森崎 「気持ちがイイなあ、 イイ場所に来たねえ」」
佐々木 「今日は沼田町でございます!」
森崎 「景色がきれい!そしてこの水田地帯。 この時期、水田といえば…」
佐々木 「米!田植えです! しかもエース! そう北海道米ゆめぴりかです」
佐々木 「今日はですね… 我々に助っ人が…」
森崎 「いつもあぐりっこ隊なんですけど 今日はずいぶん賑やかですね。 あぐりっこ、 じゃない方もいますよね?」
佐々木 「ゆめぴりかの田植えをして頂く あぐりっこ親子の皆さんです!」
森崎 「田植え経験ありますか?」
寺島ファミリー 「ないです!」
大窪ファミリー 「今日が初めてです」
森崎 「Where did you come from? (ドコから来たんですか?)」
シンクルファミリー 「New Zealand!(ニュージーランド)」
森崎 「どうして札幌に来たんですか」
突然現れる藤尾! 藤尾 「奥さんがニュージーランドに 行かれている時に出会って、 結婚されて札幌に来たんです」
シンクルさん 「ハイ!そうです!」
藤尾 「事前に情報を仕入れておきました」
藤尾 「今日はニュージーランド出身の ダディがいると言うことで… ラグビーの試合の前にする 伝統的な踊り《ハカ》で あぐりを始めましょう!」
ではみんなで- 「がんばって!がんばって! 田植え~!」
ご説明頂くのは 生産者の渡邊さん。
森崎 「お米って最初はハウスの中で 苗を育てているんですね」
米生産者 渡邊 敏昭さん 「30~35日の間で 田んぼに移植させますよ」
あぐりっこ 「根っこがいっぱいある!」
藤尾 「チョット出ているおヒゲは 根っこなんですか?」
渡邊さん 「そうなんです」
森崎 「土から養分を取ってたんですね」
ポットから苗を取ってみると-
藤尾 「根がぎっしり詰まってる!」
渡邊さん 「根が締まるように苗を作るのが 大変なんですよ」
森崎 「チョコスナックのよう!」
佐々木 「食べたくなりますね」
森崎 「今日初めて田植えをする 人たちが多いので 意気込みをお願いします! ここからは監督ですから」
渡邊さん 「えっがんばろうって事かな。 では、みなさん がんばりましょう!」
一同 「おぉ~~」
気合十分!早速水田へやって来ました。
森崎 「田植えをするっていう ファッションになったね!」
佐々木 「靴下脱ぎましたよ~」
森崎 「さてこれから、 我々が田植えする田んぼがコチラです!」
藤尾 「デカイな!」
佐々木 「制限時間、 1時間でみんなどれだけ 植えられるか? やってみたいと思います」
リナちゃん 「全部植える!」
レンくん 「半分もいかないと思うな!」
佐々木 「みんなで頑張りましょう!」
早速田んぼに入るあぐりっこ隊!
あぐりっこ 「キャー」「ギャー」「グワー」 「深い」「ヌルヌル」「冷たい!」
森崎 「気持ちイイ?気持ち悪い?」
あぐりっこ 「気持ちイイ!」 「気持ち悪い!」
大人チームも田んぼへ-
「うわー」
大窪ママ 「微妙なので泥パックだと 思ってやります!」
森崎 「では田植えのやり方を 教えてもらいましょう」
渡邊さん 「苗は土のチョット上の方を 手に持ちます。 そして泥の中に全部埋めるのでなく、 置く感じです。 土の部分が入るくらいの 長さにしてくださいね」
森崎 「オレが印をつける!」
リーダーが引いている《コロ》で 田んぼの上に苗を植える 跡を付けていきます。 そうして土の盛り上がったところに 苗を植えていきます。
森崎 「では沼田町の田んぼで ゆめぴりか田植え大会 スタート!」
開始早々ハプニングが続出!
森崎 「レン!股開きすぎじゃない?」
レンくん 「あっ わかった!」と 言いつつ水田に尻もちをつく レンくん!
森崎 「レ~~~ン」
藤尾 「うわ~~行った~!」
ムツゴロウのように 水田に横たわるコウタくん
佐々木 「コウタく~~ん」
子供チームを横目に 大人チームは夢中で取り組む… 森崎 「お母さん方、順調ですね。 ピーターどうですか?」
シンクルさん 「うんうん!おもしろい!」
初めて行う手植えでの田植え作業。 悪戦苦闘しながらも一時間が経過し、 田植えが終了しました-
コウタくん 「楽しかったけどメチャクチャに なっちゃった!」
リナちゃん 「楽しかったけど 全部植えられなくて悔しい!」
レンくん 「今度やるときは 転ばないようにやりたい」
じゃーん、もんすけです! 突然ですがみんなは 稲の直播(ちょくはん)栽培って 知っているかな?
これは苗を育ててから田植えを行う 従来のやり方ではなく、 水田に直接、 種もみをまく方法なんです。
《米は稲の苗を田植えして作るもの》 という常識を覆すこの試み。 今、北海道各地で試験栽培に 取り組んでいます。 目指すは経営面積増大、 作業の省力化とコストダウン!
直播(ちょくはん)栽培は お米生産の新しい栽培方法になるのかな?
森崎 「さて手植えでやってきましたが、 実際に田植え機で植えたら どれくらい早いかを 見せてもらいます。 ではお願いします!」
渡邊さん 「どうぞ~~」
森崎 「今何列を植えてるんですか?」
渡邊さん 「8列いっぺんに植えていきます。 ここの水田、全部植えるのに 2時間かからないと思いますよ」
藤尾 「早いわ~優秀!」
森崎 「お母さん目線でいかがでしたか?」
寺島ママ 「貴重な経験ができて 子供たちも家に帰ったら ばあちゃん・じいちゃんに 報告すると思います。 秋に食べるのが 楽しみだと思いますね」
森崎 「また秋になったら 収穫させてもらいましょう」
藤尾 「じゃあみんな 秋になったら ゆめぴりかの収穫に来るぞ~~」
沼田町の管理栄養士 渋谷 玲華さんによる お手軽クッキング!
沼田町特産の 《雪中しいたけ》を使って 【椎茸の豚肉クルクル唐揚げ】を みんでレッツクッキング!
※詳しい内容はレシピコーナーへ-
渋谷さん 「椎茸を切っていきますよ」
藤尾 「おーコウタ包丁の使い方 知ってる!」
森崎 「ネコの手だ」
寺島ママ 「普段から包丁を使ってるんで。 シチューとかカレーを 作ってもらってますよ」
お料理も完成! ゆめぴりかとおぼろづきを 混ぜ合わせた 《ゆめぴりかブレンド》と 合わせて…
一同 「いただきま~す!」
森崎 「おいし~い!コウタ、どうだい?」
コウタが答えようとしたら… どこからか太い声が…
「うめえ!」
あまりの美味しさに とっさに答えてしまった シンクルダディ!
藤尾 「ダディがコウタになった!」
ごはんとも相性ピッタリ! みんなが笑顔になるこの美味しさ!
渋谷さん 「みんなが楽しく お料理ができために 今回考えたレシピです」
寺島ママ 「レパートリーが増えたし 子供がまた作ってくれそう!」
藤尾 「北海道おいしいモノ いっぱいあるでしょう?」
シンクルダディ 「北海道大好きです」
藤尾 「Do you love Hokkaido?」 (北海道を愛してますか?)
ダディ 「I do!」(もちろんさ!)
佐々木佑花の週刊あぐりニュース!
こんにちは。 ニュースも田植えの話題です。 JAびばい女性部から届きました。
先月29日空知の美唄市で 「稲作体験塾」が行われました。 田植え体験をしているのは 北海道教育大学札幌校の学生達。 つまり次世代の子ども達の 教育を担う“先生のタマゴ”の 皆さんなんです。
「農業の現場を知ってもらい 食の安全・安心の取り組みを 学んで欲しい」と JAグループ北海道と 道教大札幌校は連携協定を結んで 積極的な食農教育を実施しています。
4年目を迎えた今年は 59名の学生が参加。 JAびばいの主力品種 「ななつぼし」の苗を、 泥だらけになりながら 植えていきました。
田植えの後にはJAびばい女性部 「中村エプロン倶楽部」の調理した 伝統料理とりめしと水炊きを いただきました。
参加した学生の皆さん、 この体験を活かして、 将来子ども達に “食の大切さ”を 伝えていってくださいね。
続いてはこちらです。
4月20日に宮崎県で 口蹄疫(こうていえき)の 発生が確認されました。
現在、国・宮崎県をはじめとした 行政機関ならびに農業団体が、 総力を挙げた対応や 拡大防止策を講じています。
しかし完全な収束には 時間を要する模様です。
口蹄疫は 牛・豚・羊・シカなど 偶蹄類(ぐうているい)の 動物特有の伝染病で、 感染力が非常に強く、 一度発生すると、 発生地を含めた広い範囲で 飼育している家畜を 屠殺(とさつ)せざるを 得ないのが特徴です。 また人に感染することはありません。
北海道内の酪農・畜産農家は、 農場への立入り制限や 消毒薬散布などの自己防衛策を講じ、 口蹄疫の侵入防止に努めています。
JAグループ北海道では、 『今後とも北海道の皆さまに 信頼いただける安全・安心な 農畜産物を提供していきたい』 としています。
一刻も早くおさまって くれることを願いましょう。
それではまた来週。