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2012年01月28日(土) | ♯178 豚肉文化の北海道で流通を学ぶ 編
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2012年01月28日(土) |  ♯178 豚肉文化の北海道で流通を学ぶ 編

じゃーん もんすけです!

しゃぶしゃぶ すき焼き 肉じゃが…
これらの料理、
北海道では豚肉を使う事が多いですが、
本州では牛肉を使うのが一般的!

北海道をはじめとする東日本は、
肉を食べるようになった明治時代に
豚の飼育が急速に広まったことで
豚肉をよく食べるようになった
と言われているんです。

森崎
「こんにちは あぐり王国です。
 さて今日は早速なんですがコレ!」

あぐりっこ「豚肉だ~」

森崎「みんな好き?」

あぐりっこ「好きです」

森崎「アレ?そんなもんですか?」

森崎
「河野君、豚肉好きですか?」

河野
す・す・好きです~ハハハハ」

満面の笑顔の河野君

森崎
「今日は豚肉の流通のお勉強をします…
 が!ちょこちょこクイズを出していきます。
 みんなで豚肉キングを目指そう!」

あぐりっこ「おおお~~」

安心で安全な北海道の豚肉。
一体どのように食卓に上がるのか?
本日は勉強していきます。

では早速移動しながらクイズに挑戦です。

=Q1=
牛は1度に赤ちゃんを1~2頭産みます。
豚の赤ちゃんは1度に何頭産みますか?

ナオキ君「7頭くらいかな?」
森崎「ブブ~不正解!」

ユメちゃん「5頭?」
森崎「ブブ~残念!」

ミオちゃん「10頭?」

森崎
「・・・正解です!すごいね」

さてここで豚肉を愛してやまない河野君が
豚肉について真剣に講釈させてもらいます。

河野
「お母さん豚のおっぱいの数…
 なんと14もあります!
 対になって2列に7つずつ!」

あぐりっこ「へええ~」

河野くんの豚肉講釈を聞きながら、
一行が到着したのは
北海道畜産公社・早来工場。
生産者が大切に育てた豚や牛を
と畜解体処理し、
加工・保管を行っているところです。

まず工場に入るために大事なコトがあります…

森崎
徹底した衛生管理です!
 白衣に着替え小さなチリのようなゴミまで取って
 そしてキレイに手を洗います」

さあ準備完了!いよいよ内部に潜入です。

森崎
「うわ~スゴイ。ここはどんな場所ですか?」

北海道畜産公社 早来工場 
遠藤 成輝工場長
「ここは枝肉保管庫です。
 このような大きな枝肉を保管する
 大きな冷蔵庫のようなものです」

森崎
「枝肉とは何ですか?」

遠藤工場長
「枝肉とは精肉になる前の
 1番大きい状態のお肉です」

森崎
「この“枝肉”が我々がスーパーで買う
 豚肉になっていくのを学んでいこう!」


2012年01月28日(土) |  徹底した衛生管理。無駄なく命をいただく

遠藤工場長
「ここでは等級を管理してます。
 肉の特色によって
 極上・上・中・並・等外の5つに分かれます」

等級は販売価格を左右する重要なもの。
専門の日本食肉格付け協会の人達が
基準にそって決めているんです。

そのポイントはというと?

遠藤工場長
「まずは重量です。これで73.5kgです。
 豚肉は6ヵ月で110kgぐらいに成長します。
 それを解体してこのような枝肉にします」

遠藤工場長
「この背脂肪の厚さで等級が決まります。
 それと“ももの張り”です」
 
と、ここで-
ユウト君「えっと…枝肉を触ってみたい!

遠藤工場長「良いですよ!」

滅多に見ることもできない枝肉を
実際に今回触ってみました。

遠藤工場長「ココがバラ肉だよ」

ユウト君「あっ硬い!」

遠藤工場長
「肉芯温度が2℃くらいまで下がっているので
 当然表面も硬くなっています」

こちらに運ばれてきた豚は
様々な検査を受けます。
検査を行うのは
獣医師の資格を持った「と畜検査員」。

病気を持っていないかなど
厳しい検査を通った肉は、
冷却庫で一日保存されます。

しっかりと冷やすことで品質を保ち、
菌の繁殖を防ぐのです。

森崎
「みんな見たことの無い光景だと思うけど
 どう思ったかな?」

ユメちゃん
「入ってきた時、最初は怖かったけど…
 これから食べると思うと
 ありがたい感じになる

森崎「大事だよ、その気持ちね」

さてお次に移動してきた場所では
たくさんの人が作業しています。

遠藤工場長
「ここでは先ほどの枝肉を
 骨を外したり、部位ごとに分割して
 食肉として流通する形態にしていきます」

体全体を使い、手早く丁寧に作業しています。

森崎
「チカラいるんですね」

包丁を使うだけでなく
“ミスターテンダー”という機械を使って
大きなあばら骨を取ったりしています。

遠藤工場長
「豚はほとんど捨てる部分がありません!
 皮も脂も全て用途があるんです。
 骨もラーメンのスープに使います」

河野「とんこつスープだ」

コチラの工場で一日に加工する枝肉は、
およそ1100本!
そのほとんどが手作業
骨や余分な脂を取り除いていきます。

部位ごとにカットされた肉は一塊りずつ袋に入れ、
金属探知機を通り、段ボールに詰められます。

そして冷蔵庫で保管され
札幌にある食肉流通センターへ-
そこから全道のお店へ発送されるのです。

遠藤工場長
「生産者の方々が丹精込めて育てた豚を
 おいしく消費者の方々に食べてもらうために
 衛生管理を徹底して安全安心に心がけています」


2012年01月28日(土) |  スーパー裏では…商品が作られていた!

さてお次に移動していたのは
ホクレンショップ苫小牧店。
ココで豚肉キングクイズ第2問!

=Q2=
みんな大好き「トンカツ」ですが
一般的に食べられる様になったのは『何時代』?

ユメちゃん「大正時代!」
森崎「ピンポーン正解!」

もともとは牛肉で作っていたカツ。
しかし明治時代後半、
牛肉が不足し高価になったことから
牛肉の代用として豚肉でカツを
作り始めたと言われています。
当時から値段が手ごろだったので
大正時代には豚肉のカツ…
『トンカツ』が一般的になったのだとか。

お店でよく見るお肉のパック詰め。
一体どうやって作られているのか、
普段は入れないお店の裏側に潜入!
ホクレンショップ苫小牧店
精肉部門チーフ・久保田耕治さんに
色々教えてもらいます。

久保田さん
「では肩の切り落とし肉を作ります!」

大きなかたまり肉が登場しました。

久保田さん
「硬い部分や小さな骨が付いているので
 そういう部分を包丁で取り除いていきます」

森崎
「ちゃんとドコがなんだか知らないと
 できませんよ~」

森崎
「みんなココはスーパーの裏だよ!
 壁の向こうはお肉売り場だ。
 裏でこんなことしているって知ってた?」

あぐりっこ「知らなかった」

下処理した肉をスライサーに入れて
切っていきます。
このスライサーは柔らかい生の肉でも
2ミリから4mmの厚さにスライス出来る優れモノ。
スーパーではこのようなマシンが大活躍なんです。

お次は挽き肉マシーンが登場!
豚肉のすね肉を使って作っています。

森崎
「あっという間にできた~」

こうして出来たものは
私達が良く目にする商品として店頭に並びます。
このようにスーパーでは肉の塊を仕入れ、
それを料理しやすいかたちに変えて
販売しているんです。

豚肉キングクイズ第3問!

=Q3=
豚肉キング河野さんが1番好きな
部位はどこでしょうか?

ナオキ「ロース?」

河野「残念!」

ユウト君「バラ?」

河野「バラ??大正解で~す

森崎
「うわ~興味な~~い!」

河野
「ちょっと待って!私の大好きな部位は豚バラ!
 世界一大好きなお肉が豚バラ肉!

河野
「豚バラは角煮・カレーにオススメですが
 野菜炒めにしても良いです!
 豚の脂を野菜が吸い取ってくれると
 野菜の旨味も出てくる!」

部位によって肉質や脂の入り方に違いがある豚肉。
特性を生かして色々な料理の参考にして下さい!


2012年01月28日(土) |  レントゲンで異物を検出?

河野
「またしても完全防備に!」

森崎
「我々今日あまりテレビに映ってない
 気がします!」
 
本日3度目の完全防備姿!
お次にやってきたのは
豚肉を加工し商品を作っている
ホクレン食肉加工工場。

森崎
「こちらで何を作っているのですか?」

ホクレン食肉加工工場
江本敬志さん
「ここではこの商品…豚丼を作ってます」

豚丼になる大きな豚肉が再び登場!

森崎
「うわ~凍ってる」

江本さん
「これは異物が無いか金属検出器を通過させ
 チェックしたお肉です」

この肉のかたまりを“チョップカッター”という
機械の中に入れると-

河野
「切れてる切れてる~」

機械の中で鋭利な刃が回り、
豚肉を3.8ミリにスライスしているんです。

佐々木
「すご~い!」

このようにスライスされた豚肉は
タレを加え袋に詰めます。

そして美味しさを長持ちさせるため真空パックに-
こうして商品ができています。

そして最後に重要な検査が-

江本さん
「X線異物検出機です。商品の中に
 異物がないと良品として通過します」

江本さん
「もし異物が入っていると…」

ギュイギュイギュイ
突然機械から大きな音が!

江本さん
「NGになります」

X線異物検出機を通過すると
レントゲンのように
内容物が画面に映し出され
異物混入が判るのです。

佐々木
「レントゲンですね」

コチラで作られている豚肉の商品は7種類。
一年間で加工する豚肉はおよそ375トン!
すべて安心安全に作られているんです。

もんすけです!北海道の豚肉事情について、
とっても詳しい人にお話を伺ったよ~

北海道養豚生産者協会会長
富樫 儀禮
「北海道産豚肉を道民へ!を合言葉にして
 安全供給に努めているところです。
 養豚をとりまく経営環境は
 非常に厳しくなっていて
 飼料の高騰やTPPの問題で
 将来の生産が非常に不安な状況になっています。
 しかし我々生産者が協力しあって
 安全なものを安定供給していくよう
 努めていきたいと考えています」

北海道の生産者はおよそ270軒。
1件あたり、およそ2000頭も飼育している
大型の農家がほとんど!
僕たちはこれからも
安心安全な豚肉、食べられますか!?

富樫さん
「頑張りますので消費者の皆さんの
 ご協力をお願いします!
 これからも北海道ポークを宜しくお願いします」


2012年01月28日(土) |  無口になっちゃう美味しい豚丼!

先ほど工場で製造していた豚丼を
いただきま~す!
調理していただいたのは
ホクレン食肉加工工場の高橋昭典さん。

作り方は本当に簡単!
袋からお肉を出して熱したフライパンへ!
薄いロース肉なので火が通るのも早くお手軽。
両面焼けたら特製のタレをからませます。

ミオちゃん
「お肉が口の中に入れた瞬間にとろける! 
 すっごく柔らかくて美味しい」

大人チームはなぜか無言…

佐々木
「誰よりも無口になって無心で食べてますね」

河野
「…幸せです…」

森崎
「おうちでココまで美味しい
 豚丼ができるなんて最高ですね~」

森崎
「お料理の後は最終クイズ問題です~」

佐々木
「これまでの成績がコチラです」

森崎
「ナオキは答える数は多いんだけどね。
 最終問題は…
 10ポイント入ります!」

河野
「じゃあナオキにも逆転のチャンス!

森崎
「ナオキまだ豚肉キングのチャンスあるよ~」

=Q3=
豚肉にはビタミンB1が含まれていますが
牛肉の約何倍含まれているでしょうか?

またナオキ君が最初に回答権を得ました!

森崎
「またナオキ!
 お前もうちょっと様子を伺えって!
 いつも早い!」

さあ意を決して-

ナオキ「10倍??」

さあ正解なるか~??

森崎
「……正解~!」 

佐々木「いや~~」
河野「スゴイスゴイ!」

まさかの逆転に
大盛り上がりの大人チーム

ナオキ君、大正解~!
ではビタミンB1がどんな成分なのか
荒川先生に聞いてみたよ!

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「“デンプン”や“砂糖”を摂取した後、
 それをエネルギーに変える時に
 どうしても必要な成分です。
 ビタミンB1をしっかりとっていると
 エネルギーがしっかり作られて
 元気のアップにつながりますよ」

ビタミンB1を効果的に取り入れるには、
ニンニクやニラと一緒に食べるといいんだって~

最後に大逆転でナオキ君が
豚肉キングの栄誉を獲得しました!

おめでとう~

最後に今年の春に販売予定の
《北海道産豚ロース炭焼き豚丼》を
いただきましたよ。

電子レンジでチンするだけなのに
香ばしい炭火焼の香りが…
もうおいしくってたまりません!
今年の春が待ち遠しい…

さてご紹介した商品は下記のホームページで
購入することが可能です。
是非みなさんも味わってみてくださいね~

■ホクレングリーンネットショップ
HP)http://www.kitanokodawari.com/hokuren/




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