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2011年10月22日(土) | ♯165 果樹園がある大野農業高校
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2011年10月22日(土) |  ♯165 果樹園がある大野農業高校

今回のあぐり王国は
一風変わった場所からスタート!

森崎
の位置高いぞ~!しっかり!
 今週からあぐり王国は大相撲を行います」

佐々木
「違います!あぐり王国は
  北海道農業を応援する番組です!
 今回は道南、北斗市の
 大野農業高校にやって来ました。
 ご覧いただいている相撲部は大変強くて
 国体の常連校なんです」

というコトで…もちろん取組みを!

森崎
「東 河野関! 西 山本山!」

ガンバー!ガンバー
野太い声が相撲部屋に響きます…

森崎
「構えっ!待ったなし!OKっ!

山本山の胸に飛び込む河野関。

森崎「のこった!のこった!」

ペタン…
(河野関 思いっきり突っ伏す)

赤ちゃんをあやすかのように
優しく河野関をねじ伏せた山本山。

そしてなぜかビックリ顔の河野関。
(笑いをこらえる高校生)

河野
「それはずるいわ~」

今回お邪魔したのは道南唯一の農業専門校。
大野農業高校です。
では高校の特徴を教えてもらいましょう。

生活科学科3年 大山 大輝君
「本校は4学科を設けておりまして、
 農業科・園芸科・食品科学科・生活科学科の
 4つで間口を広げております」

森崎
「間口を広げる…」

佐々木
「なんか担当者の方になってきましたね」

今年で創立70年!。
歴史深き大野農業高校には
4つの学科があります。
作物の栽培・家畜飼育・
農業機械の利用法はもちろん、
それを使った応用力を養う【農業科】。

園芸に関する知識と技術の習得、
そして果樹について学ぶ【園芸科】。

さらに校内で採れる農作物や肉・牛乳を利用した
加工品作りを学び、
衛生管理に関する知識を養う【食品科学科】。

最後に【生活科学科】。
地元の小学生と食育体験をしたり福祉を学びます。
なかでも特徴的なのが…

2011年10月22日(土) |  ガリ勉君登場!園芸科の授業を受けよう

大山君
「本校には果樹園がありまして…
 リンゴだったりナシだったりを育てています」

森崎
「学校の持ち物として果樹園がある?」

大山君
「本校の果樹園は道内の農業高校の中でも
 1番大きく最大規模の果樹園となっています。
 とても広いです…」

森崎
「どのくらい?」

と、ここで大山君が豹変…

大山君
うううおおおああ~~っと」
(と、両手をめいいっぱい広げる)

森崎
「ザックリきたな!」

大山君
「門があるんですけど、
 その小屋みたいな所あけたら
 もう、ううおおああ~ !
 木がダダダダッ…ああ~広い

河野
「30分。大山君とトークでイイわ~」

ということで果樹園での実習があるという
【園芸科】2年生のクラスへ!

森崎
「では今日は正しい恋愛について語っていきます」

生徒「イエーイ!!」

森崎
「何コレ?果樹?」

河野
「果樹っていう教科書があるんだ」

森崎
「面白そう~」

早速みんなと一緒に授業を受けることに。

この日の授業は果樹栽培の基礎。
一体どんなことを学んでいるのかな。

教えてくれるのは中澤誠史教諭です。

と教室に現れたのは…ガリ勉リーダー!

河野 「なんで?」

河野
「ものすごいやる気満々じゃないですか?」

森崎
「お前達に負けないからな!
 絶対負けないから…

河野
「コイツ嫌なタイプの学生やな」

中澤先生
「普通は1年ごとに種をまいて
 野菜や花ができるんですけど
 果樹というのは長年ずっとそこに居続けます。
 木という形で。それを【永年作物】といいます」

森崎
「つまり果樹というのはすべて
 永年作物なんですか?」

中澤先生
「そうですね。果樹は木ですので。
 長いので100年ですとか…」

森崎
「逆にスイカ・メロンはフルーツの分類ですけど
 永年作物ではないので果樹ではないんですね」


2011年10月22日(土) |  知識が深まると…楽しくいただける!

続いては果樹を世話するときに
大切な作業についての問題です。

A「葉摘み」をする目的は?◎◎を埋めよう
------------------------------------
赤く着色する品種では◎◎◎に行う、
◎◎◎に密着した葉を主に除去し、
果実に◎が当たるようにする。
------------------------------------
早速ガリ勉リーダーが積極的に答えますが…

河野
「みんな見とけよ…うちのリーダー」

ところが学生達から笑いが…

河野
「先生チョット待ってください!
 これはアノ…
 何を書いているんですか!
 高校生の前で!」

リーダーの答えは、自粛!
変わりに河野が挑戦!

河野の答え
------------------------------------
赤く着色する品種では『おごそか』に行う、
『しめやか』に密着した葉を主に除去し、
果実に『ロト6』が当たるようにする。
------------------------------------

森崎
「なるほどね!コレは放送できる

正解はこちら!
------------------------------------
赤く着色する品種では『収穫前』に行う、
『果実』に密着した葉を主に除去し、
果実に『光』が当たるようにする。
------------------------------------

中澤先生
「葉っぱがあると光が当たらないので
 リンゴとか果実に密着したところは葉を取る!」

森崎
「スーパーでリンゴを手に取ったり食べるときに
 知識が深まると楽しく・おいしくいただけますね」

森崎
「チャイムが鳴ったので以上で終わります。
 起立!気をつけ~!絶叫!!
 わあああ~~」

河野
「聞いたコトない!
 何人かノッテましたよ!」 

北斗市の隣町・七飯町は
日本で初めて西洋リンゴが栽培された町。
この地域は昔から果樹栽培が盛んなんです。
そんな果物産地にある大野農業高校には、
道内の農業高校として
最大級の広さの果樹園があり、
園芸科の生徒が1年を通して
実習しているという事なんです。

園芸科3年生 川平 将斗君
「これはブランデーワインという洋梨の品種です。
 収穫できるのですが
 食べるまでに2週間ぐらいかかるんです」

森崎
「追熟が必要な品種ってことなんだ」

ブランデーワインはお預け…ということで
川平君が用意してくれたのは
バートレットという品種。

そのお味は-

森崎「美味い!」
佐々木「みずみずしい。水分が滴り落ちるくらい」

森崎
「今年は台風がきたり大変だったけど
 天気予報をみてナシの心配する?」

川平君
落ちるんじゃないかと心配しますね」


2011年10月22日(土) |  校内でまるでフルーツ狩り状態…!

他にも果物がなっているというので、
園内を歩いてみるとリーダー思い出の果物発見!

森崎
「ボクが東川町にいたときに
 じいちゃんばあちゃんが作ってて…
 『千両梨』って言うんです。
 北海道にしかないんです。
 1本の木から千両稼げるというコトで
 たくさん実がつく」

ブドウ棚の前で待っていたのは-
先ほど一緒に授業を受けた松浦 尚也君。

河野
「ボクの後ろにいたのが松浦君

佐々木
「私の隣に座っていたのが松浦君

河野
「リーダーの斜め後ろにいたのが松浦君

森崎
「いたのか!松浦」

松浦君「いました松浦!」

彼の家は七飯町で果樹園を営んでいます。

松浦君
「リンゴを主に育てていて、
 あとはプルーンと栗です。
 (学校で学ぶメリットは)
 家で育てていない
 ブドウ・サクランボがあるので
 自分の知らない果樹があるので
 勉強になります」

松浦君に学校の果樹園を案内してもらうと…
ナイアガラキャンベル…とまるでブドウ狩り!

ブドウやナシの他、リンゴ・マルメロなど
10種類もの果物を栽培しているコチラ!
中でもあぐり一行を驚かせたのは…

松浦君「コレです!」

森崎「くるみの木?」

河野
「くるみの木ってこんなに大きいの?」

デケ~~(絶叫)

果実を見てみると-

森崎
「小さめの梨に見えない?」

松浦君
「収穫時期になると自然に割れてくる。
 殻のまま乾燥させると
 みなさんが見るようなクルミになる」

乾燥前のくるみを試食してみると-

森崎
「なまらウマイけど!
 これって毎年なるの?ってことはコレは
 永年作物??

松浦君「ハイ!そうです」

河野「習ったやつ!習ったやつ!」

旧大野町、今の北斗市は北海道の水田発祥の地。
街には記念碑が建てられているんです。
大野農業高校でも稲作の授業には力をいれていて、
農業科では稲作を学びます。

農業科3年生 佐藤濯真君
「これは『はくちょうもち』もち米です」

森崎
「もち米以外は何を?」

佐藤君
「“ななつぼし”と“ふっくりんこ”を育てています」

道南で力を入れ栽培している「ふっくりんこ」。
平成18年発売の地域限定パッケージのイラストは
地元のJAと当時の大農生が連携して
考えられたものなんです。

佐藤君
「あとは長いもとジャガイモを掘ったり…」

このあとリーダーは手狩りをお手伝いし、
農業科の授業見学終了!
続いて農場長に案内されたのは-


2011年10月22日(土) |  学生を見守ってきた並木道…

森崎
「ご自慢の松並木ですね。
 何か意味があったんですか」

農場長 山城 誠さん
「もともと松の並木があったところに
 学校が建った!明治8年から、
 今から130年以上前に植えられていた!」

河野「立派ですね~」

山城さん
「道内で黒松並木は珍しいと思います」

山城さん
「正義・剛健・明朗という
 校訓があるんですけど
 それぞれを表す並木があるんです」

風雪に耐えながらも成長した
松並木には「剛健」を-
真っ直ぐ伸びた杉並木には「正義」を-
桜並木には「明朗」を表しています。

昭和16年、
地元から切望され開校した大野農業高校。

この並木は、
農業の担い手として学ぶ
1人1人を見守ってきたのです。

道南唯一の農業専門校、大野農業高校。
敷地内にあるお店では
学生が作った野菜や果物・加工品を
販売しています。
そこで人気のスウィーツを
製造しているのが食品科学科。
そのメンバーの中に…

河野
「おっと…いるじゃないですか!山本君。
 いつか倒してやるからな~」

★冒頭の相撲で負かされた山本大生君!

森崎
「大敗をきっしたからね」

食品科学科3年 斉藤涼太君
「ここではパウンドケーキ・トマトジュース、
 イチゴジャムの製造などをしています」

河野
「山本君!いっぱい食べられるから
 この科に入ったやろ?」

山本君「ハイ!」

山本君
「これはくるみのパウンドケーキです。
 うちの学校で採れたくるみです」

食べてみると-
森崎「うまいよ~」

ミルクも人気の商品!
農業科が搾乳し食品科学科が製品にしています。

河野
「メッチャうまいっすね」

森崎
「高校で学べてよかったことは?」

山本君
「モノを作る大切さや命の大事さを
 教えてもらったので…
 そういうコトを大事にしたいです」

濱村 未央さん
「人と接することが苦手なので、
 販売を通して人と接することの
 大事さを学べたので
 それを生かして頑張っていきたいです」

森崎
「高校生のときのオレがここに並んでいたら-
 こいつダメだ~ってなると思う」

河野
「ほんとダメやと思いますわ」

森崎
「自分で言っている分にはイイんだよ」

こんにちは週刊あぐりニュースです。

みなさん、おいしいものは好きですか?
大地の実りに感謝! 
来週末は北見にレッツらゴー!

オホーツク産の農畜産物、
そして加工品が一同に集結する催し物、
「オホーツク農業祭2011」が
来週末29日土曜日に開催されます。

オホーツクエリア15の青年部が協力し、
主催しているこのイベント。
地元で採れたじゃいも・
たまねぎ・キャベツにニンジンもちろん、
和牛や練りあん・ぜんざいなども販売予定!

さらに「食育」が学べるのも嬉しいところ。
牛乳についての解説があったり、
バター作りを体験出来たり、
農作物の育成過程の展示もあります。
トラクターの試乗もできるんです

なんと来場者の中から抽選で
地元の農産物や加工品が当たる
チャンスもあるという事。
収穫の秋、食欲の秋を
大満喫出来るイベントですね。

以上、週刊あぐりNEWSでした。

《第2回 オホーツク農業祭2011》
日時:10月29日(土)10時~14時
場所:北見市東三輪5丁目1-10
お問合せは-TEL0157-23-6151
(オホーツク農協青年部協議会)




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