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2010年12月11日(土) | ♯123 法人化で安定生産!JA阿寒の営農支援 編
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2010年12月11日(土) |  ♯123 法人化で安定生産!JA阿寒の営農支援 編

佐々木
「わー来てる来てる!」

森崎
「来たよ~~
 タンチョウ~~!」

河野
「感動だねえ~」

森崎
「いっぱいいるねえ~」

森崎
「冬は200~300羽のタンチョウが
 ここに飛来するらしいですよ!」

佐々木
「タンチョウが飛来する場所、
 釧路市阿寒町にやってまいりました」

森崎
「いいトコロ!」

佐々木
「さて今日は農業の《新しいカタチ》を
 見に行こうと思います。

 と言うのは【法人化】というカタチです!」

森崎・河野

「法人化??」

新しいスタイルの酪農がある!
ということでやって来たのは道東の阿寒町。

早速ここからはあぐりっこと一緒に
お勉強をしていきます。

佐々木
「あぐりっこはツルを見たことあるかな?」

あぐりっこ
「初めてです」

河野
「初めて見た人、手を上げて!」

3人のあぐりっこが挙手。
その横で佐々木アナも手をあげる-

河野
「えっ、佑花ちゃんも?」

佐々木
「私も初めて見ました~

 泣きそうなくらい感動しました」


2010年12月11日(土) |  酪農家だけどサラリーマン?!
タンチョウが訪れる町、
釧路市阿寒町。
こちらで進められてきた、
酪農を会社で経営する取り組み【法人化】とは?
仁成(じんせい)ファームの場長、
佐藤昌芳さんに教えていただきましょう。

佐々木
「場長さんってこの中で一番エライ人ですか?」

(有)仁成ファーム第2農場長
佐藤昌芳さん
「社長がいますけど…
 社長の次にエライ人ですね!」

河野
「佐藤さん、分かりやすいです!
 子供たちにも分かりやすい!」

森崎
「さて、コチラの牛舎。
 巨大じゃないですか!!」

河野
「幅も奥行きもスゴイ」

森崎
「学校みたい!」

早速牛舎を見てみると-

あぐりっこ
「すご~い」

河野
「スゴイいるよ!
 スゴイ数ですよ!!」

森崎
「何頭いるんですか?」

佐藤さん
「500頭います」

佐々木
「すごい…」

巨大スケール!
こちらの会社では社員10名と
アルバイト10名の併せて20名で
牛500頭を育て、ミルクを出荷しています。
そんな会社組織での酪農業。
一般的な家族経営と
比べると色々な違いがあるのです。
佐藤さん
「サラリーマンなんですよね!
 ココで働く人たちは。
 お給料をもらって
 決められた時間から時間まで働いているんです」
会社で運営するメリットは、
高額の設備を導入することで、
大量のミルクを安定して供給できること。
また酪農の経験がない初心者でも、
会社員として働きながら
技術を学ぶことができるほか、
酪農家の苦労を解決する利点も…

佐藤さん
「お休みがある!」

森崎
「コレは大きいですよね!」

佐藤さん
「実は私も昨日休みだったんです!」

河野
「お休みは何をしてたんですか?」

佐藤さん
「子供と動物園に行ってました!」

森崎
「いい~ね~」


2010年12月11日(土) |  牛舎を走る巨大なタイヤ?

森崎
「どうして、こんなコトが
 この町では可能になったのでしょうか?」

佐藤さん
「一番最初はJA阿寒さんが会社組織にして
 やってみないかってコトで始まったんです。
 そういう働きかけがなかったら、
 ココまでならなかったと思います」

じゃーん、もんすけです。
会社を設立しようとしたとき
立ちはだかるのが複雑な事務手続き。
そんな地元の動きをサポートしたのが、
地元のJA阿寒です!

JA阿寒 井上靖之さん
「JA阿寒では地元酪農業の会社設立のサポートを
 平成4年から行っております。
 主な内容は乳牛飼育頭数や
 搾乳量などの経営計画の作成、
 機械や施設など、購入が必要な設備への
 資金融資などをお手伝いしております。

 JA阿寒のこうしたサポートによって
 平成4年に《仁成ファーム》、
 平成7年に《開新牧場》、
 平成8年には《阿寒グリーンヒルファーム》と
 これまで3つの法人が誕生し、
 合わせて年間1万2千トンの生乳が
 出荷されています」

会社組織の大規模牧場が増えることは
地元の雇用促進にも一役かっているんだって!

さてこんなに巨大な牛舎では
どのようにエサ寄せをやっているのか?

河野
「通常はこうやって離れているエサを
 スコップのようなもので
 牛さんに寄せてあげるんです。
 これがなかなか大変なんですよ~」

森崎
「重たいんだよね!発酵しているから」

河野
「それをコレだけの量をやるったら大変!」

ということで、
こちらではどのようにエサ寄せをしているのか
見せてもらうことに-

森崎
「何か来たよ!バックで来たよ!」

森崎
「タイヤが変なカタチについている!」

河野
「ええっ!タイヤが回っていますよ」

佐々木
「早い!」

タイヤを回転させながら、
あっという間にエサを寄せていきます。

河野
「すごい!寄ってる」

森崎
「牛が届くトコロまで寄せられたね!
 これは便利だね~~」

ここには日本一のスケールを
誇る設備があるのだとか!

佐々木
「牛舎の通路の先に
 面白いカタチをした建物ありますよね!」

河野
「カドが多い!四角じゃないよね」

モモカちゃん
「事務所みたいなトコロだと思う」

一風変ったカタチ、
この建物の中には何があるのか? 

いざ潜入です-


2010年12月11日(土) |  牛のメリーゴーランド!

河野
「何これ!」

森崎
「回っているよ!」

森崎
「牛のオシリ!」

森崎
「牛のオシリが回っているよ!」

佐藤さん
「これは《ロータリーパーラー》です」

河野
「メリーゴーランドみたいですね」

森崎
「コレまで色んな搾乳の現場を見たけど
 コレはないですね」

河野
「搾乳の作業をされている方が
 1ヵ所で作業できるように、
 牛さんが回っているんですね」

佐藤さん
「1周、60頭入ります」

このメリーゴーランドのような搾乳機を
高い場所なから眺めてみると-

森崎
ギュウギュウだね~!牛だけに!」

佐々木
「今、順番を待っている牛さんがいますね。
 空いている所に自ら入っていく!」

森崎
「エライですね~」

ロータリーミルキングパーラーは超高額ですが、
牛400頭をわずか4人!
3時間で搾乳できるシステムです。
1日3回搾乳を行い、12トンものミルクを出荷。
大型経営が少ない人数で出来るようになるのです。
河野
「今まさに牛が出ようとしてますね。
 オシリから出てきて…
 自分で帰っていく!
 お疲れ様でした~みたいな!賢い」

新しい酪農のカタチを目指して、
法人化へのサポートを行うJA阿寒。
個人農家の負担を減らす取り組みも
積極的に行っています。

JA阿寒 雑賀(さいが)紀行さん
「JA阿寒では牛の給食センターともいえる
 TMRセンターが活躍しています。
 コチラは栄養価を考えた安心安全な
 飼料供給を目的に平成20年に設立しました。

 酪農家の労働力軽減や栄養バランスのとれた
 飼料をつくり供給するコトで
 より高品質な生乳作りに役立っています。

 現在、地区内では2ヵ所の
 TMRセンターが稼動しており
 約40%の酪農家が加入して運営されています」
 
牛の給食センターともいえるTMRセンター。
酪農家の負担を軽減するだけでなく、
牛が好むエサを安定して供給することで、
人も牛もハッピーに暮らせるんだね!


2010年12月11日(土) |  絶品ミルクレシピに感動!

ココでちょっと寄り道。 
訪れたのは道の駅に隣接する「赤いシャッポ」。
地元食材にこだわる人気のお店です。

■JA阿寒 直売所 赤いシャッポ
住所:釧路市阿寒町舌辛原野23-38
電話:0154-66-2685

森崎
「イロイロありますね。
 お土産とか海のモノ・山のモノ、
 イロイロあるけども…」

河野
「地元の牛乳とかヨーグルト!
 これなんか【あっかんべえ牛乳】って
 書いてあるよ!」

森崎
「阿寒だけにね!」

こちらは、JA阿寒が平成9年にオープン。
地元の美味しい食材を知ってほしいという、
生産者の想いが詰まったお店なのです。

早速、阿寒町自慢のミルク製品を実食!
リーダーが食べるのはソフトクリーム。

森崎
「おいしい!超なめらか!
 すっごい、おいしいんだけど、
 
 さぶっ(寒)!!」

続いてはお待ちかねのコーナー。

佐々木
「地元の牛乳を使ったお料理を
 みんなで作っちゃいましょう」

JA阿寒女性部 金子睦さん
「まずはところてん風のゼリーです」

森崎
「ええ~~ミュルン!?」

金子さん
「そうです!」

河野
「面白そう」

ということでJA阿寒女性部直伝の
レシピをたくさん教えてもらいました。

詳しい内容はレシピコーナー
見てくださいね。
酪農家ならではの、
新感覚デザートにビックリですよ!

森崎
「家族でやる酪農。
 そして今日みたような大会社での酪農。
 いろんなカタチの酪農があって
 我々がいただく牛乳っていうのは
 支えられているんですね。」

河野真也の週刊あぐりニュース。

きょうは3人のキャラクターが
北海道の食材を売り込む主役になるかも、
というお話です。

アタシはハスカップのゆう
私、アロニアのエリと申します
ぼく、シーベリーのラム。
3人でリトルベリーズ、よろしくね!

このキャラクターは、
北海道で生産されている小果実=ベリーを
売り込もうとデザインされたものです。

ハスカップ、アロニア、シーベリーは、
国内では道内産がほとんどを占め、
100種類を超える商品が作られていますが、
知名度はいまひとつ…
そこで、道や経済界で進める
食クラスター構想の一環として
キャラクターを使って
売り込むことになったのです。
デザインに協力したのが、
仮想アイドル「初音ミク」を生んだ
札幌の会社とあって、
インターネットの書き込みサイトなどで
早くも話題となっています。

インタビュー林さん
「テレビのアニメのキャラクターだとか
 子供たちに親しんでもらえる
 キャラクターを目指しています」

来年にはプロの声優に声を付けてもらうほか、
秋葉原でイベントを行う計画も立てられています。
商品、キャラクターともに成長して
北海道を、全国・海外に売り込む起爆剤になればと
関係者は夢を膨らましています。

ちなみにボクのお気に入りは
アロニアのエリちゃんです。
今までの北海道にはない発想だけに、
今後の展開に注目していきたいと思います。

以上、週刊あぐりニュースでした!また来週。




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