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2017年03月25日(土) | ♯423 “こうじ”の味と伝統を受け継ぐ!日高町の女性農業グループに注目!編
2017年03月25日(土) | 生こうじって何?
2017年03月25日(土) | こうじ作りのお手伝いをしよう
>>

2017年03月18日(土) |  指定団体制度ってなんだろう?
森崎
「今バルククーラーの生乳は
 ミルククーラーに入りました。
 この生乳はどこへ運ぶんですか?」
田澤さん
「音更町にあるよつ葉乳業です」

森崎
「どうする?ついて行く?」

女子大生「ついて行きたい!!」

じゃじゃん、もんすけです!

19の市町村がある十勝エリアでは、
およそ1200戸の酪農家が、1年間に
およそ113万トンもの生乳を生産しています。

池田牧場で、生乳を運んでいた田澤さんのように、
搾られた生乳の品質検査などを行って、
乳業工場へ安定的に届ける仕組みを
「指定団体制度」と言うんだよ!

この仕組みは、北海道すべての産地で
行われていて、僕たち消費者は、
いつでも安全でおいしい牛乳が飲めるんだ!

大量の生乳を生産している十勝エリアだけど、
JAをはじめ多くの機関で、
酪農家ごとにサンプリングした
生乳の品質検査を行っています!

十勝農業協同組合連合会
畜産検査センター所長 古川研治さん
「消費者の皆様にはここで検査した
 結果に基づいて
 牛乳・乳製品等の原材料となる
 生乳の衛生的な品質が問題ないということを
 証明したものを食品の原料として
 使ってもらいます。
 実際に生産している方にとってみると
 自分たちが生産した生乳の栄養成分や
 品質結果を通して、自分達の乳質管理や
 仕様管理の問題などを見つけて
 それを改善することで生産性や所得の向上に
 つながると考えます」

生乳を酪農家から乳業工場まで運ぶだけでも、
たくさんの人が、安全安心な品質を守って
くれているんだね!

さて…更別村にある池田牧場で、
バルククーラーに貯蔵された生乳を、
ミルクローリーで集める集乳作業を
見学したあぐり一行。

これから乳製品工場へ
生乳を運搬するということで
田澤さんについていくことに!

池田牧場のほか、120戸の酪農家から集めた
大量の生乳をのせ、
ミルクローリーは更別村を出発。

およそ50キロ離れた、
音更町にある乳製品工場へ-

ミルクローリーがやって来たのは、
国内最大級の乳製品製造工場
「よつ葉 十勝主管工場」。

十勝の9市町村から生乳が集まる巨大工場は、
敷地面積、およそ24平方メートル、
札幌ドームおよそ4個分の広さ!

大量の生乳を原料とした牛乳やバターなどの
製造が行われています。

工場内に入ってきたミルクローリーはまず、
ミルクローリーごと計量されたあと、
生乳の品質をチェックする「受入検査」
行われます。

憧れ
「さあ受入検査室にやってきました」

森崎
「え~と…私達を…
 (受け入れ検査)じゃないですよね?」

よつ葉乳業 東 傑人さん
「実際に酪農家から受け入れた
 生乳を検査しています」

森崎「もう大丈夫です」
憧れ「もうたくさん検査をしてきました!」

そうなんですが…


2017年03月18日(土) |  生乳からどうやって牛乳になる?

よつ葉乳業の受入検査室にやってきました。
徹底的に検査をしていました。

よつ葉乳業 東 傑人さん
「実際に色んな酪農家から集められた
 生乳がタンクローリーに入ってます。
 なので合わさった時に、
 念のために検査しなければいけない」

あぐり一行「へええ~」

ミルクローリーから採取した生乳サンプルは、
脂肪や水分などの成分分析や
品質に異常がないかを改めて検査します。
この受入検査で合格したものだけが、
乳製品の原料となるのです。

森崎
「毎日、異常ない異常なしって
 やっていたらですよ。
 今日も異常なしだろうって
 思ってしまいそうですよね」

東さん
「本当に異常があった時に
 見逃してしまうので
 常に緊張感を持って検査しています」

森崎
「すごい!何項目くらいの品質チェック?」

東さん
「さらにですね。
 生乳から作られた【製品の検査】
 待っています!」

森崎「なに~っ!!」

憧れ「もう大丈夫ですよ~」

森崎
「俺こんな人間ドックだったら嫌だな」

1日約140台ものミルクローリーを受け入れ、
乳製品の製造を行っている
「よつ葉 十勝主管工場」。
受入検査を合格した生乳は、
一時的に貯蔵するための
貯乳タンクに送られ、牛乳やバターなど、
それぞれの製造施設で加工されます。

憧れ
「さあ工場の中にやってきました。
 パネルなどがあって博物館みたいですね」

森崎
「本当!二人ともウキウキだね。
 牛乳のテーマパークみたいだね」

歴代の牛乳パックや乳製品製造の
解説パネルなど、
様々な展示物が置かれた
見学施設「おいしさまっすぐ館」。

更別村の酪農家からミルクローリーを追いかけ、
いよいよ、生乳を加工して牛乳パックへ詰める、
製造ラインを見学させていただきます。

ここでそれまでの工程を展示パネルで
簡単に解説していただくことに!

森崎
「まだまだいっぱいありますね!」

よつ葉乳業 冨樫靖彦さん
「受入検査をして貯乳した後に、
 清浄化ということで
 目に見えないゴミがあるかもしれない…」

憧れ「もうないですよ~」

森崎「あんなにやったもんな」

森崎「それでそれから…」

冨樫さん
「まず牛乳というのは
 “均質化”という工程を通ります。
 脂肪分を圧力で小さい所を通って
 細かく同じ大きさにしていく」

均質化を終えた生乳は、
120℃で2秒間の加熱殺菌をしたあと、
厳重な衛生管理のもと、
牛乳パックに詰める充填(じゅうてん)が
行われます。

2017年03月18日(土) |  ゴクゴク飲みたくなる秘密はここに!

充填の製造ラインを、
見せていただきました!

女子大生「あったあった!!」

女子大生「すごーい」

憧れ
「どんどん出てくる!
 一日にどれくらいの牛乳を製造
 するんですか?」

冨樫さん
「ここの工場全体で約20万本!」

あぐり一行「20万本!!」

およそ1分間で100パックを充填するという
高速マシンで、
次々と製造されていく大量の牛乳。

しかも、このマシンで充填している
牛乳パックには、
特徴があるそうなんですが、
みなさんはわかりますか?

冨樫さん
「実はキャップをつけた紙パックを
 1月23日に出しました!」

ユカコ「見たことあります」

従来の紙パックに、
さらなる使いやすさと衛生面を高めた、
キャップタイプの牛乳パック。
ここで、製造されたばかりの新鮮な牛乳を、
特別に試飲させていただきました。

ゴクゴクゴクゴク…

憧れ「ゴクゴク行きますね」

森崎「いいね~一気に飲んだ!」

ユカコ「おいしいです」

ナナコ
「色んな苦労を知ったから 
 よりおいしく感じます!」

憧れ
甘い!元気の出る味ですね」

森崎
「これっぽっちの間違えさえも許されない
 すごい包囲網の中を通ってきた牛乳!
 私達はそれだけ安全なものをいただける
 ありがたみでいっぱいです!」

憧れ
「今日の体験でどれくらい
 牛乳愛が高まった??」

ナナコ「1億!!」

森崎
「でかく出た!せめて200だよ(笑)」


2017年03月18日(土) |  ミルクラレシピをいただきます♪
天使大学牛乳サークル「ミルクラ」の皆さんが、
牛乳をふんだんに使った、
オリジナルのアイデア料理を
作ってくれました!

詳しい作り方はレシピコーナーに
掲載されています。

とっても簡単♪
しかも美味しい♪
ぜひ見てくださいね

まず1品目は、鶏の胸肉を揚げた
「ミルク南蛮漬け」。
作ってくれたのは徳正萌花さん。

徳正さん
「牛乳と酢・醤油で合わせ酢を作って
 揚げた野菜と鶏肉を付けこんでます」

森崎
「牛乳と酢が合わさるなんて思わないよね」

そして2品目は、魚とミルクがコラボした
「イワシのミルクつみれ汁」。
調理担当は川原みなみさん。

川原さん
「イワシって生臭いんですけど
 牛乳によって生臭さがなくなって
 食べやすいです」

森崎「乳和食ですか?」

川原さん
「乳和食です!牛乳を入れることによって
 コクをだし、塩分を減らす
 ことが出来て体にいい感じです!」

そして3品目は、中華料理にミルクを
合わせた「ミルク麻婆豆腐丼」。
調理は池田紗里衣さん。

池田さん
「ご飯を牛乳と水を合わせて炊きました。
 麻婆豆腐も牛乳が合わさっているので
 辛味はありますが、まろやかになって
 辛いのが苦手な人でも食べやすいかな!」

意外性抜群のミルクラレシピ!
気になる、その美味しさとは?

憧れ
おいしい!
まろやかなんですけどまろやかなんですけど
 辛味もあって美味しい。
 牛乳を感じるね!」

森崎
「広がるねえ~
 ご飯と麻婆の一体感があるね。
 いや~ビックリした!」

他も絶品でございます!
詳しくはレシピコーナーへ!

森崎
「二人は今日見てきて
 ミルクラの活動変わりそうですか」

ユカコ
「牛から乳製品工場を経て
 色んな人が関わっていることを知って
 料理を作るだけじゃなくて
 もっとみんなで学びたいと思いました」

ナナコ
「厳重に衛生管理をされて
 やっと牛乳は出荷できている!
 どの方のお話を聞いても
 牛乳は北海道の誇りである
 という気持ちがとても伝わってきたので
 将来管理栄養士になった時に
 消費者に今日感じたことを伝えていきたい」
憧れ
弟子入りさせてください!」

みなさん、こんにちは!
今日は「JAグループの就活イベント」の
お知らせだよ。

今月29日(水)に北農ビルで開催される
「オホーツクJAグループ 合同説明会」は、
来年卒業を迎える就活生を対象に、
JAグループの活動やオホーツク管内にある
各JAの特色を伝えるというイベント!

当日受付もOKだけど、参加を希望する人は、
事前に申し込みをしてね。

「もんすけの週刊あぐりニュース」でした!

3月11日のクイズ
「豆腐の原料になる豆は、何だったかな?」

正解は「大豆」でした!


2017年03月14日(火) |  嬉しい受賞のご報告♪

あぐり王国北海道NEXTが、
「第41回JNNネットワーク協議会賞活動部門・
定時番組活動」で
最優秀の「協議会賞」を受賞しました。
同賞は「日常的、継続的な番組制作」の中で
優れた活動に送られるものです!

番組を応援頂いた視聴者のみなさん、
ご協力頂いた生産者のみなさんに
感謝いたします!

「あぐり王国」はこれからも
北海道の農業を応援する
番組として放送し続けますので、
今後ともよろしくお願い致します。 

ということで、トロフィーと表彰状でございます♪
やはり…ずっしり重いです!


2017年03月11日(土) |  ♯421 本別町が取り組み手作り豆腐を学ぶ!編

突然ですが、みなさんは普段、
豆を食べていますか?

街頭インタビュー(女性)
「食べないです!外食した時に健康を考えて
 食べるくらいですね(20代)」
「ほとんど食べないですね。
 売ってる場所もわからない(30代)
「納豆くらいしか食べないですね…
 主人の母が煮たものを食べるくらい(40代)」

「今日も買って帰ろうかなと…(60代)」
「2週間に1~2回は食べます(60代)」
「食べますね!息子夫婦は豆類を
 あんまり食べていないね。料理しない。
 今の若い人は食べないんでない(80代)」

北海道は大豆や小豆など、
日本一の生産量を誇る豆産地にもかかわらず、
豆の加工品購入量を見てみると
他府県に比べ、非常に少ない現状が!

こうした背景を打破すべく、
国内はもとより台湾にも豆を出荷し、
その魅力や加工技術を現地の人々へ伝える、
道内有数の産地があるんです!

今回のあぐり王国ネクストは、
海外からも注目を集める、
豆の名産地が取り組む豆腐作りに注目です。

憧れ
「北海道を代表する豆の産地、
 十勝の本別町にやってきました」

森崎
「高品質な豆を生産している
 豆の町っていうキャッチコピーがある町!
 全国を代表する豆の町ですよね」

憧れ
「今日は本別町の豆を使った
 “豆腐づくり”を学びます」

森崎「豆腐は何からできますか?」

憧れ
「お豆腐は豆が命ですから!豆を…」

森崎
「豆は豆でも何豆からできてますか?」

憧れお豆を…お豆を…」

森崎「知らない!全然知らない」

憧れ「あぐりっこは知ってる?」

森崎
「知ってますよ~
 今日のあぐりっこは一人十勝の子だから!
 やっぱり詳しいじゃないでしょうか?」

今回、参加してくれたあぐりっこは、
農業を沢山学びたい!という、
北條晴令奈(セレナ)ちゃんと、
帯広から参加!料理や食べることが好きな、
河原敏穣(トシアキ)くんです!

森崎
「さあ、あぐりっこ。
 豆腐は何から出来ていますか?」

あぐりっこ「大豆!」

憧れ
「おおおおお~何で知ってるの?」

トシアキ
「えっ?
 逆に何で知らないの?」
森崎
そうだよなっ!全くだよな(笑)」

さてここで十勝の豆生産について豆知識!
憧れ
「本別町を含む十勝エリアは
 とにかくお豆の一大産地です。
 作付け面積がおよそ2万9千ヘクタール。
 その中でおよそ8万5千トンのお豆を生産

森崎
「日本全国で作っているお豆の
 約半分が北海道!」

憧れ
「そのさらに半分が十勝で生産されているんです」

森崎「トシアキそんな場所に住んでるんだ!」

トシアキ
「何でこんな所でそんなにとれるのか
 わからない!」

森崎
「トシアキ!
 十勝ってすごい場所だぞ!」

憧れ
「今日は本別町のお豆を使って
 豆腐作りをしている、
 面白い名前のグループに教えて頂きます」

憧れ
「豆ではりきる母さんの会!」

森崎
「豆ではりきる母さんの会!?」


2017年03月11日(土) |  元気なお母さんから豆腐作りを学ぼう

あぐり一行はさっそく、
地元の加工品グループ、
「豆ではりきる母さんの会」が運営している
「本別まめ工房」へ-

素敵な笑顔で迎えてくれたのは、
加工品グループの代表を務める、山田富江さん。
豆腐作りについて、詳しく教えていただきます。

森崎「失礼ですけどおいくつですか?」

山田さん「72歳になります」

憧れ「うわーお元気!」

山田さん「2000年に立ち上げました」

森崎「17年ですね」

山田さん
「(年数を)勘定しやすいように。ははは」

もともと農家の女性たちが、
地元産の豆の加工販売をしようと研究を始め、
1995年に豆腐作りや味噌作りなどを行う、
3つのサークルを発足。
そして2000年に、それらのサークルを統合し、
“豆ではりきる母さんの会”として活動を
始めたのです。

そんなお母さんたちの豆腐作りを、
見せていただくことに-

憧れ「今日はよろしくお願いします」

森崎「はりきっていますか~?」

女性「はりきっていま~す!!」

豆腐作りはまず、
水に一晩浸した大豆をすり潰す、
「磨砕(まさい)」と呼ばれる作業から始まります。

山田さん「これがお豆です」

セレナ「キレイ!!」

山田さん
青大豆大袖振(おおそでふり)大豆です」

森崎「2種類あるんだ」

山田さん「これをすり潰します」

機械に入れると-

森崎「あっという間にすり潰される」

憧れ「ほんのり色がついてますよね」

森崎「青大豆の色が付いているよね」

続いて、ペースト状にすり潰された大豆を、
大きな釜のお湯で茹でる作業へ-

山田さん
「沸騰している時に大豆を入れます」

森崎「そのまま入れるんだ」

山田さん
「そのままです。下が沸騰しているので
 上に浮くように!
 下に沈むと焦げるので下に沈むと焦げるので
 浮くように少しずつ入れます」

セレナもやってみます。

セレナ
「このままでも食べれちゃいそう!」

加熱する時間は、およそ20分。
沸騰を抑える差し水をしながら、
大豆が焦げないように、
ひたすらかき混ぜ続けます。

森崎「きめ細やかなになってきた!」

山田さん
愛情を込めながら煮ていますから」

森崎
「そうですね。愛情を込めながら
 グツグツ煮込んでいますね!!」


2017年03月11日(土) |  大豆から豆乳とおからが出来るぞ!

加熱を終えた大豆は、
鍋からすくい上げて布の袋に入れ、
豆乳分離機で圧力をかける「しぼり」
呼ばれる作業へ-

森崎
「これ全部手作業でやるの?大変」

トシアキもお手伝い。

トシアキ「意外と…重い!」

森崎「下から何かでてるぞ?」

セレナ「豆乳?」

山田さん「正解!豆乳です」

憧れ
すっごくお豆のいい香り!
 ふあ~気持ち良い~♪」

山田さん
湯気パックですから。ははは(笑)」

このあと、機械のほか手作業でもしっかり絞って、
豆腐作りに重要な「豆乳」が出来上がります!
ここで、特別に“しぼりたての豆乳”を
試飲させていただくことに…

セレナ「サラッとしている!」

憧れ
まろやかですね。後味がお豆の味する」

森崎
「ふんわりした豆の優しさが伝わりますね。
 この豆乳で作るお豆腐なんだから
 さぞかしおいしいでしょうね~」

じゃじゃん、もんすけです!
豆の名産地「本別町」は、
豆腐の原料となる地元産の大豆や、
種類豊富な豆を使って、様々な加工品を作る、
“豆のまち”というのは知っていたかな?
昔に比べて、豆やその加工品の消費量は
減ってきているんだけど、
すごく栄養価に優れている食材なんだよね。

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「タンパク質が多く含まれる豆類の中でも
 大豆は群を抜いてタンパク質が多い!
 “畑の肉”と言われる所以です。
 なおかつ体内のコレステロール値を
 下げる働きももっています。
 現代人にとって生活習慣病予防に
 大事な食材と言えます」

現代人に、とっても大切な栄養価が
詰まっている大豆!僕も沢山食べて、
生活習慣病の予防しなくっちゃ!

さて加熱した大豆を絞って、
豆乳とおからに分けたあとは、
冷ました豆乳に“にがり”を入れて固めます。

森崎「こちらが豆乳ですね。何度がいいの?」

山田さん「65~70℃ぐらい!!」

森崎
「この温度が合わせやすいんですね」

森崎
「豆腐にするために何か合わせるって
 言ったよね。それがコレです!」

山田さん
「“にがり”です。塩の副産物です」

森崎
「これを合わせると豆腐になる」

憧れ
「じゃあ海水“にがり”でできている?」

森崎「違います!」

憧れ「違う?違うの(笑)」


2017年03月11日(土) |  伝統の味を残してほしいな
豆乳に、水で薄めた“にがり“を
適量の3/4くらい入れて10分ねかせます。
そして、残りの“にがり”をすべて加えて混ぜ、
さらに10分ねかせると…

憧れ「うおおおお」

セレナ「浮いている!」

森崎「すっかり固まっている!」

憧れ
「さっき“にがり”を入れてかき混ぜましたが
 勢いよく混ぜたらいけないんですか?」

山田さん
木綿豆腐にがりを静かにうつんですね。
 おぼろ豆腐にがりを勢いよくまわして
 その中にまわし入れて止めます」

豆乳を作るまでは同じ製法ですが、
“にがり”の加え方によって、
できあがる豆腐の種類も変わります。

豆乳をかき混ぜながら“にがり”を加えて固め、
そのままの状態で味わうものは「寄せ豆腐」、
または「おぼろ豆腐」となるのです。

豆乳に“にがり”を加えて固めたあとは、
布をひいた型枠に流し入れ、
重石をのせてしっかり水分を抜きます。

山田さん「開けてください」

森崎「うわ~固まっている!」

山田さん
うまくいきました!今度は水にあけます」

あとは、水槽の中で豆腐を型から出して、
包丁で適度な大きさにカットします。

山田さん「はい♪できました!」

ということで、
本別産の大袖振(おおそでふり)大豆と
青大豆をブレンドした、
手作り木綿豆腐の完成!
お手伝いのご褒美に、
試食もさせていただきました!。

セレナ「やわらかい~♪」

トシアキ「豆の味が引き立っていて美味しい」

森崎
うまい!口いっぱいに豆の風味が広がります。
 塩もしょうゆも何もいらないね。
 このまんま。お豆の味でとても美味しいです」

憧れ「すごく美味しい!なめらか♪」

ひとつひとつ手作りで、
地元産大豆の風味を活かした
本別まめ工房の豆腐。
豆ではりきる母さんたちが作る、
懐かしさと、温かみのある美味しさは、
多くの豆腐ファンを魅了しています。

■本別豆富 378円(税込)■
販売先
道の駅ステラ☆ほんべつ
本別町観光情報センターアンテナショップ
※製造数が少ないため、数に限りがございます。

森崎
「完全に手作りじゃないですか。
 大変じゃないですか?」

山田さん「そうですね…」

森崎
「受け継がなきゃいけないですよね?」

山田さん
「そうなんですね。でもなかなか…
 後継者を育てるのは難しくて
 私たちで出来る限り続けよう…と!」

山田さん
「いまお豆腐を食べて下さったようにね、
 味が美味しいと思うんですよね。
 それは原料の違いだと思っているんです。
 もっともっと知っていただいて
 皆さんに食べていただけたら良いな…」

2017年03月11日(土) |  お豆のアレンジ料理をいただくよ♪
10種類以上の豆を生産する本別町では、
豆腐や味噌などに使われる青大豆、
正月には欠かせない黒豆のほか、
小豆や高級菜豆と呼ばれる白花豆、
そして、本別町のみ栽培されていると
言われる「くり豆」など、
古くから沢山の豆が作り続けられているんだよ!

JA本別町 吉田智彦さん
「本別町の豆づくりは
 先人の知恵と伝統を引き継ぎ、
 恵まれた自然条件や気候を利用し
 輪作体系を守ることにより
 良質な豆の生産を続けています。
 JA本別町では現在台湾に豆を輸出してます。
 台湾の現地に出向き、豆腐や油揚げの作り方を
 伝えたこともあり、大豆の使用量は当初の
 年間使用量5トンから20トン程度まで増えました。
 肝心の生産地の北海道自体が
 豆の消費が少ないので
 道民が豆を食べて、美味しさを広げることが
 大事だと思います」

海外からも注目される、
高品質で美味しい本別産の豆!
日本を代表する北海道の豆を、
もっともっと多くの人に知ってもらえたら、
うれしいよね~♪

憧れ
「本別町の大豆を使った料理をいただきましょう」

ということで、地元産の豆を使って、
豆ではりきる母さんの会のみなさんが
作ってくれたアイデアレシピを紹介!

お肉を一切使わない
「おからのミートスパゲッティ」と、
青大豆を香ばしく揚げた「カリカリ豆フライ」。
そして、大豆を燻製にした珍しい名産加工品、
「だいずくん」も一緒にいただきます!
※作り方はレシピコーナーへ※

■Mame Manma だいずくん 378円■
販売先
道の駅ステラ☆ほんべつ
本別町観光情報センターアンテナショップ

齊藤美智子さん
「大豆とでんぷんをからめて
 しょうゆとお砂糖で味付けしました。
 大豆のでんぷん揚げみたいなもの…」

豆のアイデアレシピと加工品。
果たして、その美味しさとは?

セラナ
「おからが入っているから
 トマトの味が引き立って美味しい

森崎
食べやすい。
 肉感はないんだけどミートソースだね」

憧れ
豆が肉の代わりになっていますね

続いて、青大豆の「カリカリ豆フライ」も。

森崎「甘い!」

憧れ
モチモチしていますね!
 デザート感覚でも食べられそうなくらい甘い」

トシアキ
「豆の味もして歯ごたえがあって美味しい」

森崎「そうだね。豆食べた感じがすごいね」

そして、大豆を燻製にした加工品「だいずくん」。
あぐりっこの反応は?

セレナの目がビックリマークに!!

セレナ
「香りがふわ~っと口の中に広がって
 美味しいです」

さらに、生産者ならではのお手軽スイーツも!
山田さん「豆乳のスイーツを作ります!」

豆乳・砂糖・そして片栗粉だけで作る
「豆乳もち」。
※作り方はレシピコーナーをご覧下さい。

さてそのお味は?

森崎
おいしい!もちよりも
 モチモチしている!ふにふに!」

憧れ
「きな粉が香ばしくておいしいですね」

森崎
「豆の香りと味がするから
 どんどん子ども達に食べてほしいですね」

憧れ
「海外でも人気が出ている本別のお豆を
 どう思いますか?」

山田さん
「味の良さを知っていただいて
 海外で使っていただいたと思うので
 本別町の豆本来のおいしさを
 もっと知ってもらえるいい機会だと思います」

森崎
「これからも末永く続けて欲しいです」

山田さん「応援してください!」

みなさん、こんにちは!
今日は、素敵な道産ギフトがもらえる
キャンペーンのお知らせだよ。

ホクレンPR誌GReen(グリーン)の
ファンクラブ「ぐりんぐらん」は
入会すると産地訪問ツアーや料理講習会など
様々な活動を通じて
北海道農業の魅力を知ることができるよ。

キャンペーン期間中に入会すると
1年間を通して旬の農産物が届くセットや、
北海道の農畜産物が味わえる「カタログギフト」を
抽選でプレゼント!

みんなで「ぐりんぐらん」のメンバーになって
北海道農業を応援しよう!ボクも入会したいな。

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。

3月4日のクイズ
「エンドウ豆の新芽を育てて食べる野菜は、
 なんだったかな?」

正解は「豆苗」でした




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