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2020年06月06日(土) | ♯572 北海道の肉牛特集 編
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2020年06月06日(土) |  ♯572 北海道の肉牛特集 編
森崎博之リーダー
「今回のあぐり王国は北海道の肉牛に注目します。
 北海道は酪農王国として乳牛の数が多いのは
 よく知られてるんですけど、
 実は肉牛の飼育頭数も全国第1位なんです。
 生産者のみなさんが工夫と努力を重ねて
 美味しい北海道産の牛肉を全国にお届けしています。
 その生産現場の様子と最高の味わいを
お届け致します。
 
 そして今回は日本の食料自給率問題にも
触れていきます」
肉用牛…

全国の飼育頭数、およそ250万頭。
そのうち50万頭以上を飼育する、
肉牛王国・北海道。
そんな中、年間出荷頭数わずか300頭ながら、
全国で最優秀と認められた
少数精鋭のブランド和牛が北海道にはある!
その和牛とは?!
つべつ和牛!

ということで…
2018年に「つべつ和牛」を取材した回を
ご覧いただきます。
森結有花アナ
「そのつべつ和牛というのが
 去年開催された全国的な牛肉の品評会で
 最優秀賞をとったんですって!」

リーダー
「ええええ!すっごい事じゃないですか!」

森アナ
「では美味しさの秘密に迫っていきますよ」
さて今回のあぐりっこはー

感受性豊かでよく笑う小学5年生(当時)、
高谷涼々(スズ)ちゃんと、
将来は農家のお嫁さんになりたい4年生(当時)、
山口未來(ミクル)ちゃんの2人です!

リーダー「お肉好きですか?」

あぐりっこ「は~い!」

リーダー「何の肉が好きですか?」

スズ「牛肉!」

ミクル「全部好きです!」
面積の9割を森林が占めるという、
自然豊かな津別町。
そこで育つ、つべつ和牛とは? 
さっそく牧場へ!
森アナ
「つべつ和牛が生産されている牧場にやってきました。
 あちらで生産者の迫田さんがお待ちです。
 こんにちは~お邪魔いたします!」
全国最優秀の牛を育てたのが、
この迫田(さこた)牧場。
迫田悟さんに、つべつ和牛について、
詳しく教えて頂きます!

2020年06月06日(土) |  子牛から出荷まで…こだわる一貫生産!
リーダー「この子たちがそうなんですか?」

迫田さん
「この子たちはつべつ和牛を生んでくれる親牛!」

リーダー
「お母さんたちなんだ」
迫田牧場では、親牛に子牛を産ませ、
その子牛の育成から肥育までを、
一貫して行っています。

リーダー

「普通の酪農家さんとか肉牛農家さんは
 子牛と親牛を別の生産者が育てることが多いの。
 こちらは子牛も親牛も全部めんどうをみてる!」
産まれてから同じ環境で育てることで、
牛のストレスを減らし、
健康に成長させられるのが、
一貫生産の大きなメリット。

そして、つべつ和牛は、
さらに環境に恵まれているようで…
迫田さん
「むこうに雌阿寒岳がありまして
 そこから流れるミネラル豊富な
 おいしい水を飲んでいるのが特徴です」

リーダー「天然水を飲んでいる!」

迫田さん「本当においしい津別の水です」
つべつ和牛の年間出荷頭数は、およそ300頭。
生産戸数は、迫田牧場含めて町内に4軒。
まさしく少数精鋭のブランド牛。
一通り勉強したところで、
子牛を育てる牛舎を見せて頂くことに!

あぐりっこ
「うわ~ちっちゃ~い」
「かわいい~」

リーダー
「おじさん目がハートです♪」

迫田さん
「すぐ体調を壊してしまうというか
 寒さに特に弱いんですよね」

リーダー「だって津別寒いじゃ~ん」

迫田さん
「だから防寒対策がすごく大切になるんです」

スズ「どうやって?」
迫田さん

「天井にヒーターがあるんです。
 冬になるとこのヒーターが下がってくる!」

森アナ
「でもこれだけでは
 冬の寒さは厳しくないですか?」

迫田さん
「そうですね。あとはベストを着せたり!」

あぐりっこ「ええええっ???」

迫田さん
「牛専用のベストを着せて
 少しでも暖かくしてあげる!」
あぐりっこも子牛にベストを着させてあげました。

そして普段はしていないことなのですが、
今回特別に「子牛のお散歩」をすることになりました!

早速、外に出ていくとー

森アナ「すごいすごい」

スズ「大丈夫?行こっ!」

スズ「かわいい~♪」

思いっきり引っ張られます。
親牛舎に近づくと…

スズ
「お母さ~んじゃないよ~(笑)」
子牛のお世話をたっぷり手伝わせてもらった一行。
続いて、大きくなった牛の牛舎におじゃまします。
森アナ「え~すごい」

あぐりっこ「うわ~太っちゃった!」

迫田さん「何キロぐらいあると思う?」

ミクル「200キロぐらい?」

迫田さん「200キロ?」
迫田さん
「実際にはですね800キロくらいある!」

あぐりっこ「ええええええ」

スズ「うっそー」

2020年06月06日(土) |  美味しすぎて…涙がポロリ!
リーダー
「この子たちは出荷を待つ状況なんですね」

迫田さん「そうです」


リーダー 「2人とも出荷するってどういうことかわかる?」

ミクル「人が食べる…」

スズ「お肉にする…」


リーダー「そうだよね」
リーダー

「あんなに可愛かった子牛が
 2年半でここまで大きくなって
 それでお肉になる。
 我々がおいしくいただくために飼育されて
 大きく大きく育てられている」
ミクル「ちょっと悲しいけど…」

スズ「かわいそうだけどね…」
リーダー
「いつも参加してくれるあぐりっこに
 言っていることがあって
 私たちは命をいただいている。
 牛だけじゃなくて鶏や豚や羊、魚。
 野菜だって実は全部、命なんだよね。
 私たちは命を食べて生きているんだから
 しっかりと感謝をして食べようね」
迫田さん
「この子たちは肉牛で
 肉になるために生まれてきた牛なので、
 かわいそう…と思って
 食べられたくないと思う。
 分からないですけどね、牛の気持ち…
 でも消費者の皆さんに

 おいしいと言ってもらえるのが
 多分一番嬉しいと思うんです」
迫田さん
「2年半という長いようで短い期間を
 精一杯生きている牛ですので…」

リーダー
「すごく大切に育ててくださった牛なので
 美味しく食べて頂きたいという
 生産者さんの思いだと思います。
 そして愛ですよね!
 やっぱり人なんですよね。
 人の心が育ててるんだなってことが分かりました」
そんなつべつ和牛を、ステーキでいただきます。

スズ「うわ~いい色!」
リーダー
「子牛から出荷前の牛まで見せて頂きました。
 大切なことは何だったかな?」

あぐりっこ
「命を大切においしくいただく…」

リーダー
「そうだ!ではいただきま~す」
ミクル
「すっごいトロトロで
 すっごいおいしい」
リーダー「とろけるかあ」
スズ「いただきます!う~ん」

視線が固まるスズ。

リーダー
「どこ見てるんだ。あの子」

スズ
「おいしい~
 すっごいおいしい~!!」
リーダー
「泣くの?感動してるの?」

ポロリと涙を流しちゃうスズ。

リーダー「なんで泣いてるんだ」

スズ「おいしい…」

2020年06月06日(土) |  日本の食料自給率を考える!
森アナ
「ここからは緊急討論!
 今こそ考える日本の食料自給率!
 ゲストにはJA北海道中央会の飛田会長に
 お越しいただきました」

リーダー「よろしくお願い致します」

JA北海道中央会
飛田稔章会長
「ありがとうございます」

リーダー
「お待ちしていましたよ。
 実はあぐり王国、12年前に始まったんですが
 会長もちょうど12年前に就任されたと
 いうことですよね」

飛田会長「そうです、そうです!」
 
森アナ
「では日本の食料自給率についてみてみましょう。
 現状はこのようになっています。
 カロリーベースで食料自給率を
 諸外国と比べてみました」

カロリーベースとは、
国民が生活するのに必要なエネルギーを、
どの程度国産の食品でまかなっているか、
という考え方の数値。
この基準で言うと、
日本は先進国の中で、最低の水準にあります。
 
森アナ
「ただですね、消費者の側からすると
 食料自給率を見ると
 日本のもの食べてないんだなあと
 思うんですけど、
 でも食料に困っているか?と言えば
 そんなことは無い…と思うんですよ。
 じゃあ食料自給率が低いと
 何が問題なのか?というのが
 今いち分からない…」
飛田会長
「一番心配なのが
 大輸出国であるアメリカやオーストラリア、
 カナダ、フランス…
 こういう国々がいま干ばつや大洪水とか
 農業生産をするための環境が
 非常に厳しくなってます。
 すでにコロナウイルスで各国は
 『輸出をしませんよ』という体制が
 かなり進んでいるんです。
 人の国より自分の国を守りましょうという…
 そうすると日本がこれほどの
 低い自給率しかない…ということは、
 それで近い将来、
 国民のみなさんの命を守ることができるのか
 ということが私自身生産者として
 非常に心配な状況です」
では、食料自給率の向上に向けて、
消費者と生産者は、
どのような心がけが大切なのでしょう。
飛田会長
「大事なのは日本の食料というのは
 一番、安心安全です!
 これは私共生産者としては
 本当に自信をもって
 消費者のみなさまにおススメをしたい」
飛田会長
「ぜひ日本の消費者のみなさんに
 理解をしていただきたい…
 そして私共生産者も旧態依然とした捉え方よりも
 いかに生産を高め、
 安心安全の農畜産物を生産する、
 合わせて生産コストをどう下げるか、
 消費者の方々に少しでも安い食料を
 供給していくんだという思いも
 生産者は持たねばいけないんです!」
森崎リーダー
「なんか馬鹿が言ってると思って
 勘弁してほしんですけど
 農家のみなさん、
 あれだけ手をかけて
 安心安全なものを作って下さってるときに
 そこをコスト下げて
 安くしましょうって…動きよりは
 しっかりと今のラインで
 安心安全なものを誇り高く作ってもらいたい、
 安いものも出てくるけれども
 私たち消費者は良い物を手に取りたいんだという
 こっちを応援していきたいんですよね」

飛田会長
「ありがとうございます。
   ぜひ生産者として、その言葉を噛みしめて
 生産に努力するというのが大事なことですね」

安全で安心な日本の農業を牽引しているのが、
ここ北海道。
食料自給率を向上させるために、
とても重要な役割を担っています。

飛田会長
「北海道は食料自給率200%を越えますから」

森アナ
「こんなデータもあるんです。
 北海道の食料自給率は206%。
 食で支える人数が1102万人」

森崎リーダー
「自分たちも良いところ、ありがたい場所に
 住ませてもらってるなあと思うよ。
 これを誇りにしていかないとなあ」

森アナ
「なおさら日本の食料自給率の現状をみると
 北海道農業が日本においての役割というのが
 ものすごく大きいってことですよね」
飛田会長
「そうですね。
 広大な面積を活用して
 生産を高めるというのが
 北海道農業の特徴ですから
 それをどう活かしていくのかということですね」
森アナ
「では最後にテレビをご覧の消費者のみなさんに
 メッセージお願いします」

飛田会長
「北海道農業は日本の国民のみなさまのために
 しっかり取り組んでいこうと考えていますので
 ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
 そして北海道の農畜産物を
 しっかり食べていただきたいな…と
 これも付け加えていただきたいと思います。
 ありがとうございます。宜しくお願いいたします」
リーダー
「握手もハグも出来ないご時世でねえ…
 ちょっと残念なんですけど、
 気持ちだけは、ずっと(ハグ)してます!
 ありがとうございました」

2020年06月06日(土) |  国内初のJGAP認証牧場 大野ファームへ!
あぐり王国、北海道の肉牛特集。
番組ではこれまで、
数多くの肉牛を取材してきましたが、
生き物が相手だけに、
予期せぬハプニングはつきもの。

こちらは、浜中町で生産している、
黒毛和種とホルスタインの交雑種、
浜中黒牛(はまなかくろうし)を取材した時…

リーダー
「あなた今、腹筋大丈夫ですか?
 すげー反ってますけど!」
そしてこちらは、池田町のご当地牛、
いけだ牛を取材した時…。

森アナ
「いやちょっと待って!いやーーーー」

リーダー「なにやってんの!!」
どの牛肉も、極上の味わい。
そして、安全で安心な品質が保証されています。
ところで、GAP(ギャップ)という言葉を
ご存知でしょうか?

GAPとは、農畜産物の生産に対する、
安全基準の認証。
日本独自の基準であるJGAP(ジェイギャップ)は、
120項目ほどある基準をクリアしたものだけに
与えられています。
森アナ
「JGAPを肉牛の生産としては
 国内で初めて認証を受けた大野ファームで
 飼育環境を見せてもらいます」

ということで、芽室町にある、
JGAP認証の牧場、大野ファームへ。
生産者の大野泰裕さんにJGAP認証を取得した
肉牛を見せて頂きます。
大野さん「子牛がいる牛舎です」

参加してくれたあぐりっこは5年生(当時)。
農業のことを勉強したい!
齊藤帆風(ホカゼ)ちゃんと、
なんでもチャレンジしたい!
鎌田佳樹(ヨシキ)君です。

あぐりっこ
「かわいい~♪」
「おもったより大きいかも~」

リーダー「あどけないね」
大野さん
「これは和牛とホルスタインの交雑種」
あぐりっこが初のほ乳体験!

ホカゼ
「吸い付くチカラが強くて引っ張られそう」

大野さん
「うちは基本的にミルクもエサの中にも
 抗生物質を入れ続けることを
 一切やってないんですよ。治療はしますよ」

子牛への配慮は、ミルクだけではありません。
子牛たちそれぞれが生活するゲージの管理にも、
大野さんのこだわりが…
大野さん
「一回使ったら、必ず洗って、消毒して
 石灰を塗布するってやってます」

リーダー「この小部屋ですね?」

大野さん
「月に1回くらいですかね。
 ここ10棟あるんで!」
森アナ&あぐりっこ「えっ???」


大野さん
「この建物10棟あるんです!」

2020年06月06日(土) |  全ての情報を公開する!
続いて少し大きくなった牛を飼育する牛舎へ。
するとそこで、JGAP認証に関わる重要な作業が
行われていました。
森アナ「それは…注射ではないですか?」

大野さん「治療とかもするんです」

リーダー「風邪の症状とかですか?」

森アナ
「じゃあ風邪をひいてる牛に
 秋山さんが注射を打つってことですね」

秋山壮さん「そうです」
秋山さん
「昨日からちょっと打ってたんですけど
 今日も継続で…」

リーダー
「昨日も打ったからより分かるんですね…
 …あれ?
 注射まだしてないですよね?」
秋山さん「今、打ちました!」

えっ!はっ??(出演者&スタッフ一同)

リーダー
「ブラックジャックだ!打ってたんだ…」
森アナ
「こういう器具にも気を使って
 いることはあるんですか?」

大野さん
「注射針の管理ですね。
 使ったものをキチンと廃棄しているか
 全部チェックしています。
 例えば折れてしまったのに忘れてね、
 肉の時に初めて発見するっていうのが…」

リーダー「あったら大変なことですね」
大野さん
「それを全て今はこの端末で
 どの牛に何をしたかを
 全部システムで管理しています」
そもそも肉牛や乳牛は、
耳標(じひょう)と呼ばれる
個体識別番号を付けて飼育されます。
その耳標をもとに、
治療で使った薬剤や治療履歴など、
1頭1頭の情報をデータに残して管理することが、
JGAP認証には必要不可欠なんです。

しかも、大野ファームではさらに…
大野さん
「どういう治療をしたかだとか
 ホームページで全て公開しています」

リーダー「すげええええ」

リーダー
「何かあった時の為にデータを残してるが
 それを前もって開示してるって
 すごいなって思いました」

森アナ「素晴らしい取り組みですね」
リーダー
「これギャップ関係ないでしょ?」

大野さん
「関係ないかもしれないね」

リーダー「大野GAP!!」

大野さん「いやいやいや…」

リーダー
「大野GAP。世界で一番厳しいかも」 
森崎リーダー
「日本の牛肉の自給率はカロリーベースで
 11パーセントです。
 そう聞くと、もっと国産の牛肉…
 北海道産の牛肉を食べていきたいですよね。
 安全で安心!何と言っても美味しいですから!
 あぐり王国は、
 これからも北海道が誇る農畜産物を
 生産者への感謝と尊敬を込めて
 紹介してまいります!では来週もお会いしましょう」
みなさん、こんにちは!今日は盛りだくさん!
まずは旬を迎えたラワンぶき販売のお知らせだよ

JAあしょろでは、
今年も生ラワンぶきの販売を始めたんだって!
高さ2メートルから3メートル、
太さ10センチ以上に育つ日本一大きなフキ。
塩漬けや煮物にして食べるとおいしいよね♪
JAあしょろのホームページでは、
おすすめのレシピも公開しているよ~

旬の味覚をお取り寄せして、おうちで楽しんでみてね!

【問い合わせ】
Aコープあしょろ店(TEL 0156-25-4321)
続いて、道内各地の生産地から、
作業の様子が届いているよ~!

こちらは、JA北いぶきの岡田さんが、
田植え作業をしているところ!
田んぼは全部で27ヘクタール、
札幌ドームが5個以上も収まる広さだって~!

空知農業協同組合青年部連合会 
会長 岡田和久さん
「あと4か月もすれば、
 みなさまのもとにお米を届けられると思います。
 これから北海道は美味しいものがたくさん出てきます。
 それらをいっぱい食べて、
 ごはんももりもり食べて下さい!
 それではみなさん!お楽しみに~!」

奥さま 明日美さん「お楽しみに~!」
そしてこちらは、JA中札内村、
船田さんのジャガイモ畑!
ジャガイモが育ちやすいように、
根元に土を盛っているところだよ~!

十勝地区農協青年部協議会
会長 船田和也さん
「みなさまの食卓に美味しいものを届けるために
 日々営農に励んでいます。
 道産バレイショの収穫までは
 今しばらくかかります。
 それまでは楽しみにお待ちください」

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

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5月30日のクイズ
「北海道のバター生産量は、
全国で何位だったかな?」

正解は「1位」でした。



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