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2013年02月16日(土) |  どぶろくファンになりました♪

さらに、奥さん自慢の漬物の絶品!

ご覧下さい、このカラフルな彩り。

ブドウで色付けした「大根のつけもの」
もう箸が止まりません!

森崎
「歯ごたえといい味といい
 しっかり残っているよね」

そして阪さんお手製の
どぶろくを使ったデザート。
ゼリーはアルコール3%なので大人用ですが、
プリンはアルコール0%で
子供でも安心して楽しめます。


■問合せは-
阪農場 TEL0123-89-2026
・どぶろくゼリー(280円)
・どぶろくプリン(280円)

ユイ
「お酒っぽい匂いがちょっとするけど
 それはそれで美味しい感じがする!」

森崎
「いける口(くち)なんじゃないか?」

河野
「キョウちゃんと一緒に飲むんじゃない?」

森崎
「お米からお酒をつくっていて
 お酒づくりの人の想いがこもった物、
 愛がこもった物を、お父さんは飲んで
 赤~~くなっているんだよ」

河野
「飲み友達も出来たし最高ですわ!」

森崎「楽しかったなあ~」

河野
「またヤッチャン、キョウちゃん飲もねっ♪ 

あぐりっこお父さん
本日はご苦労さまでした~!

さて最後に阪さんからオススメの飲み方!

阪さん
「ちょっとアルコール高いなあって場合は
 炭酸ソーダで割るとマイルドで
 飲みやすくなるんです!」
 
佐々木
どぶろく2に対して炭酸ソーダ1

ヤスヒコさん
「あっうまいっ!美味しいです!」

キョウカズさん
「薄くなるのかなと思ったんですけど
 逆にシュワシュワ感がきて
 これはこれでサッパリ飲める!
 この飲み方も有り!」

《どぶろく商品の取り扱い場所等について》
お問合せ
長沼町観光協会 TEL0123-88-2111

○生タイプの2種類は生産農場のみ販売
<松ちゃんのどぶろく>
 松村農場  TEL0123-88-0388
<どぶろく輝陵>
 木村農場  TEL0123-88-4328

<一魂プレミアム>
 阪農場 TEL0123-89-2026
<まい姫 甘口>
 駒谷農場TEL0123-84-2836
<耕心~こうしん~>
 高田耕次TEL0123-88-2213

杜氏の考えやお米によって
全く違った味が楽しめるどぶろく。
是非ご自宅で楽しんでみてください!


2013年02月09日(土) |  ♯229 安全安心で美味しい北海道産牛肉編
今や日本の食卓に欠かせない食材…
《牛肉》!
食生活の欧米化や外食産業の普及によって
牛肉の需要は増え続けています。

生乳の生産量全国一の酪農王国「北海道」。
乳用牛のホルスタイン種のオス
肉牛として飼育されるため
北海道は牛肉の生産も日本一なのです。

牛肉王国でもある北海道ですが、
1世帯あたりの牛肉消費量は
とても低いんです…
あなたはこの現状をどう思いますか?

市民の声
「北海道は牛肉よりも豚肉のほうが有名だと
 思われているから」
「鶏肉や豚肉の方が料理に使いやすいから」
「(牛肉は)脂っこいとか?」
「健康志向とかあるので
 脂身が多いものは控えたりとか…」

皆さん回答は様々ですが、
北海道産牛肉の多くを占める
ホルスタイン種のお肉には、
牛肉のイメージを覆す、
特徴的な美味しさがあるんです!

天使大学恵看護栄養学部 
荒川義人教授
「ホルスタインの牛肉は、
 牛肉の中では赤身の部分が多い!
 なので低脂肪で高タンパクな
 ヘルシーな牛肉と言えるんです」
 
栄養満点でヘルシーな北海道産牛肉。
生産者のこだわり、
意外と知らない牛肉の知識など、
これを見ればバッチリです。

今回のあぐり王国は十勝を舞台に
安全安心がこだわりの
北海道産牛肉を学びます。

ということでやってきましたあぐり一行。

森崎「雄大だなあ~~!」

河野「絶景ですね!」

佐々木
「今日は帯広市の“豊西町”にやってきました」

佐々木
「今日は肉牛生産を大規模に行っている
 生産者尾のところに行きまして
 その“こだわり”“おいしさの秘密”
 牛肉の“奥深さ”を探りたいと思います」

佐々木
「では一緒にお勉強するあぐりっこを
 お呼びしましょう!あぐりっこ~~

雪原を走ってあぐりっこ登場!

森崎「お~元気だあ~」

と、4人整列したところで…

ツルン尻もちつくあぐりっこ!

森崎「大丈夫か?コウノスケ!」

河野「つかみはバッチリやで!」

今回のあぐりっこのご紹介!
小学5年生コウノスケ君と、
小学6年生のリネちゃん。
初参加は小学5年生のコウキ君と
サナちゃん、以上の4名です。

2013年02月09日(土) |  牛が4200頭!一貫した生産体制とは?

ここで佐々木アナから肉用牛の種類を
解説してもらいましょう!

佐々木
「肉用牛には乳用種というのがあり
 これはホルスタイン種でもあります。
 乳牛として活躍しているのが
 ホルスタイン種ですよね。
 北海道で最も多い種類です」

森崎
「(ホルスタイン種は)男の子に生まれたら
 《肉》になっちゃうんだ。
 女の子に生まれたら
 《ミルクを搾る牛》になるんだよ。
 ホルスタイン種をお肉にしているから
 北海道は牛肉の生産量が日本の中でも 
 トップ1なんですよ!」

佐々木
「そしてこれから“ホルスタイン種”を
 大規模経営している
 トヨニシファームにみんなで参ります。
 あぐり王国で取材した中でも
 一番大きいかもしれません!」

森崎「え~~」

北海道でもまれに見る大規模な牧場。
一体どれほどのスケールなのか!?

佐々木
「私たちが取材するトヨニシファームは
 あちらで~~す!」

森崎「うお~~」 河野「全部?」

目の前に広がる施設ぜ~んぶ?

十勝の厳しい寒さと牧場のスケールを体感して、
さっそくトヨニシファームの中へ!

こちらが今回お世話になる
トヨニシファームの小倉豊さん。
北海道の肉牛生産の重責を担う、
特別な肩書きをお持ちです!

佐々木
「小倉さんはですね、
 道内各地で肉牛を育てている生産者の組織、
 “北海道産牛肉消費拡大
  強化対策実行委員会”
 の会長でもあるんです」

森崎・河野
「ほお~~すごく長いけど
 エライ人だというのは分かりました!」

小倉さん
「敷地は7ヘクタールあります。
 そこに4200頭の牛がいます!」

河野
4200頭??
 子牛さんから大きい牛さんまで、
 こちらにズラッと…」

小倉さん「はい、います!」

トヨニシファームは29棟もの牛舎
成長段階に合わせた管理を行い、
ホルスタイン種の子牛の哺育から肥育出荷まで
一貫した生産体制をとる大規模牧場なんです。

 

まずは子牛の居る牛舎を見学。すると…

あぐり一行
「ひゃ~~カワイイ~!!」
「これはヤバイよ~~」

小倉さん
「生後1週間から10日です。
 だいたい45kg~50kgぐらいです。
 すべて十勝管内で生まれた牛です」

小倉さん
「冬はマイナスにならないように
 温度設定をしています。
 そして1ヵ月ぐら経つと
 寒い所に行っても平気になります。
 -20℃のところでも平気!」

あぐり一行「へえ~~」

受け入れた子牛はコチラの哺乳施設で
ミルクを与えながらおよそ2ヶ月間過ごします。
一頭一頭、健康管理をしながら
大切に育てているんです。

佐々木「触ってみたい?」
あぐりっこ触ってみた~~い♪」

小倉さん
「ミルクを与えることもできますよ!」

リネ「ヤッター!!」


2013年02月09日(土) |  徹底管理でストレスフリー!

あぐりっこ子牛のミルクやりに挑戦!

コウキ「吸い付いてくる~」

あっという間に子牛と
仲良くなったあぐりっこ。
ペロペロなめる姿もありました…

森崎
「この子たちはこれからずっと一緒ですか?」

小倉さん
群は変えないようにして、
 ずっと友達の中でいるようにします。
 やはりストレスをかけないようにします
 
森崎
「毎回まわりにいる顔ぶれが変わったら
 僕らでもストレスありますもんね~」

このあと子牛達は離乳舎と呼ばれるところで
ミルクではなく飼料を与えて
さらに2ヶ月近く過ごし、
今度は育成舎へと移ります。

早速育成舎に移動してきました。

小倉さん「こちらですよ~」

あぐりっこ「うわ~大きい!」

森崎「大きい!もう大人じゃん!」

小倉さん
「これは250kg~270kgぐらいです」

河野
「半年で200キロ越えちゃうんですか!」

小倉さん
「将来の肥育のために胃を頑丈にします。
 牧草とかデントコーンサイレージとか
 繊維分のある物をどんどん食べさせ、
 完全なる胃袋を作って、
 後半は濃厚飼料を食べられる牛にしていく!」

森崎「けどまだまだ大きくなるんだ~!」

ということで出荷直前の牛がいる
肥育舎にやってきました!

あぐりっこ「おっきい~!」
森崎「迫力あるなあ~~!」

小倉さん
「これが800kgぐらいになっています。
 約20ヶ月(600日)経っています」

森崎「こんなに大きくなるんだ!」

小倉さん「1日12kgぐらい食べます」
 
森崎「1頭が?すごい量!」

肥育舎では配合飼料と呼ばれる
栄養価の高いエサを与えて
牛の体を大きく成長させます。

そのほかトヨニシファームでは、
栄養を取りすぎないよう
配合飼料と小麦ワラなどの粗飼料を合わせた
オリジナルのエサを与えて
健康な牛の体作りを心がけています。

森崎
「全部で600日。ついに出荷になる…
 みんなは出荷ってどういう意味かわかる?」

サナ「加工される」

森崎
「そうだね~子牛のあどけない姿を見て
 ミルクもあげてきたけども出荷される。
 どんなふうに思うかな?」

コウノスケ
「色んな人に助けられて成長して
 それを食べているってことは
 すごく感謝しなきゃいけない
 という気持ちになりました」

森崎
「我々は牛さんの命をいただいて
 僕達は生活させていただいてる。
 だからお肉を食べる時は感謝して
 命をありがとういただきます
 という思いで食事に向き合ってほしいね」


2013年02月09日(土) |  牛肉の食べ比べ!噛めば違いが分かる!

じゃ~ん もんすけです!
安全安心を第一に考えて生産される
北海道産の肉牛。
牛肉が一体どのように食卓まで届くのかを
簡単に解説します。

各農場で健康に育てられた牛は、
出荷されると改めて1頭1頭、
生体検査を行って健康状態をチェック。

さらにBSE検査などを行って
安全性を厳しくチェック。
そして全ての検査に合格した
安全な牛肉だけが僕たちの食卓に届くんだ!
牛肉の流通にも徹底した安全管理が
行われているんだね~

河野
「北海道って酪農王国じゃないですか。
 お乳を出す乳牛がいっぱいいて
 そこで絶対、雄が生まれる…
 絶対肉牛が生まれてくるじゃないですか。
 生産者としてはどんな思いで
 やっているんですか?」
 
小倉さん
「北海道は全国一の肉牛の生産地ということが
 皆さん方に知られていないんです。
 どちらかというと副産物のような
 オスなんですけど、そのおかげで
 北海道の牛肉生産が盛んに行われている
 ということがわかってもらえれば
 非常にありがとうことです」

森崎
「そうですよね。
 ずっと両立していくことですもんね」

さてここからは「道の駅ピア21しほろ」で
北海道産牛肉の特徴と
美味しい料理法を教わります。
教えてくれる方は以前スイートコーンの
お手軽料理でお世話になった式見貴光シェフ!
まずはモモ、ロース、バラ、スネという
4種類の部位が
牛のどの部分のお肉なのか学びます。

それぞれどこの部分の肉なのか?
牛の図を見ながら答えていくあぐりっこ。

サナ「モモはここかなあ~」

普段はよく聞くお肉ですが
いざどの部分かといわれると難しい…

では式見シェフから正解を図を見ながら
お聞きしましょう。

式見シェフ
《モモ》はお尻の部分。
 肉の特徴としては脂身が少なく
 赤身が非常に多いので噛むと味がでるタイプ」

森崎
「ホルスタインの特徴がよくわかる部位ですね」

《ロース肉》は背中の辺り。
柔らかく脂肪も程よく付いた上質なお肉です。

《バラ肉》バラ肉は牛のお腹の辺りで、
焼肉のカルビが代表的です。

《スネ肉》スネ肉は牛の足の部分で、
スジが多く硬い肉質ですが、
旨みがたっぷり含まれています。

続いてはそれぞれの部位を
軽く焼いて食べ比べ!
まずはモモ肉から。

森崎
「肉質は柔らかいけど
 しっかりと歯ごたえがする。
 噛めば噛むほど肉の旨味が噴出す!」

お次はスネ肉。

リネ「さっきよりちょっと硬いけど美味しい!」

佐々木
「しっかりしていてよく噛むからこそ
 味が感じられるお肉かなと感じますね」

さてロース肉は?

リネ「めっちゃ油が出てくる~!」
コウキ「幸せ~!」

最後はバラ肉。

サナ「一番脂がのってる!」

河野「やっぱ美味いっす!ジュワっと出てくる」

森崎
「4種類食べ比べることでそれぞれの食感や
 味の違いというものが、わかってきたね」

赤身が多くてヘルシーな北海道産牛肉。
その栄養価を聞いてみました。

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「ホルスタインの牛肉は牛肉の中では
 赤身の部分が多いんですね。なので
 低脂肪で高タンパクでヘルシーな牛肉!
 また赤い色は色素タンパク質
 ミオグロビンというんですけど、
 鉄を持っています。しかも吸収性のよい鉄で
 貧血気味の方には好都合な肉です」

美味しくて栄養価にも優れている牛肉。
それぞれの部位で味や食感が違うから、
その特徴を考えた調理の仕方で
料理がより一層美味しくなるんだって!
牛肉って奥が深いなぁ~~

2013年02月09日(土) |  モウ~幸せ♪ジューシーステーキ登場!

佐々木
「美味しいステーキの焼き方を
 プロに教えてもらいましょう~!」

リーダーと河野くんが見つめる先には…

もちろん…

ステーキ♪

あぐり一同「イエ~イ!」

料理人直伝!家庭でもプロの味が楽しめる
ステーキ調理の裏技を教えます。
※詳しい内容はレシピコーアへ!

さあ焼きあがりましたよ~

では牛さんに感謝を込めて…
「いただきま~~す」

コウノスケ「すごくおいしい!」
コウキ「幸せ!」

河野
「ステーキというものを
 今まで家で焼く時に
 多分間違えてましたね。
 こんなに片面をこんがり
 焼くこともなかったし、
 だからダラッとしたお肉が
 出来上がってたのかもしれないですね。

 これがステーキっ (言い直して)
 これがステーキなんです」

今日一日北海道産牛肉を勉強した感想は?

サナ
「子牛を見たときにカワイイと思ったんだけど
 こうやって大人になってみんなの元に
 届けてくれるのは、
 作ってる育てている人の優しさもあるし
 牛の優しさもあるんじゃないかと思いました」

河野
「愛を持って調理される。でもって
 我々も愛をもっていただけば
 こんなに素晴らしいことはないなと
 思いました。
 スゴイ美味しいと思います!
 すべてに愛があふれてます
 
森崎「うん、うん…」

河野「ラブがあふれていました」

森崎
「うん…涙ぐんでない? 
 ちょっと~!!」

涙が出るほど美味しくて、そして…
生産者さんの想いがつまった北海道産牛肉。
みなさんもご賞味くださいね!

こんにちは、週刊あぐりNEWSです。
まずは今日の番組テーマでもある
北海道産の牛肉をランチで美味しく頂こう
というイベントのお知らせです。

スープカレーのお店にイタリアンレストラン、
そして一流ホテルのシェフが腕によりをかけた
北海道産牛肉のランチを食べてみませんか?

ホクレンが主催する
「北海道産牛肉 グルメランチフェア」では
今月末までの期間中、札幌市内27店舗のお店で
北海道産牛肉を使った
「特別メニュー」のランチが楽しめます。

フェアのメニューを食べると、
「すき焼き用のお肉牛肉詰め合わせ」が当たる
抽選にも参加できますよ。

この機会に北海道産牛肉のレパートリーの数々を
ぜひ味わってみてください。

【北海道産牛肉 グルメランチフェア】
開催期間 
2/1(金)~28(木)

参加店舗(札幌市内27店舗)
《ホテル》
札幌全日空ホテル、札幌ガーデンパレス、    
ホテルオークラ札幌、札幌パークホテル
ポールスター札幌、モントレ札幌、
モントレエーデルホフ札幌、
KKRホテル札幌
《その他》
ビアレストラン、イタリアンレストラン、    
スープカレー店 
  
主催:ホクレン
協賛:北海道産牛肉消費拡大強化対策実行委員会

-------------------------------------------
続いては『農家さんやJAの職員が先生!』
小学校での農業出前授業の話題です。

こちらは小学校での食育
「グリーンベジフル教室」の様子です。
この日はJA道北なよろの職員と、
じゃがいもやかぼちゃの生産者が学校に出向いて
「農業」や「食」について授業を行いました。

品種の違うじゃがいもを
よ~く観察してみると…

「メークインは男爵とインカのめざめに
 比べたら芽が浅い!」

北海道産青果物拡販宣伝協議会では、
この取り組みを来年度も
行なっていく予定です。

まさに「あぐり王国北海道」の教室版ですね。
以上、週刊あぐりニュースでした。


2013年02月02日(土) |  ♯228 Uターン就農 きっかけは地元の青年部編
ふるさとを1度離れて、
社会経験を積んだ後に農業に就く
Uターン就農。
道内でも徐々に増えている
この若き農業の担い手に会うため
あぐり一行が向かったのは道東の美幌町。

佐々木
「今日は一度社会に出て会社勤めをした後に
 実家に戻って農業を継いでいる
 平岡さんという方に会いに行きます。
 大変な働き者なんだそうですよ!」

森崎
「働き者、大好きですよ~」

あぐり一行「こんにちは~」

就農して8年。以前は札幌で別のお仕事を
していた平岡敏幸さん。
とっても働き者と言われる秘密は
農業スタイルがちょっと変わっているから…

と、その前に-
平岡さんと一緒に出迎えてくれたのは…

真っ黒な和牛!

アリサ
「カワイイ!
 黒い牛、初めて見たからカワイイ♪

森崎
「そうか~」

アリサ「白いのしか見たことなかったから…」

森崎「牛のイメージでいうと白と黒だよね」

佐々木「ホルスタイン牛ですね」

平岡さん
「こちらは“黒毛和牛”と言って
 《お肉》になる牛ですね」

平岡さん
「お母さん牛に種付けして
 その子牛を出荷しています」

平岡さんの仕事は生まれた子牛を
半年から1年ほど育てること。
育てた牛は更に大きくするための
専門の生産者へ出荷します。

森崎
「テレビ(取材陣)を怖がりませんね、
 この子たち!」

平岡さん
「そうですね。
 和牛の方が人懐っこいかもしれないです」

森崎
「人懐っこいだけにね…
 悲しい思いもありますよね…」

牛の世話で重要なのは
健康管理のために「エサを与える」ことと、
「牛舎の中をきれいに保つ」こと。
ということであぐりっこがお手伝い!
牛さんの寝床をフカフカにしてあげよう~

2013年02月02日(土) |  肉牛だけじゃなく野菜も栽培??
乾燥した「ワラ」を敷きつめることで
寝床が清潔になり、
暖かく過ごすことが出来ます。
このワラ敷きをお手伝いしていきます。
コツは均等にワラを広げること!
森崎
「これはベットでもあり
 トイレでもありますから、
 衛生的に過ごしてもらうためには
 大変に重要な仕事ですよね!」
 
平岡さんは一週間に一回はワラを敷き直し
牛が快適に過ごせる環境を作っています。

さてワラを敷きつめました。

ルル「もっとフカフカになった!」

すると後ろにいた牛さんが

ンモ~~~ッ!

森崎「お~喜んでる喜んでる」

平岡さん
「朝エサやりなどが終わったら
 次はハウスで作業があります!
 行ってみますか?」

森崎「ハウス?へ~」

真冬のハウスで作業?
一体どんな事をするのかな?
ハウスの中に入ってみましょう!

森崎
「ではビニルハウスの中に入ったら…」

森崎「またビニルハウス!!」

平岡さん「なかに野菜があります!」

森崎「アレッ?畜産農家さんですよね?」

平岡さん「畜産だけではありません!」

森崎「他にもやってるんだ!」

真冬に栽培している野菜とは?
トンネルの中を見てみよう!

平岡さん
「じゃあ1枚ずつはがしていきましょう」

1枚はがして…2枚目登場
あれまだトンネルが出てきた!

藤尾「まだあるの?」

2枚目をはがすと…3枚目も登場!

3枚目をはがして4枚目も…

森崎
「まだある!まだある!
 まだあるけど緑色の物
 うっすらと見えてきたぞ~」

藤尾「これが最後の1枚だ~!」

いよいよ4枚目をはがしてみると…

ルル「あ~アスパラ!

森崎
「待って待って…!今1月ですよ!
 北海道のもの(アスパラ)って
 6月前後ですよね?」

平岡さん
「そうですね!
 春芽でも4月初めから秋ぐらいなんです」

平岡さん
「日本で収穫されるアスパラが
 11月頃から品薄になるために
 うちでは11月出荷を目指して
 冬にアスパラ栽培をやっています!」

森崎
「ということは…
 冬場にアスパラ作ると…もうかりますね!

藤尾
「リーダー!子供たちの前で!
 そんな大人の話!」


2013年02月02日(土) |  アスパラの根っこって?

牛の世話とアスパラ栽培…
二足のわらじの平岡さんです。

藤尾「牛を育てながらって大変ですよね」

平岡さん
「冬場の労働時間としては
 午前中に終わるので
 そんなにではないですよ。
 搾乳とかの時間がない分、
 そうした時間を栽培などにまわせるんです」

森崎「なるほどね~」

平岡さん
「ちなみに今は
 天候が予定通りに行かなかったので
 残っている状態です。
 本来でしたら12月いっぱいぐらいで
 終了していますね」

佐々木
「あの~外はすごく寒いんですけど
 ハウスの中はどれぐらいの温度なんですか?」

平岡さん
「この二重ハウスの中は
 朝方は氷点下まで下がります!
 ですがこの(4重の)トンネルの中は
 朝方でも5度ぐらいまで保てるように
 下に電熱線を敷いて温度を保ってます」

ここであぐりっこアスパラ収穫体験!
収穫の目安になる棒を持って
太さや長さを確認しながら収穫します。

ルル「とれた~!」

早速もぎたてのアスパラをいただきましょう!
「いただきま~す!」

アリサ「おいしい!」
タクト「おいしい!けどちょっと苦い!」
ルル「けど甘い!

佐々木
「こんな美味しいアスパラができて
 どう思いますか?」

平岡さん
「こんなに美味しい物が出来るんだ!
 ということに気付いて
 頑張ってやっていきたいと思っています」

全国的にアスパラが
品薄になるという11月ですが、
美幌町には栽培出荷を可能にする
ポイントがあるのです!

平岡さん
「美幌町は降雪量が少なくて
 日照時間が長いので冬期間でも
 太陽の日差しが当たり気温が上がって
 アスパラが育ちやすくなるんです」

藤尾
「ハウスの中の温度が上がりやすいんだ」

ところで、みなさんは
アスパラの根がどのように生えているのか
見たことありますか?

平岡さん
「じゃあ、お見せします!」

すると平岡さん!
アスパラが植えてある畑の
側面の板をググッと外しました!

森崎「取れるんだ~」
藤尾「すごい~」

森崎
「発砲スチロール(の壁)を取ったら…」

アリサ「根っこだ!!」

森崎
「うわ~っと下まで行ってるぜ~」

切れないように掘り起こしていくと
立派でモシャモシャした根が
現われました。

ルル「根っこパラダイスだ!」
藤尾「立派ですね~」

根っこを持ってみると-
アリサ
「ズッシリしてる。1本1本は細いけど
 密集するとしっかりとした
 土台みたくなってる」

とここでリーダーに遊び心が…

森崎「ほらっ!これッ!」

あら~藤尾君に根っこを被せちゃった!

藤尾「どうなの?」

あぐりっこ
「似合う!」「前より雰囲気良いかも!」

藤尾「どうヘアースタイル?!」

森崎「似合うわよ~!藤尾君イメチェン!」


2013年02月02日(土) |  多品目栽培のメリット!

和牛の世話に画期的なアスパラ栽培…
冬も忙しい平岡さんですが、
これだけではないんです!

和牛・もち米・小麦・大豆・
ビート・ジャガイモ・アスパラ…

平岡さん「これ全部やってます!

森崎
「スゲー!働き者だな~」

平岡さん
「和牛とアスパラに関しては
 年間を通して収益があがるものです。 
 もち米と小麦は
 どちらかが良いとどちらかが悪い…と
 昔から言われていまして、
 そういう意味でもリスク分散になってます」

しかもとってもエコな関係が
成り立っているのです!

平岡さん
もち米の稲ワラを牛が食べる
 小麦の麦ワラはあぐりっこが
 お手伝いしてくれた牛のベット
 敷きワラとして使っています」

さらにそのワラとフンを
堆肥として畑に使うので
エコな循環が生まれているのです!

佐々木
「こうやって色々つくっているからこそ
 成り立つ仕組みがあるんですね」

森崎「へえ~面白い!」

ではここでUターン就農について
説明しましょう。
Uターン就農とは
生まれ育った土地を離れて仕事に就き、
その後、故郷に戻って農業を継ぐ事。

平岡さんが就農したのは8年前。
それまでは飲食店で働いていました。

さてここからは平岡さんのお父さん
平岡稠祥(しげよし)さんもご一緒に
お話を伺っていきます。

森崎「息子さん戻ってきて良かったですね」

稠祥さん
「自分の好きな道を進んでいいよって
 言ってはいたけれど、やっぱり本人から
 『帰ってくる』と言われるとね…
 そりゃあ誰で“嬉しい”んじゃないですか」

都会で社会経験を積んでみたい!
と思った平岡さんは
「30歳までには戻ってくる」という
お父さんとの約束を胸に札幌へ進学。

卒業後は27歳まで札幌で仕事をしていました。

森崎
「札幌でずっと行く(働く)って道は無かった?」

平岡さん
一時期そう思った時期もありました…
 ただ約束したって話もあったので。
 地元の家がなくなると実家が無くなるので
 それはものすごく悲しいと思って
 『戻ってこなければ』 
 というのは常々思っていましたね」

使命感を胸に実家に戻った平岡さん。
しかしお父さんの稠祥さんは
農業に勤しむ息子を見て、
心配が募り始めます。

稠祥さん
「農家を手伝うってことになると
 農家同士の青年との付き合いを
 親としてはしてほしい訳ですよね…
 それがなかなか進んで行かない…」

同じ地域で農業に取り組む仲間。
お父さんはその大切さを知っています。
だからこそ信頼関係を築いて
欲しかったのです。
しかし当時の平岡さんはあまり外出をせず、
家を継ぐつもりで帰ってきたものの
農業と向き合えずにいました。

平岡さん
「ここで生まれ育ったんですけど
 やはり札幌に学生時代を入れると
 10年ぐらいいたので、
 その環境に慣れてしまうと…
 美幌の土地の環境に慣れるのに
 1年ぐらいかかりました
 
森崎
「都会に10年ぐらいいて戻ってきたら
 転校生みたいな感じでさ、
 最初は…居場所を見つけるの大変ですよね」

ただ漠然と仕事をこなしていた平岡さんに
ある時、転機が訪れます。

平岡さん
青年部に誘われて初めて
 みなさんが集まっている場に行った時に
 当時は漠然と『とりあえずやるか』
 みたいな感じだったんですけど
 周りの人の話を聞いていると
 ものすごく真剣で…しかも
 その話をしている人が
 自分より若いんです。
 こんなに若い人が一生懸命、話をしているのに
 『オレは何をやっているんだろうな』
 というのがあったんで、その辺りから
 考え方が徐々に変わっていきました」




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