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2011年02月26日(土) | ♯133 JAたいせつエリア 冬場の栽培とは 編
2011年02月26日(土) | ぽかぽかハウスにイチゴが10万個!?
>>

2011年02月26日(土) |  ♯133 JAたいせつエリア 冬場の栽培とは 編

佐々木
「こんにちは!あぐり王国です。
 さて河野さんの前に炊飯ジャーがあります。
 ソチラの蓋をオープンしてください」

河野
「いいですか?オープン!!

一同
「うわーーい!!」

佐々木
「旭川と鷹栖で育てられている
 《JAたいせつ米》です」

お味のほうは?

森崎&河野
「うまいっ!」

今回やって来たのは、
米どころとして有名な旭川市と鷹栖町。
実は冬のこの時期に、
あるフルーツが育てられていたのです!

早速、冬の田んぼに向った一行。

森崎
「キレイだね~イイですね~」

佐々木
「一面銀世界!しかもコチラは
 すべて“田んぼ”なんですよ!
 水田でございます!」
 
河野
「雪に覆われると、より広さを感じるね」

さあ、ここからはあぐりっこも一緒参加です!

佐々木
「水田の隣にあるハウスの前にやって参りました」

森崎
「ビニールハウスが並んでますね」

佐々木
「それではココであぐりっこにクイズを出します」

田んぼが雪に覆われるこの時期に、
こちらのハウスではある物が
育てられているのです。
ヒントは、
ジャムにしてもおいしい真っ赤なフルーツ。

さて、なーんだ?

森崎
「正解は何でしょう?せ~のっ!」

あぐりっこ
「イチゴ~~」

森崎
「正解!何でわかった?」

イブキちゃん
「だって看板があるから~!!」

森崎
「あれれ大ヒントだしちゃった」

河野
「何でわざわざココでクイズ出したん?」

お米の栽培が盛んな、旭川と鷹栖町。
お米農家の中には
冬場“イチゴ”や“ホウレンソウ”などの
栽培を行っている人もいるのです。

ではハウスの中を覗いてみましょう!

オープン!!

「うわ~~~!」

佐々木
「何がなってる?」

あぐりっこ
「イチゴ!」

ミユ君
「いきなり夏になった!!」


2011年02月26日(土) |  ぽかぽかハウスにイチゴが10万個!?

ハウスの中はポッカポカ。

かわいいイチゴを見てみると・・・

森崎
「真っ赤なイチゴちゃ~~ん!」

河野
「幸せ~!」

森崎
「イチゴは何粒あるんだろう?」

河野
「このハウスで株はどのくらいあるんですか?」

イチゴ生産者
大田雅一郎さん
「2100株になります!」

タイキ君
「3万粒あると思う」

ミユ君
「少なくとも2万5千くらい?」

森崎
「刻んだよ、コレ!」

森崎
「もっとじゃない?10万粒とか?」

大田さん
当たりですね~10万5千ぐらいです! 」

森崎
「10万5千粒!?スゲー」

大田さんのハウスでは、
11月下旬から7月中旬までの8ヶ月間、
イチゴを地元市場に出荷、
各方面で販売されています。

お米の収穫が終わった後、
春までの大切な収入源となっているのです。

河野
「イチゴが地面じゃなくて、
高い所にありますね!」

大田さん
「高設(こうせつ)栽培って言いますね」

森崎
「これだと、どんなイイことがあるかな?」

あぐりっこ
「採りやすい!」

森崎
「他にどんな長所がありますか?」

大田さん
「水の管理がしやすいです」

森崎
「確かに!すごくキレイだよね、ハウスの中」

河野
「銀色のシートは何?」

大田さん
「冬場は日照量が足りないでしょ!
 ソレを補うのに銀の反射材を使って 
 イチゴに光を集めているんです」

高品質なイチゴを育てるための工夫。
シートを使い太陽の恵みを効率よく当てことで、
全体がより赤く、糖度も増すのです。

さてここで収穫方法を教えてもらいました。

大田
「イチゴをつまんで、ひねって!」

ポロン!

河野
「うわっカンタン!」

森崎
「直接引っ張らないんですね」

大田さん
「ひねるような感じでやると
 楽にとれますよ」


2011年02月26日(土) |  真冬でも葉野菜が豊富な直売所

こちらの品種は、
九州の佐賀県で盛んに
育てられている“さがほのか”。
酸味が少なくて甘みが強いのが
特徴なんです。

では早速いただいてみましょう!

マオちゃん
「甘いっ」

ミウ君
「甘くておいしい!」

森崎
「甘いのと酸味とバランスがすばらしいですね」

森崎
「栽培は大変だと思うんですけど、
 それでもイチゴをつくろうって
 やっているコトは、何なんでしょうね?」

大田さん
「やっぱり食べてくれる人が
 おいしそうな顔をすること!喜んでくれる!
 これが農家のイチバンの励みになるんですよ」

最後に特別にご許可をいただいて
みんなで“イチゴ狩り”をさせてもらいました。

もうみんな大盛り上がりでした!

さて続いてあぐりっこ隊が訪れたのは、
農産物の直売所。
地元の採れたてイチゴが販売されています。

【たいせつ農産物直売所】
住所:旭川市東鷹栖1条3丁目
電話:0166-57-2141

森崎
「うわ~スゴイ野菜がイッパイ!
 イチゴがあるね!
 “大田さんちの”って書いてあるじゃん!
 僕らがさっき食べたヤツだ!」

河野
「あの・・・冬ですけど葉モノとかもありますよ
 この小松菜も大田さんとこだ!」

森崎
「イチバン北海道が雪が多くて寒い2月ですよ。
 こんな青々した野菜がある。
 ありがたいコトだよね」

こちらでは、イチゴやホウレンソウ、
豆やタマネギなど地元の生産者41軒が提供する
様々な農産物が販売されているのです。

森崎
「コチラはお米ですね。
 何て書いてある?」

あぐりっこ
「JAたいせつ米!」

森崎
「先ほどJAたいせつ米をいただいて
 大変おいしかったんです!
 これはどういうお米なんですか?」

JAたいせつ
池田修さん
「このお米は地元・大雪山の伏流水で作られた
 大自然のミネラルをたっぷり含んだ、
 おいしいお米なんですよ」

森崎
「水が違うんだ」

池田さん
「大雪山からの雪どけ水ですね」

森崎
「だから美味しかったんだ!」


2011年02月26日(土) |  手作り感たっぷりの加工品も充実
じゃーん!もんすけです。
高品質でおいしいと評判のJAたいせつ米。
収穫後は、上川ライスターミナルや、
JAたいせつライスセンターなどの
施設へと運ばれます。
そこで、お米を大型の乾燥機で乾かしたり、
表面の"もみ殻"を取り除く脱穀作業、
そして厳重な品質検査をおこない、
室温・湿度を管理した低温倉庫で貯蔵。
こうした仕組みで、
いつでも高品質なお米が出荷できるんです。
JAたいせつ米の美味しさには、
たくさんの工夫も詰まっているんだね!

さて再びたいせつ農産物直売所。

森崎
「農産物の他に加工品も置いています」

河野
「ジャムいっぱい種類あるんですけど!
 イチゴのジャム!粒つぶイッパイ!」

JAたいせつ
下村裕一さん
「地元のおいしいイチゴをジャムにしました」

河野
「 《野土花(のどか》って
 書いてますね?」
下村さん
「旭川市の
 《東鷹栖農村活性化センター 野土花》という
 市の加工施設がございまして、
 ソコで地元の加工グループの奥様方が 
 商品として色々なモノを製造して
 販売しているんです」

森崎
「スゴイ種類がありますよ!」

河野
「シソジュースや三升漬け、
 しそ入りの南蛮味噌!
 まだまだありますよ!」

下村さん
「地元でとれた農産物で加工してます」

森崎
「地元でとれたモノを、
 みなさんで!っていうのが
 過程の食卓にも似た“手作り感”があって
 イイですね!!」

森崎
「風土色を出しながら商品を
 開発していくのは素晴らしい取り組みですね」

下村さん
「やはり冬場、地元でとれた
 農産物を加工食品にしまして、
 より広く一般の方々に
 おいしさを提供するために
 各、加工グループみなさん
 頑張って作っております」

下村さん
「コチラは旭川市の方で学校給食にも
 野土花の味噌を使っていただいています」

河野
「へえ~イイですね」

森崎
「イイなあ~オレ転校しよう!」

河野
「エッ!転校の前にオッサンすぎて!」

もんすけです!
突然ですが皆さんは
「田んぼアート」って知っていますか?
これは色の異なる稲を育てて、
田んぼに巨大な絵を作ること。
以前「週刊あぐりニュース」でも紹介しました。
JAたいせつでは
「皆さんに農業に関心を持ってもらう」と、
5年前から毎年作品を発表しています。
去年は“田んぼ動物園”と題して、
ホッキョクグマなどの動物が描かれました。
今年はどんな画になるのか、秋が待ちどうしいね!

2011年02月26日(土) |  レッツ JAたいせつクッキング~

佐々木
「JAたいせつ女性部のみなさんと一緒に
 クッキング~~!!」

「うわ~~い!やった~~」

地元の食材を使ったお料理に挑戦。
そのメニューとは?

笹川明美さん
「トマトゼリーを作ります。
 “JAたいせつ”でとれたトマトを原料にした
 《オオカミの桃》のジュースを使います。
 あとは粉寒天とグラニュー糖です」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

お次は地元の食材を使ったお料理を
いただくことに!

主役はもちろん・・・

JAたいせつ米です!

森崎
「おいしいそう!雪原みたい!」

河野
「ジャーの中に白銀の世界が広がっています!」

あまりのいい香りにジャーに寄り添う二人。

河野
「これはあまり良い絵(画面)じゃないでしょ・・・
 おっさん二人ですからねぇ~」

佐々木
「リーダー。こちらの蓋も開けてください」

森崎
「オープン!」

あぐりっこ
「うわあああああ~~
 (歓喜の声があがる)」

女性部
「これは地元の鷹栖牛ですよ」

森崎
「これをご飯にかけると何だ!?」

あぐりっこ
「牛丼!」

森崎
「正解~!地元のご飯の上に 
 地元の牛肉が乗ってしまう!
 これはもう~~
 ゴックン(と、のどが鳴る)」

河野
「あっ!!生つば(笑)!!!」

佐々木
「早く食べたい・・・ですね」

森崎
「それではいただきましょう!」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

森崎
「最高です!」

河野
「たまりませんなあ~
 お肉柔らかい」

佐々木
「玉ネギもトロトロです!」

お次は「いもだんご汁」。
こちらも地元の食材たっぷりです。

※詳しい内容はレシピコーナーへ

最後にあぐりっこたちが作った
トマトゼリーもデザートでいただきました。

寒さも吹っ飛び、大満足の一日でした!

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

週刊あぐりNEWSの時間です。
最近お米の新しい食べ方として
注目されている米粉。
今日は今注目の
「米粉を使った料理」コンクールの話題です。


「野菜たっぷりの米粉すいとん」・・・
フランスの家庭料理をアレンジした
「米粉のケーク・サレ」・・・
これらの料理は、道内の中学・高校生が考えた、
「北海道米粉料理コンクール」の応募作品です。

米粉を使った、こちらの5つの
アイデア料理の中から、
明日札幌で行われるイベント
「米粉フェア2011」で
最優秀賞が発表されます。

「米粉」はケーキなどのスィーツのほか、
パスタやラーメン、餃子など
様々な用途に使われおり
日本の食料自給率を高める食材として
多方面から注目されています。

ちなみに米粉を使った“米粉パン”は、
北海道をはじめ、全国のおよそ4割もの
学校給食で食べられているそうです。

明日、札幌ファクトリーで開かれる
「米粉フェア2011」では、
米粉製品の試食会なども行われます。

料理コンクールに参加した
中高生たちのアイデア作品、
約90点のレシピも
公開されるということですので、
是非皆さんも米粉料理に
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
以上週刊あぐりニュースでした。

【米粉フェア2011】
日時:2月27日(日)12:00~
場所:サッポロファクトリー アトリウムにて
●北海道米粉料理コンクール表彰式、
米粉製品の試食などを実施


2011年02月19日(土) |  ♯132 オール北海道!食クラスターとは?編

さて今回のあぐり王国は
冬においしいアノ飲み物からスタート。

「カンパーイ!!」

森崎
「これは何という飲み物だ?」

あぐりっこ
「甘酒!!」

森崎
「甘酒なんだけど甘味と酸味があって
  飲みやすい!」

ケンゾウ君
「なんかブドウのような味する!」

とてもカラフルなこの飲み物。
実は北海道の特産フルーツを使った甘酒。

実はある特産フルーツで
北海道を元気にしよう!という
超ビッグプロジェクト
から誕生した商品なんです。

佐々木
「そのビックプロジェクトとは・・・
 この“絵”がすべてを表しています」

藤尾
「何だ~??」

北海道の食を北海道みんなで盛り上げる、
ビッグプロジェクトとは一体何なのか?

早速調査開始~~!

森崎
「さて、さっきボクらが飲んだフルーティーで
 甘酸っぱい甘酒。
 その甘酒にビックプロジェクトの
 ヒントがあると聞いてやって参りました」
やって来たのは、
江別市の「食品加工研究センター」。
こちらは農産物や海産物など、
食材や食品のデータ分析を行い、
新商品開発をサポートしているのです。

教えていただくのは
日夜、食品加工の可能性を探る田村吉史さん。
フルーツ甘酒のキーマンです。

田村さん
「さっき飲んだ
 “黄色い甘酒”と“赤い甘酒”の2種類の
 中に入っていた果実がココにあります!」

布をめくってみると、小さな果実が-

藤尾
「えっ!」

あぐりっこ
「何これ?ハスカップは分かるよ・・・」

田村さん
シーベリーアロニア
 見たこと無い人も多いでしょう」

田村さん
「実は北海道全部で北海道の食品を
 盛り上げましょうという事業をやっています。
 それが食クラスター!
 その中で我々が取り組んでいるのは
 この小さい果実を使った事業なんです」

2011年02月19日(土) |  様々な分野の人が連携する食クラスター
じゃ~ん もんすけです。
いろんな立場の人たちが北海道の食を
一緒になって盛り上げようという
プロジェクト「食クラスター」 
なんだか凄そう~

北海道経済部
上野修司さん
「食クラスターは北海道経済連合会、
 JA北海道中央会、北海道経済産業局、
 北海道農政事務所、北海道が連携して
 昨年春に立ち上げた集まりです。

 北海道の食の発展を願う生産者、
 道内の加工メーカー、
 それから大学や研究機関などが連携して
 新しい食の価値の創造や販路の拡大などに
 みんなで知恵を出し合って協力していこう!
 そういった取り組みになっています。
 現在は小果実のプロジェクトに加え、
 136のプロジェクトに取り組んでいます。 

 川に上がってきて脂の落ちたサケを
 有効活用して花カツオ風に加工した
 《鮭節》の開発と販路拡大。
 小麦を丸ごと食べるプロジェクト
 《まる麦プロジェクト》では、
 麦をリゾットにして提供していこう
 といったコトもみなさんの協力で取り組んでいます」
クラスターってブドウなどの
「房(ふさ)」という意味なんだって!
ブドウの実のようにいろんな企業や人が
つながっているんだね~

森崎
「僕たちの知らない果実をもっと広めようと
 いろんなお仕事をしている人達が
 それぞれの得意分野で紹介していこうって
 いうコトなんだね」

田村さん
「北海道の人みんなが
 取り組んでいる事業です!」

ではせっかくなので
それぞれの果実を味見してみましょう!
まずは【シーベリー】。

森崎
「さわやか~けど酸っぱい!」

田村さん
「ビタミンCタップリです。種の中にも
 体にいい油がいっぱい入ってます」

いつきちゃん
「給食に出してもらいたい!」

お次は【アロニア】。
田村さん
「中が真っ黒になるほど
 アントシアニンがタップリです」

森崎
「甘い!」

藤尾
「初めての感覚!渋味がありますね」

田村さん
「渋くなるぐらいポリフェノールが豊富です。
 この甘いのは糖アルコールといって
 人が食べてもエネルギーにならない甘さなんで
 食べても全然太らないです!」

続いては【ハスカップ】です。

藤尾
「うわあ~~~スッパイ!!」

森崎
「やっぱりハスカップは酸っぱい!!」

全国にピーアールしようとしている小果実。
北海道での栽培にとっても向いているんです。
小果実を研究している
北海道大学の鈴木先生に伺ってみました。

鈴木卓准教授 農学博士
「3つの果実はすべて寒さに非常に強い!
 シーベリーは寒さだけでなくて
 乾燥とか塩気のある土地、例えば海岸とか
 そういうトコロでも栽培できる!
 また寒すぎて果樹が一般的に栽培しずらい
 帯広とか根室とか宗谷の方とか、
 そういったトコロで栽培できるという
 魅力がありますね!」
北海道の気候風土にピッタリな小果実。
今後生産量を増やしていくためには、
商品開発とPR活動を同時に
行う必要があります。
そこで、生産者や研究者、
企業や行政などが連携した
食クラスターという枠組みが
とっても有効なのです。

2011年02月19日(土) |  グミつくりに挑戦!

さて初めて見た小果実を使って
グミづくりにチャレンジです!

まずはハイテクジューサーで
果汁を絞りだしますよ!

藤尾
「あんなに小さな実なのに
 スゴイ水分が中に入っているんだね!」

田村さん
「このジュースにグミの素を混ぜて
 グミのカタチに固めます」
果汁(100cc)・砂糖(50g)・ゼラチン(15g)を
混ぜ合わせます。

今度は湯せんにかけてゼラチンを
完全にとかしていきます。

森崎
「グミがこうやって手作りできるって
 知りませんでしたよ!」

あとは型に流し入れて冷蔵庫で冷やすだけ。

まるで実験みたいなグミづくり!
出来栄えはどうかな・・・?

森崎
「クニュクニュだぜ~~」

藤尾
「上手だね、みんな~~」

森崎
「果実のままでもいいけど
 おやつにするともっとおいしさが広がるね」

いつきちゃん
「売りに出して欲しいなあ~」

続いてやってきたのは、
フルーツ甘酒を作った酒蔵・田中酒造。
北海道の素材しか使わない!という
こだわり社長の田中一良さんに
お話を伺いましょう。

■田中酒造 亀甲蔵
住所)小樽市信香町2-2
電話)0134-21-2390

田中さん
「こちらがフルーツ甘酒ですよ」

森崎
「いろんな種類があるよ!
 ラベルに何て書いてある?」

あぐりっこ
「リトルベリーズ!」

森崎
「かわいらしいキャラクターが
 ついているんです!甘酒にですよ」

藤尾
「コレ何なんですか?」

「リトルベリーズ」とは小果実をイメージし、
設定されたキャラクターのこと。
より多くの人に小果実を
知ってもらうため誕生しました。
この画期的な宣伝方法を発案したのも
食クラスターのメンバーです。

SOC 市場開拓部セールスマネージャー
後藤宏行さん
「ハスカップは大体聞いたコトはあるんですが
 アロニア・シーベリーというのが
 みなさん聞いたコトの無い小果実。
 北海道でもかなりの量が取れるように
 なってきたんですが、検索する人が少ない!
 なのでかわいらしいキャラクターをつけて
 名前を覚えてもらって、
 そうして深いトコロに興味を持ってもらうことを
 ITでやろうと思ったのが最初です。

 今話題の【初音ミク】をデザインしている
 札幌のクリプトンフューチャーメディアさんに
 依頼しまして、《リトルベリーズ》という
 キャラクターを誕生させました」

かわいいキャラクターがインターネットで
人気になっているんだとか!


2011年02月19日(土) |  意外なおいしさ!フルーツ甘酒
佐々木
「果実も見まして、今度はフルーツ甘酒を
 作っちゃおうと思います!」
田中さん
「フルーツ甘酒の原料がコチラ、酒かすです!
 日本酒は水とお米で作るんですね。
 お酒を搾った後に出てくるのが、この酒かす。
 スゴク栄養があるイイ食品なんですよ」

まずは普通の甘酒を試飲してみました。

ハヤト君
「うん!美味しい!全然いける!」

佐々木
「甘酒はこれだけで完成されていますよね。
 コレに何かを加えるっていうのは
 不思議な感じがします」

田中さん
「これだけで飲んで欲しいなあ~
 というのもあったんですけど、
 こういった違ったモノを付け加えることによって
 よりおいしくなる!

 これは新しい発見でしたね!」

では早速甘酒にアロニアのジュースを
加えていきます。

ハイ!コレで完成です!

お味のほうは、どうでしょうか?

森崎
「メッチャ飲みやすい。ゴクゴクいける」

イツキちゃん
「さっきのもおいしかったけど
 こっちの方がフルーティーでおいしい!」

佐々木
「見た目もかわいらしい色!」

ジュースと甘酒の割合や酒粕の量を決めるため
何度も何度も試作を重ねて完成させた
努力の結晶なんです!

田中さん
「北海道にはいろんなモノがあって
 可能性がスゴクたくさんある!
 いろんなモノを探していきながら
 私たちが持っているモノと
 どう組み合わせておいしいモノができるか
 カラダにイイものができるかを
 今後も探して行きたいなと思ってます」

ご購入に関しては-
■リトルベリーズの甘酒
(180ml・3本セット/1500円)
田中酒造 本店 0134-23-0390
     亀甲蔵0134-21-2390
※配送可能

もんすけです!
毎年世界各国から200万人もの
来場者がある一大イベント「さっぽろ雪まつり」。 
より多くの人に道産小果実を知ってもらおうと
ブースを出展してPRをしたんだって!
あぐりねーさんこと佐々木アナが
リポートをしてくれるよ。

佐々木
「ベリーランド北海道、発見!
 フルーツ甘酒、売り上げはどうですか」

スタッフ
「とてもよく売れてますよ!
 ハスカップがよく売れていますよ」

ひときわ目を引くこの看板!
こちらのブースで、
フルーツ甘酒3本セットの販売が
行われたんだけど、
売上げはなんと予想の3倍!

ほかにも小果実の生産地などが
載っているマップ、
さらにリトルベリーズの
ガチャガチャなどを用意して
お客さんへ小果実のPRをしたんだって。

近い将来、北海道の名物として
定着するといいなぁ。


2011年02月19日(土) |  一流シェフのお味に感動!

続いてやってきたのは札幌グランドホテル
こちらでは小果実など、
食クラスターから生まれた商品を
素敵なメニューで食べられるというのです!

佐々木
「こちらは一流ホテルでございますから
 いろんなパーティープランがあります。
 その中の一部を今日はご用意いただきました」


■札幌グランドホテル
住所)札幌市中央区北1西4
電話)011-261-3311

●スプリングパーティープラン ミックスプラン
 お1人6,000円~
 お問合せ・予約 011-241-8309
 ※4月30日(土)まで

調理していただくのは
総料理長の小泉哲也さんです。

小泉さん
「これはキタアカリのニョッキです」

これをサケでできたムースリングの中央にいれ
白ワインで作ったソースをタップリ
かけていきます。

仕上げにカラフルな野菜を散らして出来上がり!
札幌グランドホテルではこちらのメニューの他、
北海道の食材をふんだんに使った
パーティープランを6種類用意していて、
その中に食クラスターの商品を使ったメニューが
組み込まれているんです。

さてそのお味は-

森崎
フワフワですね」

コハクちゃん
「なんかフワフワで、
 今まで食べた全部の食べ物より
 イチバンおいしかった!」

小泉さん
「うれしいですねえ~本当にもう~」

小泉さん
「こちらはサケからとった《鮭節》を使った
 お出しをつかっております」

森崎
「サケのお出し?」

小泉さん
「サケは川を上っていくと
 だんだん脂っ気がなくなって
 ピンクの身が白っぽくなっていくんです。
 だから、こういう色になるんです」

川に遡上して産卵したあとの
脂が落ちた鮭を有効利用した「鮭節」。
小果実のようにこの「鮭節」も
食クラスターから誕生した商品なんです。

《鮭節 5g×6パック 450円》
購入は-
オーロラタウンきたキッチン TEL011-205-2145
北海道どさんこプラザ札幌店 TEL011-213-5053
※配送可能

小泉さん
「最後は北海道の小果実のシャーベット。
 ハスカップ・アロニア・シーベリーです」

森崎
「酸味が残ってますけどスゴク食べやすい!」

コハクちゃん
「甘いような酸っぱいような 
 色んな味がしておいしかった!」

小泉さん
「この北海道の優れた食材を、
 我々調理人がいかに調理して
 みなさまに美味しいモノを提供して
 ドンドン北海道の食材を本州や外国に広げて、
 北海道が元気になればイイなと思ってます」

森崎
「我々も食べておいしい!って応援します!」

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

こんにちは!週刊あぐりニュースの時間です。
今日は以前番組で取材し大きな反響を呼んでいる
小説の話題です。

先月発売された小説
「羊に名前をつけてしまった少年」。
こちらは「命を学ぶ」を教育方針とした
遠別農業高校で実際にあった話をもとに
書き下ろされたフィクション。

家畜である羊に名前をつけてしまったことで
愛情がわき、食べるために育てている命と
向き合い苦悩する少年を題材にした内容です。

実は書き下ろしたのは、
こちらの高校で国語を教える樋口先生。
農業高校だからこそ、生徒が直面する、
食べること・生きることの意味を問う話題作です。
教育現場のドラマが、
遠別から全国に発信されているのです。

この本が命の大切さを考える
きっかけになればいいですね。
それではまた来週!

《羊に名前をつけてしまった少年》
著書:樋口かおり
出版:ブロンズ新社
定価:1、470円 全国の書店にて販売中!




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