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2013年07月13日(土) | ♯251 夏野菜トマト!平取町で生産者と再会編
>>

2013年07月13日(土) |  ♯251 夏野菜トマト!平取町で生産者と再会編

オムライス・ピザ・パスタ…
これらの料理で使用される夏野菜の王様、
それは…トマト!

加工品の原料や調味料としても
広く利用されるトマト。
北海道はその生産量で全国第3位です。

しか~し!その消費量はというと、
それほど多くありません。
北海道もいよいよ夏本番!
今がまさに旬の道産トマトを、
もっともっと食べましょう!

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「リコペンという色素は体の中で
 酸化という反応を抑えてくれる!
 脂肪の分解を助けてくれる成分も
 見つかってきて、本当にトマトは
 いろいろなパワーを持っている野菜です」

栄養価の高い夏野菜の王様、トマト。
今回は道内出荷量ナンバーワンを誇る町、
平取町でその魅力に迫ります!

佐々木
「今日はびらとり和牛でも有名な
 平取町にやってきました」

藤尾「5年前にも来させてもらってます」

森崎
「5年前ですよ!放送第2回目ですよ。
 つまり今更言いますけど
 この番組が始まって5年になります!
 もう6年目になります!
 いつもありがとうございます!」

今から5年前の2008年に
トマトの取材で訪れた平取町。
今回は番組の放送5周年を記念して
再び懐かしいトマト生産者の所で学びます!

藤尾
「(トマト生産者の)松原さん覚えてる!
 番組の中で『彼女募集』
  大々的にやったあの伝説の方!
 そこもどうなってるか…気になりますよ」

森崎
「あれだけ言ったんだからアバンチュール
 1つや2つはあったでしょう」
 
藤尾「その辺の変化も気になりますね」

佐々木
「それでは一緒にお勉強してくれる
 あぐりっこ~!」

今回のあぐりっこは、
4年生、山口華生(カオイ)ちゃん、
5年生で初参加の尾張友華(ユカ)ちゃん、
長谷川詩音(シオン)君と、
芳形武志(たけし)君の4名です。

森崎「ところでみんなトマト好き?」

あぐりっこ「だいすき~~♪」

森崎「トマト好きな人」

あぐりっこ、ピーンと手が伸びます!

森崎
「5年前、同じ質問をあぐりっこにしたら
 4人中3人がトマト嫌いだったの
 ところが4人ともバクバク食べて
 “あま~い”“美味しい”の連発だったの!
 そんな魔法のトマト。
 もちろんトマトが好きな人はより好きになる
 そんなトマトに出会えると思うよ」

ということでリーダーと藤尾は5年ぶりとなる
トマト生産者『松原さん』のところへ-

森崎「いや~覚えているなあ~」

藤尾「たくさんハウスがありましたよね」

森崎「5年間にきた場所だよ」

と歩いていると-

森崎「あっ松原さん!変わってない!

再び訪れた平取町のトマト生産者、
松原邦彦さん。
40棟以上ものハウスで、
年間180トンのトマトを生産しています。


2013年07月13日(土) |  5年ぶりに再会!腕をあげた…!

森崎
「5年前、彼女募集しましたよね?」

松原さん「しました!」

森崎
「あそこからどうなったんですか?」

松原さん
「いろいろあったんですが…」

松原さん
「今は…ちょっといないんですよね!
 ウワッハッハッハ(大笑)

藤尾君も大笑い

松原さん「ちょっとはあったんですけどね…」

森崎
実って完熟はしなかったけども… 」

松原さん
真っ赤なトマトにはならなかった…

藤尾「よくしゃべりますねえ~♪」

とにかく明るくユニークな松原さん。
早速トマトハウスを見学させてもらいます。

広~いハウスの中に入っていくと-

あぐりっこ「うわ~」「食べたい!」

森崎「立派だねえ!」
藤尾「でかいねえ」

シオン「丸かじりしたい!」
森崎「ゴロゴロなってますね」

藤尾「腕を上げられたんじゃ?」

松原さん「ハハハ…照れるな…」

松原さん自慢のこのトマトは
『CFハウス桃太郎』と呼ばれる品種。
甘み・酸味・旨みの3拍子が揃った、
美味しいトマトの代表格とも言える品種
『桃太郎』の仲間なんです。

松原さん
「病気に強い品種なんですね。
 トマトって葉っぱの裏にカビがつく
 葉かび病にかかりやすんですよね。
 これは(カビの)つきにくい品種です。
 つきにくいってことは
 農薬をやる回数が少なくて済む!」

森崎「へえ~」

じゃ~ん、もんすけです!
道内ナンバーワンの出荷量を誇る
平取町のトマト!
平取町では美味しいトマトを作る為に
平取和牛の堆肥を土壌に使用した
循環型農業を実施したり、

桃太郎エイトや桃太郎ギフトなど
5種類の桃太郎品種に限定した生産を
行っています。

その栽培方法はJA平取町の
『野菜育苗センター』で育てた苗を
生産者のハウスに移して、
およそ60日間栽培。

収穫までは育苗期間も含めて
120日程度の日数がかかるんだよ~!

では松原さんご自慢のトマトを
収穫させてもらいました。

プリップリッでツルンツルンのトマト。
自然とあぐりっこも笑顔がこぼれます!

シオン「重たい!」

森崎「本当!それにパンパンだね」

真っ赤に実った、もぎたての新鮮なトマト。
早速みんなで頂いちゃいましょう~

2013年07月13日(土) |  美味しいトマトがさらに深みのある味へ!

シオン「あま~い」

カオイ「やわらかい!」

タケシ「(ジャンプしながら)甘い!」

松原さん
「なぜかわからないんでけど
 農業者の経験上、
 もいで次の日食べるほうが
 味が落ち着いておいしくなる

森崎「へえ~」

ということで収穫したあと
1日常温で完熟させたというトマトを試食!

シオン「甘い!」

森崎「甘いっ!甘み増えた」

松原さん「味が乗るんですよねえ~」

森崎「旨みのかたまりです!」

松原さん
「食べてもらって“美味しい”
 言ってもらうのが一番嬉しい!
 やったかいがあったなあ~と…。
 それが農業だと思うんですよね」

森崎
「松原さんやっぱ変わってないです!
 5年前も子供たちの美味しいって
 言葉を聞いて今みたいに感動されてました」
 
松原さん
「本当に“おいしい”って言葉が
 一番うれしいんですよねえ!」

平取町の美味しいトマトは、
その出荷方法にもこだわっているんだよ。

まず収穫されたトマトは、
町内にある選果場へ運ばれます。
そして糖度が5度~8度ぐらいで
形が整っているものだけを
21種類のサイズごとに選別します。

最後に手作業で丁寧に箱詰めをして、
全国各地へ発送しているんです。

ちなみに一番美味しい状態で
消費者へ届くように出荷用のトマトは
完熟前の少し青いものを収穫しているんだ!!
ボクも早く食べたいな~~!

トマト生産者の松原さんの所を離れて
一行がやって来たのは
平取町名産品のトマトジュース、
『ニシパの恋人』を製造する農産物加工場。
その製造現場を見学させて頂きました。
教えてくれるのは
平取町農産物加工場の三好貴博工場長です。

さて施設の中に入っていくと―

森崎「うわ~トマト祭りだあ!」

三好工場長
「ここでは洗浄と選別をしてます。
 畑から収穫されたままなので
 ここで汚れを落としたり
 ジュースにならない物を取り除きます」

運ばれてくる原料のトマトは、
多い時で1日およそ10トン!
生産者や選果場から規格外のトマトを回収して、
洗浄・選別の作業を行います。

洗浄されたトマトは、
丸ごとミキサーにかけられたあと、
種やヘタなどを取り除いて加熱します。

三好工場長「液体はこちらに入ります!」

森崎「おっきな釜!」

三好工場長
「真空脱泡機(しんくうだっぽうき)と言って
 最終的にジュースを作る機械です。
 ここでまた熱処理をかけて
 水分を飛ばしていきます。
 ジュースができてから1時間半煮詰めて
 トマトピューレができ、
 それからさらに30分、
 香辛料を入れながら煮詰めると
 トマトケチャップに変わります」
この工場では1日、4万8千缶
トマトジュースを製造するほか
ピューレやケチャップ、
そしてニンジンジュースも製造。
生産者の愛情が注がれた美味しいトマトは、
様々な加工品の原料としても
利用されているんです。

森崎
「ニシパの恋人、4万8千缶!
 そんなに作ってるんですか!」

三好工場長
「最盛期になったら毎日!」

森崎「それだけ人気商品なんだ!」

三好工場長「おかげさまで!」

藤尾
「道民のお口の恋人でもありますね…!」

少々間があって…

三好工場長「…ハイ…」

森崎「なんでドヤ顔なんだよっ!」


2013年07月13日(土) |  今まで以上に大好きになれたトマト♪

そのまま食べたりジュースとして飲んだり、
多くの人に愛される『トマト』。
『トマトが赤くなると医者が青くなる!』
ということわざもあるぐらい、
栄養たっぷりの野菜なんだよね~

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「トマトは他の野菜と同じように
 ペクチンやカリウムなどの成分も
 たくさん含んでいますが
 なんと言ってもあの赤い色ですね。
 “リコペン”という色素なんですけど
 体の中で酸化という反応を抑えてくれます。

 トマトジュースは完熟状態で作ってます。
 したがって非常に栄養的に豊富で、
 いつでも活用できますよね。
 最近の研究で肝臓で脂肪分解するのを
 助けてくれる成分があるのも分かっている。
 トマトはいろんなパワーと持っている
 野菜といえますね」

佐々木
「それではトマト料理を作りましょう」

トマト生産者ならではのトマト料理。
今回はJA平取町女性部の高野邦子さんに
おやつとしても最適な
栄養満点の『トマト大福』を教えて頂きます。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧ください!「トマト大福」の他に
「トマトシロップ漬け」もありますよ。

青空の下みんなでワイワイ楽しみながら
トマトクッキング!
慣れない作業に苦戦もしたけど…

森崎
「トマト大福 完成です!!」

あぐりっこ「いえ~~い」

完成した『トマト大福』と湯むきしたトマトを
シロップで漬けたデザート、
トマトのシロップ漬けも頂いちゃいます。

ユカ
「最初はトマトとあんこは合わないって
 思っていたけど食べてみると
 意外にあっていて美味しい!

藤尾
「女性部のみなさん
 ユカの感想にすごい嬉しそう」

森崎「うん美味しい」

藤尾「トマトの酸味感じる!おいしい」

佐々木「ほんのりトマト色がかわいい!」

続いてトマトシロップ漬け。

森崎「これ…おいしい~~!
 
佐々木「見た目も鮮やかで上品!」
 
森崎
「和食でも洋食のフルコースでも
 デザートとして素晴らしいですよ!」

カオイ「とってもトマトとシロップがあう!」

佐々木
「今日1日でトマトどれくらい好きになった?」

カオイ
「うんと…大好き

森崎
「ちょっとも~!言われてみたい…」

ハハハハ…

微妙な空気が流れた?

と思った瞬間!

「大大好き!」

ええ~~

まさかのまさかの

高野さんの乙女発言♪

もう現場は大爆笑!

高野さん「すみませ~ん」

森崎
「平取町は面白い人いるわあ~」


2013年07月13日(土) |  サプライズゲストとは…?

再び松原さんと一日を振りかえって…

森崎
「5年前に出会った方ですが
 この5年間でお互いに成長して
 また会えたのは本当に幸せですね

松原さん
「農業者にとっても嬉しいですね。
 番組を通して農業のことを伝えてくれて
 美味しいとみんな感動してくれて…
 作ったものを食べるだけじゃなく、
 情熱や熱意が込められたトマトを
 味わって(感じて)もらいたい!
 これからも平取をはじめ
 北海道の物を食べてもらいたいです!」

佐々木
「5年たってもこうして話ができて
 今日はとても貴重な一日だったと思いますが
 ここで番組からサプライズがあります!
 それではどうぞ~~!」

「こんにちは~」
とリーダーたちの後ろから登場した
笑顔が素敵な好青年!

キョトンとするリーダーと藤尾君。

男性「ど~も~こんちわっ」

森崎「うわっっ!おおっ?ええっお前っ」

記憶のパズルがつながってきたリーダー!

森崎「ううわっ!ユウセイか?

男性「あっそうです!正解です!

状況が読み込めないリーダー

森崎「えっいくつになった?」

ユウセイ「いま16歳です。高校1年生です」

森崎「お…大きくなったな…

まじまじとユウセイを見る藤尾。

松原さん「あの時の髪型と一緒だあ!」

登場したサプライズゲストは、
5年前、松原さんのトマトを
一緒に取材した当時のあぐりっこ
國友裕成(くにもとゆうせい)君。
この日の為に、
わざわざ駆けつけてくれたんです。

佐々木
「いきなり登場してあぐりっこも
 びっくりしてると思うけど
 みんなの先輩あぐりっこなんです!」

森崎
「そうだよ。5年前に平取町に来た子だよ!
 みんなみたいな感じ」

佐々木
「國友君。このように青いつなぎ
 来てもらいましたが理由があるんです。
 今、高校はどこですか?」

ユウセイ「ハイ。
岩見沢農業高校です!」

森崎
「そうなの!岩農(がんのう)!?」

驚きすぎて飛び上がりそうなリーダー。
なのに…

佐々木
「しかも松原さんも同じ高校ですよね?」

森崎「えっ!岩農ですか!?」

ダブルで驚くリーダー。
もう悲鳴に近い雄叫びが…

森崎「ちょっと~~」

ということで先輩後輩
ここでがっしり抱き合います!

「うお~~」

番組出演をきっかけに
農業の道を志した國友裕成くん…

松原さん
これぐらい嬉しいことはないですね。
 でも逆に自分にもプレッシャー
 かかりますよね。
 もちろん俺としても応援したいし、 
 出来ることがあれば家に実習に来たりとか
 いろいろやり方もあるし…
 やっぱり一人前の農業者俺も育てたい
 そういう想いはありますねえ。
 やっぱりね…
 これぐらい嬉しいことはないですよ!」

佐々木「どんな思いで勉強してるの?」

ユウセイ
「いや~すごい必死に勉強してますよ
 なんか早く農家さんになりたい!
 って思いで勉強してます」

森崎
元あぐりっこのところに
 取材に行けるかもしれない!

 うわっ俺そんなの…ヤバイね。
 お互い頑張ろう!今日はありがとう」

2人がっしりと固い握手。
そして松原さんとも握手

森崎
「あなたは変わらず素敵な方でした。
 また5年後にあいましょう」

少し目が潤んでいたリーダー・・・

小さな元あぐりっこは
もう立派にを見つけ着実に歩んでました。
松原さんは美味しい「魔法のトマト」を
作るだけでなく人の心にも
魔法をかけてくれたようですね…

これからのお二人の進む道を
あぐり王国は応援していきますよ~

週刊あぐりNEWSの時間です。
留萌の夏の味覚を満喫しませんか?
留萌フェアのお知らせです。

7月20日(土)、北広島市のくるるの杜で
開催される留萌フェア。
このイベントはさくらんぼやメロン、
ミニトマトなどの農産物や
甘エビ・タコ・ホタテなどの海産物といった
留萌地方の食を満喫してほしい
というイベントです。

11時からは留萌初山別村の
秋山さんの畑で収穫した朝もぎとうきびが、
限定1000本販売されます。

その他にはお子様限定のクイズコーナーがあり、
正解者には景品のプレゼントもありますよ。

週末はくるるの杜に足を
運んでみてはどうですか?
------------------------------------
続いては公共施設やいつもは入れない会社で
ユニークな体験ができる
イベントのお知らせです。

7月19日(金)札幌で今年も
「カルチャーナイト2013」が開催されます。

このイベントは公共施設や民間施設が
この日だけ市民に夜間開放され、
体験イベントなどが楽しめます。

札幌市中央区北4条西1丁目の
北農ビルとホクレンビルでは、
ペットボトルによる精米体験、
バター作り体験、かんたん健康チェック、
ホクレングリーンコールによるミニコンサート
などが行われます。

詳しくは
ホーム―ページをご確認ください。

このカルチャーナイトには私も参加します!

以上、週刊あぐりニュースでした。




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