞬考えますが
あぐりっこ 「大丈夫!手で大丈夫!」
森崎「あれ?」
河野「みんないらない?」
あぐりっこ 「大丈夫です!大丈夫です」
森崎「あっそう…」 (リーダーちょっと寂しそう…)
ということで残念ながら リーダーの出番なし(笑)
そうこうしているうちにシュンセイ君は…
森崎「できた!シュンセイゴール!」 (シュンセイ畑に倒れ込む)
佐々木「8メートルほりました。感想は?」
シュンセイ 「やった…(ハアハア) うれしいです…(ハアハア)」 ※ものすごい勢いで掘ったので 必要以上に疲れてしまったシュンセイ
河野 「今その気持ちを誰に伝えたいですか?」
シュンセイ 「う~ん…多田さん!」
大人もスタッフも大爆笑。
森崎「多田さん泣いちゃうよ」
多田さん「感動しちゃう!」
森崎「いい顔になったなあシュンセイ」 汗と土にまみれて、もう泥んこです。 だけどなんだかキリッとしていい顔。
このあとタイガ君、女子チームも 無事に手掘り終了! 最後に全員で掘り起こしたジャガイモを しっかりと選別。清々しい秋晴れのなか、 充実した収穫体験となりました。
森崎 「手掘りしたジャガイモです」
あぐりっこ「ヤッタ~~」
森崎「掘ったね!」
佐々木「男しゃくとれました…」
河野「しかもこれが出荷される!」
タイガ「誰かの口に入るんだ…」
森崎「スーパーに並ぶんだよ」
タイガ「ヤッター」
自分たちが収穫したものを 他の誰かが食べてくれる。 なんだか嬉しい気持ちになりました。
じゃーん もんすけです。 品質の高いおいしいジャガイモを生産する JAようていエリア。 今年も生産者が真心を込めて栽培した 沢山のジャガイモが収穫されています。 機械でゴロゴロと収穫される様子に、 あぐりっこもビックリ!
収穫されたジャガイモは出荷施設に集められて、 品質に問題がないかを最先端の技術でチェック。 厳しい検査を合格したものだけが 全国に出荷されます!
さらには品質の低下を防ぐ特殊な光の中で 貯蔵する技術によって、美味しいジャガイモが 1年を通して出荷できるんです。 JAようてい自慢のブランドジャガイモ! 早く食べたいな~
佐々木 「みんなで新ジャガをいただきましょう!」
もうみんな大興奮です。
「うわ~~い!」 「ヤッタ~」
みんなでいただきま~す。
タイガ 「う~ん(笑顔) ジャガイモの味するわ!本当!」
シュンセイからはグッドジョブ出ました。
マイカ 「すごい柔らかくて食べやすいし 甘さもあるからすごく美味しい!」
佐々木「甘いですよね」
森崎 「最高の贅沢!掘りたてゆで立てを この畑でいただく!北海道最高の贅沢」
多田さん 「今年のイモは特に美味しいです。 デンプン質が高くて すごいポロポロするしょ。 だからすごく美味しんですよね」
シュンセイ 「いや~良いときに来た!」
森崎 「毎日管理して下さって こうして美味しいジャガイモができた」
あぐりっこ「ありがとうございます!」 多田さん「いいえ、どういたしまして」
あぐりっこも感謝の気持ちでいっぱいです。
さてこっからは 男子チームと女子チームに分かれて、 新ジャガを使ったお手軽料理に挑戦! 教えて下さるのは多田さんの奥様 豊美さんです。
詳しい作り方はレシピコーナーを ご覧くださいね。
今回作るお料理は いもソーメンとジャガイモピザです。
さてみんなで「いただきま~す」
タイガ「う~~ん!うまいっ」
森崎「うまい!」
河野「うまいっ!シャッキシャキ」
森崎 「ジャガイモなんだけど ジュンサイみたいな味わい」
ハナ「シャキシャキしてて美味しい」
マイカ 「ジャガイモの味も残っていて美味しい!」
多田さん 「僕も初めて食べました。 今日食べて美味しいと思った!」
佐々木 「実はですね… この半年間お世話になった多田さんのために 子供たちがもう1品作ったものがあるんです」
多田さん「すご~い!」
あぐりっこが作ったもう一品とは 『いもかりんとう』。 てん菜糖と黒砂糖を煮詰めた蜜に 油で揚げたジャガイモ“とうや”を 絡めたおやつ。農作業で疲れた体を 甘いもので癒してもらいたい… という願いを込めて、 あぐりっこが心を込めて作りました。
一人一人お皿をリレーしながら 多田さんにお料理を渡します。
マイカ 「えっと…3回だけだったんですけど ジャガイモのことを教えてくれて 本当にありがとうございました」
多田さん「どうもありがとう」
佐々木 「みんなが作ったかりんとうです。 食べてください♪」
※作り方はレシピコーナーへ!
あぐりっこが作ったかりんとうを食べて… 多田さん 「あっ!イモの食感がきちんと出ていて より一層甘くておいしいです!」
するとあぐりっこガッツポーズをして あぐりっこ 「ヤッター!」「いえ~~い!」
森崎 「美味しいって!良かったねえ」
サプライズ料理の成功に ホッと一安心のあぐりっこ。 多田さんの畑で学んできた ジャガイモ栽培は、 彼らにかけがえのないことを 教えてくれたようです…
タイガ 「やっぱり当たり前で食べるより 感謝をして食べるほうが その気持ちが生産者さんに伝わると思う」
森崎 「素晴らしい! 感謝をすると美味しくなる。 食事が楽しくなる… それが分かってくれたって事はスバラシイ」
佐々木 「タイガ君から多田さんはどう見える?」
タイガ 「もうジャガイモの神様でいいよっ!」
多田さん「うれしいなあ」
ジャガイモのことをたくさん 教えてくれた多田さん。
育てることの大変さだけでなく、 作ることの喜び、 食べることの楽しさ、 食べてもらうことの嬉しさなど たくさんのことを あぐりっこに教えてくれました。 大好きになった多田さんとのお別れ… マイカちゃんがあることを用意してくれました。 なんと「南京玉すだれ!」
マイカ 「はいさて… さては南京玉すだれ…」
みんなもマイカに合わせて手拍子 「さてさてさて…」。
マイカからどんどん技が繰り出され みんな大盛り上がり「うわ~すごい!」
芸達者なあぐりっこに 多田さんも大喜び。
森崎「多田さんどう?」
多田さん 「すごい!イモ作りより難しいっ」
スタッフもみんな大爆笑。
最後の最後まで優しくておおらかで まるで私たちを見守ってくれた 羊蹄山のように大きい存在だった多田さん。 どんな時も 「自然にいかされている…」という 謙虚さを忘れず、真摯に そして楽しく農業に向かう姿に あぐりっこもたくさんのことを 学んだようです。 美味しいものには人柄がでる! 本当にそう思えたロケでした。 これからもたくさん美味しいものを 作ってくださいね!応援してます! 半年間ありがとうございました!
こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。 オホーツクの農畜産物が大集合! 「オホーツク農業祭」のお知らせです。
10月18日(土)に北見市の「サンドーム北見」で 【オホーツク農業祭】が開催されます。
これはオホーツク地区の農協青年部が中心となり 直売などを通じて、より多くの方にオホーツクの 農業や農畜産物を知っていただこう というイベントです。
会場ではジャガイモ・ニンジン・玉ネギの 詰め放題やオホーツクの農産物を使った カレーライスなどを販売します。
目玉コーナーはお子様限定「バター作り体験」と かぼちゃで作る「ランタン作り」。 また青年部の方が、作物が出来るまでや 牛乳が出来る仕組みなどを面白 おかしく話してくれるユニークな コーナーなどもありますよ。
毎年大好評の大抽選会も開催しますので、 来週の土曜日はぜひ北見まで!
以上、週刊あぐりニュースでした!!
『オホーツク農業祭2014』 日時:10月18日(土)10時~14時 場所:サンドーム北見 北見市東三輪5丁目 問い合わせ: オホーツク農協青年部協議会 ℡0157-23-6151