松坂 「こんにちは。あぐり王国です! 今回は人口1500人の初山別村です。 こちらには美しい星が眺められる “しょさんべつ天文台’がありまして、 たくさんの方が訪れているんです」
森崎 「よし、見て待ってようゼ!」」
藤尾 「昼、昼、昼!」
松坂 「さて早速今回のテーマを発表します。 みんな読めるかな?」
ミウ 「もち!」
森崎 「新しい!斬新だね!」
ありさ 「みりん」
松坂 「正解!」
森崎 「と言うことで、今日はみりんだあ。 みんな、元気よく~~」
一同 「りんりん!みりーん!」
さて…もち米から作られる 和食に欠かせない調味料みりんとは どのような物なのでしょうか?
森崎 「みりんのこと、 もっと詳しく学びたい!」 松坂 「みりんとは、 もち米に米麹(こめこうじ)を加えたり 焼酎などのアルコールを加えたりして、 40~60日間熟成させたものです。 ちなみに14度前後の アルコール度数があるのです」 森崎 「日本酒並みですね」
藤尾 「大事な効果が書かれておりません。 6番目の効果なんですけど、 旦那がチョット優しくなる!」
あぐりっこ 「藤尾くーん、なにそれぇ~」
じゃーん、もんすけです。 お料理に生かす‘みりん’の 利用方法について、 和食料理のプロにお聞きしました!
海鮮料理 魚鮮(うおせん) 総料理長 岡 紀彦さん 「みりんは和食には 欠かせない調味料です」
岡さん 「照りやコクを出すだけでなく、 煮魚や野菜炒め・天丼や カツ丼にも応用がきき、 本当においしくなります。 ご家庭でも使えば、 おいしい料理ができますよ」
■海鮮料理 魚鮮 住所:札幌市厚別区厚別中央3条4丁目23 電話:011-894-6965 営業時間:17:00~23:00
松坂 「さてこちらにあるのは、 “本みりん”と“みりん風調味料”です」
森崎 「ひとくちに、みりんと言っても 2種類あるわけ?」
松坂 「実は“みりん風調味料”には、アルコールが 1%未満とほとんど含まれていないんです。 これは酒税法の対象外にするためなんです。 “みりん風調味料”は酒類販売業免許が 無いお店でも販売できるんです。」
森崎 「そうか…本みりんは お酒に分類されちゃうんだね」
松坂 「“みりん風調味料”は “本みりん”に比べると、 調味効果や魚の匂いを抑える 効果などは少ないのですが、 手ごろな値段で 購入することができます」
森崎 「本みりんとみりん風調味料。 2種類あると言う事が 初めてわかったかも!」
藤尾 「勉強になりましたね!」
森崎 「すごい倉庫にやってきました! みんな、これ全部、もち米だよ~」
もち米生産者 長坂 栄一さん 「すべて地元でとれたもち米で、 30㎏の紙袋が1万個あります」
森崎 「初山別のもち米は高品質なんですよね?」
長坂さん 「精米する前のもち米ですよ」
一同 「わー緑色だ~」
森崎 「みがいて真っ白くして もち米になるんですよね」
もんすけです! 高品質でおいしいと評判の 初山別村のもち米! どのようにして初山別村では、 もち米栽培が始まったのでしょうか?
JAオロロン 長谷川 剛さん 「明治時代より初山別村は うるち米を栽培していましたが、 平成10年にうるち米から もち米に転換しました!
長坂さん 「“星の雫”は みなさん方もご承知の通り 金粉が入っておりまして…」
森崎 「えぇーご承知してませんでした~」
森崎 「金粉の形が…なんだコレ?」
あぐりっこ 「星!星だ」
藤尾 「初山別には天文台があるからですね!」
あぐりっこ 「あー言おうと思ったのに~」
森崎 「なんだか、 チョーかわいいんですけどー」
長坂さん 「こちらの“茜の雫”は地元特産のハスカップを ブレンドしたリキュールです」
藤尾 「女性の方に人気があると思います!」 ご購入はこちら- 合同会社 しょさんべつ美醂屋(みりんや) TEL:0164-67-2533 FAX:0164-67-2537 メール:shosanbetsu_mirinya@movie.ocn.ne.jp 営業時間:9時~17時 定休日:土日祝日
星の雫(300ml入) 1本1500円(税込/送料別) 茜の雫(300ml入) 1本1500円(税込/送料別)
※なおJAオロロンホームページ (http://www.ja-ororon.or.jp/)からもご購入できます。
森崎 「子供たちにはこっちだよ! 何だソレ!見てごらん」
ミウ 「ハスカップ・砂糖・ トレハロースって…」
森崎 「それ、材料見てるんだろう~。 ハスカップジュースだよ」
ご購入はこちら- 初山別村役場ホームページ (http://business4.plala.or.jp/shosanbe/) ハスカップ果汁15%飲料水 410g 1本400円(税込/送料別) 180g 1本200円(税込/送料別)
松坂 「実は長坂さんのほかにも 熱い想いを持っているグループが いるんです。 もち○○○○隊って言うんですよ」
ミウ 「もち食べ隊!」
森崎 「それ、今の気持ちだね」
熱い想いをもつグループとは…
ペッタン ペッタン ペッタン
森崎 「あなたたちは なんという名前ですか?」
「私たちは初山別もち振る舞い隊です!」
もち振る舞隊とは初山別産もち米の 知名度向上を目的に平成20年に結成。 イベントなどで、つきたてのお餅を振舞う 有志の集まりなのです。
早速、あぐりっこ隊も挑戦!
あぐりっこ 「重い…」
悪戦苦闘しながらも お餅がつきあがりました。 そしてお待ちかねの…
松坂 「初山別のもち米を使ったお料理を 頂きましょう。JAオロロン女性部の みなさんです」
藤尾 「参観日みたいでドキドキ…」
JAオロロン女性部 黒田アヤ子さん 「まずはカジカの雑煮です。 初山別では昔から雑煮にカジカを 入れてたんですよ」
一同 「いただきまーす」
松坂 「すごい、おもちがトロっとしてる」
あぐりっこ 「いつも食べているおもちより もっとやわらかい!」
藤尾 「カジカもホロホロですね」
森崎 「ホットプレートが出てきましたよ」
黒田さん 「もちもちピザですよ」
※作り方は“レシピ”コーナーで
森崎 「初山別はたべものの おいしい村ですね」
黒田さん 「初山別は、やっぱり 女性がすばらしいからねぇ」
森崎 「僕が言うのもナンなんですが 手前味噌ですねえ」
JAオロロン 鳥羽 忍さん 「きゃあー」
森崎 「ぶははは…」
コメファイター 「…(打ち合わせにない 突然の出来事にボー然)」
森崎 「来ないと~! 守って!そして見逃さないで~」
鳥羽さん 「私のこと、いらないと思ってるんでしょ…」
コメファイター 「…(ペコリ)」
松坂 「こんにちは。あぐり王国です!」
森崎 「今日はチョットいつもと違いますね!」
松坂 「実はお二人に 食べていただきたいモノがあるんです!」
むつみ食堂 中西 忠幸さん 「お待たせしました。当店の自慢のラーメンです!」
森崎 「キレイな麺ですね~これ~!」
松坂 「いかがですか?」
森崎 「なまらうまい! すごい噛みごたえのある トゥルントゥルンな麺!」 松坂 「お二人は”麦チェン”という言葉をご存知ですか?」
中西さん 「以前は外国産を使用していましたが、 2009年11月頃から麦チェンして、 北海道産にシフトしています。 今は地元産の初冬まき小麦の ハルユタカを使用しています!」
森崎 「ハルユタカの初冬まきって 以前、江別で取材しましたよ!」
一同 「戸梶さ~~ん」
遠くで手を振る戸梶さん
森崎 「あんな場所に! めっちゃダンディー!」
森崎 「すごい雪ですね」
初冬まき小麦生産者 戸梶 昇さん 「1m20~30cm以上は降ります。 畑の上に雪があることで 土は外気にさらされず 保温され暖かいという 仕組みなんです!」
松坂 「この場所にハルユタカが まいてあるんですよね。 どうなっているか 見せていただきたいです!」
戸梶さん 「12月の雪が降る前に種をまいたので 芽が出て、ある程度のびていると思うよ。 ただ60cm~70cm掘らないと ハルユタカさんは顔を出さないからね!」
森崎 「みんな頑張ろう!」
張り切る藤尾! それを見て…
ミウくん 「藤尾君、パワーあるねえ」
アンナちゃん 「…大人は みんな こんなもんだよ!」
藤尾 「アンナはオレにキビシイよね!」
力を合わせ掘り進めること10分! 一同 「あったあー」
森崎 「根っこもスゴイ伸びている!」
あぐりっこ 「土から栄養をとりたいんだね!」
松坂 「この後はどうなるのですか?」
森崎 「すごい… どうやったら、こういう風になるんだ!」
藤尾 「きれいですよねえ」
森崎 「どんなふうに麺を作っているか 教えてもらえますか?」
田畑さん 「まず1時間程度ねって 生地をつくります。 その後、のばしと熟成を繰り返します。 2本の棒に麺を8の字にかけ、 熟成させる・・・までが前段階です」
森崎 「いつもやってらっしゃるコトを 見せてもらいましょう」
藤尾 「穴が開いていて、 そこに棒をさしているんだ!」
ビヨーーン
藤尾 「だ、だいじょうぶですか! そんな大胆に引っぱっても!」 松坂 「きゃああ~」
森崎 「切れないの?」
藤尾 「コシがあるってことですね!」
森崎 「やってみたいんですけど!」
森崎 「行くよ!こわい!」
従業員さん 「まだ、まだ、まだ」
森崎 「こわい!こわい!こわい! すごい弾力!」
この後、一番高い場所の穴にさして さらにのばしていきます。 田畑さん 「この後、自然乾燥して 2日後の午前中に完成します。 ハルユタカの麺は ゆでてそのまま食べても味があるよ!」
一同 「食べてみたーい」
森崎 「こちらのうどんって どちらのですか?」 Shop cafe 美花夢 大場志穂さん 「先ほど皆さんが行っていた たばた製麺さんの 雪の華舞(ハナマイ)です」
大場さん 「こちらも下川産ハルユタカのパンです」 松坂 「すごい!甘みの嵐です!」
森崎 「麦チェンして お客さんの評判はどうですか?」
森崎 「はふはふ… (振り返って)幸せです!」
■Shop cafe 美花夢 下川町幸町125 TEL:01655-4-2756