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2020年07月25日(土) | ニンニクがメロン並みの甘さ?
2020年07月25日(土) | ニンニク収穫&選別作業
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2020年07月11日(土) | いきなり冬到来?
2020年07月11日(土) | ブランドを支える美唄のチカラとは…
2020年07月04日(土) | ♯576 当別町カラー編

[+10] >>

2016年06月04日(土) |  今年初の放牧作業!
中頓別町で新規就農を果たした、
村田牧場にお邪魔しているあぐり一行。
これから放牧の作業をお手伝い
させていただくことに…

村田さんの指示のもと、
あぐりっこの3人が
牛の首につながれた鎖を外し、
リーダー、金井アナ、大下くんが、
牛舎から放牧地へ牛を追い込みます。

モエリちゃんが牛の鎖を外します。

すると何も言わないのに
牛舎の外へと出て行きました。

モエリ「いってらっしゃーい」

憧れ「すごい!」

森崎「自分で行くんだ」

憧れ「道分かるかな?すごい行くんだあ」

みんながみんな言うことは聞きませんよ…

反対側に行ったり、
駄々をこねて動かなかったり…

憧れ「せーの!よいしょ~
綱引きみたい!」

作業開始からおよそ30分。
すべての牛を牛舎の外へ出して終了。

モエリ
「大変でした。毎日この作業するのは
 疲れると思いました」

森崎
「憧れさんあなたは何をしたの?
 なんでそんなに汗かいてるの?」

憧れ「わたし…交通整理!(笑)」

さて放牧している牛さんの様子はどうでしょう?

森崎
すごいキレイだあ~
 うしろに雪が残る山があってさあ
 この緑の中にさあ北海道の乳牛だよなあ」

憧れ「きれいな牧草ですよね」

村田さん
僕は何もしてないです。
 牛たちがうんこをだして
 自分たちで踏んで耕して…
 牛たちが牧草を作ってくれて
 それを食べているという
 循環がうまれています」

村田牧場では冬の時期を除いた、
5月頃から9月頃までの間、
乳牛の放牧を行っていますが、
その放牧スタイルは、
広大な放牧地を区切らずに放牧させる方法
細かく区分けをして放牧させる、
2種類に大きく分かれるそうなんです。

村田さん
「放牧するといくつかの牧区(ぼっく)に
 分ける場合が多いんです。
 牛を入れない牧区は、その間牧草を成長させる。
 あまり伸びすぎると牛が
 食べなくなっちゃうんで…」

村田さん
「僕はここの農場を引き継ぐことができた時に
 これだけ広い平らな土地があったんで
 これをひとつの放牧地にしたい!
 という思いがあったんで区切らなかった!」

憧れ
「放牧をするとどんな牛が育つ?」

村田さん
「お腹がぷっくりして丈夫な牛。
 常に歩いているので
 足腰が強くなりますねえ」

森崎
「ユウカこういう景色みてどうですか?」

ユウカ
「この牧草が広がってる所もそうですけど
 中頓別町は山が多いから
 牛の鳴き声がやまびこになって
 返ってきて聞こえてくるのが…
 なんか…
 実はこの場所ならでは 
 なのかなと思いました」

森崎
「お前…詩人か!?
 すげーな」

2016年06月04日(土) |  おいしいチーズいただきます♪

じゃじゃん、もんすけです。
雄大な自然に囲まれた酪農の「中頓別町」では
酪農家の負担を減らす仕組みを取り入れながら、
高品質な生乳生産を行っているんだよ。

JA中頓別町 佐藤文一さん
「中頓別町では牛の給食センターともいえる
 TMRセンター"デイリーソウル中頓別"が
 2011年2月に設立されました。
 町内酪農家9戸で構成されており、
 安全安心な飼料供給を目的に
 牧草の刈り取りから発酵までの餌づくりまで
 集約して行うことで栄養価が高く
 バランスの取れた飼料を作っています。
 品質が均一な牧草や濃厚飼料を供給することで
 乳量アップやより高品質な生乳生産に
 役立っております」

中頓別町の大自然と
バランスの良い餌で育てられた
牛さんたちの美味しい牛乳!
たくさん、たくさん、飲みたいな…

憧れ
「放牧が終わったところで
 村田さんの奥様の華奈子さんに
 お料理を作っていただきました」

森崎「ご無沙汰してますうううう」

村田さんと同じく4年ぶりの再会となる
奥様の華奈子さん。

当時6歳だった長女の宙音(ソラネ)ちゃんと
3歳だった長男の地広(チヒロ)くん、
そして生後1ヶ月だった次女の
晴風(ハルカ)ちゃんを育てながら、
ご主人のサポートをしています。

さてご用意いただいた料理は?

華奈子さん
「"宗谷ゴーダチーズ"を使った
 チーズフォンデュです」

「宗谷ゴーダ」は、中頓別町を含めた
宗谷地方で搾られた生乳と、
宗谷の海水から作る塩で作ったブランドチーズ。
そのチーズに野菜を絡めていただきます。

森崎「たまんねえ~うまいっ!」

モエリ
これは間違いない!
 間違いなくチーズです!
 本当においしいです!」

憧れ「今まで食べてきたチーズと違う」

■宗谷ゴーダ 200g 1728円(税込)
販売店舗)
Aコープ中頓別店・ララック店・歌登店のみ
※現地でしか買えない貴重なチーズ!
 中頓別町に足を運んでまで
 購入する価値あり!
 本当に美味しいチーズです!!

このあとは村田さんの庭で育てているという、
行者ニンニクと一緒にジンギスカンをいただきます!

憧れ
「最高ですね…よくこんなところ見つけましたね!
 東京いいらっしゃって」

村田さん「最高ですね!」

華奈子さん
「子供も喜んでいて自然が好きって
 言っているので!
 東京から連れてきた長女が
 自然が好きと言っているので
 嬉しい!」

森崎
「子供に喜んでもらってるって
 うれしいですよねえ」

中頓別町で放牧酪農の夢を実現し、
充実した生活を送る村田さん一家。
新規就農5年目の村田さんが思う、
酪農の未来とは…

村田さん
「新しい新規就農者が
 もっともっと増えてほしい!
 それで北海道の農業を自分と同じように
 盛り上げてほしいなあと思います」

憧れ
「念願の夢を叶えた村田さんを見て
 どう感じたかな?」

モエリ
かっこいいですね!
 自分がやりたいことをできるって
 すごくいい環境でもあるし、
 そう決断をしたのがすごいと思う!」

新規就農者を積極的に受け入れている中頓別町。
就農希望者が安心して酪農経営ができるように
万全のサポート体制を整えているんだよ。

JA中頓別町 佐藤文一さん
「TMRセンターデイリーソウル中頓別では
 離農施設を買い取り研修生を受け入れ
 新規就農者の育成を行っております。
 また昨年12月には町内に
 酪農宿泊研修施設を建設して
 より研修に打ち込める環境を作っています。
 また中頓別町では経営安定自立補助金や
 JAからの貸出資金があるなど
 新規就農者へ向けての資金面での支援が
 手厚いことも評価を得ています」

北海道の酪農を支えてくれる人が
もっともっと増えてくれたらうれしいよね。

森崎
「本当にありがとうございました。
 今後は成人した彼らを連れて
 遊びに来たいと思います…!」

村田さんありがとう~

そして…

しぼりたての牛乳!

牛さん ありがとう!

5月28日のクイズ
「食品加工研究センターが、
 北海道の漬け物から発見した
 乳酸菌の名前は何だったかな?」

正解は「HOKKAIDO株(ホッカイドウ株)」


2016年05月28日(土) |  ♯385 道産食材の可能性を広げる!食品加工の最新技術編

缶詰レトルトフリーズドライ…。
忙しい現代人や災害時に欠かせない
加工食品の数々…。
今では当たり前に存在するものばかりですが、
これらを生み出す技術北海道
あることを知っていますか?

鮮度とおいしさを保つ新レトルト技術に、
北海道で発見された新しい乳酸菌、
さらに小豆の新たな活用法も!
今週のあぐり王国ネクストは、
道産食材の可能性を広げる、
食品加工の最新技術に迫ります!

憧れ
「札幌市のお隣、江別市にやってきました。
 今日は食品加工について学んでいきますが…」

森崎「難しそう!」

大下
インスタントラーメンレトルトカレーなど
 加工食品ですか?」

森崎「そうそうそう!」

森崎
災害時とかに大活躍するというのも
 食品加工の技術の進歩のおかげですよね」

憧れ
「私たちの後ろにある建物の中で
 食品加工の研究がおこなわれているんです!
 地方独立行政法人…
 北海道立総合研究機構…
 食品加工研究センター
です!言えた♪」

森崎「長かったね。頑張ったね」

大下「カンペなかったね」

さて一緒に勉強してくれる6年生あぐりっこです。
新しい体験に興味津々の水口優樹(ヒロキ)君と、
料理が得意な清家綾乃(アヤノ)ちゃん。
2人がイメージする「食品加工」とは?

ヒロキ「真空パック!」

アヤノ「ジャムとか…お漬け物とかかな?」

森崎「なるほど!」

憧れ
人間が手を加えたものということなので
 ほとんどの食品
 食品加工されたものですね」

野菜や果物、肉・魚などの生鮮食品に対し、
それらの食品になんらかの加工したものを
加工食品」と呼び、その種類も様々。

道総研食品加工研究センター
(通称:食加研)では、
企業や団体の商品開発に際し、
それらを加工する「技術」を提供
しています。

こちらの加工技術が取り入れられた
商品を見てみると…

森崎「いろいろあるね~!」

森崎「缶ジュース!」

憧れ
「アヤノが言ってたジャムもあるよ」

森崎「おもしろい!」

憧れ「こんなに種類があるんですねえ」

こちらに勤めて24年になる
ベテラン研究員の八十川(ヤソカワ)大輔さんに、
センターが持つ役割について伺います。

2016年05月28日(土) |  最新のレトルト術とは?

八十川さん
「食加研は食産業を技術面からサポートする
 研究開発を行っているところです。
 道産食品の新しい使い道を開発するための
 研究にも取り組んでいます」

森崎
「道産食材の新しい使い道!」

八十川さん
「例えば“ゆきぴりか”を使った味噌ですが
 機能性の面で着目されている
 イソフラボン成分がたくさん入っている
 新しいタイプの味噌になっています」

八十川さん
「色々な新製品を次々と出していくつもりで
 頑張っています!」

森崎
「八十川さんの中での一番のセルフトップ
 サービスってなんですか?」

八十川さん
「自分の中でですか??
 いやいや自分はまだ若輩者で…」

森崎
なにを~そんな風にみえませんよ~」

大下
高倉健さんみたいですねえ(笑)」

なんとも謙虚な八十川さんですが、
その研究内容には自信あり!
ということで今回は食品加工研究センター、
通称「食加研」が誇る3大加工技術に注目!

一つ目は
「鮮度とおいしさを長く保つ!
最新レトルト技術」です。

森崎
「すっかり私達も研究員の仲間入りですね」

最新のレトルト技術について教えていただくのは、
研究員の梅田智里さんと東孝憲さん。

そもそもレトルトとは調理済みの食品を
「パウチ」と呼ばれる袋に密封し空気を遮断。
そのあとレトルト殺菌機という機械を使って、
120℃以上の高温加熱
袋の破裂を防ぐための加圧を4分以上行います。
そうすることで菌を無くし、
常温での長期保存を可能にする技術なんです。
そして気になる、現在のレトルト技術とは?

森崎
「今どういう進化を遂げているんですか?」

梅田さん
「私たちの研究では出来るだけ
 味や食感・香りをそのまま保って
 おいしい状態で長期保存できる
 技術の開発に取り組んでいます」

森崎
「ただですよ!私たちはもぎたての野菜とか
 新鮮なものをたべられる時代ですよ。
 なかなかそこまでにはレトルトは
 達していないでしょ?」

東さん
「舌で確認してみてください!
 ゆでた男爵イモを2種類用意しています。
 1つは生からゆでたイモ、
 もう1つはレトルト処理をしたイモです。
 実際に食べ比べてみて、どちらがレトルトか
 当ててみてください!」
 
森崎「それは分かるでしょおおお」

ということで最新のレトルト技術の
高さを確かめるべく、
「ゆでた男爵イモ」の食べ比べをすることに―

おいしさ・鮮度・食感などに
どれくらい違いがあるのか。
レトルト加工されたジャガイモを
見破ることはできるのか?

AとBを目隠しをして食べ比べますよ…

微妙な表情のまま、食べ比べ終了。
それぞれレトルトだと思う方はどっち?

あれれ…AとBで3:2に分かれました。

大下
「どっちもあま味があってどっちも美味しい!
 どっちかなって言うと…
 (Bの)表面が加工された感じがしました」

アヤノ
「両方甘いんだけどAの方が甘かった」

森崎
「Bがナチュラルにイモをそのまま
 ゆでた感じがしました!」

ヒロト「同じ(意見)!!」

森崎
「しいて言うと…
 そのままはB
 レトルトはAだと思いました」

果たしてレトルト加工された男爵イモは?


2016年05月28日(土) |  美味しいモノを美味しいまま届けたい!

東さん
「正解は…Bすいません…です!」

森崎・憧れ・ヒロト「やった~~~」

大下「そうなの?全然分かんなかった!」

森崎「見たらちょっと違うんだ…」

ヒロト
「A(レトルト処理)の方がキレイな気がする」

森崎
「男爵ですから粉ふきイモなんですよ。
 でもAはすごく滑らかでツヤツヤです」

憧れ
「味の違いはほとんど分からなかったんですけど
 栄養分はどうなんですか?」

梅田さん
「デンプンや糖はほとんど変わらないです」

ほかにも熱による変色
レトルト食品独特の匂いなども、
昔と比べ大幅に改善されているといいます。

実際に加工前後の違いを見せてもらうと…

大下「銀行の金庫みたい…」

機械の中から出てきましたよ~

梅田さん
「レトルトする前はこちら…した後がこちら」

大下・憧れ「え?」「え?」

憧れ「何が違うんですか?」

梅田さん
「この見た目が変わらない
 おいしさが変わらないけれども
 長期保存できることが
 ポイントです!」

大下
「保存期間はどれくらい違うんですか?」

梅田さん
「(レトルトは)冷蔵で約3か月。
 レトルト処理してないものでしたら
 ただの茹でたイモを袋に詰めただけなので
 冷蔵でも2~3日くらいですね」

森崎「もたない!もたない!」

梅田さん
「北海道のおいしいものを…
 農家さんが頑張って作っている
 おいしいものおいしいままに
 たくさんの地域、遠くの地域の方にも
 届けられる技術はすごく大事だと思います!」

森崎「素晴らしいですね」

じゃじゃん もんすけです!
手軽で便利なレトルト食品。
その歴史は1968年に大阪の食品メーカーから
発売されたカレーが始まりなんだって。

当時、世界初の市販用レトルトカレーとして
販売され、新たな食品のカタチとして、
日本の食卓に変化をもたらしたんだね。

今では当たり前となったレトルト食品、
これからどんな風に進化するのか楽しみだな!

さて続いての加工技術は、
「あの国民食から見つけた!
 北海道発の○▲□菌」??

いったいどんな研究なのでしょうか?

食品に潜む微生物などを研究されている
中川良二さんにお話しを聞きましょう。

気になる「北海道発の菌」とは…

中川さん
「わたしの研究が商品になったものが
 コチラです!」

その商品とは??


2016年05月28日(土) |  あの発酵食品から北海道発の菌?!

憧れ「これはヨーグルト!!」

森崎
「中川さんの研究が商品になった?」

中川さん
「そうなんです!」

中川さん
「これが私たちが見つけた
 HOKKAIDO株と名付けた
 (植物性の)乳酸菌です!」

森崎「ホッカイドウカブ??」

中川さん
「北海道で見つけたのでHOKKAIDO株です」

腸内環境を良くするといわれる乳酸菌。
まずは「HOKKAIDO株」で作られた、
こちらのヨーグルトをいただきます。

森崎
「飲むヨーグルトみたいな滑らかさ…」

アヤノ
「見た目の通り食べやすくて
 ジャムとかハチミツとかかけないで
 そのままでも食べられる!」

憧れ「酸っぱくない!」

中川さん
「酸味はそれほど強くないと思いますね」

最近ではインフルエンザ予防や、
ピロリ菌減少、プリン体分解など、
様々な効果があるとされる乳酸菌が
注目されていますがHOKKAIDO株の特徴は?

中川さん
「腸内をキレイにする整腸作用
 大腸菌(O-157)が腸内の腸管付着するのを
 抑制したり…免疫機能を改善する働きを
 持っているのではないかと研究してます」

そして、このHOKKAIDO株を見つけた
国民食というのが…??

中川さん
「北海道内の農家の方が自宅でつくった
 野菜の漬け物から
 見つけたんです!」

あぐり一行「漬け物!!」

中川さん
「漬け物は乳酸菌で発酵させるので
 酸味が出るんです!
 なので昔から日本人が食べてきた
 代表的な乳酸菌発酵食品。
 漬物から見つけた乳酸菌を
 ヨーグルトに実際に利用してます」

大根などの粕漬けから発見したという
植物性乳酸菌「ホッカイドウ株」。
環境の変化に強く、
生きて腸に届くと言われています。
実際に、その姿を見てみると…
中川さん
「ここに丸いのありますね。
 これがHOKKAIDO株のコロニー。
 1つ1つは1ミクロンで小さいんですが
 たくさん増えてかたまりになると
 こういう目に見えた状態になるんですよ」
 
森崎
「こうやって増やしたものを
 食品に添加したりしているんですね」

さて最後の加工技術のひとつは、
「活用術は無限大!
 あの豆が○▲□に変身!」

森崎
「大豆・小豆…いろんな豆があります。
 大豆なら何になると思う?」

あぐりっこ「きなこ」「みそ」「しょうゆ」

森崎「小豆は何になる?」

アヤノ「あんこ!」

森崎
「そうだね。豆はいろんなものに姿を変える!
 新しいものに変るって気になるなあ~」

ではお話をききましょう。

様々な豆の加工研究をされている
吉川修司さんと佐藤恵理さん。
その意外な活用法とは?

吉川さん
「小豆なんですけど…今の話のように
 あんこだったり甘納豆にしか
 ならないんです!
 すごく使い道がせまいんですよ」

吉川さん
「そこで新しい使い道の研究を行っています」

あぐり一行「へえええ~」

吉川さん
「それで、これからこの小豆が…」

さて小豆が何に変身するのでしょうか??


2016年05月28日(土) |  小豆粉の時代が来るかもしれない!

なかなか使用用途が広がりずらい小豆を
何に変身させるのでしょうか?

吉川さん
「これから小豆をにします!」

森崎「小豆粉?」

吉川さん
「小豆粉にする機械がコチラ。
 ピンミルといいます。
 ピンが1万5千回転します!
 この中に豆を入れると粉ができます」

ちなみに粉砕する際の機械音は、
ジェットエンジン並み!

キーーーーーン

さて数分後には-

吉川さん
「できました。
 色の赤っぽいのが小豆っぽいですね」

さわってみると…

ヒロキ「すごい!やわらかい」
 
アヤノ
「すごいサラサラして細かいし
 触っていて気持ちいい!」

香りをかいでみると…

あぐりっこ「小豆のにおいする!」

アヤノ「お赤飯みたいな匂いする」

吉川さん
「今まであんこや甘納豆しか
 できなかったものから洋菓子ができる!」

森崎
小麦粉の代わりに小豆粉ってこと?」

吉川さん
「そうです!小豆粉を100%使った
 マドレーヌを作って頂きたいと思います!」

森崎「マドレーヌ?そんなの無い無い~」

豆をそのまま粉砕しているので、
栄養分をまるごと摂取できるのも
メリットのひとつ!
一体、どんなマドレーヌになるのか?

ということで佐藤さんにマドレーヌ作りを
ご指導いただいました。

材料は卵・砂糖・油・塩・水・ベーキングパウダー
そして小豆粉です。小麦粉は一切入りませんよ。

作り方も普通のケーキと同じです!

マドレーヌの生地ができたら型に入れて、
あとは焼くだけ!

さあどんなマドレーヌができるかな?

北海道の食産業を技術面からサポートする
「食品加工研究センター」。
施設の中には加工用の機械が色々あるんだよ!

ちなみにこれは食品を真空状態で凍らせて
乾燥する「フリーズドライ」の機械。
お味噌汁なんかに、よく使われているよね!

こちらは100℃を超す高温の水蒸気で
「蒸す」と「焼く」を短時間で同時に行うマシン。
うま味を逃さず色鮮やかに調理できるんだよ!

「食加研」の研究以外にも商品開発を目的として
各地のJAや一般企業などにも
利用されてるんだって。
僕もおいしいものを開発してみたいな~

さあマドレーヌが焼けました。
なんとロールケーキも!

吉川さん
「帯広のケーキ屋さんアン・パルフェで
 作っている小豆粉のロールケーキです。
 小麦粉は一切入ってません」

憧れ「小豆のツブツブが見えますね」

吉川さん
「十勝産にこだわっていてクリームの中にも
 しっかり小豆が入っています」

まずはマドレーヌをいただきま~す!

ヒロト「うん!おいしい!パリパリしてる」

■アン・パルフェ
住所)帯広市西2条南9丁目20
電話)0155-29-2364
純正あずきロール 1200円(税込)

アヤノ
「あっ本当だ!パリパリしてる!」

吉川さん
「表面がパリッとしていて中がソフト」

ホントかどうか食べてみよう…
リーダーがひと口食べてみると…

パリッ…パリッ…

森崎
「これパリレーヌだわ~
 すごい奥行きのある甘さじゃない~」

憧れ
「小豆の香ばしさがすごく引き立っている」

続いて小豆粉のロールケーキもいただきます。

アヤノ
「ふわふわして…
 中のクリームと外の生地があってて美味しい」

ヒロト「豆の味が濃い!」

森崎
「これ大ブレイクの兆しですね」

吉川さん
「そうなってくれると嬉しいですね」

森崎
「小麦粉・米粉に次ぐのは豆粉だ!
 なかなか誰も思いつかないようなアイデア!
 不可能を可能にするところから
 研究って始まるのかもしれないねえ」 

食加研のみなさんは日々、私たちの食を
よりよくすべく研究しているんですね。
研究所といっても遠い存在じゃなくて
とっても私たちに身近な存在だと
感じた1日でした♪

みなさんこれからも頑張ってください!

5月21日のクイズ
「ご飯を握って海苔を巻く食べ物の名前は、
 何だったかな? これは簡単だね!」

正解は「おにぎり」でした。


2016年05月21日(土) |  ♯384 道産米のブレンドで極上おにぎりを作ろう編

白く輝くお米を手の平でスピーディ
かつ優しく握る、簡単で持ち運びにも便利な
食べものとは…おにぎり!

日本伝統の食文化であるおにぎりですが、
こんな思いを抱いたことはありませんか?

街頭インタビュー
「力の加減がわかりずらい」
「欲張って具をいっぱい詰めて
 どんどん大きくなっちゃう…」
「塩加減が難しい」
「手がべた付く!三角にうまく出来ない!」

塩のつけ方だったり、握る力加減だったり、
手軽に見えて意外と悩みや不満を
持っている方も多いおにぎり。
実際に調査してみると、こんな方も…

~にぎってもらいました~
「真剣なんですけど…
 手に米粒がこんなにくっついたことは
 ちょっとビックリですね!」

今回のあぐり王国ネクストは簡単でありながら
奥が深い「おにぎり」に徹底注目!
美味しさを格段にアップさせるテクニックなど、
知っているようで意外と知らない、
おにぎりの魅力に迫ります!

憧れ
「今回は日本のソウルフードであり
 日本の誇りでもあるおにぎりです」

森崎
「好きですよ~おにぎりって
 お母さんが子どもににぎってあげる
 イメージが強い。
 自分のためというよりは誰かのため!
 お子さんとかそれこそ農作業を頑張っている
 家族のためってイメージがあるなあ~」

憧れ
「いつも呼んでいるあぐりっこの
 お母様方はうまくにぎれるのか?
 気になりますよね?」

森崎
「あらっ!あとでやってもらう!?
 ちょっと恥ずかしいことになるかも…
 さあ勇気あるあぐりっこのお母さんです!」

ということで今回は、
あぐりっこのお母さん3名が参加!
主婦歴11年の田渕利佳さん
主婦歴16年の南さよりさん、
そして主婦歴20年の鶴田真紀子さんです。

森崎
「おにぎりをにぎるのは得意ですか?」

マキコさん
「普通にできると思います!」

サヨリさん「にぎれてるはずです!」

リカさん「あっ…うっ…」

森崎「もう表情で読み取れますね」

森崎
「確かにおにぎりって正解がない中、
 自分でこんなもんだ!って感じですよね」

憧れ
「にぎり方を教えてもらう機会が
 なかなかないですからね…
 ということでおにぎりのにぎり方を
 教えてもらおうとお馴染みの青い方
 今朝も素敵に声がかれています
 アシスタントの方をお呼びしております」

あぐり王国ではお馴染み、
フードプロデューサーの青山則靖さんに、
おにぎりを美味しくする、
テクニックを教えていただきます!
そして気になるアシスタントとは…

小橋亜樹
「青ちゃんと弟子の小橋亜樹
 ございます。よろしくお願いします!」

森崎
「あなたアシスタントじゃないでしょ?
 あなたまず料理できないでしょ!!」

小橋
「私は料理できないんじゃなくて
 しないんです

小橋
そうめんゆでるくらいかな?」

森崎
ごはんじゃねえよ!それ!」

森崎
「お母さん方は素晴らしいけど
 こっち側は不安です…」

青山さん
「これが正解とかはないけども
 もっと良くなるコツがありますので
 そちらを紹介していきます」

森崎
「そうか!知りたいですね」

お母さん方「知りたいで~す!」


2016年05月21日(土) |  みなさんはどうおにぎりをにぎる?

青山さんに教えていただく前に、
おにぎりをしっかりにぎれているかチェック!
まずはさよりさんから…

森崎
「結構たっぷりめに水をつけました」

憧れ「米も結構のせました…」

くる…くる…くる…
あっという間に三角おにぎりが出来ます

憧れ「うわっ!おいしそう!」

森崎「塩を手のひらに…」

さらにニギニギニギ…とにぎって

森崎「転がしているようだね」

憧れ「スピーディーですね」

キレイにできました!

森崎
“さよりんこ”っていう
 おにぎり専門店を出していいくらい!」

小橋「買いに行くわ!」

続いては、マキコさん。

マキコさん
「手にいっぱいついちゃいました…」

森崎
「でもキレイですよ~
 これも美味しそう!」

そして“ちょっと自信がない”リカさんは…

まず茶碗の上に成形します。

リカさん「丸みをつけています」

手に塩をつけて、あまりにぎらずに
のりをまいて完成です。

憧れ「丸い形のおにぎりですね」

森崎「早かったよ」

リカさん
強くにぎったらダメっ
 テレビで前にやっていたので…」

さらに金井アナと小橋さんも挑戦!
まずは金井アナから…

ぎゅっぎゅっぎゅっ

森崎「持ちかえ持ちかえ…」

小橋
親の仇みたいににぎってますね!」

そしてなんと…

森崎
塩を上から?(振る??)」

小橋
魔法みたいに!?パラパラ」

憧れ「キレイ♪」

小橋「自画自賛しましたよ!」

続いて小橋さんも…

小橋
塩をのりにまぶしますね!」

森崎「ほおおお~そうなの?」

小橋
「そして空気が入るようにね…」

小橋
ふわっふわふわっふわ…」

おにぎりが宙を舞います。

小橋
「ふわふわの三角になりました。
 これをのりに…」

あれ?のりに米粒がなぜかいっぱい…

小橋
「一粒一粒を無駄にしない!という
 心意気がのりの表面に表れてる」

森崎
「できればのりの内面にほしい!」

ということで思い思いに握った
おにぎりチェックが終了!
ひとりを除いて皆さん
きちんと握れているようですが…

2016年05月21日(土) |  改めて握り方のポイントを学ぼう!

ココからいよいよ青山さん直伝の
おにぎりテクニックを伝授!
そのポイントはご覧の3項目。
まずは塩の役割について。

青山さん
「塩加減が甘いとかしょっぱすぎとか 
 あると思うんですけど
 塩を味付けという役割もありますが 
 おにぎりの表面を固める役割もあります!
 なのでまんべんなくしないと美味しくない!」

小橋「味付けだけじゃないんだ!」

青山さん「2つの役目がりますので!」

憧れ
「塩をつけるタイミングって?」

青山さん
「にぎり始める前ですね!」

続いて米の種類と温度。

青山さん
「今回用意したのはおにぎり用に
 ブレンドしたお米です。
 冷めてもおいしくて米粒がしっかりと
 残るタイプの“ななつぼし”。
 そこにあま味とうま味が強い
 “ふっくりんこ”1:でブレンド。
 どれも兼ね備えた米の品種はないので
 ブレンドしたほうがいいですよね。
  
 そして温度!おにぎりって人肌以上の
 温度じゃないと米がくっつかない…
 だから人肌よりあったあかい!」

森崎
「手にすごいベタベタくっついたのは??」

青山さん
「最初の水のつけ具合…ですね」

そして最後は握る回数。
コレがおにぎりを美味しくする
最大のポイント!

青山さん
「にぎればにぎるほど固くなってしまいます。
 なのでにぐる回数を的確に!
 三角おにぎりだと3回、裏がえして3回
 計6回が限界だと思います!」

小橋「えええええ~」

青山
「そうやると形がキレイで外側が固まってで
 中に空気感があるおにぎりになる!」

小橋「すごい!6回って決まってんだあ」

ココで3つのポイントを踏まえたおにぎりを、
青山さんに握っていただくことに!

青山さん
「まずは茶碗を水で濡らし、お茶碗一膳分。
 だいたい150gぐらい。
 一合から2個取れる計算です」

青山さん
「手を濡らすんですが
 ここで食塩水を作ってしまいます。
 目安は5パーセントの食塩水。
 100ccの水に塩小さじ1杯(5g)で作れます」
青山さん
「これを手全体になじませます。
 塩水にすれば均等になります。
 ここからです。
 茶碗からご飯を手におとして
 1回2回3回…
 ひっくり返して1回2回3回…
 こういう風になります」

森崎「しっかりしてますね!」

青山さん
「外側は固まっているけど
 中はふわふわの状態です!
 これをのりでまいて完成」

マキコさん
「塩水にして作るのは知らなかったです!」

森崎
「とは言ってもね…
 そんなに違うのか?疑問はありますよ…
 いただきます!」

森崎
 「うまいな!」
森崎
「おにぎりの食感が違いますね…」



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