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2013年08月24日(土) | ♯256 お米作りを学ぶ③ 収穫日を予測しよう編
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2013年08月24日(土) |  ♯256 お米作りを学ぶ③ 収穫日を予測しよう編

佐々木
「お米作り企画第3弾ということで
 またまた美唄市にやってきました!」

早速いつものメンバーをご紹介。
お米シリーズと言えば、この4人!
美唄から参加の後藤海斗(カイト)君と
スポーツ少年の6年生・山口航生(コウキ)君
地元美唄から参加の桑折侑寿(ユズ)ちゃん
農作業に興味津々・杉上水涼(ミスズ)ちゃん
以上の4名です。

森崎「何をするんだ今日は?」

カイト「“なんか”の体験!」

森崎「“何か”の体験!するどい!」

6月に田植えを終えたあぐり一行にとって、
今後待ち構えている、
ビックイベントと言えば…

河野
「9月ぐらいですか…?これじゃないですか!
 9月5・6・7日に札幌で行われる
 ≪DAIオクラホマSHOW 2013≫
 僕らのお笑いライブのことですか?」

森崎「あの全然売れてないやつ?」

河野「そこそこですよ!」

佐々木「違います!」

※DAIオクラホマSHOW2013に関しては
オフィスキューまで(011-219-0939)

ユズ「稲刈り?」

佐々木
「それは大事な大事なイベントですね!」

森崎「大正解だよね」

佐々木
「しかし今は稲刈りの日ではないですね…」

森崎「まだ早~い!」

佐々木
「では今日は何をするか?と言うと
 『稲刈りの日』を予想
 しちゃいます!」

ということで今回もお世話になるのは
美唄市中村地区の伊藤範明さんです。

あぐり一行「伊藤さ~ん!」

伊藤さん「お久しぶり!」

河野
「伊藤さん田んぼから生えた!
 みたいになってますよ」

約2カ月ぶりに水田を訪ねたあぐり一行。
自分たちで田植えをした場所は
どうなっているかな?

伊藤さん
「わかるかな?自分で植えた所?」

森崎
ポッカリと空いてる所
 河野君がおぼれたところかな?」

伊藤さん
「本当は誰かが植えてくれるはずだった…」

河野
「こんなわかりやすく結果が出てしまうんだ」

ミスズ
「こんな小さかったのに
 大きくなっていてスゴイ!
田植えの時は15センチ
だった苗ですがおよそ2カ月経つと
こ~んなに成長していました。

ではどのぐらい大きくなったかな?

伊藤さん「根本に定規を当てて!」

森崎「カイト何センチある?」

カイト「80センチくらい!」

森崎「おお~成長したねえ!」


2013年08月24日(土) |  田んぼの学校~お米の花って?

キーンコーンカーンコーン♪
学校のチャイムが聞こえてきましたよ。

≪田んぼの学校 1時間目≫
~お米の花って?~

森崎「起立!気を付け!礼!着席!」

佐々木
「ということで田んぼの学校開校しま~す!」

特別講師にお招きしたのは、
お米生産者さんから「先生」と呼ばれ
お米の事ならなんでも知ってる
JAびばいの粟崎弘利先生です。

粟崎先生
お米の花についてお勉強していきましょう」

森崎「お米にも花が咲くんだって」
河野「見たことある?」
カイト「見たことない!」

佐々木「これがお米の花です」

森崎「どれだどれだ?」

粟崎先生
「1つ1つの籾(もみ)の中から
 “おしべ”が顔を出しています」

河野
「見えているのは花びらじゃないんだ。
 おしべなんだ~!」

森崎
「稲は他の植物や野菜と同じように
 花が咲いておしべとめしべが受粉して
 お米が成長していく!」

粟崎先生
「穂が出たら午前9時くらいからの
 2時間だけ花が咲きます!」
 
森崎
「2時間だけおしべとめしべの受粉が
 行われる…ロマンチックだねえ」

ここである映像を見てみましょう。

あぐり一行「うわ~~」
河野「ウニャウニャしてるう~」

籾がパカッと開いておしべが
ウニャウニャっと出てきました!

実はこれ、
あぐり王国北海道がとらえた貴重映像!
おぼろづきの花が咲く瞬間です。
天気が良い午前中、
およそ2時間だけしか咲かないお米の花ですが、
受粉はわずか30分で終わります。
受粉が行われると籾(もみ)は閉じるんです。

河野
「幻の2時間だけしか開店してない
 名店みたいな!」

ユズ
「なんかちょっと…気持ち悪かった!

森崎「正直だよね」

≪田んぼの学校 2時間目≫
~稲穂からミルクが?~

佐々木
「2時間目!稲穂からミルクが出る?」

森崎
「先生!稲穂からミルクは出ませんよ」

この実験に使うのは水田に生えている稲。
穂はまだ青い状態です。

粟崎先生
「少し膨らんでいる所を指でぐっと押して!」

佐々木
「つぶしてみてください~」

穂をつぶしてみると…

カイト「鼻にブチュってついた

確かに稲穂から白い液体のようなものが
出てきました。

ユズ「ブシュって出てきた!」

みんな真剣に稲穂を指で潰します。

ユズ「楽しい~なんか!」

このミルクのような白い液体。
一体何かというと…

粟崎先生
“でんぷん”ですね!
 先ほど見た花が咲いて受粉して
 1週間くらいするとでんぷんが
 籾(もみ)の中に溜まってきます
 
今は白い液体のでんぷんですが、
穂の中にでんぷんが溜まるにつれ
硬く透明になります。
そうなるとお米になるんです。

2013年08月24日(土) |  田んぼの生き物を観察しよう!

≪田んぼの学校 3時間目≫
~田んぼにいる生き物って?~

お米を育てる田んぼは、
色々な生物の住処(すみか)でもあります。
3時間目は水の中や稲の周りに
どんな生き物がいるのか?
男子と女子チームに分かれて調べてみよう♪

森崎「コオロギ、ゲット~!」

コウキ「捕まえた~!」
河野「これ!青いトンボ、ゲット!」

大人も子供も虫取りに
夢中になっていたところ…


キャ~~~~~~~~~!

田んぼに響き渡る
佐々木アナウンサーの悲鳴。

いったい何が起こったのか??

虫かごを持ったまま
のけ反って固まる
佐々木アナウンサー!

佐々木「キャ~~」

悲鳴の理由はヒル!
大人も子供も虫取りにハイテンション!

さて男子チームも着々と虫をゲット。

カイト「これツメある!」

手際よく虫かごに採取した虫を入れるカイト。

河野
「すごいな。間違いなくこの3人の中で
 リーダーはお前だぜ!カイト!」

とここで
コウキ「逃げる逃げる!」

河野「えっ何が逃げるの?何?何」

コウキ
「早く早く…トンボ逃げた!

河野
「えっトンボ逃げたの?
 えっ青いトンボ?幸せの青いトンボ?

動揺してウロチョロする河野。

河野
それ一番大事だったやつなのに!
 逃げた?嘘?えっちょっと待って~」

(実はこの青いトンボを捕まえるのに
 3人はものすご~く頑張ってたんです…)

みんな真剣にそして楽しみながら
虫を取ること30分…

どんな生き物をゲットしたか
みんなで発表しましょう。

ユズ「カエルがいた!」

河野「カイトが詳しいの!
教えてあげて

カイト
「このグニャグニャしているのが
“ウマビル”。
 動物の血は吸うけど
  人間の血は吸わないヤツ。
 こいつが…マルゲンゴロウかな…」

森崎「すごいね!詳しいね」

河野「全然知らん虫の名前教えてくれる!」

他にも いろいろな生き物がいました。
実はこの中には田んぼに良い事をしてくれる
生き物もいるんです!

粟崎先生
トンボは虫を食べてくれる良い昆虫です。
 大事にしたいですねえ。
 それと大きいタニシと小さいタニシは
 藻を食べてくれて水田の表面を
 キレイにしてくれているんですね」

一同「へえ~」

森崎
「じゃあコレどうする?いっぱいとった虫…」

ユズ
「田んぼのためにもなるから逃がさなきゃ…」

森崎「そうだね!そうしよっ」


2013年08月24日(土) |  お米の収穫日を予測しよう!

≪田んぼの学校 4時間目≫
~収穫予定日を予想しよう~

佐々木
収穫予定日をみんなで計算しよう!」

森崎
「我々は重大に稲刈りというイベントを
 控えています。その稲刈りの日が
 いつになるか今日わかる!」

佐々木
「実は計算して≪その日≫を
 決めることができるんです」

森崎「計算で???」

収穫予定日を出す時にとっても大事なのが
出穂期(しゅっすい・しゅつぼ)」を
決める事。出穂とは葉の中に隠れている穂が
成長し外に出ること。
水田の50%の稲の穂が出たら 
その日を「出穂期」とします。

佐々木
「その“出穂期”の次の日からの
 平均気温を全部足していって
 943℃になった日、それが収穫日
 ≪稲刈りの日≫となるんです」
 

森崎
「それはスゴイなあ~
 じゃあ毎日(気温を)足していくんだ!
 としたら年によって
 全く変わってきますよね!」

伊藤さん
「そうですね!1℃温度が違うだけで
 2日くらい(収穫が)早まる可能性が
 ありますからね」

佐々木
「今年のおぼろづきの“出穂期”は
 7月25日でした。
 こちらの表は過去30年間の
 1日の平均気温を書いてます」

河野「過去30年分!」

佐々木
「ここからです!
 943℃を目指して平均気温を
 足して行ってもらいます!
出穂日からこの日(8月5日)までの
一日の平均気温を足していくと…
236.5℃。
この日以降の平均気温は
過去30年間のデータを利用し、
足していきます。

いざ計算スタート!

カイト
「8月7日…219℃…13日、216℃」

森崎「そこで小計!」

あぐりっこ「4108℃」

さてひたすら足し算をしていきます。

あぐりっこ「934.5℃!」

森崎
「おおお~近いよコレ!なんかどんどん
 風船が膨らんでいくゲームみたいな!」

1つ1つ足して行くと…

あぐりっこ
「9525℃!超えた~」

河野「超えました!」

森崎
9月9日!出穂から46日目!
 952.5℃積算温度達成です!」
ということで、
みんなで出した収穫予定日は
9月9日(月)。

近日、稲刈りロケ決定! 
みんなで稲刈りがんばるぞ~

2013年08月24日(土) |  大阪でも愛されるおぼろづき♪

米どころ美唄市のJA女性部に、
土鍋を使った簡単で
おいしいご飯の炊き方に
夏野菜たっぷりカレーの作り方を
教えてもらいました!
教えてくださったのは大江千嘉子さん、
川田照子さん、山口靖子さんです。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
 ご覧くださいね。

あぐり一行「いただきま~す!」

ユズ「すっごい美味しい!」

河野「甘い!うまい!」

コウキ
「お米がとってもふっくらしていて
 とっても美味しいです!

大江さん
「雪蔵工房から出した米です!」

森崎
「みんなで行ったもんな!」

河野
「いや~おぼろづき
 美味しいじゃないですか!
 実はこの美唄で作られている
 おぼろづきが大阪の小学生
 給食食べているんです!
 実際に見てきましたんで
 VTRご覧ください」

河野
「ふとっちょが大阪に帰ってきたで~」

毎度~、もんすけです!
河野君の出身でもある大阪。
美唄市とお隣の岩見沢市で収穫された
「おぼろづき」はJAグループを通じて
大阪府の学校給食に提供されているんです。
【訂正】
番組内で「今年”おぼろづき”を採用している3市」に
交野市が入っていますが、正しくは摂津市の誤りでした。
お詫びいたします。

河野
「枚方市立山田東小学校にやってきました!」

河野君がお邪魔したのは
ちょうど4時間目の後半。
5年生のクラスでは外国語の授業中でした。

12時15分…4時間目が終了!
ということは…
みんなが大好きな給食の時間~

この日のメニューは
みんなが大好きなシチューカレー。
あった!あった! 「おぼろづき」 
ご飯のメニューは週3回なんだって!

枚方市立山田東小学校のみんなは、
給食のご飯について
どのぐらい知っているのかな!?

河野「みんな こんにちは!」

生徒「こんにちは~」

河野
「みんな美味しそうな給食ですが
 そのご飯やねんけど
 どこでとれたものか知ってますか?」

生徒「北海道!」

河野「すごい!じゃあ品種知ってる?」

生徒「おぼろづき!」

河野「そう!おぼろづき!嬉しいわあ~」

驚くことにみんなと知っていました。
嬉しくなった河野君、
あぐりメンバーで体験した田植えの話を
披露しました。

またこの日は特別に河野君も一緒に
いっただきま~す!

生徒「おぼろづき、まいう~」

大阪の子供たちが食べている給食のお米は
どのような基準で選ばれているのかな?

大阪府学校給食会、
河村慎介さんに聞いてみたよ!

河村さん
「ひとつは安心で安全なお米であること!」
 
その裏付けとして生産地が限定されていて、
JAが特定できるお米しか選びません。
そして適切な品質管理のもとに
栽培されたお米であること。
また産地の生産者さんが食育活動に協力的で、
お米が不作の年などでも優先的に
提供できるかなどか条件なんだって~

河村さん
「去年の9月にJAびばいに直接行きまして
 生産者の方にお会いしました。
 自分たちの子供や孫にでも
 食べさせている気持ちで生産していると聞き
 大変安心しました」

大阪府内で学校給食に使う
お米の量は年間3500トン。
そのうちの1400トン、およそ40%は
「おぼろづき」なんだって!
山田東小学校のみんなには
「おぼろづき」が大人気!
ご飯をおかわりするのに
こんなに並んでいました!
モリモリ食べて大きくなってね~!

河野「ほら~スゴイでしょ!」

森崎「大阪でだよ~!」

大江さん「嬉しいですね!」

カイト
「おいしいって言ってくれるのは嬉しい!
 とても嬉しい!

森崎「自慢できるよね」

大阪でも食べられているおぼろづき。
いよいよ9月9日に収穫です。
それまで元気に育てよ~~!

ここでJAびばいさんからお知らせです。
8月25日(日)午前10時より
JAびばい駐車場で
≪第19回JAびばい祭り≫を開催!
今年の注目イベントは牛の丸焼きです。
他にも大抽選大会を行います。
ぜひ家族そろってお越しください。
お待ちしてま~す。

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。

後志地区の食を満喫してみませんか?
ランチバイキングのお知らせです。

今月26日から来月22日まで、
札幌のホテルニューオータニイン札幌で
「後志をもっと知るべしフェア2013」が
開催されます。

このイベントは後志の農産物を
多くの人に知ってもらうためのイベントです。

期間中ランチバイキングで
JAようてい産の馬鈴薯を使った料理や 
JAきょうわ・JAよいち産のスイカやブドウ、
「ななつぼし」や「ゆめぴりか」の塩むすびを
提供します。

ご家族やお友達と後志の食を食べに
足を運んでみてはどうですか?

以上、週刊あぐりニュースでした!!


2013年08月24日(土) |  おまけ

さてみんなで取った虫さんたち。
最後に逃がしてあげました。

カイト・ユズ
「よろしくね~」

コガネムシを解放して…

ミスズ「ばいば~い」
ユズ「元気でね」

カイト
「おおっ
ウマビルついた!」

佐々木アナウンサーは
ウマビルがちょっと苦手でしたが
あぐりっこはもう大丈夫!
さあみんな
美味しいお米を守ってあげてね~




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