佐々木 「プルーンを食べ比べてみましょう。 3つの種類のプルーンをご用意頂きました」
土井さん 「チュアンは昔から北海道にあった品種!」
佐々木 「土井さん!プルーンの表面なんですが…」
土井さん 「表面に白い粉がついてるしょ。 これはプルーンが自分の身を守るために 白い粉を出して守っているんです」
土井さん 「ブルームといいます!」
藤尾 「クレームは欲しくないやつですね」
土井さん「ブルームです(笑)」
森崎「面白いです!土井さん」
土井さん、本当に面白いっ♪
ではチュアンを食べてみましょう。
トア 「実は甘いけど皮はちょっと酸っぱい」
藤尾「甘いっ」
森崎「確かに皮は酸味あるね。けどうまい」
佐々木 「シャキシャキサクサクした感じ!」
因みに種と実が離れていて 種が簡単に取れるのは 食べ頃のサインなんです!
続いては…
土井さん 「これはブルータンという品種で 日本で改良されてできたもの」
森崎 「へえ~土井タンは いつから作っているんですか?」
土井さん「土井タンはね…」 土井さん乗って来ます!
藤尾 「土井タンじゃないでしょ。 あだ名につけるタンじゃないでしょ」
土井さん 「ひどいなあ~あの人」
みんな大爆笑です。
では食べ比べてみましょう。
タカキ「さっきより中身が酸っぱい」
森崎「酸味強い」
土井さん「酸味と甘みのバランスが良い」
森崎「確かに!ブルータン好き!」
佐々木 「皮も柔らかいかもしれませんね」
お次はパープルアイ。 もうジューシーです!
森崎「うめえ~~味こいなあ」 藤尾「甘いっ!」
さて色々食べ比べてみましたが…
タカキ「ぼくはブルータン」
佐々木「酸味とのバランスいいからね」
トア「甘いパープルアイが好き!」
じゃ~ん またまたもんすけです。 生産者さんが収穫したプルーンは 生産者さん自らがパックに詰めます。
この時、キズがないか、熟しすぎていない 1つ1つチェックするんだよ。
そうしてパックに詰めたプルーンは 余市・仁木広域共撰センターに集められます。
なにやら土井さんと他の生産者さんが プルーンをチェックしているみたい。 実は出荷の前にプルーン生産者さんが集まって 品質のチェックをしているんだって! こうやって品質を一定に保つ 努力をしているんだよ。
土井さん「ちょっと早いなあ。これはダメ!」
JAよいちのプルーンは北海道独自の栽培基準、 イエスクリーンに基づいて作られているので 安全安心!さらに全てのパックに 品種のシールが貼られているから 食べ比べも出来ちゃうよ! みんなも是非食べてみてください!
ではいよいよ収穫体験です!
土井さん「かっこいいなあ」
佐々木 「収穫できるものは全部とっていい! ではスタート♪」
みんな走り出しました。
土井さんに教えてもらった通り 脚立を使って高いところのプルーンも 収穫します。
藤尾「猿みたいだなあ~」
トアちゃんは、ステキなプルーンを発見!
トア「双子のプルーン♪」
森崎「かわいい~髪飾りにしよっ」
さてプルーンの収穫に夢中になってた あぐりっこ。どれだけとったのかな?
ゴロゴロゴロゴロ…
すごい量です。
佐々木「すごい~」 森崎「これは重かっただろ」
トア「重かった!」
タカキもすごい量を収穫していました。
収穫したプルーンを箱に入れます。 その箱を持つ藤尾くんも重そうです。
森崎 「よし藤尾くんが倒れるまでとっちゃおっ!」
藤尾「カゴいっぱいに2人収穫しました」
トア 「楽しかった!遠くのところもすごく とれうようになったよ!」
タカキ「次は…倒したいです!」
???
森崎「何したい?」
タカキ「倒したい!」
森崎「あっ藤尾君をね!」
藤尾「そんなつもりでやっていたの?」
いえいえもうプルーンの収穫が 楽しかったからですよ~
土井さんもステキな方でしたし プルーンも甘くジューシーで 大好きになりましたよ。 みなさん品種も豊富なので 食べ比べしてみてくださいね。
こんにちは「週刊あぐりニュース」です。 きょうから始まった 「HBC赤れんがプレミアムフェスト」の お知らせです。 札幌の中心部、道庁赤れんが前に この夏オープンした「札幌市北3条広場」。 ここを舞台に今日9月13日から 今月23日までの11日間、 「HBC赤れんがプレミアムフェスト」が 開かれます。
会場では「あぐり王国」でもお世話になった JAふらの南富良野支所女性部のレシピを 基にしたランチボックスや 北海道産の小麦を使ったパスタ料理など、 道産食材にこだわった料理が提供されます。
また北海道産の野菜を販売するコーナーも ありますのでお楽しみに!
期間中、私も若い生産者の方との トークイベントに参加します。 イベント盛りだくさんの 「HBC赤れんがプレミアムフェスト」に 是非お越しください。
以上、週刊「あぐりニュース」でした。
藤尾 「網走にこんな綺麗な畑の景色って あったんですね…」
森崎 「網走って海のイメージが強いですけど でも畑もこんなにたくさん! 広いです、景色が!」
今回一行がやって来たのは、 オホーツク海に面した網走エリア。 小麦・ビート・ジャガイモのほか様々な野菜の 生産や加工も盛んに行われています。
佐々木 「後ろの見えているのはデンプン用の ジャガイモ!野菜作りも盛んなんですよ」 森崎 「これどこまであんのよっ!」
佐々木「何百メートル~~」
森崎「すごいな!!」
この袋です。
タケシ「ポリ袋?」
あぐりっこ…ポカーン状態です。
(完全に作物モードだったので よけいにビックリしています…)
佐々木 「みんなに見てもらったのは 『鮮度保持袋(せんどほじぶくろ)』 と言うのものです」
この鮮度保持袋と通常の保存袋に 枝豆を20℃で4日間、保存してみると… 写真のように大きな違いがでます。
藤尾 「これだけの差が出るということですか… すごいですね」
佐々木「この袋にはどんな秘密があると思う?」
タケシ「なんだろうかあ」
ハグム「酸化を防ぐ…みたいな?」
森崎「酸化を防ぐ!すげえ」
佐々木 「さらに野菜を小分けにして出荷している」
森崎 「切って小分けにして鮮度保持袋に入れて そのまま家庭に行く感じじゃん!」
鮮度保持袋の秘密を探るため、 一行が向かったのは、 収穫した野菜の選別と出荷を行っている JAオホーツク網走 野菜洗浄選別施設。
いったい、どんな作業が行われているのか、 JAオホーツク網走の藤井正幸さんに 案内して頂きます。
藤尾「広いねえ~」
森崎 「今まで見てきた選果施設と 変わらないですね」
すると… タケシ「長イモ!」
長イモが流れていましたよ。
藤井さん 「ここは洗浄ですね。 水を使ってキレイにしています」
藤尾 「長いもを自動で洗える機械ってあるんだね」
藤井さん 「コンベアに乗った長イモを選別していきます。 形や重さによって規格を分けます。 長イモの選別が終わりましたら 次は大根を同じ選果施設で選別します」
森崎「同じレーンで?」
藤井さん「ハイ!」
すぐ横では袋詰めをしています。
鮮度保持袋がセットされた機械に カットした長イモを置いていくと…
藤尾 「これが袋詰めされたものですね」
あっと言う間に商品の完成です♪
森崎「呼吸を抑える?」
藤井さん 「細かい穴が実は空いてるんです!」
あぐりっこ「ええっ!」
藤井さん 「オホーツク網走では 札幌・旭川のスーパーや 量販店にも販売してますし 大阪方面にも出荷しています」
森崎「食べきりサイズで!」
藤井さん 「そうですか!ならそこまで言うなのら 食べてもらいましょうか?」
藤尾「決闘みたいな雰囲気ですね」
森崎 「わかりました~ 食べてやりましょう!」
ということで収穫して間もない 新鮮な大根と長芋をカットしたものと、 鮮度保持袋に入れて冷蔵庫で ある程度保存したものを用意。 果たして鮮度保持袋の実力とは?
手前(赤い矢印)の長イモから実証。
見た目は… ハグム 「ツヤツヤしていて真っ白だし新鮮な感じ」
お味は…ハグム「甘い」 藤尾「収穫されたばかりの長イモだと思います」
森崎 「間違いなく今、土から出てきたものです。 私には”あぐり王国”6年間の実績があります」
続いて、もう一方の長イモも試食。
見た目は… タケシ「そっくりさん」 ハグム「一緒!」 藤尾「さっきと同じ」
食べてみると… ハグム 「さっきと同じ長イモを切ったんじゃない?」
森崎 「…今朝掘ったばかりの長イモです!」
佐々木 「藤井さん、答えをお願いします!」
藤井さん 「答えは最初に食べたのが鮮度保持袋です」
森崎 「当たってたけど…なんか不思議です」
藤尾 「一体どれくらい経ったものかが ポイントですよね」
佐々木 「そうなんです! 鮮度保持袋に入っていた期間は?」
藤井さん「2週間です!」
森崎 「はっ???2週間??」
藤井さん「(淡々と)2週間です」
ぼう然とするハグムちゃん。
森崎 「どう思う?(茫然とするハグムに) ハグ、時間が止まっているよ」
ハグム「えっ?」
森崎「信じらんない!」
このあと大根も挑戦してみますが、 やはり違いはわかりませんでした。 ちなみにコチラが鮮度保持袋で保存した 大根ですが驚愕の事実が…
佐々木「鮮度保持袋に入っていた期間は?」
藤井さん「1か月です!」
森崎「うそだろ~~」
藤尾「えええ~」
森崎 「一か月経った大根が こんなにみずみずしいんですか?」
藤井さん「はい!そうなんです」
佐々木 「こういう事を先駆けて取り組んでらっしゃる」
藤井さん 「JAオホーツク網走では 2012年(平成24年)から取り組んでいます」
森崎「去年ですか」
佐々木「2年前ですね」
森崎 「今年が何年かもわからなくなっている」
JAオホーツク網走が取り組む 鮮度保持袋について学んだあぐり一行は、 続いて収穫から袋詰めまでを 生産者が行う野菜があるということで、 その畑にお邪魔しました。
藤尾「広いっ!」
森崎「広い畑だあ~」
佐々木 「さてこれが何の作物かわかりますか?」
ハグム「枝豆!」
タケシ「(枝豆が)見えた~」
佐々木「枝豆好き?」
ハグム・タケシ「大好き♪」
網走エリアで栽培されていたのは枝豆。 詳しいお話を生産者の 鎌田賢征さんに伺います。
森崎「今がちょうど収穫期ですか?」
鎌田さん「そうですね」
森崎「広い畑ですねえ~」
鎌田さん 「3ヘクタールくらいです」
佐々木「見渡す限り枝豆…」
※なんと向こう側まで450メートル! なんと大規模なことか…※
森崎 「これが今、収穫したものですか?」
枝豆生産者 栗生剛吏さん 「そうですよ」
森崎 「新鮮な証しは枝豆の“毛”ね。 モッシャモシャだね」
森崎 「農家さんでは “枝豆食べたければ お湯を沸かしてから 豆を取りに行け”と 言われるほど 豆の鮮度は落ちやすいんだ」
佐々木 「収穫した瞬間から鮮度は少しずつ 落ちていくんですよね」
鎌田さん「そうですねえ」
森崎「今まさに…」
鎌田さん 「落ちている最中です!」
佐々木「うわあ~早く!早く!」
森崎「袋くださ~い!」
ということで一行は、 枝豆の選別と袋詰めを行っている場所へ。
藤尾「ご自宅の納屋ですか。音がするね」
藤尾 「最終的には手作業なんですね」
佐々木「この作業やってみたい?」
あぐりっこ「やりたい!」
では早速選別作業スタート。
森崎「さあキタキタ…」
どんどん流れてくる枝豆。
森崎 「おっと異物が流れてきたっ どうする?ハグムどうする?」
大忙しの選別作業で ワタワタのあぐりっこ(笑)。
ちなみに収穫量の多い時には、 700キログラムを超える量の 選別が行われます。 そして選別された枝豆は、 いよいよ鮮度保持袋へ…
森崎 「ここに枝豆の番人が座っていたんですね」
鎌田さん 「ここで鮮度保持袋に入れます」
森崎 「もう完璧、商品ですよ! ここまでやってるんだ~」
鎌田さん 「まだまだ網走で枝豆を作っていること自体が あまり知られていないので 関西・関東はもちろんですが できれば道内の消費者にも食べてもらいたい。 収穫したての味を食べてもらいたい」
森崎 「新鮮なまま食べてほしいんだという 農家さんの想いが この袋の中に込められているんですね」
佐々木 「さて今回は地元の食材を使った料理を ご用意していただきました」
教えて下さるのは JAオホーツク網走女性部の川口奈津子さん JAオホーツク網走フレッシュミズ部会の 向由記さんと井戸直香さんです。
今回は地元で古くから伝わる調理法で、 料理を頂きます!その調理法とは…
川口さん 「地元の鉄平石(てっぺいせき)というもの なんです。地元の山で取れてる石で 家でもこうやって使ったりもします」
森崎 「家でも石焼をするの? グルメな町ですねええ~」
ということでまず1品目は、 名産の長イモを鉄平石で焼く 「長芋ステーキ」。
川口さん 「地元のスモークチーズも用意しました」
さてほかにも…
「長芋ステーキ」のほか、 名産の枝豆を使った冷製スープも頂きます。
※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい
ハグム「あっ枝豆だ!」
タケシ 「枝豆の味もするし クリーミーで美味しい♪」
藤尾 「枝豆に甘みがあるから よけいに美味しいんでしょうね」
お次は長イモステーキ。
ハグム「おいしいっ!」
森崎「このドレッシングは何ですか?」
川口さん 「JAオホーツク網走から販売している “あわゆきソース”です」
川口さん 「この中に大根が40パーセント 入っているソースです」
佐々木「万能ソースですねえ」
■農協あわゆきソース http://ja-okhotskabashiri.or.jp/
さて長イモの味は?
森崎 「みずみずしさが失われていない」
藤尾 「長イモを1本丸まんま焼いて欲しい」
そしてさらに鉄平石で味わう 網走エリアの名産が…
「せ~のっ」バン!
なんとなんと現れたのは-
A5ランクの あばしり和牛!
タケシ君 感激のあまり目を閉じ放心状態…
ハグムちゃんも笑顔・笑顔!
森崎 「ちょっとすごくない! もう色が白じゃん。 オレのドリップ止まりません」
タケシ 「香りも良いし食感も良いし 全てが最高!」
森崎 「もうお肉が甘い!脂ですかね。 上質な甘さですねえ」
藤尾「おいひいい」
さて佐々木アナウンサーも一口…
佐々木「ううう~ん」
モグモグモグモグ…
みなさんを見てお辞儀…
森崎「二礼です」
そして改めて
佐々木 「おいしゅうございます」
あまりの壊れっぷりに大爆笑!
オホーツク網走の大地の恵みに大感激。 そして美味しいものを全国に届けようと 今も技術向上を続けるみなさんに 感激を受けた1日でした。