松坂 「こんにちは~~~! あぐり王国で~~す!!」
森崎 「いやー始まりました。 あれっ!? いつもと違う!!まさか・・・」
松坂 「このあぐり王国北海道は 昨年7月から放送を開始しましてー」
森崎 「いよいよ最終回!? だから最後に全員揃って・・・」
松坂 「いえいえいえいえいえーーっ!」
松坂 「昨年7月から放送を開始しまして これまでに37回放送してきたんですがー」
森崎 「最終回ですかっ!?」
松坂 「違います!!」
松坂 「めでたく年度末を むかえることができましたので 今回は、これまでの 総まとめクイズ大会です!!」
森崎 「おっー 面白い企画!!」
松坂 「こちらは、江別市文京台にあります ”JAカレッジ”でして、 北海道農業やJAの専門知識について学び、 優秀なJA職員の育成を 目的にしている学校なんですよ!」
森崎 「あぐり王国の総まとめをするには 最適な場所ですね!?」
【河野チーム】 和食が大好きリコちゃんと 小学2年生、元気いっぱいリンネちゃん。 ダンスが得意、4年生のタイチくんと ラーメンが大好きなユウキくん! そして、お菓子作りが得意な リラちゃんの 5名です。
【藤尾チーム】 双子の兄弟、フウカちゃんと 元気いっぱいタイキくん。 将来の夢はお金持ち、カズタカくんと いつも明るいカノンちゃん。 そして、あだ名は部長、 ユウセイくんの 5名です。
優勝したチームには、 北海道が丸ごと味わえる 豪華な料理をプレゼント! まずは、コレまで 番組で紹介した内容からクイズを出題! 1人正解につき 10ポイントがチームに加算!
スバリ正解は難しいだろうと・・・
松坂 「正解はおよそ3300粒です」
松坂「正解はビート!てんさいです!」 十勝の清水町で 製糖工場の圧倒的なスケールに 驚かされました!
続いては! 野菜や肉などが、 どこで生産されて、 どのような流通経路をたどったかを わかるようにする仕組みを何と言うでしょう?
森崎「ヒント! トレーサなんちゃら!! です。」
珍回答続出!
松坂「正解はトレーサビリティでした!」
その食材が ドコで作られたかを特定できる、 安全安心の仕組みなのです。 知内町のニラの包装にも 携帯電話でアクセス出来るように QRコードがついていました。
松坂「では次の問題です。 いただきます。の意味は 何だったでしょう?」
あぐりっこ、 それぞれ言い方は違いますが
森崎 「牛も豚も鳥、お米や野菜も みんな生きているんだよね」
森崎 「それらの命をいただくことで 私たち人間は生きることが 出来ているんだよね! このクイズは全員正解!!」
現在、日本への食料輸出を 増やしたいオーストラリア、 またその他の国や機関と交渉が 進められています。 それは、コレからの 日本の農業を左右する 重大な交渉なのです!
中山さん 「みなさん、ニュースや新聞で WTOとかEPAって 見たり聞いたりしたことないですか?」
藤尾 「プロレスの団体ですよね?」
森崎 「違う!違う!!違う!!!」
中山さん 「そしてEPAというのは 特定の国や地域どうしで 貿易のルールを決める交渉のことをいいます。」 これらの会議での交渉のメインは “関税”を高く安くとか、 無くそう いや無くさないとかということなのです。
あぐりっこ「うん うん うん」 森崎 「もしこの関税を無くしたら、 逆にものすごく消費者は安くバターを 買れることになりますね~。 こうなったらどうだ?あぐりっこ!」
あぐりっこ 「安く買えるから嬉しくなると思う。」
中山さん 「はい。もし関税がなくなると日本で作っているバターが たいへんな高級品になって売れなくなるので バター会社は値段を下げることになるはずです。」 すると関連するモノも何もかも価値が下がって、儲からなくなる。 みんなの収入がドンドン減っていく・・・。 これはその他の農産物でも同じことになります。 中山さん 「それで日本の農業、酪農業は 果たしてやっていけるのか?ということになってしまいます。」 森崎 「もし交渉がうまくいかなかった場合、 農業をやっていけなくて離農が進むかもしれない・・・ そうすると益々食料自給率が下がると思うんですが、 どのくらいになる試算なんですか?」
中山さん 「12%となっています。」 あぐりっこ 「えっーーーーーーー!! 12%!!!」
次は1対1の個人戦 早押しクイズ!
松坂 「畑の肉と 言われている穀物とは何?」
松坂 「幌加内町が 生産量日本一を誇る作物といえば?」
松坂 「番組ではコレの お祭りに行きましたよね!」
森崎 「はいはい。 そうだった!そうだった!」 ピンポーン♪
たいき君「ねぶた!」
会場中、大爆笑!!!
それ、青森ですから・・・ 作物でもないし・・・ 正解は そば でした。
ピンポーン♪
かのんちゃん「ホルモン!」
ブーーー♪
りらちゃん「豚!!」
正解!!
松坂 「ハロウィンでお面やランタンに 使われる野菜といえば?」
松坂 「北海道食材の知識についての認定制度で リーダーが取得した資格とは?」 ピンポーン♪ たいち君 「札幌フードマイスター」
森崎 「おしいーーーーー!!」
ゆうせい君「野幌フードマイスター!」
崩れ落ちるオクラホマたち・・・ 会場はまたしても大爆笑。
早押しクイズ終了時点で、 藤尾チームが130ポイント、 そして河野チームが150ポイント! その差わずか20ポイント、 どちらが優勝するのか!?
次のクイズへ進む前に、ちょっと一息。 ここで日本の農業についてお勉強することに。
松坂 「これは ”しょくりょうじきゅうりつ”と読みますが、 どういうコトかみんな分かりますか?」
あぐりっこ 「自分の国で食料を作ることが出来る確率?」
森崎 「そうそう そんな感じ! 食べ物が日本国内で どれだけ作られているかという 割合のコトだよね」
松坂 「こちらをご覧ください。 例えば、皆さんが毎日のように食べる うどん・パン・パスタの 原料となる小麦は・・・ なんと、日本で作られているのは たったの13%なんです!」
ここでゲストをお招きしました。 食糧問題に取り組む 北海道 農政部の中山さんです。 日本の食料自給率の問題について 教えていただきましょう。
中山さん 「どうして食料の輸入が多いか分かるかな?」
あぐりっこ 「外国産の方が値段が安いから?」
森崎 「そうだね!」
中山さん 「はい。例えば、たくさんの食料の輸入元である オーストラリアなんですが 国土面積は日本の20倍あってー、
あぐりっこ 「すごい!オーストラリア!!」
じゃーん! もんすけです! 日本の農業の未来を左右する 「日豪EPA交渉」!
農家の減少だけでは無く、 関連する産業の衰退、 地域経済の崩壊・・・ さらに、北海道を象徴する 雄大で美しい畑の景色も無くなってしまうと、 観光客も激減!北海道の観光産業にも ダメージを受けることになるよね!
森崎 「安さばかりを追求しててもダメですね・・・。 中山さん、北海道、日本の農業を 応援したい僕達が出来るコトってなんでしょうかね?」
中山さん 「例えば、お米は日本で いっぱい作ることができますので ごはんを食べてもらうこと。」
いよいよ最終問題はチーム戦!
箸で豆をつかみ、 先に全員運び終わったチームが 1番回答権を獲得!
森崎 「獲得点数は500点でーーーす。」
河野 「ちょっとちょっとちょっと! 今まで積み上げてきたこと 全く関係ないでしょッ(怒)!」
最後はチームリーダー対決!!
手を引っ張って阻止しようとするが!!
松坂 「見事 最終問題の 1st回答権は河野チームが獲得!!」
松坂 「国民1人あたりの消費量が 46年前に比べて半分にまで減っている 農作物とは一体何?」
河野 「うわっっ 本気で難しいな コレ!!」
あぐりっこ 「小麦!!」
松坂 「ブゥーーーーーー♪」
森崎 「残念!! 回答権が藤尾チームに移ります!」
藤尾 「やったーーー! では藤尾チームの回答はコレ!」
あぐりっこ 「お米!」
松坂 「正解です!!」
藤尾チーム 「やったぁーーーーーーーーーー!!!」
松坂 「おめでとう!河野チーム150ポイント。 藤尾チーム630ポイントで」
たいき君 「すじが入っててやわらか~い!」
会場 この日、何度目かの大爆笑!!
河野 「ちょっとちょっと! おかしなこと言ってるぞーーー」
森崎 「みんな優しいなぁ。」
あぐり王国北海道は 春からも継続決定!! 来週から新たな気持ちで 北海道農業と食の話題・企画を お届けしますので よろしくお願いします。
そしてナント再放送もスタート!! 毎週木曜日の朝9:55~もお見逃しなく!!