養豚場の見学のあとは、 SPF豚肉の試食タイムです。 しゃぶしゃぶでいただくのですが 今回は生産者のみなさんが好きだという 「ウデ」という部位のお肉です。
JAとうや湖 木村さん 「ここは雪蔵貯蔵施設といいまして、 野菜を保存するのに自然エネルギーの 雪を使っているんですよ。」
森崎 「へぇぇぇぇ~~。すごいエコですねぇ、、、って! 雪で貯蔵するのは分かったんだけど、 なんで野菜が甘くなるの?」
JAとうや湖 木村さん 「作物の細胞は0度近くに下がると 細胞内のデンプンを糖に変えて、 凍結を防ぐ"自己保存機能"が働きます。 それが作物が甘くなる理由です。」
JAとうや湖では、 去年2月に雪を使う野菜貯蔵施設を建設。 雪冷房により電気の使用量を 大幅に軽減したことで 年間およそ155トンものCO2削減に つながりました! このCO2削減量は 杉の木およそ11000本を植えたのと 同じことになるんだって!
野菜が美味しくなり、 地球環境にも優しいという、 この雪を利用した取り組み!! 今後の展開も大いに期待できそうだね!!
JAとうや湖 木村さん 「さらに解け出した雪が この施設内の湿度を一定に保ってくれるので 作物の表面が乾かずに品質を保てるんです。 キャベツやニンジンでも試験中なんですよ」
豚肉、タマネギ、ジャガイモを 使った簡単料理といえばコレ! あぐりっこ隊が挑戦!!
河野 「美味しい料理は太っちょに聞け~~~!」
河野 「さて。こちらの食材たちをご覧ください!! 今回取材したSPF豚、 そして洞爺の雪蔵貯蔵野菜の ジャガイモなどなど。 これらを使って、あぐりっこ隊に 料理に挑戦してもらいます! 作るのは肉じゃが!!」
●材料(6人分) じゃがいも大4.5個 豚バラ肉300g タマネギ中1個 ニンジン1本 したたき1.5玉 ●調味料 みりん大さじ1.5 酒大さじ3 しょうゆ大さじ6 だし汁3カップ 砂糖大さじ3 塩少々 サラダ油少々
<作り方> (1)ジャガイモの皮をむき、一口大に切る。 ニンジンの皮をむき、一口大に切る。 タマネギの芯を取り、クシ切り。
(7)シラタキとしょうゆを加え、 フタをして時々返しながら 20分程度煮込む。 途中、隠し味としてバター少々を入れる!! これ、河野流です!
(8)竹クシをジャガイモに刺して、 すっと通れば完成!!
森崎 「で~きま~した~~!!」
あぐりっこ隊 「いただきま~~す!!」
森「いや~またいいとこ来たなぁ~ ここ開陽台でうちの番組の出演者が 北海道への移住を決意したという 場所なんだけど、 それはっ!
中標津町の酪農家は 全部で198戸。 それらの酪農家から 生乳を集荷・管理しているのがJA中標津です。 どんな活動をしているのか JA中標津の服部さんに聞いてみました。 JA中標津では ハイクオリティミルク宣言をして 酪農家が搾ったミルクを 365日検査しているそうです。
こうして安心安全な乳製品が 私達のもとに届けられています。
栄養タップリでおいしいチーズですが 日本人のチーズ消費量は ヨーロッパ諸国に比べると5分の1~14分の1! そこで、国内産のチーズを もっと食べてもらおうと、 いま北海道ではチーズの増産計画が 進行中なんだそうです! 大手乳製品メーカーが道内各地で 設備を増設するなど頑張っているのです!
パッケージされた20キロの原料チーズを このあと醗酵室と呼ばれる部屋で 数週間から数ヶ月間、熟成するそうです。
栄養満点! 「じゃがいもラザニア」! JA中標津食品加工交流部会の 松田さんに教えていただきました。
まずは、 生地となるマッシュポテトを作ります。 じゃがいもの皮を剥いたら、 適度な大きさにカットし 20分ほどゆでます。
【ホワイトソース】 鍋にオリーブオイルをひき、 小麦粉を入れて焦げないように混ぜます。 牛乳を入れながら ダマにならないように混ぜるのがポイント!
【トマトソース】 オリーブオイルで、 ひき肉、玉ねぎ、 マッシュルームを炒めます。
最後にコンソメと 塩コショウで味付けすると、 トマトソースが完成!
作ったトマトソース、マッシュポテト、 ホワイトソースの順に 耐熱容器の中に重ねていきます。