実りの秋、収穫を祝い、 各地で行われるお祭り「収穫祭」。 そんな中「世界に名を刻む」大収穫祭が、 旭川の地で行われようとしていた…
今週のあぐり王国ネクストは… 北海道最大規模の収穫祭へ! 道内有数の米どころならでは 「おにぎり」で世界記録を目指す、 ちょっと変わったイベントに、 あぐりメンバーも参戦! 番組史上最多となる出演人数で、 一体どんな記録に挑戦するのか…!?
憧れ 「旭川市内にある道の駅に来ました」
森崎 「なんかすごい人がいっぱい集まってる。 駐車場も満杯! なんか楽しいイベントがあるんでしょう!」
憧れ 「そうです!こちら“秋の大収穫祭”の イベントが行われているんです。 しかもですね…目玉企画があって おにぎりを使った、 あるギネス世界記録に 挑戦するそうです!」
森崎 「おにぎりを使ったギネスだって…」
カケル 「思い浮かばないですね…」
森崎 「今日のあぐりっこもキョトンです…」
憧れ 「どんな世界記録に挑戦するかというと おにぎりを同時に握った 最多人数を競う ギネス世界記録です!」
森崎 「その前に2人! おもぎり握ったことある?」
カケル「ありません!」
アヤノ 「お母さんの手伝いではあるけど… ぐちゃぐちゃになる…」
おにぎりを握った経験は少ない、 あぐりっこの2人。 まずはイベントが行われている会場の中へ―
森崎 「すごい賑わってる!たくさん人がいる」
憧れ 「今日お世話になります北野さんです」
イベント運営者のひとりである、 JA上川地区青年部協議会の北野裕介さん。 普段は名寄でカボチャやジャガイモなどを 育てる生産者さんです。
森崎「たくさん人が来てるじゃない」
北野さん 「ありがたい限りですね~ 秋の大収穫祭では 上川の13JAが一同に会して いろいろな特産品を販売しています」
憧れ「楽しそう~♪」
森崎 「今日は世界に挑戦するんですよね?」
北野さん 「そうです! 全国のほかの地域でもおにぎりの ギネス世界記録への挑戦をしていて…」
地球上のあらゆる世界一を認定する 「ギネス世界記録」。 おにぎりギネスの挑戦は、 日本の和歌山県・みなべ町から始まり、 各地の米どころが競うように 更新ラッシュを続けているんです。 これまでの世界記録は、 福島県湯川(ゆがわ)村の976人!
そんな中、旭川が狙う人数とは…?
森崎 「いくつのおにぎりに挑戦するんですか?」
北野さん 「1000人は超えたいです!!」
北野さん 「そういうことです!その時間に合わせて “ゆめぴりか”の新米を炊き続けています」
森崎「新米炊いてるんですか!」
憧れ「どれくらいの量になるんですか?」
北野さん 「だいたい…100キロぐらい」 森崎「すごーい」
なんと!今回のギネス世界記録に必要な お米の量は、およそ100キロ! しかも“ゆめぴりか”の新米を使うという、 米どころ・上川だからこそ成せる技です。
そして、その記録には知られざるルールが…
北野さん 「5分以内に一人一個のおにぎりをにぎる。 100グラム以上なんですけど。 ほかにも中の具が見えてはいけない。 あと…90%以上の成功がないと 記録が達成できないというルール」
森崎 「1000個のおにぎり中、900個のおにぎりが 成功しないと認められない」
憧れ「けっこう厳しいですね」
じゃじゃん!もんすけです! 上川地区のJAが一同に会して行われた、 秋の大収穫祭!改めてイベントの意義を 主催者の方に聞いてみたよ!
上川地区農業協同組合長会 会長 中島道昭さん 「上川地区は帯状に長くて、 その中に13のJAがございます。 各地域に高品質な農産物があります。 その食材を消費者みなさんに知って頂くための 収穫祭を開催しました…
そして“おにぎり”というのは 一言でいうと“おむすび”。 “むすび”というのは 『つながり』です。 このことによって消費者と生産者が 結びつくこと。このことを大事にし 米どころ・上川を日本全国に 知ってもらいたいという思いもあります」
おにぎりで、消費者と生産者をつなげ、 世界に米どころ・上川をPRしようという 今回のイベント! 世界記録への挑戦なんて、ワクワクするよね!
おにぎりギネス世界記録への挑戦は、 イベントのクライマックスということなので、 まずは上川地区各JAのブースを巡ることに…。
北野さん「こちらがJAひがしかわです」
森崎 「いやーどーも。ただいまっ!」
JAひがしかわ 「東川町のそば粉と米粉を使った 田園そばを販売しています!」
さっそく試食がやってるくと…
森崎 「うん!うまいっ! 米粉のもちもち感がすさまじい(笑)」
上川地区には「日本一」を誇る地域も多く、 こちらのJA道北なよろはもち米の生産量が 日本一なんです!…ということで?
森崎 「岡山のきびだんごにも名寄のもち米が 使われている!」
憧れ「私これしょっちゅう食べるんです!」
ひと口パクリ…
アヤノ「もちもち♪」
さらにこちら和寒町などを含むJA北ひびきは、 カボチャの生産量が日本一! そのカボチャを贅沢に使ったプリンを いただきます。
憧れ「おいしい~♪」
JA北ひびきの皆さんも大喜びです。
各地の特産品を試食して巡るあぐりメンバー。 そんな中、現在も大変な状況が続く、 あの地域のブースも…
北野さん 「8月の台風によって 甚大な被害を受けたんですけど 出店して頂きましたJAふらのです」
JAふらの 「南富良野町では台風で水に浸かった ジャガイモがほぼ全滅してしまったりと 色々ありましたので…」
森崎 「全滅ですか… じゃあほかの富良野の中でですね」
JAふらの 「現在もボランティアの方々に毎日来て頂いて 畑にある砂や木を除去する作業ですとか 水についたアルバムを復元する作業など いろいろあります」
北野さん 「続きまして、こちらでは “かみかわカレー”を販売しています」
JA上川地区女性協議会 会長 辰巳明美さん 「ジャガイモ・ニンジン・玉ネギ・豚肉 すべて上川産です。お米も上川産!」
上川地区の女性部が作る「かみかわカレー」。 お米に野菜そして豚肉まで、 具材はすべて上川産です!
ではいただきま~す!
アヤノ 「野菜がホクホクでやわらかくて すごくおいしい。 豚肉もプリプリでおいしい!」
森崎 「しっかりと腹ごしらいをして 午後からのチャレンジに備えましょう」
さあ「おにぎりを同時に握った最多人数」で、 ギネス世界記録へ挑戦します!
森崎「ちょっとにぎわいがすごい…」
憧れ「緊張してきましたね」
ゲートを通ると-
森崎「ハチマキを巻く!?」 憧れ「かわいい~挑戦中!」
さあ、あぐり一行もハチマキ巻いて 森崎「頑張ります!」
入口を通ると、カチッカチッ
森崎「今、数えられました」
会場に入ると…
森崎「すごい人数!!」
そして、その人数をひとりひとり カウントしているのはギネス公式認定員。
この時点で、参加人数を知っているのは、 認定員のみ! イベント最後の発表まで、わからないんです。
改めて、おにぎりギネス世界記録のルールは 参加年齢は小学生以上、制限時間5分以内に、 1人1個のおにぎりを握ります。
形は、三角、丸、俵、どれでもOK! しかし、形が悪かったり、 中の具が見えていたり 隣同士で助け合ったりした場合はノーカウント。
参加者全体の90%以上が成功しないと、 たとえ人数を更新しても、 記録にはならないという、 意外とシビアなルールがあるんです!
さあステージ上には なんと!あぐりメンバー登壇。
憧れ「すごい人…」
みんなガチガチに緊張してます。
司会「自己紹介をお願いします」
森崎「がんばれ!」
急にふられたあぐりっこでしたが…
カケル 「あぐり王国の方から来ました 南と申します。 宜しくお願いします。 おいぎりを作ったことはありませんが がんばってみたいと思います!」
いよいよリーダーです。
森崎 「あぐり王国北海道の森崎博之です」
いええええ~い(大歓声)
森崎 「みんなで頑張って ギネスブックにのろうや!」
いええええ~い(パチパチパチ)
1個のおにぎりとの真剣勝負…。 失敗は許されない緊張感…。 あとはただ、握るのを待つのみ…。
そしていよいよ、その時が…!
ギネス世界記録 公式認定員 マクミラン彩さん 「ではここから私の合図から 5分間で仕上げていただきます。 それではギネス世界記録への 挑戦が始まります。 3・2・1・GO!」
さぁ今 「おにぎりを同時に握った最多人数」への、 ギネス世界記録が一斉にスタートしました!
カケル「まず開けられない…」 森崎「ゆっくりでいいんだよ」
おっと、おにぎりを初めて握るカケルくんは、 パッケージからごはんを出すのに手間取ってます。
森崎「梅干しがこぼれたらアウトです」
そして早くもリーダーは、 梅干をおにぎりの中に入れています! 手馴れたものです!
一方、普段料理はあまりしないという 金井アナですが、 さすがにおにぎりは握れるようです!
アヤノちゃんは、 お母さんの手伝いで握ったことはあるものの、 これほどの大人数の前で握るのは初めて! 緊張のせいか、ちょっとぎこちないか!?
現在の世界記録は976人! その更新を目指す、 米どころ・上川の挑戦が続いています!
森崎 「手伝っちゃダメなんですよね。 小さい子も自分でにぎっています」
そう、握るのを手伝ってはいけません! 子ども達も失格にならないよう真剣です。 不正行為がないかチェックする、 ギネス公式認定員の厳しい目が光ります!
認定員「4分経過であと1分です!」
さぁ、残り時間が少なくなってきました。
森崎「できました!」 リーダーと金井アナは無事に完成したよう。
そして、あぐりっこの2人も… なんとか形になったようです!
さぁ目標の1000人越えは達成できるのか?
憧れ「かなり…」
認定員「STOP」
森崎「うおおおおお」
認定員「これから審査に入ります」
森崎「いや!できたでしょう!」
憧れ「おねがい…」
認定員が座り込んでチェックします。
憧れ「いやードキドキする」
アヤノのおにぎりを裏返してチェック。
憧れ「えっ?」 アヤノ「こわ~い…」
一個一個、全体も裏もチェックします。
森崎「うおおお」 憧れ「ドキドキする」
認定員のチェックを終え、 ホッとしたあぐりメンバー。 すると…?
お隣のおにぎり前で認定員の表情が 少し曇ります…
憧れ「えっ?」 森崎「なんでしょう…」
するとカチッ!!
憧れ 「あ~っ!認定員がカチッて押しました!」
確実に何かカウントしたようです。
憧れ 「梅干しは見えないですもんね」
森崎 「形は三角か俵か丸なので…」
憧れ 「これが三角として認定されない??」
真偽の程はわかりませんが、 その後も厳しいチェックを続ける認定員。 あぐりメンバーにも、緊張が走ります…。 果たして、どうなるのか!?
森崎 「もしあの調子ではじまれるのなら この先もありますよ… キレイに丸や三角にならないかも…」
憧れ「結果が気になる」
森崎「最後まで分かんないね…」
旭川で行なわれた、 おにぎりギネス世界記録への挑戦! 福島県湯川村の976人を越えれば記録更新! いよいよ、結果発表の時が…
森崎「いよいよ結果発表です」
ギネス世界記録 公式認定員 マクミラン彩さん 「本日この場で行われたのは ギネス世界記録への挑戦! “同時におにぎりを握った最多人数” というものです」
マクミラン彩さん 「それでは発表します。 この場で有効な人数として確認されたのは…」
緊張するあぐり一行。 どきどきどき・・・・ どきどきどき… どきどきどき…
マクミラン彩さん 「1273人」
あぐり一行 「ヤッタ~~」「いえ~い!」
ギネス世界記録を達成して…
北野さん 「ひとりひとりのおにぎりが重なって 1273人という記録が出来たので みなさんにありがとうと言いたいです」
北野さん 「次は2000人を目指したいですよね」
…と喜んだ1週間後。
みなさんこんにちは! 今日は「JAいしかり」から、 大人気の漬物を紹介するよ。
先月番組でも取材した 石狩のダイコンとサケを使った、 漁師伝統の味「石狩漬け」。 JAいしかり地物市場「とれのさと」で 大人気の「石狩漬け」は10リットル樽の 予約申し込みを受付中! お届けは、12月上旬から中旬なので、 慌ただしい年末年始、 食卓を飾るひと品にオススメ! ご飯のお供にもピッタリだよ。
以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!
【いしかり漬け予約申し込み】 商品)いしかり漬け10L樽(約7kg) お届け)12月上旬~中旬 申し込み)JAいしかり地物市場とれのさと 住所:石狩市樽川120-3 電話:0133-73-4500
正解は「斜里町」でした