9月。日本一のタマネギ産地 北見地方の訓子府町では 産地ならではの景色が広がります。 ということであぐり一行がお邪魔したのは… 森崎「また来ました!こんにちは!」
タマネギ生産者の小野洋一さん 「待ってたよ~ (河野君を見て)きょうだい♪兄弟♪」
河野「僕だけ初めましてなんです!」
通じるものがあった2人。ハグします。
そしてなぜか…リョウスケも仲間に!
さあぽっちゃりさんトリオでスタート!
あぐりっこと一緒に、 一年を通してお伝えしている シリーズ企画のタマネギ。 ラストの今回はタマネギの成長と 日本一のタマネギ産地の看板を守るため 日夜栽培に取り組む生産者の熱意を お伝えします。
さて今の玉ネギ畑を見てみると…
森崎 「葉っぱは枯れているけど玉ネギは?」
あぐりっこ「茶色く残っている!」
森崎「玉ネギ自体は元気だよね」
立派に実ったタマネギですが、 あぐりっこが初めてお邪魔した時は…
【ロケ日:3月26日】 ハウスの中を見学すると―
アヤノ「全部緑だ!」 小野さん「これが玉ネギの苗だよ!」 リョウスケ「長ネギみたい…」
このか細い苗がタマネギになるなんて この頃は全く想像できませんでした。
小野さん 「4月の20日過ぎには畑に植えたい」
3月の畑はまだ雪が積もっている状態。 そこで予定通り4月中旬に定植が できるように融雪材をまいたんです。
エマ「雪とけろ~~」
【ロケ日:4月29日】 次にお邪魔したのは4月。 畑の雪は解け、スケジュール通り 定植の真っ最中でした。
小野さん 「1人1人の植え方が秋の玉ネギの 大きさに関係してきますよ!」
収穫を夢見てあぐりっこは初めての 苗植えをしたんです。
ハウスで育っていた苗が畑に定植され いよいよタマネギが実っていきます。 今年は6月に低温が続きました。 小野さんたちJAきたみらいの生産者は 8月上旬からの出荷に 強いこだわりがあります。 そのため生育の遅れが心配でしたが 順調に成長し、 気温が低かった分、 実は大きく育ったという事。
7月には青々とした葉っぱが倒れ初めます。 実は収穫を前にしたこの時期、 とっても重要な作業があるというのです。
そこで8月22日。 なんと僕たちは4人だけで 小野さんの畑に行って来たんです!
「こんにちは~!」
リョウスケ 「今の玉ネギの状態はどういう状態ですか?」
小野さん 「今は玉ネギが熟して葉っぱが倒れて どんどん葉っぱの栄養分が 玉ネギに移動している時期です」
カケル 「トラクターで作業していますが 何の作業をそいているんですか?」
小野さん 「玉ネギの根切作業をしている!」
小野さん 「栄養分を吸おうと土の中に入っていってる 玉ネギの根っこを切る作業をしてます」
カケル 「あんなトラクターは見たことがなかったので」
リョウスケ 「ぼくらも…できますか?」
小野さん 「根切り?出来るよ!」
という事であぐりっこみんなで 「あの~根切りをやらせて下さい!」
息子さんの卓也さん「ダメダメ!」
予想外の反応にあぐりっこ「…(無言)」
小野さん「打ち合わせしてないからな」
エマ「ダメだって…」
根切りトラクターの仕組みは…
アヤノ 「とがっているところで葉っぱを内側に寄せて 後ろに付いている板状の‘刃’が 地中に入って根を切っていくんです!」
カケル 「乗ってるときは普通の車と違って ものすごくガタガタ揺れてて それが楽しかったです!」
アヤノ 「根切りする時に玉ネギが 波打っていてスゴイなって思いました」
エマ 「自分達で植えたタマネギは 手で引っ張って根を切りました」
リョウスケ 「意外とゴキゴキって抜ける」
あぐりっこみんなで 「根切り終了~!!」
森崎 「いよいよ玉ネギシリーズの最終章 ということで今日の課題は??」
小野さん 「畑から玉ネギをあげる作業を 手伝ってもらいます!」
森崎「つまり??」
小野さん「収穫です!」
あぐりっこ「いえ~~い!」
森崎 「この日のために頑張ってきたな!」
河野「頑張ってきたな!」
森崎「何もしてねえだろう!」
ということでタマネギの収穫には 無くてはならない‘オニオンピッカー’登場!
枯れた葉が付いたままのタマネギを 前から拾い、選別台まで移動させます。 その後タマネギは後ろのコンテナに 入るのですが、この選別台での作業が とっても重要という事なんです。
小野さん 「玉ネギが(選別台に)上がってきます。 石ころをとったり、傷んだ玉ネギを 抜いてもらう作業です」
さああぐりっこに手伝ってもらうよ。
オニオンピッカーに乗り込むあぐりっこ。
玉ネギが流れてきますが 作業場が非常に狭くて― エマ「カケルが全部とっちゃう!」 森崎「ほらネギ坊主ネギ坊主!」 リョウスケ「いらないいらない!」 アヤノ「ネギ坊主!」 エマ「ああああああ~」
さて作業を終えて… カケル「とてつもなく忙しいです!」
エマ 「カケルにほぼ全部取られて やれなかった…」
リョウスケ「見てました…」
ちょっと狭かったね(笑)。
小野さん 「(オニオンピッカーで) コンテナに入れるのに約5分」
河野「5分でこの量!!」
小野さん 「それを向こうの端まで行くのに 約30分ぐらい」
森崎 「この玉ネギの一大産地。 それぐらいの速さでやってかないと 追いつかないよね…」 小野さん「間に合わない!」
小野さん 「玉ネギが流れて選別する所に 立ってもらったけど あそこが隙間ないくらい (玉ネギを)流します」
カケル 「僕が思ってたのは ものっすごい早かったけど これより倍の量で倍の速さだったら 絶対ボクは諦めて帰っています!」
さて場所を移動して―
森崎 「みんな覚えているかな。 棒で囲われた所。 これがみんなが植えたところだよね。 どうしたらいいですか?」
小野さん 「収穫して持って帰ってください!」
あぐりっこ 「いえええええ~~い」
収穫方法は小野さんの奥様の 由美子さんに教わりました。
オニオンピッカーでは 葉っぱごとに収穫しましたが 手で収穫する場合は…
由美子さん 「玉ネギの折れている所をめがけて 葉っぱを手で持ちながら ハサミで切っていきます」
小野さん 「葉っぱは畑から持ち出したい!」
小野さん 「葉っぱには色んな病原菌がついているので 次の年も玉ネギを植えるので 病原菌がそこから増える可能性もあるので」
森崎 「なるほどね。葉っぱを外に出せば 連作障害が起こりにくい」
小野さん 「起こるんですけど程度が下がるんです」
来年もこの畑で美味しいタマネギが 育つように!まずは葉切りをしよう。
チョキチョキチョキ… 感想した葉をカットしていきます。
座り込んで作業が続きます…
佐々木「これは地味に大変な作業だ…」 河野「途方もない…」 森崎「しかも横歩きは辛いよね」
さてしばらく作業を進めると…
森崎「とってもキレイ!」
小野さん 「キレイすぎますね(笑)。 来年からも来てやってください」
根切りをした玉ネギをコンテナに 入れていきます。
エマ「とれました~!」 リョウスケ「イエイ!」 カケル「腰にきた…」
と言いながらも収穫完了!
森崎 「何キロぐらいあるんだろう?」
小野さん「4つで40キロぐらいかな?」
森崎「カケル、何キロ?」
カケル「そこはトップシークレットで!」
森崎「なんでよ!リョウスケは?」
リョウスケ「“ピー”入れといて下さい」
小野さん「ボクは90キロ」
河野「ボクは120キロ!」
はははは(大笑い)
なんだなんだ!体重自慢かい!!
撮影中は面白おかしく なんでも体験させてくれた小野さんですが 畑で仕事をしている姿は まさに‘職人’そのもの。 「日本一のタマネギ産地として 消費者の信頼を失わないように」と 毎日タマネギと向き合う小野さん。
私たちが普段何気なく目にしているタマネギは 小野さんのような生産者が 心をこめて作ったタマネギなんです。
あぐりっこ絵日記 「9月13日 今日は根切りされた玉ネギを収穫した。 くき切りは地味な作業だったけど 思ったより大変だった。 半年間玉ネギのことを教わって 有り難い気持ちと 大変だなあという気持ちがありました」
森崎 「本当に貴重な取材をさせて頂きました。 どうもありがとうございました」
小野さん「ご苦労様」
かたい握手をするあぐりっこと小野さん。
小野さん、 本当に春からお世話になりました。 ありがとうございました!
さて玉ネギについておさらいしましょう。 日本一のタマネギ産地JAきたみらいエリア。 1年間の生産量はどのぐらいだったかな?
エマ「はい!23万トン!」 佐々木「正解です!」
なんと地球2周分もの量、 23万トンを1年間で生産しているんです。 特に今年は良質なタマネギが豊作で、 その収穫量は25万トンにアップ!!
JAきたみらいエリアでは、 一般的な品種の他にも 様々なタマネギを栽培しています。
例えば最近お店でもよく見かけるようになった 「真白(ましろ)」。 これは北見生まれのタマネギなんです。 生でもおいしいですが、煮ても焼いても シャキシャキ感があると人気ということ。
さらに品種だけではなく 様々な栽培方法を取り入れています。 日本一のタマネギ産地として 細かい消費者のニーズに 答えられるように工夫しているのです。 今年もJAきたみらい産のタマネギを 楽しみましょう!ということで…
あぐりっこ 「玉ネギ料理をいただきま~す」
佐々木 「ということでピリカ・ライフ・パーティの みなさんに来てもらいました」
佐藤 亜希子さん 「オホーツクの魅力を食を通して 女性の視点から発信していきましょう という団体です」
実は5月に「純農boy」でお世話になった 遠藤さんの奥様もご参加くださいました。
森崎「ご主人は今だにハンサムですか?」
遠藤幸枝さん 「ハンサムです(笑)」
佐藤さん「わっしょい!」 『わっしょい!』 佐藤さん「どうでしょうか?」
森崎「もう一声」
佐藤さん「わっしょい!」 『わっしょい!』
森崎「なんだこれなんだコレ!!」
掛け声と一緒にスライスオニオンを トッピングして食べるピザなんです。
佐藤さん 「たたんで食べてください!」
河野「美味しい!」
※詳しい作り方はレシピコーナーを ご覧くださいね。
佐藤さん 「全国のみなさんに たくさん玉ネギを食べて欲しいです!」
西島さん 「北見は玉ネギの産地ということで 守っていかないといけないので 丁寧にまじめに仕事をすることを 心がけています」
和食にも洋食にも メインにもサブにも役立つ玉ネギ。 生産者さんの思いのこもった玉ネギを みなさんもいただいてくださいね♪
もんすけがお伝えする週刊あぐりニュース。 空知産の農作物が大集合! 「空知フェア」のお知らせだよ。
今月27日火曜日までJR札幌駅1階にある 「北海道どさんこプラザ札幌店」で 「空知フェア」が開催されています。
「おいしいがうもれてた」と キャッチコピーに 空知地方の魅力ある農作物や 加工品がずらりと並ぶんだって!
日替わりで各地の生産者さんが 対面販売にも来てくれるみたいだよ。
「空知フェア」は残すところ、あと10日! 家族やお友達と一緒に空知のおいしいものを 発見しにいこう!
以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。
----------------------------------- 『空知フェア』 日時:9月30日(水)~10月27日(火) 8:30~20:99 場所:北海道どさんこプラザ札幌店 (JR札幌駅1階)
問い合わせ: 北海道どさんこプラザ札幌店 ℡:011-213-5053
《お・ま・け》
佐藤さん 「5月に結成したばかりです。 マルシェや他の農業者の方々との交流など やっていきたいと思っています」
森崎「いつ歌だすんですか?」
遠藤さん「もう出しています…」 河野 「本当に!?本当に出してるの? いまボケたんですよ?」
遠藤さん「昨日できました」
森崎「ご主人ミュージシャンだから」
注意)遠藤さんのご主人はmasatoさんは アコースティックギターリストです!
森崎 「いまバックに流れてますよ~」
本当に「ピリカ・ライフ・パーティ」の イメージソングと共にお送りしました~♪ ------------------------------------------------- 来週24(土)日は直別番組放送のため お休みです! 次回の放送は10月31日です! お間違えなく~!