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2014年03月15日(土) | ♯281 地元に愛されるお店Aコープ編
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2014年03月15日(土) |  ♯281 地元に愛されるお店Aコープ編

週末になると大勢の人だかり…
こちらはJAグループのスーパーAコープ。

お客様の声
「新鮮さがあると思う」
「チラシをみて1円でも安い方に行く」
「鮮度がいい!生鮮が強いと思います」

地域の台所に欠かせない存在のAコープ。
全道に200店舗もあるんですが
中でも画期的な取り組みで
売上げ上昇中の注目のお店があるんです!

それは
「JA南るもいAコープるもいルピナス店」。
一体、その秘密は何なのか?
今日は、地元で大人気!
Aコープの秘密を探ります!

佐々木
「今日はAコープについて学びます!」

藤尾
「道内いろいろ移動していますけど
 よく見かけますよね!Aコープは!」

佐々木「大きな看板が目印!」

森崎
「地域密着ってイメージがあります!
 地域の物を売って地域の人が
 そこで買い物を楽しんでいると思います」

では一緒に学んでくれるあぐりっこです。
笑顔と体力に自信あり!合田捷人君(小6)
大人びたコメントに注目・本間海斗君(小6)
好奇心旺盛!松浦愛実ちゃん(小4)に
元気いっぱい藤戸陽花ちゃん(小4)です。

佐々木
「Aコープって名前、聞いたことある人?」

カイト
旅行とかに行ったときに車で走ってると
 Aコープって書かれているスーパーがある」

佐々木
「Aコープはこういう意味があるんです。
 gricultural Cooperative
 農業協同組合が中心に行っているお店」

藤尾
「AgriculturalのAだったの??
 じゃあ、あぐり王国のAだ」

佐々木
「あぐり王国の“あぐり”も
 Agriculture(農業)という意味から
 来ているんだけど、それと同じ!」

JAグループのスーパー「Aコープ」は
北海道内に200店舗。
野菜や肉など生鮮食料品は
国産中心の販売を心掛けています。

佐々木
「Aコープは全道に200店舗ある!」

森崎
「あるね!町の数だけAコープがある感じ!」

佐々木
「179市町村が北海道にありますけど
 店舗数は200店舗」

藤尾
「全道まわっているとAコープよく見かける。
 だいたい道を尋ねると
 『あのAコープを右』とか言われる!」

200店のなかでも唯一と言えるほど
画期的な取り組みを行っているのが
JA南るもいAコープるもい ルピナス店。

一見どこのスーパーと
あまり変わりないようにみえますが、
商品に貼られた値段のシールに注目!

シールには生産者の名前が書かれています。
あっちにもこっちにも…
スーパーというよりは直売所のよう。
実はココにルピナス店の
最大の特徴があったんです!

詳しい話はAコープの革命児 
林秀己さんに伺います。

JA南るもいAコープるもい ルピナス店
住所:留萌市高砂町3丁目
電話:0164-42-2104
営業時間:平日 10時~20時
     日曜  9時~20時

林さん
「シールに書いてあるんですけど
 留萌の“留”から始まる
 『留々菜(るるな)』という名前は
 生産者の部会の名前なんです」

森崎
「『留々菜(るるな)』はブランド名の
 ようなものですかね?」

林さん
「全道ではAコープチェーンでは
 “もぎたて市”をやっているんですけど
 当店も元々もぎたて市から始めたんですが
 途中から部会を大きくして
 『留々菜(るるな)』に変えて
 産直売り場にしました」

Aコープで人気なのが「もぎたて市」。
全道106店舗のAコープで取り組んでおり、
旬の時期に地元で採れた
新鮮な野菜を提供しています。

中でもルピナス店では
野菜・果物売り場を大きくとり、
取扱品目は地元で生産したものに
こだわっています。
特に夏場になると「直売所」の中に
スーパーがあるようなもの。

これは道内のAコープの中でも
あまり例がない
新しいスタイルの店舗なのです。


2014年03月15日(土) |  地域色がハッキリ出ている!
JA南るもいエリアの50品目50名の生産者は
『留々菜(るるな)』という部会を作り、
その皆さんがそれぞれの時期に採れた作物を
ルピナス店に出荷しています。

森崎
「お客さんにも『留々菜』は
 浸透されていますか?」

林さん「はい。もう4年も経つので!」

藤尾「4年も!」

森崎
「『留々菜』って書いてあったら
 産直で新鮮であり
 生産者が間違いなくオススメしている
 おいしいものだっていう
 ネームバリューになっていますよね」

佐々木
「でも野菜や果物だけじゃなくて
 加工品などの他のものも『留々菜』では
 取り扱っているんですよね」

林さん
地元のものを使った加工品
 ある程度そろえています」

ということで店内散策スタート!

森崎
「あ~これ1年前に取材しました!
 RURUROSSO(ルルロッソ)
 超強力粉!それにパスタ!」

藤尾「リンゴの羊羹だったり…」

森崎
「留萌って地域色が豊かだよね」

■フタバ製麺RURU ROSSO(小麦)500g350円 
■フタバ製麺RURU ROSSO(干しパスタ)
              200g 380円    
■中村屋製菓 
 果樹園の林檎ようかん・酒蔵ようかん
              1個 500円 

林さん
「こちらに出来立てホヤホヤ…
 地元の和牛をつかったカレー!」

藤尾
あずま牛というのが地元の牛なんですか?」

林さん
「そうなんです。
 食べたら甘くてあっさりしていて
 何杯でも食べてしまう」

森崎
「でも~林さん!
 誤解を恐れずに言いますが
 レトルトカレーですよね?
 このお値段は強気じゃないですか?」

実はこのレトルトカレー
1個680円なんです…

林さん
「実はレトルトカレーに入っている
 あずま牛の量が半端ないんです。
 通常のレトルトカレーは
 30gの肉の量で限界なんですけど
 私のところは50g入れてますんで!」

さらに地場産にこだわった取り組みは
農産物だけではなく…
森崎
「あっ鮮魚だ!
 タコ生きてる~」

森崎「これはいつとれたタコ?」

林さん「今朝、入りました!」

森崎「今朝だよ~」

藤尾「留萌であがったタコですか?」

林さん「はい!」

タコに触ってみるアミ。

指をギューっと吸い付かれます。

アミああ~(笑)」


2014年03月15日(土) |  漁師さんとタッグを組んで…

こんなに活きがいいタコが
お店に並ぶ理由は?

林さん
“新星マリン漁協”協力って書いてますが
漁協さんと協力してまして!
このシールを張ってあるのは
漁協さんから入った商品です。
なので留萌のものばかりです」

佐々木
「一般的には市場でセリをして
 その後、店頭に並ぶイメージがありますが
 ここは違う!」

林さん
「(商品に)漁師さんの名前が入っている
 『漁師のお魚』と言うもの。
 直接漁師さんが持ち込んで並べていく!
 さっきの『留々菜』と同じシステム!」

じゃ~ん もんすけです!
ルピナス店で朝とれた魚介類の販売を
始めたのは210年から。
Aコープとしては異例の話に
漁師さんはどう思ったのかな?

漁師 濱谷克徳さん
「こういうことをやってみないかって
 (ルピナス店とタッグを組む事)
 みんなで集まって話をしたが
 誰も乗る気がしなくて(笑)!
 俺も最初『いや~魚かあ』って…
 けどやってみたら『あれっ』て思って!
 とって自分のものをパック詰めして
 店頭に並べて売れるようになったら
 奥さんもジジもババも
 『よしやるべ!やるべ!』ってなって。
 多少のシケでも『網さしてこい!』って!
 コソコソとお店に行って
 あ~売れてる売れてるってわかると
 やっぱ嬉しいわ。
 だからね、これから本格的になるから
 がんばろうかな~って思って
 今は漁にむけての支度をしています」

地元の人は幸せだね!僕も買い物した~い!

では特別にとれたてのタコを試食!

森崎
「うわ~動いてる!
 ありがとうございます。いただきます。
 (パクリ)張り付いた!張り付いた!」

藤尾
「口の中にくっついてる!
 朝まで海の中にいたわけでしょ~」

さてあぐりっこも大きなお口でパクリ♪

森崎「口の中にくっついてない?」

アミ「っふんふふ~(くっついてる♪)」
ハルカ「あっ動いた動いた!」
カイト「あ~うまいっ!」
ハヤト「新鮮だ~」

画期的な取り組みは他にも-

例えばこの時期だとJA比布町のネギや
JA上川中央のキノコ類など
ほかのJAと直接提携して
地域の特産品を販売したり、
地元で採れた米を玄米で保存し、
注文を受けてから精米する
サービスを行うなど、
鮮度にこだわった商品の数々は
お客さんに大評判です!

森崎
「Aコープの持つけん引力はすごい!
 隣に住みたくなるもん!」

続いてはルピナス店に作物を出荷している
山口加代子さんにお話を聞いてみよう!

今時期人気の作物を作っている!
というのですが…その作物は「リンゴ」

リンゴ倉庫に入ってみると…

藤尾
「この部屋…いい!
 リンゴってこんなにたくさんあると
 こんなにいいにおいするんだ~」

今ルピナス店で人気の商品は「リンゴ」。
山口さんはリンゴやさくらんぼなど
8種類の果物を作っていて
旬の果物をルピナス店に出荷したり、
直売をしています。

2014年03月15日(土) |  ジュースみたいなリンゴにウットリ♪

佐々木
「さてたくさんのリンゴが
倉庫の中にあります」

森崎「ときめきが止まりません…」

山口さん
「ここには5~6種類あります」

佐々木「収穫されたのはいつですか?」

山口さん「10月下旬から11月です」
 
森崎「そんなに日持ちするんですか?」

山口さん
「倉庫に入れておくと結構日持ちします。
 5月ぐらいまでは!」

森崎「えっすげ~」

藤尾「温度計を用意しました」

現在の気温は3度です。

森崎「冷蔵庫よりも寒いくらい」

山口さん
「外の気温がマイナス14度になった時は
 倉庫もマイナスになっちゃうんですよ。
 そういう時はストーブをたいて
 ちょっと温かくしています」

森崎
「もぎたてと同じ美味しさなんですか?」

山口さん「そうです!」

森崎「すごいね~」

ということで早速リンゴをいただくことに!

山口さん
“ハックナイン”“ふじ”です」

ではハックナインをいただきま~す。

カイト「ジュース!」

藤尾「ジューシーじゃなくてジュース」

カイト「ジュースなんですよ!」

さてお次はふじ。

アミ「ジューシー!」

ハヤト
「食感がよくてシャキシャキしている」

森崎
「リンゴがなかったら冬場に果物が
 食べたくなっても
 (他の果物が)そんなにないもんね」

昨年の秋に収穫したとは思えない
ジューシーさ!お店で人気なわけです。

佐々木
「Aコープルピナス店にリンゴを
 出荷しているということですが
 お客さんの評判はどうなんでしょうか?」

山口さん
「やっぱり今は高齢化になっていますので
 うちに買いに来られない方も
 ルピナス店で買えるのが良いって
 お客さんから聞きました。
 冬場は車を運転しないといけないので
 その点ルピナス店で買っていますからと
 おっしゃって下さっています!」

あぐりっこのお手伝いコーナー!
山口さんのリンゴをパック詰めして
ルピナスに出荷しよう~

作業は分担制!傷がないかチェックしてから
パックにリンゴを入れる
カイト君とアユちゃん。

コツがいる袋を閉じる作業はハヤト君が担当
そして大事な名前や値段のシールを貼る
ハルカちゃん。

なかなか手際がいいあぐりっこ。
このように『留々菜』に出荷している作物は
生産者が自らパック詰めし
値段も決めているんです。
鮮度がよくて、さらにお手頃価格の商品が
揃う理由はここにあったのです!

佐々木「完成~(パチパチパチ)」


2014年03月15日(土) |  あずま牛カレーをいただきます♪
納品を任されたあぐりっこ。
山口さんの棚に並べます。

森崎
「このように商品が並ぶんです」

佐々木
「いつもは生産者である山口さんが
 持ってきているんです」

ハヤト
「今までは買う側ウキウキしてたけど
 今は商品を置いてみて
 生産者側ウキウキした」

森崎「生産者側でウキウキした」

ハルカ「買ってくれればと思う(笑)」

森崎「買ってほしいね」

さてここからは試食コーナー!

林さん
「さきほどお店で見てもらった
 『あずま牛(ぎゅう)カレー』を
 食べていただきたいと思います」

このカレー留萌の人気店のレシピをもとに
地元の高級和牛をたっぷり使った
JA南るもいオリジナルカレーなんです。

林さん
「私もここに携わっているんですけど
 マスターと東さんの写真があって
 私どこにもないんです。
 ただバーコードを自分で作れるんで…
 最後の三ケタを
 『884…ハヤシ』にしました」

藤尾「なんて遊び心!」

≪JA南るもい あずま牛カレー≫
 ■1人前200g 680円
 ■問い合わせ:0164-42-2104

そんなJA南るもい自慢のレトルトカレー!
さっそく袋を開けてみると…

森崎「すっげ~いい香り」

レトルトパウチを開けると
藤尾「お肉がすごい!ゴロゴロ」

森崎
「いただきます…(一口食べて)
 めっちゃ本格的!
 レストランで食べてるみたい!
 お肉の繊維が口の中で
 ホロホロホロってほぐれていく」

あぐりっこもいただきま~す。

みんな大きなお口を開けてパクパク…

藤尾「いいですね、ピリッとくるの」

森崎「辛いね。ハルカつらい?辛いな」

ハルカ「うんうん(けど笑顔!)」

リーダーカイトを見て
森崎「最後にお肉とっとくタイプ?」

カイト「はい」そして一言…

カイト
お肉って…
やっぱいいですね!」

みんな大爆笑!

続いては週末だけ
ルピナス店で販売している
人気のスイーツ「アップルパイ」を
一久庵の高田英雄さんに
持ってきて頂きました。

≪りんごのスイーツ≫
1個 500円(Aコープるもいルピナス店)

 

増毛産のリンゴ「ふじをたっぷり使った
りんこパイをいただきます!

ハヤト
「リンゴは甘いしパイはサクサクだし
 おいしすぎてたまんないって感じです」

佐々木
「リンゴを丸かじりしている感じ」

森崎「本当に美味しい!」

森崎
「高田さん自身にとって地域に
 ルピナス店というスーパーがあることを
 どう思いますか?」

高田さん
「昔はあんまり産直とか
 やっていなかったんですが
 ここ何年かはずいぶん力を入れて
 地元の物をPRしているので
 大変すばらしいと思います」

森崎
「お店をやっている人同士のつながりで
 相乗効果で地域を盛り上げて
 元気にしていくって素晴らしいことだね」

2010年から産直重視型に転換したルピナス店。
今のような地域密着型のお店になったのには
ある理由があったのです。

林さん
「10年程前に近くに大型のスーパーが出来て
対決してくわけですけど
どんどん負けていく…
真っ向から同じ勝負をしてはダメだと
農協らしい店舗にしたいということで
産直をやっていくと私が提案したんですが
実行するには協力してくれる方々が
いないと出来ないので
周りに恵まれてやってこれました

森崎
「ピンチで喰いしばったから
チャンスに変えられたんですよ。
 すごいことですよ」

産直にこだわったルピナス店。
ここでしか食べられないものもあるので
ドライブがてら寄ってみてはいかがですか?




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