松坂 「こんにちは!あぐり王国です。 今回は十勝の 池田町にやってきました。 ここは、池田町のシンボル ”ワイン城”です!」
森崎 「実はわたくし、大のワイン好きです! 赤ワインには体の中の 活性酸素を取り除く ポリフェノールという成分もたっぷりです。 ワインをきょうは 紹介します!!」
松坂 「きょうはワインでは ありません。」 森崎 「えッ~~~!! 」
ということで、 今回は赤ワインと同様、 ポリフェノールたっぷり! あんこの原料としておなじみの 小豆について学びましょう!
「ワインの町」として有名な池田町。 こちらは、ブドウの栽培はもちろん、 馬鈴薯やビート、そして小豆などの 豆類の栽培も盛んなのです。
松坂 「実はここ池田町では、 小豆を高品質な状態で 安定供給するための ある取り組みがなされています。 北海道らしいエコなシステムで しかも日本には ココにしかないそうです! ご案内いただくのは、 JA十勝池田の大塚さんです。」 一同 「よろしくお願いします。」 森崎 「あちらに、 ”小豆氷温ストレージ” と 看板がありますけど… なんですか?」
大塚さん 「ちなみに、ここは既存の 建物を改修して作ったんですよ」
松坂 「突然ですが、 ジェスチャークイズです。 ココの施設は元々は こんなことしていた 場所だったんですよ。 よーく見ていてくださいよ!」
森崎 「カゴみたいのが たくさんありますけど?」
大塚さん 「これが、製氷コンテナと いいまして、この中に 氷が出来ています。」
大塚さん 「3月ぐらいまでに 完全な600キロの氷の 塊になるんですよ。」 藤尾 「1つ600キロ??」 大塚さん 「これが全部で 800基ありますので この倉庫全体で 480トンの氷が 製造・貯蔵されることになります。」
藤尾 「氷はどうやって作っているんですか?」
大塚さん 「仕組みは単純です。 カゴの中に袋に 水を張っておきます。 冬の間は壁を開いて 冷た~い外気にさらしておきます。 すると3月まに 完全な氷になります。 そして春になると 壁を閉じて密閉します。 そうすると倉庫中央の 小豆がその氷によって 冷やされて貯蔵されるんです。 水は毎年同じモノを使えますので 移動の手間や人手が 全くかからないんです。」 森崎 「すごい!! 出来たシステムですね~~~」
森崎 「うわぁ~~ 豆を見てますね~」 大塚さん 「割れたり 傷があったりする小豆を 取り除く作業です。 ふつうは 目が回ってしまう 作業なんですよ。」