さて本日のあぐり王国は キレイなお花からスタート!
藤尾 「キレイですねえ。 持たせてもらってもイイですか?」
と藤尾が花束を持った途端-
森崎 「ありがとうございました! お疲れ様でした、ありがと~~」
藤尾 「これからは河野がひとりで 頑張ります… って、ちょっと!」
佐々木 「この花は“デルフィニウム” 。 ただ今日はこの花だけではないのです」
佐々木 「コチラの町の名前がついた ブランド牛肉があるんです。 それが-【みついし牛】!」
森崎 「ヤッター!メッチャおいしいですよ! お花見て、おいしいモノもあって… 今日はイイ日だなあ~」
早速あぐりっこ達と合流!
佐々木 「今日やってきた新ひだか町三石は みてもわかる通り 馬がいっぱいいるよね? ここは競馬の馬・軽種馬の産地として 有名なんですが-」
佐々木 「 “デルフィニウム”というのも 育てているんです」
森崎 「みんな聞いたコトある?」
あぐりっこ 「ない!」
では“デルフィニウム”について 色々教えてもらいましょう。 馬を育てて30年、 “デルフィニウム”生産は9年目の 藤巻則弘さんです。
森崎 「お花をメインに育てているんですか?」
藤巻さん 「昔は軽種馬生産が主体だったんです。 ですが馬だけでは やっていけないということで 馬と花との複合経営で 花をやりはじめたんです」 三石周辺のエリアでは、 古くから軽種馬の育成が盛んに 行われていましたが、 時代と共にその需要が減少。 現在は収入確保のため、 軽種馬から花や野菜などの栽培に 移行した方が多いのです。
森崎 「両方やっているんですね! 花はドコにあるんですか??」
藤巻さん 「すぐ隣のハウスですよ」
森崎 「このハウスがそうなんですか?」
藤尾 「ホントに隣同士なんですね」
早速牧場の隣にあるデルフィニウムの ハウスを覗いてみると-
あぐりっこ 「うわ~~キレイ!いっぱいある!」 「スゴ~イ!ずっと奥まで続いている」
藤尾 「ココは春だね、スッゴク暖か~い」
森崎 「非常にかわいらしい花ですね。 主にドコに出荷されるんですか?」
藤巻さん 「関東・関西・札幌にも行ってます。 出荷して次の日にはもう着いてますよ」
藤巻さん 「うちは3種類やっています。 ひとハウス1万から1万1千本です」
森崎 「1万本のデルフィニウム!!」
ブルーやスカイブルー、ピンク、紫など バリエーション豊かなデルフィニウム。 アレンジメントなどで大人気ですが、 暑さに弱く栽培が難しい品種なのです。
佐々木 「よく見るとバレーボールの ネットみたいなのがあるんですけど…」
確かにネットの間からデルフィニウムが 花を咲かせています。
藤巻さん 「倒れないようにするんですよ。 結構伸びるんですよね」
佐々木 「折れたり倒れたりしないように ネットが掛けられてるんですね」
ココで突然鋭い質問が- トキオ君 「ここの土には馬のフンとか 入っているんですか?」
藤巻さん「あっ!入れてる…」
大人一同「うおおお~~」
藤巻さん 「馬がいるから、たい肥を完熟させて ソレを入れているんですよ」
じゃーん!もんすけです。 花の農家が54戸。 三石には花の街を支える 仕組みがあるんです。
それがこちらの “新ひだか町農業実験センター”。 ここは花の育苗や 野菜の栽培試験を行う施設で、 温度や湿度が適切な状態に管理された ビニルハウスが41棟あります。 種から苗へ育てるデリケートな期間を ココで生育することで 生産者の設備費や労力の負担を 軽減してくれているんです。 地元でのこうしたが取り組みが デルフィニウムの生産量 北海道ナンバーワンを支えているんだね!
お次はデルフィニウムの選花を 見せていただくことに-
藤巻さん 「こちらに規格表があるんです。 このサイズによって 秀品・A品・優品になります」
藤尾 「花のボリュームや長さなどで ランクを分けるんですね」
まずは定規のように 数字が書き込まれた机の上に 花を置きます。
森崎 「身長計みたいに (花の)一番高い所を80cmに合わせました」
その後、下の部分の要らない葉っぱや 枝葉を切り落とします。
森崎 「切っちゃうの?」
藤巻 「それでも7本(枝)ありますよね! これで秀品ですよ」
森崎 「イチバン良いクラスだ」
ではあぐりっこも選花に初挑戦! 余分な枝などをカットしていきます。
藤巻さん 「こうやって見たら 枝5本目くらいまで色付いてるしょ! これでOK」
最後は透明フィルムで包んで 完成です♪
森崎 「とれた~~」
あぐりっこ 「イェーイ!」
佐々木 「今使っているお花すべて 三石のお花なんです!」
藤尾 「こんなにたくさん種類があるんですね」
森崎 「しかも生花ですよね。自然の色ですね」
…と話している間に作品が完成! あぐりっこ 「キレイ!」
20年ほど前、 規格外品の有効利用として 始まった押し花作り。 これらはJR静内駅の 観光情報センター「ぽっぽ」で 販売されており、 花の街の特産品として 人気なのです。
あぐりっこも自由な発想で 押し花アートにチャレンジ!
しおりや絵葉書・コースターが 完成しました!
そして大人チームも…
森崎 「私のタイトル“規格外”!」
確かに… しおりのサイズから押し花が はみ出していますよ!
森さん 「子供たちは感性豊かだと思います。 でもリーダーさんは ダメね~!(笑い)」
三石の主力産業に成長したお花の栽培。 実はもう1つ三石には関東や関西で 人気だという有名なブランドも…
森崎 「チョット待って…デカくねぇ?」
あぐりっこ 「闘牛みたい」
森崎 「僕真っ赤なんですけど!大丈夫?」
61軒で育てられている 黒毛和種 “みついし牛(ぎゅう)”。 人気ブランドの秘密を この道37年の畑端(はたばた)博志さんに 教えていただきましょう。
畑端さん 「ここでは生まれた赤ちゃん牛も含めて 約150頭います」
森崎 「みついし牛は乳牛ではなく 肉になる牛なんだよ」
トキオ君 「脂がたくさんのってそう」
森崎 「わかるのソレ?」
畑端さん 「生産者全員が濃厚飼料を 統一しているんです。 なので食べても味がほとんど 変わらないのが特徴ですね」
森崎 「均一化されていて安心な味!」
畑端さん 「食べて美味しい柔らかい肉に 仕上がっています」
畑端さん 「寝床も地元産のおがくずなんです」
藤尾 「そこまでこだわっていらっしゃる!」
触ってみると-
ユウト君 「あたたかくてフサフサ!」
ヒイナちゃん 「カワイイ!」
森崎 「お肉になっちゃうんだって…」
畑端さん 「だからね、ウチにいる間はずっと 可愛がってやってるんだよ。 生まれたときから、ずっと…」
森崎 「そうかあ~」
森崎 「ちなみにアチラにいる方は?」
畑端さん 「息子です」
森崎 「気に入らないくらい カッコイイですね!」
森崎 「将来はどうされるんですか?」
息子の俊樹さん 「高校を卒業して後継ぎとして 帰ってきたので、 ずっとこのままやるつもりです」
畑端さん 「自分がやってきたことが 間違っていなかったかなって… 大変な時期もありましたけど これからもずっと “みついし牛”を広めていける」
佐々木 「中身までイケメンですね」
森崎(恐ろしい笑顔で-) 「気に入らないな~ しっかりしてるな~も~」
三石自慢の人気ブランド「みついし牛」。 リーズナブルなお値段で楽しめるのが こちらのお店《味処あおい》さんです。
■味所あおい 住所:新ひだか町静内吉野町4丁目2-5 電話:0146-42-9008
森崎 「“みついし牛”オープン!」
一斉に「わあああ~~」
佐々木 「ランクはA5(最高ランク)!」
畠山喜公店長 「モモ肉です。 畑端さんのところのお肉を 仕入れています」
では目の前で焼いて頂きましょう!
ジュウーーーー
興奮状態のあぐり一行。 「うわあ~」 「たまらない」 「すげえ~」
もんすけです! 関東や関西を中心に高い人気。 そんな“みついし牛”の販売に 力を入れているのが 地元・三石の《ふゆさわ精肉店》。 こちらは店頭販売はもちろん、 電話で地方発送にも 対応してくれるんだって。 食べてみたいな~~~ ■ふゆさわ精肉店 住所:新ひだか町三石本町153 電話:0146-33-2515
森崎 「出ました!ステーキ定食です。 ボリューム満点ですよ」
畠山店長 「皆さんに食べていただきたい ということで、 リーズナブルな値段で提供しようと。 お肉は200gです」
森崎 「心から感謝を込めて・・・ いただきま~す!」
トキオ君 「やわらかい!すんごい」
森崎 「ブッシュブシュ!」
藤尾 「肉一切れでご飯2杯はいけます」
畠山店長 「A5ということで脂が乗っていて 甘味がでているので うちの場合はこれを選んだんです」
森崎 「お肉自体の味が高級なお味!」
そして店長オススメなのが “みついし牛”のあぶり寿司と “みついし牛”のスジ煮込み。
あぶり寿司を食べた感想は-
森崎 「あっ無くなっていく~~」
藤尾 「待って~消えないで~贅沢やな」
シメはスジ煮込みを ご飯に乗せて牛スジ丼!
あぐりっこ 「喉に吸い込まれて行く!」
ヒイナちゃん 「う~~ん!」
森崎 「イイね~」
7月3日に行われる 「蓬莱山まつり」で“みついし牛”と お花の即売会を開催しますよ。 みなさん是非行ってみてくださいね~
■みついし蓬莱山(ほうらいざん)まつり 会場:新ひだか町三石 蓬莱山公園 開催:2011年7月3日(日) お問合せ:新ひだか町三石総合支所商工観光課 電話:0146-33-2111
こんにちは週刊あぐりNEWSです。 今日はおいしいチーズの話題です。 以前取材に伺ったあの方から ビデオレターが届きました。
半田さん 「森崎さん、藤尾さん、佑花さん、 そして、あぐりっこのみんな! 大樹町の半田です。こんにちは!」 藤尾 「以前番組でお邪魔した 大樹町の半田ファーム。 半田さんが原料からこだわり抜いた 愛情たっぷりのチーズに みんな魅了されました。 そしてこの時にみんなで、 ゴーダチーズの作り方を 教えていただきました」
半田さん 「さあみんな、チーズが出来たよ。 ちょっとだけ味見ね! う~~~ん、最初としては なかなかの出来ですよ! かなり硬いチーズに仕上がっているから パスタにすりおろして食べたら おいしいと思いますよ。 また機会があったら来て下さいね! さようなら~」