2008年・夏。 北海道洞爺湖サミット。 G8首脳が連日議論を交わす中、
見えていると こんな感じです。
親子でその農作物を 育てているという田村さんの 畑へお邪魔しました。
手で持って近くで見ても 「ニンニク??」 というほど馴染みのない食材・・・ ゆり根ってそうなんですね。 でも、北海道で全国の約98%も生産している。 不思議な産品です。
収穫直前のゆり根畑。 なんとも不思議な光景です。
じゃ~~ん もんすけです。 日本一の生産量を誇る真狩村のゆり根!! いったいどうやって栽培されるのでしょうか。 まずはJAようていで管理運営する培養施設で ゆり根の元となる種子を育てまーす。
ふつう、農産物は 春に種や苗を植えて秋に収穫します。 ところがゆり根はそうではありません。 収穫するまでに6年もかかるんです! 母球の鱗片(りんぺん)の1枚1枚が ゆり根のタネになります。 これを1年かけて3~5gの「子球」に育てます。 ゆり根は同じ畑では次の年は育たないので 育った「子球」は秋になったら掘り起こして 別な畑に引越しさせます。 それが育つと「養成球」という状態に。 またこれを引越しさせて1年。 これでようやく1個100~150gの 「販売球」になるんだそうです。 3年間、引越ししながら、土の中で じっくりじっくり大きく育つゆり根。 生産者の皆さんは大変ですね・・・ これを知ると、有難みが増します。
天使大学の荒川先生に ゆり根の栄養について伺いました。 ポイントはデンプンと カリウムなどのミネラル分。 主成分のデンプンは エネルギー源として大活躍。 そしてカリウムは体内の 余分なナトリウムを排出し 高血圧予防に効果的! ということです。
羊蹄山周辺の 7つのお店が協力して ”ニセコ羊蹄 コロッケ街道” という地産地消イベントを 11月30日まで実施中だそうです。