野菜・穀物・果物… 品種の多い作物はたくさんあります。
例えば、じゃがいもは2000種。 トマトは8000種、 そして15000種もの品種のある作物が… ‘リンゴ’
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と 言われている程、美味しいだけじゃなく 栄養価も高いのです!
天使大学看護栄養学部 荒川義人教授 「リンゴをすりおろして置いておくと 茶色に変色していくと思うんですけど これはポリフェノールが多いからなんです。 リンゴに含まれるポリフェノールは リンゴポリフェノールと言われ 最近注目されています。 強く酸化を抑えたり、 中性脂肪を吸収されにくくするとか 色んな効果が分かってきて 非常に注目されています」
そんなリンゴですが実は今が旬! そこで あぐり一行がお邪魔したのは ‘最北の果樹栽培地帯増毛町’。
日本海に面した増毛町は リンゴやナシ・さくらんぼなど 様々な果物を栽培している地域。 しかもちょっと珍しいリンゴを育てている 生産者が多いという事なんです!
ということで今回は増毛町で リンゴの魅力を再発見します!
今回お邪魔したのは 1973年開園の「パプヤの里」。 こちらの二代目冨野嘉隆さんに リンゴ園を案内して頂きました。
森崎「まだ残ってますかリンゴ?」
冨野 「雪がチラホラするまでならしておくので!」
森崎「わぁなってる!きれい」
冨野さん 「こちらが北斗(ホクト)という品種です。 晩生(おくて)のリンゴなのでこれから」
森崎 「寂しがり屋のリンゴじゃないんだよ」
森崎 「30種類、全部言えます?」
冨野さん 「千夏(ちなつ)凜夏(りんか)きたかみ…」
河野 「ちょっと娘さんの名前を聞いてるんじゃない!」
森崎 「もしくはキャバレーの女性の名前…」
冨野 「もしかしたら混ざっていたかもしれない笑」
森崎 「実際にリンゴの木をみてどう思った?」
ハルノ 「すごいいっぱい実っていてびっくりした!」
佐々木 「この1本の木にリンゴどのくらい実ると思う」
シュンセイ「300個ぐらい…?」
リツキ「150個とか?」
アイ「250個ぐらい…?」
森崎「刻むなあ」
ハルノ「100個以上はあると思う…」
冨野さん 「正確な数は分からないですけど 250~300個ぐらいが正解ですね!」
森崎「すごいじゃん!」
冨野さん 「この木は古くて30年くらい経ってますね…」
佐々木 「すぐこの大きさになるわけじゃないですよね。 苗木から来たら… リンゴが実るのは何年目ぐらいからですか?」
冨野さん 「実際に実るだけだったら3年目ぐらい。 ただ収穫してちゃんと実るなって 安定するまでは5~8年ぐらいかかります」
品種やその年の天気にもよりますが 樹齢30年の木でおよそ250から300個も 収穫出来るということ。 大量に採れる!と思いがちですが、 つまり300個のリンゴを収穫するには 30年もの間、木を維持し 育て続けないといけなのです。
長い歳月の末、食卓に届くリンゴ。 ここで、生産者直伝 美味しいリンゴの見分け方!!
冨野さん 「スーパーで見られるときは 赤い部分をみるのではなくて おしりの部分をみます。 緑色っぽいか黄色っぽいかで見分けます」
森崎 「これは全体が赤いですがどこを見ますか?」
冨野さん 「おしりの部分ですよ。 緑に近いと熟してないサイン。 黄色のほうが熟してます!」
森崎 「そうか…赤くない場所が 緑色か黄色かによって熟成具合が違う!」
河野 「大事なのは赤(リーダー)じゃなくて 緑(オクラホマ)か黄色(佐々木)なんですわ」
河野くん。 こういう時は本当にイキイキしてます。
河野 「赤(リーダー)は全く大事じゃない! 大事なのは緑(オクラ)か 黄色(佐々木)」
もう一度強調してみせます… ところが反撃が始まりますよ。
佐々木 「だけど熟しているのは黄色(佐々木)!」
みんな大爆笑!!
河野「失敗したあ~失敗したあ」
森崎 「緑は選ばないでください!」
佐々木 「緑はだめなんだよ!みんな」
河野「ミスッたあ~~」
リーダーと佐々木アナに軍配が上がりました。
みなさんもリンゴを選ぶときは 緑ではなく黄色ですよ!
美味しいリンゴの見分け方を知ったところで 収穫してみよう!
まず軽くリンゴの軸に指をそえて リンゴを持ちますよ。
冨野さん 「(軸の)関節みたいなところを折ると取れます。 折れ曲がりやすいように指をあてて… (下から)上のほうに持っていくと…」
ポキッ
森崎「簡単!」
シュンセイ「一瞬だ!」
簡単に収穫できましたよ。
さてみんなも収穫体験したよ♪
アイ 「中身が詰まっている感じがする!」
あぐりっこ自分で見分けたリンゴを収穫!
森崎 「磨くとこんなにピッカピカ! すごいツヤツヤなリンゴになっています」
冨野さん 「リンゴって自分でワックス成分を出すんですね」
森崎 「これは薬とかを散布したものではなくて リンゴが自分で出してるものなんですよね」
ではみんなで収穫したての リンゴをいただきます♪
ガブリ!ガブリ!
アイ 「思ったより甘かった」
ハルノ 「固くておいしかった!」
森崎 「年配のみなさんは、気を付けてよ」
ガブリ…
佐々木「水分たっぷり!」
森崎「甘いね!」
冨野さん 「食味ではかなり評判が良い品種なんですよ」
さらに冨野さんが是非見てもらいたい!という 品種があるそうで…
森崎「これ?これは何?」
冨野さん 「これは“きたかみ”という品種です。 早生の品種なのでもう収穫しましたが、 これ古い木です。50年ぐらい経つ木です。 実は父が上の方にきたかみの 品種を接いだんです」 あぐり一行「???」
冨野さん 「高接(たかつ)ぎって言いまして 元の木があって、ある程度の育った木に きたかみの枝を持ってきてくっつける! 苗木でやるよりもちょっとだけ早く収穫できる」
森崎 「下は他の木で高い所に枝を接いでる。 それがきたかみの枝なんだ」
これはリンゴ特有の栽培方法。 木の幹に違う品種の枝を接ぎ木すると、 その品種が実るんです。 こうすることで苗木から栽培するよりも 少し早く収穫出来るんです。
お次はちょっと珍しい品種!
冨野さん 「昔からある品種なんですけど… この緑色の品種!」
シュンセイ「ピーマン!」
冨野さん 「これはインドという品種なんです」
森崎 「インド??辛いんじゃない?」
河野「カレー味??」
冨野さん 「あははは!どんな味でしょうね」
早速緑のリンゴ・インドを食べてみましょう。
シュンセイ「固い…」
森崎 「うん?表現しにくい… 私たちが好きなシャリシャリ感がない」
冨野さん 「酸味がほとんどないんです」
佐々木 「でも甘いんですよ」
森崎 「これはこれで美味しい!」
富野さん「インドのファンもいらっしゃる」
固くジューシーではない食感と 強~い甘みが特徴のインド 数十年前には贈答用の 高級リンゴとして扱われ、 一世を風靡しました。 今では希少価値が高いリンゴです。
さてお次のリンゴは…
冨野さん 「ブラムリーといい品種ですけども イギリスでは料理用として有名な品種ですが 最近日本でも人気が出てきている品種なんです」
ブラムリー・シードリングというリンゴ。
さて食べてみると…
シュンセイ「あああ…」
リツキ「かなり酸っぱい」
アイ「ゾワッてくる…」
森崎「結構すっぱい…レモンの酸味」
佐々木 「まあんず、すっぺえ~~」
冨野さん 「普段は生で食べるのは 辞めた方がいいですって言います!」
森崎 「汗がでるほどの酸味ですね」
ブラムリ―・シードリングは とってもジューシーなのですが とにかくパンチのある酸味が特徴。 しかしジャム作りに最適な品種なんです。 そこで…ジャムを作ってみることに…
過熱をすると形が変わるという ブラムリ―・シードリング。 比較するために‘紅玉’(こうぎょく)を用意。 まずは皮をむき一口大に切ったリンゴを 耐熱の器に入れます。 ラップをして端を少し開けたら電子レンジへ!
2つなら7分、1つなら5分を目安にしてね。
加熱が完了した状態をみてみましょう。 ブラムリ―・シードリングは?
シュンセイ 「すったリンゴみたい」
森崎 「すりおろしリンゴみたいになってる!」
紅玉は?
河野「全然違う!」
シュンセイ「おイモみたい…」
佐々木「見た目が変わりました」
森崎 「ブラムリーは熱どけが良いんですね」
レンジで加熱するだけで、 形がなくなるブラムリ―。 ここに砂糖を加え良く混ぜ合わせたら、 リンゴジャムの完成!
森崎「うまい!」
河野 「おいしい!酸味があるからおいしくなる」
アイ 「砂糖をいっぱい入れても リンゴのさっぱりさが残ってる!」
森崎「こんなジャム見たことない!」
冨野さん 「スイーツ感覚でこのまま食べられます!」
リンゴの美味しさを実感したところで…
佐々木 「今年は色々あったじゃないですか?」
冨野さん 「爆弾低気圧の時に枝が折れちゃったり… (※10月2日~3日の爆弾低気圧) 風に揺られたのでキズがついたり…」
森崎 「でも考えてみたらですよ… いっぱい落ちちゃったけど 残ったリンゴは勝ち得たリンゴ! しがみついたリンゴですよ。 今年のリンゴは根性があるんだ! 根性リンゴ!」
河野「受験生に良いかもしれない…」
佐々木「落ちないリンゴ!」
リンゴ生産者の山口加代子さんに この季節にはいつも作るという リンゴケーキを教えていただきましょう!
※詳しい作り方はレシピコーナーへどうぞ。
佐々木 「冨野さんはさとやの会で色んな加工品を 作っているそうですが “さとや”ってどういう意味なんですか?」
冨野良子さん 「とりあえず3人でこの会を結成したんですが 阪口(さかぐち)さんと、 富野(とみの)さんと、 山口(やまぐち)さん」
森崎「それですか?」
冨野さん 「頭文字でさとや!」
森崎 「それだったんですか!」
河野 「ちょっと待って。 だとしたら佐々木さん。 聞くテンションがおかしい!」
そんな‘さとやの会’では 1つ1つ手作りで加工品を作っています。 リンゴのコンポートは赤ワインで 色付けしていてオシャレ! もちろん子供も食べられます! そして、こちらの干しリンゴは 時間をかけて作られているんです。
冨野さん 「薪ストーブの上にカゴを置いて干してる。 丸2日はかかりますよ」
森崎 「果物をこうすることによってね 保存ができてみんなでおいしく食べられる!」
《販売情報》 ■パプヤの里 ℡0164-53-2484 ■ましけマルシェ ℡0164-56-4210 ■HUGマート(札幌) ℡011-242-8989
◎コンポート・ド・ポム(255円) ◎干しリンゴ (330円)
これらの加工品の美味しい食べ方は後ほど… そろそろリンゴケーキが焼きあがったよう!
シュンセイ 「めっちゃ良い匂いする!」
河野「めっちゃ美味しそう」
それでは、 出来たてのリンゴケーキと、 さとやの会自慢の加工品を頂きましょう!
森崎 「ケーキすごいふんわり!」
干しリンゴは紅茶に入れるのがオススメ! コンポートはヨーグルトとの相性が抜群です!
アイ「口の中に味が広がる!」
河野「優しい味…ふわふわっ!」
森崎 「紅茶のほろ苦さにリンゴのエキスが合う♪」
さて今日1日振り返って…
ハルノ 「木を見てて教えてもらっていると… 自分で育ててみたいなあと思った。 こういう風にいっぱいリンゴが なるんだったら弟やお姉ちゃんとか お父さんとかお母さんにも 一緒に食べたいなと思った」
森崎 「優しい… 自分じゃないのか… おれハルノの弟になりたい!」
ハルノの一言にあぐりスタッフ感動の嵐…
真っ赤なリンゴの甘い魔法のおかげかな…
冨野さん、良子さん、山口さん、 JA南るもいのみなさん ありがとうございました。
週刊あぐりニュース。 先日、札幌で食や農業に関わり、 環境を守る活動をしている人たちへの 表彰式が行われたよ。
これはホクレン商事の創立50周年を記念して 北海道環境財団が食や農業に関わる 道内9つの組織の活動を表彰したもの。 表彰された9つの組織の中でも、 札幌のNPO法人は廃校になった 小学校の跡地を利用して 市民が農業や緑化活動をする場を作ったことが 評価され金賞を取りました。
われらが森崎リーダーも講演したんだよ。 以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。
食欲をかき立てる豊かな香り… そして独特の味わい… スタミナ料理には欠かせない名脇役! それはニンニク!
現在、国内消費のおよそ半分を 輸入品が占めるニンニク。 生産量日本一の青森県をはじめとする、 全国各地でその栽培は行われていますが、 類いまれな風味と優れた栄養価を合わせ持つ、 希少なニンニクが ココ北海道で生産されているんです!
佐々木 「今回は北見市常呂町にやってきました。 海も山も緑もキレイな場所ですよね」
森崎「湖もあるもんな。いい場所だ」 佐々木 「常呂町には栄養価バツグンな 希少なニンニクが あるそうなんですよ」
森崎「意外でした!」
佐々木 「イメージないかもしれないですが 常呂町はニンニクの名産地なんですよ」
佐々木「リーダーは食べますか?」
森崎 「積極的に食べていますよ! 大地が育んでいる生薬というのかな…」
佐々木 「私は小学生の時から母から 1日ひとかけら食べなさいって」
森崎「だからこんなに元気にねえ~」
森崎 「北見に来るまで札幌から5時間! ずっとしゃべりっぱなしの元気の源は…」
ふたり声を合わせて「ニンニク!」
佐々木 「こちらは道内のニンニク作付け面積の 順位です。1位は北見市。 お邪魔している常呂町は 特に盛んに作られている」
森崎 「15ヘクタールニンニク畑って すごいことだね」
佐々木 「しずくちゃんはニンニク食べる?」
しずく 「あんまり食べない…」
森崎 「でもみんなが大好きなザンギとか ニンニクとかしょうが沢山入ってるよね」
あぐりっこ 「あ~(納得…急に身近に感じました)」
森崎「栄養源・スタミナ源だな」
ニンニク畑に行ってみると-
あぐりっこ「穴がある!」
森崎 「穴があるね。そのビニールが長~いのね」
アイサ「あっちまであるよね」
森澤さん「向こうまで360メートルあります」
あぐり一行「えええ~~」
森崎「今は何をされていたんですか?」
森澤さん 「機械でニンニクの種を植えています」
取材で訪れたのは10月22日。 実はその2週間前、 オホーツク地方を襲った台風による大雨で、 畑はご覧の通り冠水状態に―
ニンニクの種の植え付けも、 大きく遅れてしまったのです…
森崎「無事行きそうですか?」
佐々木 「これからの作業にかかっていますね!」
森澤さん 「そうですね!」
まずは常呂の名産ニンニクがどんなものなのか、 見せていただくことに。
森澤さん 「ピンクニンニクって言ってます。 中は白いです!」
ピンク色の皮に包まれた 常呂名産のピンクニンニクは、 町内12軒の生産者が栽培する在来種で、 1962年から生産を続けている 歴史あるニンニクなんです。
佐々木「ホワイトニンニクとの違いは?」
森澤さん 「辛味が違う!ホワイトニンニクより ピンクニンニクの方がすごく辛い!」
ピンクニンニクは一般的なホワイト種に比べて、 辛みだけではなくニンニク特有の 臭いが強いのも特徴なんです。
ここでピンクニンニクの種の植え付け作業を 見せていただくことに―
奥様の滋子さんと一緒にニンニクの種植え機に 乗って作業スタート!。
丸く穴が開いたところにニンニクを 入れていきます。
佐々木「ニンニクの向きを揃えるんだ」
森崎 「芽になる方が上になるように差し込んでる。 それが前の方がでどうなるのか見てみよう」
ニンニクを入れた台はゆっくり回って 最後はマルチに穴を開けて植えていきます。
森崎 「下に降りて行ってニンニクと一緒に 土の中に押し込められています」
保温性を高めるための黒い ビニールシートのなか、 7センチ程度の深さに植えられる ピンクニンニクのタネ。
ではここで収穫の流れをみていきましょう。
まず種子専用に栽培するピンクニンニクがあり、 その地上部分に実る “珠芽(しゅが)”と呼ばれるタネを植え、 1年後に一つの鱗片ができます。
その鱗片を収穫してまた畑に植え、 1年後には3片のタネに成長。 その3片を収穫して鱗片をまた畑に植え、 1年後には6片に。 そしてさらにその6片を収穫して、 鱗片を畑に植えたものが出荷となります。
これらのサイクルを繰り返して栽培されるのが、 常呂産のピンクニンニクなんです。
森崎 「下のローラーはどんな役割をしている?」
森澤さん 「畝に沿って自動で走ってくれるんです」
森崎「自動操縦なんだ!」
佐々木「ハンドルないですもん!」
森崎「じゃあ子供たちだけでも出来る?」
あぐりっこ 「やりたい!やりたい!やりたい!」
ということで早速ピンクニンニクの種植えに!
いざやってみると- アイサ・しずく「早い!早い!早い!」
機械のスピードに追い付けず強制終了!
アイサ「パニくっちゃう!」
じゃ~ん、もんすけです。 独特の風味が特徴の在来種ピンクニンニク。 かつて常呂町は全国一の作付面積を誇っていた ニンニク名産地だったんだよ。
JAところ 名越伸一さん 「常呂町のニンニク栽培は 1962年(昭和37)1軒の農家から 始まりました。 1973年(昭和48)には収益性の高い 作物ということで、作付け面積が 116ヘクタールにまで拡大して 生産量全国一となりましたが その後価格の低迷や 安価な中国産ニンニクの 輸入などで作付け面積が減りまして 1988年(昭和63)には わずか1ヘクタールまで落ち込みました。 しかし香りや辛味が強い常呂町ニンニクに こだわりを持つ生産者が 常呂町ニンニク耕作者部会を発足し、 現在16ヘクタールまで作付面積が 増えています。今後はかつて日本一だった ニンニクの産地としての誇りを持ち、 ニンニクと言えば常呂町といわれるような 産地拡大を目指していきたいと思います」 現在JAところではイエスクリーン認証を 取得した安全安心なピンクニンニクの生産にも 積極的に取り組んでいます。 北海道産の高品質なニンニク! ぼくも食べてみたいな~
一般的なホワイトニンニクより、 辛みが強いと言われるピンクニンニク。 その違いをリーダーと佐々木アナが、 すりおろしたもので確かめてみることに…
まずは一般的なホワイトニンニクから―
佐々木アナ悶絶…
森崎 「ぬわ~~辛い!! (ピンクは)ホワイトより強いの??」
果たしてピンクニンニクの実力とは!?
佐々木アナ…もうパニック状態です。 佐々木 「なんか!花火!口の中が…辛い」
森崎 「ぬががががが~ 痛い!痛い!痛い!痛い!」
するとリーダーの体に変化が…
ぬおおおお~~(お口に火花か??)
だあああああ~(パワーみなぎって!)
森崎「ピンク森崎!」
新キャラ「ピンク森崎さん」登場しました…
さて改めて… 森澤さん 「熱を加えると辛さが甘さに変ります」
森崎 「ネギとかと一緒だ。 この辛さが甘さに変って 最後のうまざっ… 」
森崎 「うまざっ…うまさに…
ごほっ(むせる)」
ゴホッゴホッ
むせるリーダー
佐々木 「リーダー! 刺激が強すぎましたね!」
アイサ 「じゃがいも!! ホクホクして美味しい!」
しずく「甘い!」
森崎 「うまいっ!ホクホクだね!」
佐々木「全然辛くないです」
森崎「何個でも食べられますね」
森崎 「これ帰りのバスの中すごい臭いになるよ!」
※後日談※ リーダーがおっしゃる通り 帰りのバスの中はニンニク臭たっぷりで ございました… ロケ終了後、 HBCロビーであぐりっこと再会された あぐりっこ保護者の皆さんも あまりの臭いに悶絶しておられました…(笑)
独特の香りと味わいが特徴のニンニク。 いったいどんな栄養価が含まれているんだろう。
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授 「辛い成分であり臭い成分でもある 硫黄化合物が特徴なんですよね。 この硫黄化合物は色んな働きがあり また色んな種類もあるんです。 例えば血中のコレステロールや中性脂肪を 下げてくれる働きもあります。 切ったりすったりすると どんどん色々な対応に変っていきます。 生で食べても色々な硫黄化合物が 入っているので それなりの効果が期待できます。 色々な加工や調理をして違うものに変えると それぞれ色んな対応の硫黄化合物が 出てくるので、いろんな食べ方を するのが良いと思います」 栄養価が高いスタミナ食材だけど、 食べすぎには十分注意してね。
佐々木 「このピンクニンニクなんですが 主な出荷先はどちらになりますか?」
森澤さん 「道内に流通するのがメインで出荷している。 地元の工場にも出荷しています」
佐々木 「このピンクニンニクは何かに 変化するということですよね?」
森澤さん「そうです!」
あぐりっこ「そうなんだ…」
森崎「ゴールデンニンニク???」
というこうとで訪れたのは 「日本製薬工業株式会社北見工場」。
一体どういうことなのか?? 詳しいお話を日本製薬工業株式会社の 澤向祥文さんに教えていただきます。
さっそく一行は 工場の中を案内していただくことに― するとあぐりっこに変化が!
あぐりっこ「あれ?んんん??」
目をこするあぐりっこ。
澤向さん「匂いする??」
佐々木「えっ何なに??」
遅れて入ったリーダーは… 森崎「うわあああああ~」
森崎 「すごいね!しみる。 こりゃあ臭いわ!」
みんなの目の前にあるのは 頑丈な倉庫のようなもの…
森崎 「この中にニンニクが入っている!」
この何にニンニクが入っているということで 扉を開けてもらいます。
のぞきこむだけで ぷーんと匂いが漂ってきます…
残念ながら企業秘密のため 中はお見せできないのですが あるものを製造していました…それは―
フタを開けるとモワッと煙が…
森崎 「湯気、直接匂いかいででごらん」
ということで臭いをかぐと のけ反る女子チーム!
澤向さん 「生ニンニクの状態だとものすごく辛く 匂いが強いんですが…」
澤向さん 「その辛味とにおいを熟成期間中に 全て飛ばしてしまいます。 これが30日後には黒ニンニクとして 出来上がります! 独特の辛味・匂いは ほぼゼロと言っていいほど 抜けてしまいます」
森崎「そうなの??」
森崎 「おいしい! 辛くない!すっぱい!」
澤向さん 「試食された方が よくプルーンみたいと表現されますね」
アイサ「本当だ!」 トモヤ「おいしい!」 佐々木 「しっとりとした生チョコレートみたい」
澤向さん 「熟成して独特の辛味・匂いを取り除くことで ニンニク本来の持ってる栄養を 手軽に食べれるようにしてます。 ニンニクの持っているパワーを みなさんが取り入れられるように 熟成黒ニンニクに加工しています」
愛知県に本社を構える日本製薬工業株式会社。 2013年常呂町内に工場を立ち上げ、 操業をスタートしました。
澤向さん 「全国の産地からニンニクを取り寄せたところ 常呂町のピンクニンニクが ボクらの求める成分がもっとも高かった! それでこちらに進出してきました」
森崎 「嬉しいねえ~ こういったのが常呂町に出来ると 地域の雇用も増えるし活性化していく! ピンクニンニクのおかげですよね!」
本州産に比べ生産量は少ない ピンクニンニクですが、 今後も幅広い活用方法が期待される、 常呂町が全国に誇る名産品。 そんなピンクニンニクの料理は、 いったいどんな美味しさなのか… 生産者の奥様直伝のお手軽料理を ふるまっていただきました!
※詳しい作り方はレシピコーナーへ! とってもパンチがあって美味しい! ぜひみなさんお試しくださいね♪
最後にとっておきのデザートも 用意してくれたのですが、 市販のバニラアイスとまさかの…
滋子さん 「こちらの黒ニンニクを入れて 混ぜて食べてもらいたい!」
アイサ 「えええ あっ!!! 入れっ…入れちゃうんだ…」
何とバニラアイスに黒ニンニクを混ぜて味わう 「ニンニクアイスクリーム」。 果たしてそのお味は?
森崎 「なまらうまいな… すごい食べやすくなる!」
アイサ「うわ~おいしい」
トモヤ「いける!」
ニンニクって面白い! 他の素材を美味しくもできるし ニンニク自体も美味しくなる。 みなさんもぜひピンクニンニクを 召し上がってみてくださいね!
みなさんこんにちは。 週刊あぐりニュースです。 十勝で行われる収穫祭のお知らせだよ。
あさって23日、中札内村民体育館で 第34回収穫感謝祭が行われます。 会場には中札内名物の枝豆や ナガイモなどを販売する「大直売市」のほか 「もちつき」や「お楽しみ抽選会」など、 楽しいイベントが盛りだくさん。
また1500パック限定で紅白のゆでたまごが 無料で配られます。 会場は土足厳禁なので上履きを持ってきてね。 23日の祝日は中札内村で秋の恵みを あじわってみては? 以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。
《第34回収穫感謝祭》 日時:11月23日(月・祝)9:00~15:00 場所:中札内村民体育館 中札内村東1条南2丁目18 ※上履き持参! お問い合わせ: JA中札内 総務部企画課 ℡0155-67-2211