あぐりっこ 「わかんな~い!!」
森崎 「すごいブランド野菜だよ~」
ななかちゃん 「十勝川西フキノトウ!!」
森崎 「いいね~かわいいな!」
河野 「春やな~~!」
ナオキ君 「僕は…長いもだと思う!」
森崎 「…長いも…ふーん…」
森崎 「(自信を持ってハッキリと) “十勝川西長いも”です!」
※一瞬現場の空気が凍る…
森崎 「あっ!言っちゃった…」
※ホントは答えはもう少し後だった…
河野 「広いっすね~」
森崎 「広いだろ~!」
というコトで “十勝川西長いも”を丹精込めて育てている 児玉 和秀さんに教えていただきましょう。
児玉さん 「この畑の1列で360m位あるんだけど それで7000本ぐらい! (長いもが埋まってる)」
一斉に「え~~!!」
佐々木 「1列??」
河野 「何列あるんですか?」
児玉さん 「50列ぐらいあるね!」
森崎 「50列×7000本= え~と…」
森崎 「35万本!!」
一斉に「え~?」
森崎 「我々の立っているこの畑に 35万ボーン!」 (なぜか興奮するリーダー)
さてこの長いもでは どのように収穫しているのでしょうか?
畑を見てみると深く掘った溝が出現!
森崎 「崖だ!どうして掘っているの?」
児玉さん 「(長いもの列と列の間) その間を掘っていって、 人が中に入って取っていくんです」
溝を掘る作業を見せてもらうと、 登場したのは「ショベルカー」。
突然、長いもの列と列の間を 掘り下げていきます。
一同 「うぉ~」
森崎 「すごいギリギリだ~」
河野 「キズついてないよ長いも!」
森崎 「しかも掘った土で 隣の列を埋め戻している!」
河野 「これ賢いですね~」
児玉さん 「この1列360mを3時間半から 4時間ぐらいで掘ります」
森崎 「速いですね~」
早速掘った溝に児玉さんが入っていきます。
河野 「結構、深さありますよね~」
児玉さん 「(壁面の土を)崩していく!」
森崎 「ハイ出た~! ここまで掘ってくれたら 簡単に取り出せるよね」
収穫したての長いもを持ってみると-
森崎 「ズッシリ感がある!」
るるちゃん 「凛々しい」
森崎 「(長いもの頭の方をさして) こっちからものスゴイ 長いツルでてますから!」
児玉さん 「(ツルの長さが)3m50cmくらい」
森崎 「3m50cmくらい!?」
河野さん 「それだけ上にあがって いっぱい太陽の養分を浴びているのを ツルに凝縮させているんですね」
ではあぐりっこ初の長いも収穫体験!
壁面の土を崩しながら、 掘り出していきます。
森崎 「よーし、いいぞ~」
なんとナオキ君、同時に2本収穫!
河野 「でけえ~」
ナオキ君 「重い!!」
とれたての長いもを洗い、 皮を剥いてみると…
あぐりっこ 「しろ~い!」
森崎 「とにかくね イタリアンジェラードに 見えるんです…」
いただいてみると-
森崎 「うま~い!!」
ルルちゃん 「シャキシャキしてる」
ショウタロウ君 「粘々していて梨みたいだった!」
洗浄選別施設にやって来たあぐり一行。 目の前で大量の長いもが 洗浄されていますが…
河野 「あの~選果場で白衣を着るのは、 初めてですよね~」
森崎 「だってヘルメットの中に アミアミまで被っていますからね」
河野 「そうなんですよ…」
JA帯広かわにし 常田 馨さん 「ここは世界一安全安心な “十勝川西長いも”を支える 大事な心臓部なんです。 だからこの格好なんです」
森崎 「世界一ですか」
常田さん 「世界一という自信があります!」
次に移動してきたのは選別場。 足元でたくさんの長いもが 移動していきます。
常田さん 「この流れている長いもは 18通りに選別されています」
常田さん 「その選別はこの機械で行ってます。 良いモノ悪いモノのカタチを見ています。 曲がっているか、傷があるか判定してます」
森崎 「ハンサムかどうかだ」
河野 「ここ通るのイヤですねえ~」
次にやって来たのは-
常田さん 「ここは最終チェックの段階で 人の目で確認しながら 箱詰めする場所です」
森崎 「最後は人の目なんですね」
低温倉庫を覗いてみると-
河野 「めっちゃありますね」
森崎 「団地じゃん!」
常田さん 「現在あるのは7000ぐらいケースですね。 多いときで15000ケース以上 ありますね」
常田さん 「1日の出荷が約8000~9000ケース。 多いときには10000ケース以上! なのでこれだけの在庫を持って いなければならないんです」
森崎 「そんなにいるんだ~」
森崎 「これからも信じています!!」
河野 「頑張ってください!」
森崎 「よっ、がっぷり四つ!」
じゃ~ん、もんすけです! 海外にもファンが増えている長いも。 実は、秘められた健康パワーも 人気の理由なんだって!
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授 「長いもは“でんぷん”が主成分で 他のいもとも共通します。 ところが、長いもは消化を助けてくれる 酵素がいっぱい入っています。 デンプンを分解するアミラーゼや タンパク質を分解するプロテアーゼ。 例えば、ご飯に長いもをかけると この時にご飯のデンプンをすでに 消化してくれていますし、 マグロに長いもをかけると、 この段階でタンパク質を消化してくれます。 なので消化するチカラが弱っているとき、 長いもは非常い助けになるんです!」
なるほど~。 消化酵素がすごいってことは 体調不良や夏バテの時にもバッチリだね!
最後は農村料理研究会 おびひろの味銀行の 林恵美子さんから“十勝川西長いも”を 使ったレシピを教えてもらいましたよ。
※詳しくはレシピコーナーへ
長いもジュースに長いも団子、 ピロシキ・つくねをご馳走になった あぐり一行。
佐々木 「つくねを食べたんですけどね、 シャキシャキした感じ 入っていますね~!」
林さん 「すってあるからシャキシャキは ならないと思いますけど!」
一同大爆笑!!
河野 「林さんハッキリしてる!」
佐々木佑花の週刊あぐりニュース!
今日はは道北の名寄から、 こちらピリッツーンッとおいしい ビデオレターが届きました。 山わさび生産者 大西潔さん 『あぐり王国をご覧のみなさん、 こんにちは。 私が育てた「山わさび」が 収穫になりました。 このピリっとした味わいを 楽しんでください』
JA道北なよろの山わさびは、 毎年5月と11月頃に 収穫が行なわれます。 もともとは山に生えていた わさびの根を15年ほど前に 畑に植えて栽培が始まったそうです。
今収穫しているのは、 去年の5月に畑に植えたもので 1センチくらいだった直径が 1年で4センチほどに成長しました。
この名寄の山わさび、 国道40号線沿いにある「道の駅」でも 販売されています。 また札幌など道内の市場に 出荷されているほか、 道外では共同購入などで 人気なんだそうです。
大西さん 『最高においしいのは、 わさびに醤油をたらし鰹節を混ぜて アツアツのご飯にのせて食べるのが おススメです。ぜひ1度お試し下さい』
こちらに用意して頂きました! 良い香りですね。いただきます! (山わさびごはんを食べる佐々木アナ) うっピリッと!けどすごい爽やかですね~ あっうっ、けどっ、やっぱり… 辛い…