森アナウンサー 「札幌市街が一望できる 旭山記念公園にやってきました!」
森崎リーダー 「わが町札幌きれいだね! 景色もそうだけど… 農産物も大変おいしい時期だね」
森 「北海道ではおいしい初物が 出回る時期になりました」
リーダー 「あれもこれもどれもこれも… おいしいだろうね… あ~畑行きたい!!」
森 「勿論今回も畑に行くのですが 北海道の農作物にとって すごいいい季節ということで 今回はスペシャル企画です! 北海道の農業の魅力を 世界に知ってもらおうと あぐりっこを海外から呼んでいます!」
リーダー 「今や北海道の農産物は北海道だけではなく 全国・世界にまで発信している! 我らが誇る北海道の農産物なんです! 今、海外からも引く手あまたでしょ。 そこで海外の子供たちを畑につれていく… オレは待ちに待った企画です! 番組が始まって10年目! ようやくこの企画が実現したか!! オレはこの日を顔をでかくして待ってました」
森「いや、もとからです!」
スペシャル企画、前編はおよそ190万人が住む 札幌発祥の野菜生産にふれます!
森 「では海外のあぐりっこを呼びましょう」
リーダー 「OK!英語で呼びますよ、 Come on!(カモン)」
森「簡単だなあ」
香港あぐりっこ「いえええええい」
あぐりっこ「こんにちは!」
リーダー「Where are you come from?」
「Hong Kong!!」
リーダー「香港!いえええ~い」
あぐりっこテンション上がってます。
リーダー 「Ah~え~~ Pardon?(もう一度お願いします)」
あぐりっこ「わはははは」
リーダー 「え~You Came from Hong Kong. (香港から来たんだ)」
あぐりっこ「はい!ぼくら全員!」
ユージ 「札幌はね~すごい所! 北海道で1番すごい所だと思う!」
リーダー 「そうか。ユージはあれjapanese?」
ユージ 「ぼくは日本人と中国人のハーフです」
ヒム「ここは美しい場所で~す」
クロエ 「とても美しいところ! 人口は少ないけど 住んでいる人がとてもフレンドリー!」
初めて訪れた札幌に感激している3人。 彼らにとって北海道は、 憧れの場所でもあるんです!
森 「実は香港で“小農夫大作物”と言う名前で あぐり王国が放送されているんです」
リーダー 「そうなんです。3年半前から香港で レギュラー放送されているんです。 Do you know TV program?」
あぐりっこ「はい!」
リーダー 「Have you watched?」
あぐりっこ 「もちろん見てる!」 「面白い!」
リーダー 「実は皆が北海道に来てくれる前に 以前ぼく達が香港に行きました。 あぐりっこの自宅を訪ねて 香港の食事情について聞きました」
森 「香港にやってきました~!」
リーダー 「いえ~い!とにかく暑いね」
収録日の気温は31度。湿度は85%!!
森「まずはお家にいきましょう」
リーダー 「海外の家庭の中に入る事って ないですから楽しみです!」
リーダー・森「こんにちは~」
ヒム君一家「こにちは~」
ちょうど夕食中だったヒム君ファミリー。 この日は、普段から料理をするという お父さん自慢の手料理が並んでいました。 野菜・肉・魚など、バランスのとれたメニュー。 折角なので二人も一緒に食べさせていただき、 香港家庭の食についてリサーチ!
リーダー 「味付けも我々にも馴染むお味です。 おいしい~」
森「これは香港では一般的な家庭料理?」
お父さん(チュン・ベンジャミンさん) 「香港では一般的に食べられています。 調理も簡単ですから!」
おかずのほかタイ米を炊いたごはんも!
リーダー 「あっ!おいしいお米です。 粘りがあってあまみもあって… タイ米もおいしい」
お母さん(セン・アントラさん) 「たまに(日本の)スーパーで 日本の米を買うこともありますが 香港だと日本の米は高いんです」
森 「普段お買いものするときに どこの国のものかは気にしますか?」
お父さん 「『食の安全』はとても重要な事だと考えていて 子供の健康のためにも産地は気にしてます」
リーダー 「へえFor you!(あなたのためだって)」
ヒム君「Foe me!!」
クロエちゃんと お母さん(チャン・マン・ツェさん) 「こんにちは~!どうぞ!」
少しだけ日本語が話せるというお母さんが 快く出迎えてくれました。
お邪魔したときは、 夕食の下ごしらえをしていたそうで、 その料理は、北海道と同じく 香港でもポピュラーな豚肉料理と言われる 「ポークチャップ」。 お母さんの調理も落ち着き、 食材についてのお話を伺ってみると、 なんともうれしい事実が…
リーダー「どこの豚肉ですか?」
チャン・マン・ツェさん「北海道!!」
「品質が高く・美味しい!」ということで、 北海道産の食材は定期的に購入しているという クロエちゃんファミリー。 しかもちょうどこの日は…
お母さん 「いまから食料をいくつか スーパーに買いに行きます!」
リーダー 「スーパーマーケット! 香港のスーパーマーケット見たい!」
森「香港のイオンです!」
リーダー 「果物コーナー! あ~この字この字!三笠メロン!」
森「富良野メロンもある!」
お母さん 「(北海道産メロンは)香港で有名!」
北海道産の食品は、 香港で非常に人気が高い ということですが、もうひとつ、 注目を集めている売り場も…
森「有機って書いてますね」
リーダー「これサヤインゲンですね」
森「100%香港って書いてる」
お母さん 「香港は場所はとても小さい。 野菜は少しだけ作られています」
観光や金融などのサービス業が 基幹産業の香港は、 食料自給率、わずか1%ほどと言われ、 ほとんどの食品を輸入品でまかなっています。
一行は札幌の中心部を離れ、 まず最初にふれる農産物が育てられている畑へ。
森 「丘珠空港の近くにある畑にやってきました。 生産者の大作さんです。こんにちは」
東区丘珠で農業を営む生産者の大作康浩さん。 都市部に近いこの場所で、 一体どんな農作物を育てているのでしょうか。
リーダー 「大作さんの後ろに畑が見えてるよ? あれは何かな?」
クロエ「poteto?」
ヒム「glass 草?」
ユージ「onions?」
リーダ「何かな?」
大作さん 「これは“札幌黄”と言うタマネギです」
畑で育てられていたのは、 「札幌黄(さっぽろき)」と呼ばれるタマネギ。 大作さんは3ヘクタールの畑で、 札幌黄を含め4品種のタマネギを生産しています。
森 「このようにタマネギが畑でなってるのを 見た事はありますか?」
クロエ「ない!初めてみた!」
リーダー 「じゃあタマネギがどこになってると思った?」
クロエ「木の上!!」
リーダー 「札幌黄という札幌発祥の 有名なブランド野菜ですけど どういう特徴がありますか?」
大作さん 「食べた時は甘く、その後に辛みが来る! 加熱したらその辛みが甘みへと変わる! それが札幌黄の大きな特徴です」
リーダー「130年前なんだって!」
ユージ「What!!(なんだって~!)」
ユージ「本当の車みたい!」
リーダー「ユージ似合うね」
続いて、ヒムくんも!
リーダー「めっちゃ似合うな」
ヒム「♪タララ~ン♪(歌い出す)」
そしてさらにタマネギの収穫機も 見せていただけるということで、 香港の子どもたちが、 どんな機械なのか予想してみることに。 クロエ「根切り機のような…」 ヒム「操縦するラジコンみたいな…」
リーダー「では見れますか?」
大作さん「今から持ってきます!!」
ブルルルルルー エンジン音と共に収穫機がやってきます。
あぐりっこ「わおおおお~」
ユージ 「思ってたよりすごく大きい!」
ヒム 「こんなに大きいと思わなかった。 Oh my God!!」
コチラの巨大な収穫機は、 その名も「オニオンハーベスター」。 想像をはるかに超える大きさと、 初めて見る収穫機の仕組みに、 香港の子どもたちも興味津々の様子。
ユージ 「ここから上にいって中に入って…」
残念がならこの日は、 前日に降った雨の影響で、 収穫機が畑に入れないそうなんです。
ちなみに、実際の収穫作業がコチラ。
オニオンハーベスターは、 大量のタマネギを拾い上げながら進み、 自動で枯れた茎を取り除いたあと…
大作さん「どうぞ収穫してください!」
リーダー「Let`s harvest!!」
ということで、タマネギの手収穫を体験!
ヒム「1、2、3、4、5!!」
リーダー 「いまのように手収穫だと どれくらいの時間でできますか?」
ヒム「3時間!!」
リーダー 「Realy? only 3hour??」
ヒム「バイバイ」
あれー笑顔でヒム君逃げちゃったよ~!
リーダー「さあ屋上です」
森「屋上に作物って新鮮ですね」
リーダー「奥までいっぱいあるよ」
森 「香港に畑ってあまりないんですか?」
スタッフ・セレステさん(香港大学) 「実際には香港の北部には今も畑があります。 何十年か前までは野菜の約30%は 自給していました」
森 「野菜や食に対しての関心って 変わってきていますか?」
セレステさん 「はい。近年食の安全へと関心が高まり 栽培課程でどんな農薬や化学肥料が 使用されているのか知りたくなりました。 香港の人達は有機野菜を求めるようになり この傾向はより強まると思います」
リーダー 「地元産の野菜をもっと多く食べたい! 安全に心がけているって思いは 万国共通だと思います」
リーダー 「北海道の文字ありましたよ~ Nice to meet you…」
ホクレン通商食料物質部 久保俊一さん 「久保でございます!」
リーダー「良かった日本語通じる人いた!」
札幌黄をいただきましょう。
ということで、札幌黄を使った絶品料理を、 大作さんの奥様弥生さんに作って頂きました!
ユージ「おいしい!」
リーダー「スパイシー?」
ヒム「「いいえ、おいしい!」
クロエ「ヤミー(おいしい)」
森「すごく甘いです」
リーダー 「果物みたい! 洋ナシにも近いくらい甘い。 うまいわあ~」
リーダー 「今日は大きい畑をみました。 この体験はどうでしたか?」
ユージ 「オニオンハーベスターが見られたり タマネギをとるとか… 結構おもしろかった!」
リーダー 「今日は札幌・都会の農業をみました。 でももっともっと広い畑を見に行きます」
クロエ「とってもワクワクする!」
リーダー 「Bigger!Bigger!Bigger!」
クロエ「Good!Good!Good!」
さて来週も北海道農業の圧倒的なスケールに ビックリ!お楽しみに~
お・ま・け
リーダーと森アナウンサーが 香港ロケにいった時のこと-
リーダー 「Have you been to Hokkaido yet?」 (北海道に来た事ありますか?)
クロエ 「日本にはいった事あるけど 北海道はないわ」
と会話していると本筋んでない所に 関心しだす森アナ。
森「リーダーすごいですね」
リーダー 「言えるだろう、少しぐらい。 君に比べてちょっと話しているくらい」
リーダー「ないよ」
マッハつっこみ。(笑) ----------------------------------- 9月16日のクイズ 「音更町で行われた小麦の収穫祭は、 何まつりだったかな?」
正解は「麦感祭」でした。