今月
2015年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930
       
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:2015年11月07日(5件)
<<
2015年11月07日(土) | ♯358 クリーン農業でニンジン生産!JAとうや湖に注目!編
>>

2015年11月07日(土) |  ♯358 クリーン農業でニンジン生産!JAとうや湖に注目!編

突然ですが皆さんはスーパーの
商品売り場などで、
これらのマークがついた商品を
見かけたことはありますか?

インタビュー
「ないです!なんだろう…キレイにしましょう?」
「みたことないです!産地とかどういう栽培を
しているかなどはすごく気にしてますが…
このマークは見たことがなかったです」
「見たことあります。でも…あまり分からない」
「これ前からありました?分からないです…」

意外と知られていないこれらのマークは、
第3者機関の厳格な審査をクリアした
食品だけに与えられる“安全安心の証”。
減化学肥料・減農薬、そして健康な土作りのもと
生産される農作物のほか、
衛生的な農場管理を行っている生産者などに
与えられます。

現在、道内の各生産地で盛んに行なわれている
取り組みですが、
地域で生産されるほとんどの作物が
Yes! Clean(イエスクリーン)の認証を受け、
クリーン農業を積極的に進めている産地が
注目されているのです。

札幌市学校給食会 佐藤千代さん
「当給食会では札幌市内の小中学校などの
 給食のために10~11月の期間は
 クリーンな農業を積極的に進め、
 世界基準の農場管理で
 生産を行っている●●●ニンジン
 取り入れてます」

世界基準の農場管理
生産するニンジン!?
今回のあぐり王国は札幌市内の学校給食にも
取り入れられ、
消費者から信頼される農業に徹底して取り組む、
野菜産地に注目します!

佐々木
「今回は洞爺湖町にやってきました」

森崎
「あれは羊蹄山ですか。すごいキレイ。
 こんなにきれいで湖もあっていい場所だね」

佐々木
「では一緒に学んでくれるあぐりっこです!」

今回のあぐりっこは初参加の5年生。
食べることが大好き!
料理も得意な小林葵(アオイ)ちゃんと、
特技はダンス! 
体を動かすことが大好きな
北條晴令奈(セレナ)ちゃんです。

佐々木「2人が好きな野菜は?」

セレナ
「玉ネギ・ニンジン・ピーマン・ゴーヤとか 
 いっぱいある!」

アオイ「好きなのは葉野菜

森崎「カテゴリーで言ってきたね」

佐々木
「私たちがお邪魔している洞爺湖町エリアは
 いろんな作物を作っています。コチラです」

森崎
「いっぱいある!24種類も作ってらっしゃる。
 果物もあるし根菜・葉野菜…多岐に及んでます」

佐々木
「で…見ていたほしいのがコチラ!
(マークがつく)

あぐりっこ「イエス、クリーン??」

森崎
「そうそう!
 YES!CLEAN(イエス!クリーン)って
 聞いたことあるかな?」

アオイ「何だろう…?」

セレナ
「はい!キレイ??」

森崎
「はい!キレイ!!笑」

JAとうや湖エリアでは安全安心の証となる
Yes! Cleanの認証をおよそ
7割もの作物で取得。

クリーンな農業
積極的に行っている産地なんです。

佐々木
「ここでは今ニンジンの収穫を行ってます」

あぐりっこ「大好きです♪」

佐々木
「今日お勉強するニンジンなんですが…
 世界が認めた農業管理のもとに
 生産されているニンジンだそうです!」

佐々木
「しかもそのニンジンは
 札幌市内の小中学校の
 給食にも使われているそうです!」

森崎
「ちょっと待ってください…
 世界が認めたニンジン畑で作ったニンジンを
 札幌の小中学生が食べている!すごいな」


2015年11月07日(土) |  グローバルギャップとは??
世界が認める畑で栽培されたニンジンとは!?
その謎を探るため一行は収穫が行なわれている
ニンジン畑へ。詳しいお話をJAとうや湖の
金子貴寿さんに教えていただきます。

森崎
「世界が認めたニンジン畑が
 あると聞きましたが…」

金子
「こちらです!普通の畑にみえますが
 グローバルギャップという
 国際基準の管理をしています!」

あぐりっこ「グローバル??」

金子さん
「ここに書いてますよね。
 ほ場管理ということでこの看板が立ってます。
 グローバルギャップというのは
 生産者や周りの環境などにも配慮した
 栽培をしていますよってことが
 グローバルギャップに基準になってます」

そもそもGAP(ギャップ)とは、
Good Agricultural Practice“
頭文字をとったもので、
農業生産工程管理と呼ばれるもの。

農作物生産における「環境の保全」
「労働の安全」そして「品質向上の努力」など、
様々な目的を達成するために定められた、
農場管理の世界基準なんです。例えば…

金子さん
「国際基準の項目は240以上ありまして…
 このぐらいのファイルになります」

森崎
「うわ~~いっぱい書いてる。
 換気は良好ですか?
 明るさは十分ですか?
 他の資材と分離していますか…
 全部細かく1個1個…細かい!」

チェック項目は農機具や農業資材などの保管、
そして生産者の体調や衛生面に至るものまで
様々ですがPDCA(ピーディーシーエー)サイクル
と呼ばれる工程管理が重要なんです。

金子さん
「簡単に言いますと
 プランを立てて(Plan)
  行動おこして(Do)
 それを確認して(Check)
 最後に見直す(Action)
 これを繰り返すことがPDCAサイクル!」
金子さん
「当たり前のことを当たり前に実行することを
 実践しているのがグローバルギャップです」
世界基準のグローバルギャップのほか、
国内にも様々なギャップがあり、
各認証機関による基準が定められています。
ちなみにGAPとYes!Cleanの違いを
わかりやすく説明すると、
“安全安心な栽培方法で生産された作物”
与えられる認証がYes!Clean。

“安全安心な農場環境で栽培を行った、
生産者や団体”
に与えられる認証が
GAPとなるのです。

森崎
「それではいよいよ札幌の小中学生も
 食べているという世界が認めたニンジン畑!
 お邪魔いたします…」

金子さん「ダメです!!」

突然大声を上げた金子さん!
あぐり王国が畑でまさかの取材拒否!?


2015年11月07日(土) |  やっとニンジン畑に入れた~♪

金子さん
靴のカバーを履いてほしいんです!
全道各地に行っているんですよね…?」

森崎
「これは私の誇りの長靴です!」

金子さん
「足の裏に色んな土がついていると
 思いますので…
 土には色んな菌がついているんですね。
 遠方から来られる方については
 カバーを履いて頂くお願いをしています」
ということで全員、
ビニール製の長靴カバーを装着。
さらに徹底した衛生管理が行なわれている
コチラの畑では来訪者への帽子、
そして綺麗な軍手の着用も義務付けられて
いるんです!

こうしてやっと畑に入ると
ニンジンの収穫が行われていました。

森崎
「抜かれてエスカレーターのように
 上がっています。そして選別してますね。
 形がよくないものや割れのあるニンジンを
 コンテナに入らないようにしているよ」

ニンジンを掘り上げたあと、
葉っぱを切り落として収穫するこのマシンは、
選別作業も同時に行いながら1時間に2万本!
およそ3500キログラムものニンジンを
スピーディに収穫することができます。

ここで手でニンジンを抜いてみました!

スポッ!

簡単に収穫できましたよ。

世界が認める農場で育ったニンジンの
美味しさとは?
収穫作業で忙しいなか生産者の菊地哲也さんに、
その美味しさについて伺ってみました。

菊地さん
「甘いって言われるんですけど… 
 甘いのはもちろんなんですけど
 今やっている栽培では
 日持ちすると思います!」

森崎す
「長持ちするんだ!
 すごく大事だしありがたいことですよね!」

では取れたてのニンジンをいただくことに…

ガリッ!ポリポリポリポリ…


アオイ「甘い!」

セレナ「生でも甘い!」

森崎「甘い!カキみたい」

佐々木!
「食べた瞬間に良い香りがします!」

森崎
「なんでこんなに甘いんですか?」

菊地さん
「化学肥料をなるべく使わない基準と
 農薬を削減する基準で
 畑の土を作っている!
 だから僕はニンジンを作っているという
 感覚ははないです!」

菊地さん
「ニンジンを育てているのは
 畑だと思っているんで…
 畑を作っている感覚
 作業していると
 ニンジンはなぜか甘くなるんです!」

森崎
キクリンかっこいい!!
 すごいんだぞ~
 けど札幌の小学校に出てるんだから…
 意識したことなかったでしょ?」

あぐりっこ「全くなかった!」

菊地さん
「国際基準で作物を作っている中で
 国内の消費者はもちろんですけど
 世界中が安全安心な生産に取り組めば
 いいなと思っています」

佐々木
「セレナちゃん野菜好きだけど
 このニンジン、どう思う?」

セネナ「甘すぎる!」

森崎「多少クレームです!」

セレナ「違う違う(笑)」


2015年11月07日(土) |  札幌市の給食にも使用されるニンジン!

じゃ~ん もんすけです!
札幌市の小中学校などの給食でも
食べられているJAとうや湖のニンジン!
給食に取り入れた思いを
札幌市学校給食会の方に伺ってみたよ。

札幌市学校給食会 佐藤千代さん
「当給食会では札幌市内の小中学校の
給食のために安全安心で良質な食材を
安定的に使用できるよう努めています。
このため道内各地の青果物を取り入れており
10~11月の時期はクリーンな農業を
積極的に進め
世界基準の農場管理で生産を行っている
JAとうや湖のニンジンを2008年からメインに
取り入れております。
学校給食は成長期の子供たちの体を作る
日々の大切な食事となるだけではなく
地産地消による食育おも行っております。
今後も各産地と連携を深めて品目及び
供給期間の拡大を進めていきたいと思います」

世界が認める農場管理で収穫された
安全安心なニンジン!僕も食べたいな!

あぐり一行が続いてやって来たのは、
JAとうや湖エリアで収穫されたニンジンを
出荷する「野菜集出荷センター」。
さっそく施設の中へ―

金子さん
「畑で収穫したニンジンには
 土がついてますので、
 土を落としてから施設内に上げていく
 システムになっています」

森崎「まずここで予洗いですね」

続いてあらかじめ洗ったニンジンを
さらに洗浄します。
ココまでは湧き水などの農業用水と呼ばれる
水で洗いますが、
世界基準の認証であるグローバルギャップを
取得した畑のニンジンのみ、
特別な洗浄工程が用意されているんです!

金子さん
「最終シャワーということで
 水道水で洗浄して
 商品を選別する工程まで持っていきます」

森崎
「わざわざ最後は水道水を使っているんですね。
 それも基準ですか??」

金子さん「基準ですね!」

佐々木
「グローバルギャップの中に
 1つのチェック項目なんですね」

しっかりと洗浄されたニンジンは、
定められた出荷基準をもとに選別され 、
通常の出荷品と変形やキズなどがあるため、
家畜の飼料などに用いられる
規格外品に分けられます。

グローバルギャップを取得した畑のニンジンも
すべて、選別されるので…

セネナ
「あの…外したものはどうするんですか?」

金子さん
「この外れたものは1つは飼料用といって
 家畜のエサになります。
 登別のクマ牧場にもエサとして供給してます」

森崎
「グローバルギャップのニンジンだったんだ」

JAとうや湖ではグローバルギャップのほか、
イエスクリーン認証のニンジンなど、
10キログラム入りの出荷用ダンボール箱で、
1日3000箱ちかくを出荷!
クリーン安全安心なニンジンを
届けてくれています。
森崎
「お話を聞いてね…食べる側のことを
 考えてくれているんだって
 ことが分かったと思う。
 じゃあ今度、僕らも食べる側として
 畑のこと農業従事者のことJAのこと…
 というのをどっか思い浮かべて
 “ありがとう”という気持ちで
 『いただきます』『ごちそうさま』を
 言えるのが良いと思います」

クリーンな農業に取り組むJAとうや湖では、
天然の雪を冷却エネルギーとして活用することで、
二酸化炭素の排出を抑えながら
電力消費の軽減を図る
「雪蔵(ゆきぐら)貯蔵」にも取り組んでいるんだ。

JAとうや湖 黄金崎順一さん
「長期間の貯蔵により熟成した農産物として
 品質がよくとても美味しいという評価を
 いただいています。
 JAとうや湖のスローガンでもある
 『子どもたちの豊かな未来へ
  クリーン農業 とうや湖』として
 環境保全型農業をめざし
 畑も人も健康でいられるような野菜作りを
 今後もとり進めていおきたいと考えてます。
 安全安心なおいしい野菜をたくさんの方に
 食べて頂けるよう頑張っていきます」

JAとうや湖には道内で唯一の、
「クリーン農業推進課」と呼ばれる
部署もあるんだってさ!
安全安心な農作物生産を積極的に
取り組んでくれるのは、
僕たち消費者にとって何より嬉しいことだよね!

2015年11月07日(土) |  ニンジンクッキング♪

お菓子からスープまで!
今すぐチャレンジできる生産者直伝の
お手軽レシピ!ということで
生産者の山田久美子さんにニンジンレシピを
教えて頂きました。

詳しい作り方はレシピコーナーへ!

あぐりっこもお料理作りに挑戦!

あっと言う間にニンジンチップス完成!
その他にもポタージュやスイーツなど
たくさんご用意いただきましたよ。

※ぜひレシピコーナーをご覧くださいね!

さてニンジンチップスのお味は?

アオイ
「カリカリしている!」

アオイ「あとあま味が強い!」

森崎
「うまい!おいひい!止まんない!
 甘いねえ~そのままなんですよ。
 すっごいあまいね」

加熱すると甘みが増すニンジン!
体の中でビタミンAに変わる
“カロテン”が豊富に含まれている、
栄養価の高い野菜なのは知っていると思うけど、
調理法に注意が必要なことは、
みんな知っていたかな?
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「カロテンはどちらかと言うと
 油に溶けやすい成分なので
 炒めるなどちょっと熱をかけて食べて頂くのが
 1番カロテンを効率よくニンジンから
 取り出すことができるんです。
 ただ注意してもらいたいのが
 生で使われる場合には
 アスコルビナーゼという酵素が入っていて
 ビタミンCがたっぷり入っている野菜とかと
 混ぜちゃうと壊してしまうんです。
 なので生で使うときは注意して頂ければ!」

さて最後はニンジンパーティー!
ニンジンケーキにニンジンジャムやディップを
たっぷりつけていただきましたよ♪

アオイ「good!」

セレナ
「ツナマヨの味もあって
 でもニンジンと意外と合って美味しかった!」

森崎「どれも美味しい!」

佐々木
「ニンジンの持つ食材の強さ感じる!」

生産者 横山みどりさん
「ニンジン嫌いな子でも簡単に作れますから。
 ホットケーキの材料で混ぜて
 ニンジンすりおろして…
 炊飯ジャーをオン!!
 で、出来上がります」

森崎「炊飯ジャーだったの?」

横山さん
「はい!簡単にできます」

森崎
「よくそれを今まで黙っていましたね」

横山さん「言いたかった!!」




TOP(全件表示)