農業大国北海道!! 日本の生産量の 6割以上をまかなう農産物。
小麦!
森崎 「来たぞーーー 網走!!!」
今回やって来たのは網走地方。
網走地方は 北海道産小麦の23%を生産する 大”小麦地帯”だったのです。
松坂 「春に種を蒔いてお盆頃に収穫する ”春まき小麦”と 秋に種を蒔いて、翌年のお盆前に収穫する ”秋まき小麦”です。」
森崎 「以前、番組で江別の小麦を取材したけど あれは本来は春に種を蒔く小麦を 雪が降るころの初冬から育てるっていう 珍しい方法だったよね。」
やって来ました小麦畑!!!
あぐりっこ 「広い!!」
小麦生産者・乾雅文さん 「ホクシンという品種です。」
森崎 「おー ホクシン。 北海道産小麦の 主力品種として超有名ですね!」
森崎 「ん?? 乾さん!! 小麦からパチパチと音が聞こえます。」
乾さん 「これは太陽が照って小麦の殻が乾いて はがれて開く音なんですよ。 そのまま放っておくと 小麦の実が地面に落ちます。」
乾さん 「なので、実が落ちる前に 急いで収穫しないといけないんです。 このパチパチが刈り取り適期の 1つのサインでもあります。」
一同 「へ~~~~~~!!」
そしてコレが殻をむいた小麦。 いわゆる麦チョコの形です。
森崎 「食べてみたい!!」
しおりちゃん 「そんなに硬くない!」
森崎 「ほのかな甘みがあっておいしい」
藤尾 「ちょっとしたおやつになりますね」
乾さん 「私たちは食べませんよ(笑)」
乾さん 「聞くところによると 23cm×1m。」
じゃ~~~~ん、もんすけです! みんなは米チェンに続く取り組み 「麦チェン」という運動を知っていますか? これは北海道の小麦を もっと道民のみなさんに 食べていただこうという運動で 学校給食で道産小麦100%のパンを 供給するなど 道産小麦の消費拡大を 目的としているんだって!」
「麦チェン」で安心安全な 道産小麦をもっと食べようね!
そして小麦の手刈り講座。 あぐりっこが乾さんから 鎌の使い方を習います。
ふと振り返ると 小6・ふみと君が凄いスピードで リーダーに迫っていきます。
森崎 「もしふみとが勝ったら ふみとのあぐり王国北海道になるな!」
ホクシンからバトンタッチ! 次期主力品種の呼び声高い”きたほなみ” その開発者、北見農業試験場の吉村さんに お話をお聞きしました。
道立北見農業試験場 吉村康弘さん 「北見農業試験場では、 オーストラリアなどから大量に輸入される うどん用の小麦に対抗できる 道産小麦の開発を 50年前から行ってきました。」
吉村さん 「これまでおよそ1000万種の 試験栽培を行ってきた結果、 ついに、北海道の主力品種”ホクシン”よりも 病気や障害に強くて収穫量も多い期待の新品種 ”きたほなみ”が生まれました。」
吉村さん 「輸入小麦に負けない品質の”きたほなみ”の誕生により、 安心安全な道産小麦でできた食品が たくさん皆様の食卓にあがって、 食料自給率もアップすることを期待しています。」
乾さん 「コンバイン 動いてください!!」
森崎 「かっこいい!無線で指示してる」
藤尾 「めちゃめちゃデカイですね!」
森崎 「ちなみにあのコンバイン、 どの位の値段ですか?」
乾さん 「後ろのデカイので 3000万円くらい。」 一同 「3000万!!!」
藤尾 「一軒家が動いているのと同じだ。」
小麦は短期間の晴天時を狙って 一気に収穫しなければなりません。 そのためこのような巨大なコンバインを 共同で所有して利用しているのです。
藤尾 「スクリューの中に 小麦が取り込まれているーーー!!」
しおりちゃん 「かっこいい!!」
みおちゃん 「少しこわいけど 面白い!」
しおりちゃん 「リーダーより速かった!」
藤尾 「ずっと リーダーより速い リーダーより速い って言ってました」
藤尾 「行列の出来る小麦貯蔵所ですね!」
すごい迫力!!
ぜんぶ小麦です。
パンやウドン。 ぼくたちの食卓に欠かせない小麦。 ところで小麦には どんな栄養があるのでしょうか?
天使大学 荒川先生 「小麦はお米と同じように 主食として利用されています。 デンプンを豊富に含んでいて 体の中に入って エネルギーに変わります。」
これまでは流通業者中心の PRだけだったけど、 これからは消費者の皆さんにも PRするのでお店で目にするかもしれないね。