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2010年12月25日(土) | ♯125 北海道米がアツい!酒米&もち米 編
>>

2010年12月25日(土) |  ♯125 北海道米がアツい!酒米&もち米 編
粘り強く、つややか! 
北海道米のエースゆめぴりか!
日本トップクラスのおいしさが評判となり、
全国で話題となりました。
ここ数年ゆめぴりかをはじめとする
北海道のお米の実力がアップ。
しかも注目を集めているのは、
お茶碗で食べるお米だけではないんです。

今回ご一行がやってきたのは
大雪山のふもと、米どころ旭川です。

佐々木
「みなさんこんにちは、あぐり王国です。
 今回は車の中からご挨拶です。
 すでにあぐりっこもいますよ」

森崎
「あぐりっこ、よろしく~」

佐々木
「さてここでクイズです。
 ここに漢字がかいてありますが、わかりますか?」

あぐりっこ
「???」

みなさん、わかりましたか?
この漢字の読み方は
「吟風(ぎんぷう)」「彗星(すいせい)」。

年末年始お祝い事には欠かせない、
あの飲み物を作るお米の品種ですよ~~

早速バスを降り
とある場所にやって来ました。

佐々木
「“吟風”“彗星”とは一体何なのか?
 その答えはコチラです!」

森崎
「どーん!
 そう、みんな大好き、お酒!」

佐々木
「みんなはまだですよ…
 今日は高砂酒造という所にやって来ましたよ」

創業111年、旭川の老舗酒蔵「高砂酒造」。
お酒の原料「酒米」は今までは
本州産が中心でしたが、
最近は事情が変わってきたのだとか…
伝統の酒蔵で起こっている
「お米革命」について、
総合企画課の山崎浩一さんに
教えてもらいましょう。

早速中にはいると-
森崎
「すごい湯気!お米がありますね」

佐々木
「まさに炊きたてみたい!」

森崎
「うーん、イイ香り。
 コレは何をしてるんですか?」

総合企画課 山崎さん
「“蒸米”と言いまして
 お米を今、蒸しているトコロなんです」

森崎
「お米をお酒にする場合、
 炊くんじゃなくて“蒸す”んだって!」

「食べる」ご飯はふっくらとなるよう
炊きあげますが、日本酒を作る場合は、
お米の周りが固いまま、
芯まで火が通っていることが重要。
そのため高温で蒸して使うのです。

森崎
「普通のお米と比べてどうだろう」

あぐりっこ
「ちっちゃい!」

藤尾
「普通のお米と比べて半分くらいですよ!」

山崎さん
「お米を削っているんです!」


2010年12月25日(土) |  酒蔵探訪 日本伝統の酒造り
「削る」とは、お米を精米すること。
普段私たちが食べるお米は、
玄米の外側を10%ほど削っているのですが、
日本酒造りの場合は、
30%以上も削っているのです。

せっかくなので蒸したての酒米を
いただいてみました。

佐々木
「弾力がありますね!」

山崎さん
「酒米はそうなんですよ」

ホノカちゃん
「(お菓子の)グミみたい」

森崎
「グミキャンディね!酒米グミ!」

山崎さん
「分かりやすい発想ですよね~」

ちなみにお米の削る量が多くなるほど、
お酒の値段は高くなります。
「大吟醸」に使われるお米は、
半分以上を削ってしまうのです。

さて吟風と彗星とは何だったのか?

森崎
「あっ見つけましたよ!
 “吟風”って漢字が書いてありますよ」

“吟風”“彗星”は北海道の酒米なんです。

手にとって見てみると-

あぐりっこ
「うわー真っ白」

森崎
「ただお米の場合はもう少し
 透明な部分がありますよね?」

山崎さん
「透明な部分はタンパク質で
 コレはもう真ん中のデンプンの部分だけなんです」

お米を削る理由、
それは日本酒造りの妨げになる
外側のタンパク質や脂肪などを取り除き、
おいしさの元となる中心部分のデンプンの
割合を高くするためなのです。

森崎
「酒米の実力はどうなんでしょう?」

山崎さん
「どんどん品種改良して良くなっていています!
 ウチの蔵でも三年ぐらい前から、
 北海道米でつくるお酒が半分を超えています。
 どうせなら、地元の“お米”“お水”“人”で
 作ったお酒じゃないとね!」

北海道米を使った日本酒作り。
ここからは酒造りの最高責任者、
杜氏(とうじ)の森本さんに
教えていただきましょう。

杜氏
森本 良久さん
「今はお酒の命とも言える“酒母(しゅぼ)”を
 つくっているんですね」

酒母(しゅぼ)とは酵母つまり微生物の集まり。
この酵母は糖分をアルコールに
変える役割をしますが、
酒母づくりはお酒の出来を左右する
大切な行程なのです。

あぐりっこ
「泡がいっぱいある!」

森崎
「泡が出たり消えてりしているよね」

森本さん
(タンクの中の酒母を混ぜる)
「下の方から引っ張り揚げるようにまぜます」

リーダーもやってみますが…

森崎
「あんまり回してる感触がないなあ」

温度を一定に保ち、数時間ごとに様子をみます。
こうした手作業が2週間、
休むことなく続けられるのです。
そしていよいよ、本仕込みと呼ばれる工程へ-

2010年12月25日(土) |  北海道のお酒にこだわり続ける!

藤尾
「急に天井が近くなりましたね!」

森崎
「さあタンクの上にいるよ!」

タンクの中を覗いて見ると-

森崎
「登別地獄谷か?っていうくらい
 泡がボコボコ出ていますよ」

森本さん
「仕込んで8日目ぐらいの“もろみ”です」

森本さん
「酒母をタンクに移して、“麹(こうじ)”と
 蒸したお米、水をさらに入れて仕込みます。
 だいたい30日くらいかかります」
森本さん
「北海道では10年チョット前までは
 “酒米”は全然とれなかったんですよ。
 ココ10年ぐらいのことなんです。
 “吟風”だとか“彗星”をボクらが
 使えるようになったのは!
 ソレからは状況が一変したんですよね。
 “大吟醸”も北海道米
 つくれるようになりましたしね!」
 
森崎
「知識と歴史とイロイロ必要になってくるんですね」

お次は“搾り機”の前にやって来ました。

森崎
「これで搾っているんですか~
 これでようやくお酒が誕生するんですね」

ろ過を経てタンクに流れてきたお酒をみると-

森崎
「みんな見て!さっきは白かったけど
 透明になってきているよね!」

山崎さん
「これは搾りたて!できたてです。
 ちょっと飲んでみますか?」

森崎
「うわ~香りがスゴイ!
 濃いですねえ~
 けどさわやかなフルーティーな甘味が残ります」
搾られた原酒は低温に管理された倉庫で
半年ほど寝かし熟成。
こうすることで酒の旨みが引き出され、
まろやかになるのです。
そして残った「しぼりかす」が、
今健康食と注目される【酒粕(さけかす)】なんです。

こちら高砂酒造さんでは
北海道米の“吟風”“彗星”で作られた日本酒、
栄養価が高く美容にも効果が高いと注目される
酒粕を使ったお菓子がズラリ。
さらに、ちょっと変った甘酒もあります。

山崎さん
「麹というお米を55度の温度で8時間
 保温しただけなんです。そうするとお米が勝手に
 柔らかくなって甘くなるんです。
 これはお酒じゃないですよ」

早速飲んでみると-
ウランちゃん
「ジュースみたいな甘さ!」

ユウマ君
「とにかく甘い!」

山崎さん
「本州からやって来たお客様には
 やっぱり北海道のお酒を飲んで
 いただきたいですよね。
 北海道のおいしいものと一緒に!」

森崎
「そうですね!」

■高砂酒造の商品のお問い合わせは-
電話:0166-23-2251
HP:http://www.takasagoshuzo.com/
※通販も可能です


2010年12月25日(土) |  真っ白でもっちもちの新エース登場!

じゃーん!もんすけです。
みなさんは、「酒チェン!」って言葉、
聞いたことあるかな?
酒チェンとは北海道産の美味しいお酒を造り、
地産地消で地域を元気にしていこう
という取り組みのことなんです!

ホクレン 米穀事業本部
熊川 貴士さん
「JAグループでは道内の蔵元・生産者の
 《地元・北海道のお米で地場のお酒をつくりたい》
 との想いに応えるために、
 お酒づくりに適した酒米の栽培を開始しました。
 2009年からは“酒チェン”と銘打って、
 北海道酒造組合などと連携し、各種イベントなどで
 北海道産のお酒をPRしておりおます。
 北海道の酒米を使用したお酒は、
 全国のお酒のおいしさを競う全国新酒鑑評会で
 次々金賞を受賞するなど
 実力が認められてきています。
 
 是非おいしい北海道産のお酒を
 味わっていただきたいと思います」

現在、札幌市内の飲食店で
道産酒をご注文された方に抽選で
プレゼントが当たる、
「北海道のお酒にチェンジ!」
キャンペーンを実施中!
どんどん美味しくなっている
北海道産のお酒、
これからが楽しみだねえ~!

■北海道のお酒にチェンジ!キャンペーン
 期間:2011年3月31日(木)まで

さてお次の注目をあつめるお米とは…

新しいもち米【きたゆきもち】。
寒さにとても強い品種で、
このお米から作ったおもちは、
色が白くて粘るのが特徴!
次世代のエースとして期待されているのです。

訪れたのは大福を作り続けて86年の老舗、
一久大福堂(いちきゅうだいふくどう)。
こちらは多くのリピーターが足を運ぶ人気のお店。
実はこれから【きたゆきもち】を使った
試作品作りをするところなのです。
もち米の新エースの実力やいかに!?

佐々木
「これが【きたゆきもち】です」

森崎
「わーツヤツヤでキレイ」

こちらを使って“おもち”を作りました。

粘りが特徴とのことですが…

森崎
「すごいすごい、
 伸びる伸びる伸びる~~~」

藤尾
「何ですか??コレ!!どこまで行くの?」

佐々木
「チーズみたい!」

さてお味はどうでしょうか?

佐々木
「甘い!」

森崎
「あんこも何もつけていない餅ですよ、
 こんなに甘いなんて!」

試作品は美瑛産の黒豆を使った「黒豆大福」。

プロの技さく裂!
1分間に40個もの速さで次々と
豆大福が作られて行きます。

【きたゆきもち】の出来立て黒豆大福を
いただきました。

ホノカちゃん
「おいしい!」

リク君
「もちもち感が違う!」

森崎
「もう商品化しちゃって
 全然イイんじゃないですか?」

食品開発担当 高橋里子さん
「社内でも研究を重ねて、とても評価が高いので
 コレからは積極的に使用していきたいです」

森崎
「今後楽しみですね~酒米ももち米も!
 北海道から新しいスターが誕生していますよ!」


2010年12月25日(土) |  餅に真剣な町内会で餅つき大会!

さあ「きたゆきもち」を使って“もちつき大会”です!
やって来たのは旭川春光。
こちらでは、地域の活性化を目的に、
年末になると餅つきを行っているのです。

ということで町内会の方々がお手伝いに
来てくれました!

森崎
「うおーおもむろに始まったよ~」

佐々木
「早い早い」

佐々木
「ねじり鉢巻しているのが会長ですよ」

森崎
「何の会長なんですか?」

春光中央町内会 会長
吉川 元さん
(質問に関係なく答える)
「私は“見てるだけ”ね!」

早速あぐりっこたちも餅つきにチャレンジ。

最後はリーダーも手伝って
おもちが出来上がりました。

つきたてのお餅を調理しましょう!

ここからはお母さん達の出番!
あぐりっこにマンツーマンでじっくり指導です。

佐々木
「一生懸命ですね」

森崎
「そうですね。こちらの町内会のみなさんは
 “おもち”に向き合う姿勢がスゴイ!
 スゴイです。もちに夢中!」

森崎
「何でこんな子供たちにね、
 一生懸命もちつき教えてくれるんですか?」

町内会のお母さん
「今のお子さんね、あんまりね、
 もちつき、こういうのしたコト
 ないですもんね!」

吉川会長
「孫からお年寄りから、みんな楽しく集う!
 そういう場を作りたかったんです」

森崎
会長、すばらしいよ~」と抱きつく!

すると会長もリーダーを羽交い絞めするように
抱きついてくる!

藤尾
ちょっとちょっと何なの?何なの!!」

こうして世代を超えて作ったお餅が完成!

吉川会長
「これ全部食べたらスゴイよ」

森崎
「みんなのつくった“あんこもち“”きなこもち”
 そして納豆もちもあります!食べましょう!」

リク君
「おいしい!」

藤尾
「粘りが全然ちがいますね!」

ウランちゃん
「作るときは楽しかったし、
 食べたらおいしくて、
 やってみたいな!家でも」

2010年12月25日(土) |  なまはげ登場で厄払い!来年も良いお年を!

森崎
「やっぱりお餅に味に色んな
 バリエーションがあっていいね」

と突然、会場に響き渡る太鼓の音

ドドドドドドド…

一同「うわああああ~」

遠くからは何やら叫び声が-
「こらああああ~~」

会場に飛び込んできたのは・・
「いじめっこはいねぇが!」

「親の言うコトをきかねぇ子はいねぇが!」

「うちの手伝いもしねえで、 
 ゲームばっかりしている子はいねえが!」

なまはげでした

藤尾
「ココは北海道ですよ~~」

春光中央町内会のもちつき大会には
毎回“なまはげ”が登場するのがお約束なのです。

さあリーダーもあぐりっこも
なまはげに怯えていると-
立ち上がったのは吉川会長!

吉川会長
「まあまんず座って
 ゆっくりしてたもれ!」
となまはげに促しました。

なまはげ
「親父、悪い子はいねえが?」

吉川会長
「ハイなまはげ様、
 私の町内の子供達は、
 みんなイイ子でいじめっ子もいねえし、
 よく働いておりますだよ」

吉川会長
「お願いがあるだあ。
 みんなの健康と幸せを願って
 お払いをお願いしますだ」

森崎
「お願いします~」

なまはげ
「カゼを引かないように!良い子になれよ!
 無病息災 家内安全 五穀豊穣

吉川会長
「なまはげ様 
 ありがとうございました」

吉川会長
「なまはげ様に約束したように
 イイ子になってくださいね!」

パチパチパチ…

一同
「ありがとうございました!」

森崎
「スゴイなあ~なまはげショーまで!」

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

こんにちは!週刊あぐりニュースの時間です。
きょうは農家のお母さん達がモデル?
そんなこの番組にふさわしい
ファッションショーの話題です。

旭川のとなり美瑛町で行われたのは
農作業着のファッションショーです。

今までのイメージを覆す23作品が、
ステージの上に登場しました。
モデルも農家のお母さんたちが中心です。

こちらは種巻き用の農作業着。
オシャレなデザインに加え、
膝から下は防水素材を使うなど、
作業を考えた機能性も加えられています。

手袋を脱がなくても時間が確認できるよう、
腕時計用の窓をつけた作業着や、
ご主人のシャツを再利用した
カラフルな腕抜きも登場しました。
                                        
こうしたデザインは農家や農作業を体験した
専門学校の生徒が考えたもの。
こんなオシャレな農作業着なら、
仕事も楽しくなりそうですね。
                    
オシャレなつなぎ、うらやましい~
どんどん増えるといいですね!

では来年またお会いしましょう!


次回の放送は来年1月8日(土)からです。
これからもあぐり王国北海道を
よろしくおねがいします!




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