森崎 「この中にはない?」 松坂 「はい。無いです。 それを使って作られる あるモノを取材しに行きますよ!」
松坂 「小清水町で生産される馬鈴薯の9割が このデンゲン馬鈴薯なんですって!」 森崎・河野 「9、9割!?」
松坂 「7月は寒くて雨も多かったですが 影響は出ていますか?」
工場見学の前に! 松坂 「デンプンとは 一体どのように作られるモノなのか? みんなでお勉強しちゃいましょう! 教えていただくのは、上本さんです。」 森崎 「まず改めて聞きたいのは… デンプンって簡単に言うと 何なんですか?」
JAこしみず 澱粉製造課長 上本さん 「デンプンというのは、 植物が空気中の 二酸化炭素と水から-」
JAこしみず 澱粉製造課長 上本さん 「太陽の光のエネルギーをかりて 作り出す物質のことで、 炭素と水素と酸素から できているんです。」
松坂 「こちらをご覧ください。 デンプンと一口に言っても 原料によって様々な 種類があるんですよ!」 「馬鈴薯でんぷん」・・・じゃがいも 「タピオカでんぷん」・・・キャッサバの根 「コーンスターチ」・・・とうもろこし 「小麦でんぷん」・・・小麦粉 「甘藷(かんしょ)でんぷん」・・・サツマイモ 「米でんぷん」・・・お米 など
松坂 「デンプンの使用用途は 3000種類もあるんですって!」
料理で使うイメージが 強いデンプンですが、 実は様々な用途があるのです!
加工食品や製薬、 そして工業製品など あらゆる分野で 活躍しているのです!
その後、磨砕乳を、 遠心分離機という装置で 固形物と水分とに分けます。
馬鈴薯澱粉の作り方を 学んだ一行、 いよいよデンプン工場へ潜入! 工場ではどのように デンプンを作っているのか!? 渡辺さんに ご案内していただきましょう。
森崎 「ふるえる!!ふるえる!! すごい振動!!」
9月から2か月間の最盛期には、 1日にトラック200台以上、 1400トンもの澱原馬鈴薯が 運ばれてくるのです。
さらに洗浄を繰り返して 異物を取り除き、 工場の内部へ運ばれます。
生カスに 麦の皮を混ぜることで 家畜のエサになるのです。
渡辺さん 「またJAこしみずでは、 家畜の尿や デンプン工場から出る廃液で ”ゆう水”と呼ばれる 微生物群の濃縮液を作って 酪農家の牧草地や 畑作農家の畑を 活性化するために 利用しているんです。」
森崎 「その畑で育った澱原馬鈴薯が またこの澱粉工場に来る・・・」
渡辺さん 「はい。小清水全体で、環境にやさしい 循環型のクリーン農業を 実現しているんですよ。」
森崎 「袋にマークがついてますね」
渡辺さん 「『Fromオホーツク』のマークです。 これはオホーツクのJAグループが オホーツク産の安全・安心の 農産物であることをアピールするために 表示しているんですよ。」
河野 「あぐり王国、 去年7月にスタートしまして 今回で62回目。 ついにこの街にやって来ました。」 森崎 「叫んでいいですか?」 河野 「どうぞ!」
正解は ブロッコリーーーー!! 生産部会長・津谷さんの 畑へ伺いました。 森崎 「みんなが食べている この部分って 何か分かるかな?」 あぐりっこ隊 「つぼみ?」 森崎 「正解!!」
津谷さん 「そして こうして葉を落としていって・・・」
河野さんが作ったのは 河野家特製チキンのバジル煮。 びえいちゃんとふらのちゃんを アシスタントに おいしい料理が完成しました!!