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2018年09月29日(土) | 大迫力の収穫とは?
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2018年09月22日(土) |  歴史の重みを感じる…

平山さん
「今も販売しているきらら397!


「やっとなんか聞き覚えのあるのが…」

平山さん
「今までの寒さに強くて早くとれるという
 目標からおいしさも加わって
 きらら397が誕生したんです」

リーダー
「寒さに強く、かつおいしいお米を
 育てなければならない。
 これがきらら397の台頭に繋がる訳ですね」

レオ「ななつぼし!!」

リーダー「でた!ななつぼし」

平山さん
「2001年にななつぼし。
2003年にふっくりんこ 」

リーダー
「ふっくりんこ!道南ですよね?」


平山さん
「道南と空知北部で作られています」

平山さん
「そして2008年にゆめぴりかが誕生」

リーダー&森「やっと来た~♪」

リーダー
「やっとたどりつきました。
 会いたかった!10年前…
 あぐり王国も2008年に誕生しています」

改めて北広島で「赤毛」の栽培に成功した
1873年から、様々な品種が生まれ、
「ゆめぴりか」が誕生する2008年まで…
実に135年もの歳月を経て、
今日の北海道米があるんです。

リーダー
「毎年更新して植えているのがスゴイですね」

平山さん
「こうやって見に来られる方も多いので
 北海道の稲の歴史っていうのを知ってもらうのに
 並べて…これ全部手植えで…」

リーダー「これ手植えでやってるんですか?」

平山さん
「機械で植えると…逆に大変!」

「すごくキレイに手植えしてますね…」

リーダー
「そりゃあ信じられないですねえ。
森さんにしてみれば」

「きらら397」や「ゆめぴりか」を生んだ
上川農業試験場で、
北海道米のおいしさの進化を裏付ける、
こんなデータを知ることに…。


「北海道米を北海道の人が
 どれだけ食べているのか?というグラフです」

リーダー
「きらら397は1989年デビュー、
 41パーセント(が北海道の人)
 それ以外が道外米を食べていたんですか?」

平山さん
「そうですね。コシヒカリとか
 あきたこまちとかを食べていた」


「確かに私が子供のころも
 北海道米じゃなかったです」

リーダー「貴様っ!!!」

「ごめんなさい…」

そんな北海道米でしたが、
「ほしのゆめ」や「ななつぼし」、
「ふっくりんこ」に「ゆめぴりか」と
おいしさを追求した、
新たな品種が生まれるにつれ、
道民への浸透ぶりも
飛躍的にアップしていったんです!

リーダー
「2013年の数字!91%!
 つまりみんなが北海道米はおいしんだと
 認めたんですね。
 これは快感だったんじゃないですか?」

平山さん
「昔はお店に行っても
 北海道の米が並んでいなかった。
 それが今はお店にいくと
 北海道米がズラリと並んでいる!
 みんなが食べてくれている感じです!」

リーダー「今はどこのお米を食べているの?」


「北海道米を食べています!」

リーダー
「森さんでさえ北海道米を食べるようになった!」


「別に私…北海道米を否定していた訳では
 ないんです!」


2018年09月22日(土) |  冷たい水田ってなに?
この数十年で、
目覚ましい進化を遂げてきた北海道米。
中でも、最高峰と呼ばれる
「ゆめぴりか」を開発した、
上川農業試験場ですが、
そんな「ゆめぴりか」でも、
まだまだ改善の余地があるそうなんです…。

平山さん
「味というところでは
 かなり良い所を行ってると思うんですけど
 作り易さというところでは
 実はゆめぴりかは作り易くないんです。
 病気や寒さにまだ少し弱かったり…
 そういう意味では生産者にとって
 作りやすい米を作らなきゃならない!」

リーダー「どうやってやるんですか?」

平山さん
「寒さに強いかどうかは
 冷水田というわざと冷たい水で
 稲を冷やしているんです」

リーダー「これ冷たいんですか?」

「ゆめぴりか」に更なる作りやすさを求めた
研究のひとつが、この「冷水田」。
冷害などが起きても、
寒さに耐えられる稲にするため、
24時間冷水を循環させ、
生育期間の2か月ほどを、
あえて冷たい水にさらし続ける環境を
作り出しているんです。


「こっちは普通の水田、25℃くらいです」

平山さん「たぶんかなりあったかいです」

早速レオ君が触ってみると…
 
レオ「生ぬるいかんじ!」

一般的な水田が25℃くらいなのに対し、
冷水田にも手を入れてみると…?

レオ「あっ!冷たい!」

森「本当?」

レオ「全然違う!」

リーダー
あっ冷た~い!しゃっこいです!」

平山さん
「一応19度にくらいに設定しています。
 寒さに強ければ8割くらい実るんですけど
 弱いと2割くらいしか実らない…とか
 全く実らないとかになってしまうんです」

森「だいたい何品種くらい植えられている?」

平山さん「だいたい2000種類ぐらい…」

あぐり一行「2000品種!???」

リーダー「これも手植え?」

平山さん「手植えです」


「ええええ。じゃあ、こん中(冷水田)に
 足をつけるってことですか?」

平山さん
「こんなに水はないですけど…
 田植えの時は普通に水をひいて…」

リーダー
「田植えしたことあるよね?」

「…(笑)」

リーダー
「こんなに水あったら植えられないから普通!」

ほかにも病気に強いかどうか、
収量が多いかどうかなど、
何千・何万種類もの組み合わせから
データを採取し、
次なる品種の開発へ向け、
日々研究しているんです。

リーダー
「1個1個すごい数をそうやって
 調べていくんだって」

レオ
「何日かかったら終わるんだろう?」

平山さん
「1つの品種出すのに約10年かかるので…」

リーダー
「何日じゃなかったわ…」


2018年09月22日(土) |  食味試験に挑戦だ!

もちろん、研究するのは
「つくりやすさ」だけではありません!
水田に続いて試験場の研究室へ…。


「私達の前にズラット炊飯ジャーが
 並んでいるんですけど…」

平山さん
「これは食味試験といいまして
 最後においしいかどうかを調べます」

リーダー
「同じ条件で炊かなければいけないから
 同じ炊飯器で…」

平山さん
「ご飯だけを純粋に試験として食べてもらう」


「じゃあ味は変えられないって事ですよね?」

平山さん「変えられないです」

リーダー「生たまごとか納豆とか…」

平山さん
「食べ比べる時はしゃべってもいけない!」

リーダー&森「えええええ」

平山さん
「隣の人がこれ美味しいって言うと
 周りの人に聞こえてしまうので…」


「じゃあ無言でもくもくとご飯を食べ続ける?」

リーダー「楽しくない!」

米のおいしさや粘り、
やわらかさなどをチェックする食味試験。
条件を同じにするため、
水の量や米を研ぐ方向・回数までも
揃えて炊くのだとか。

リーダー
「まあ言ってもですよ… 
 私、ごはんソムリエの資格持ってます。
 実際に4品種の食べ比べとかもやってるんです。
 それで合格しているんです」


「もし間違えたら
 資格剥奪ということですよね?」

リーダー「…(固まるリーダー)」

普段は基準となる米に比べて、
どれくらいおいしいかをチェックする
食味試験ですが、
今回は特別にランダムに並べられた
歴代の北海道米5品種を食べ比べ、
開発した年代順に当てるという
テストを行うことに!

品種改良を重ねて、おいしさも向上した北海道米。
おいしいと感じた順に並べれば
結果的に新しい順になるのですが…。

粘りやツヤなど、見た目にも違いがあるので、
皆さんもお考えください!

平山さん
「では1番から食べてみてください」

パクパクパク…

リーダー「梅干しとか明太子とか…」

平山さん「ダメです」

リーダー
「食べた時の粘りの感じとか
 口に入れても香りとか感じられます」

森「次2番いきましょう!」

パクパクパク…

森「違いますね」

リーダー「1番から2番にくるとね…」

平山さん「時代を感じるでしょ」

さて3番目ですが…

森「どうしたイチカ?」

平山さん「ふだん食べない味でしょう?」

森「いつも食べてるお米と違う?」

イチカ「全然違う!!」

お次は4番目を試食中。

みんなニッコリ♪

森「顔に出ちゃいますね」

リーダー「出ちゃう♪」

最後に5番目は?

リーダー
「うわっ…あああ…
 水の量まちがえた?」

リーダー
「全部食べなくてもいいんだよ?」

レオ君、完食です♪

リーダー「ははは。試験しているんだよ」

…ということで5品種の食べ比べが終了。
果たして、あぐりメンバーの答えは…?


2018年09月22日(土) |  結果発表!

「ではみていきましょう」
リーダー
「まじで?イチカと⑤と③が違うよね。
 ここすごい迷ったの。
 でも⑤にはわずかにいい香りがしたの」


「私の順番はこちらです」

リーダー「それはないわっ!」


「⑤は絶対に1番古いと思う。
 ねえ~イチカ!!⑤は古いっ! 
 全部合ってる人いますか?」

平山さん
「全部合ってる人たぶんいる!」

歴代の北海道米5品種を、
年代順に並べる食味テスト。
あぐりメンバーの答えは、
全員バラバラですが、果たして正解者は…?


「見せていただきましょう。いきますっ!」

③(赤毛)
⑤(イシカリ)
②(ゆきひかり)
①(きらら397)
④(ゆめぴりか)

リーダー
「よおおおおおおおしっ!」

リーダー大興奮。
あまりの雄叫びに音声が割れました(笑)

リーダー
「うれしい…」
リーダー
「オレ…今年一番うれしいかも…」

リーダー
「森さんどうしました?
 惜しくもない森さん(笑)
 イチカ!惜しかったなあ」

森「③(赤毛)おいしかったですよ~」

リーダー
「1837年のお米…食べて…」

森「③おいしかった…」

なんとか、
ごはんソムリエの称号を守ったリーダー。
そして惜しかったあぐりっこのイチカちゃんから
こんな言葉が…。

イチカ
「思ったより差があって
 美味しいお米が食べられて
幸せだなって思った!」

リーダー
「イチカの言うとおり感謝がこもりますね。
 こんなに美味しくなったのは
 農家さんの毎年毎年の努力はもちろん!
 このたゆまぬ研究のおかげなんだっていうのが
 分かりましたね!」

平山さん
「お米と言えば新潟県だったのが
 北海道と答える方も多くなっている。
 評価も変ってきている!」

森「嬉しいことですよね」

リーダー
「とてつもないことです。誇りです!」


2018年09月22日(土) |  北海道米が沖縄で人気!
じゃじゃん!もんすけです!
今や北海道にとどまらず、
全国にも広がっている北海道米!
その最南端を調べると、
こんなところにまで流通していたんだよ!
はいさ~い!沖縄!
沖縄県は、お米の生産量が少なくて
実は、年間およそ1万トン以上もの北海道米が、
流通しているんだって!

その北海道米を仕入れている、
老舗の米卸メーカー「沖縄食糧」さんに、
沖縄での北海道米の評価を聞いてみたよ!

沖縄食糧 米穀部 識名盛史さん
「取り扱う米は日本全国あるんですけど
 ダントツで北海道米が多くて
 ゆめぴりかをはじめ、ななつぼし、きらら397、
 ふっくりんこ、きたくりんなどが
 船をチャーターして北海道から沖縄まで運んで
 輸送コストを下げる工夫をしながら
 販売されています」

識名さん
「ゆめぴりかは衝撃的でしたね。
 粘りが強くてあま味もあるので
 高級ブランド米として
 すでに沖縄では認知されておりまして
 ゆめぴりかからきらら397まで
 安定した品質を保ってもらっていますので
 工場も使いやすいという評価もありますし
 どの用途にもニーズにも代用できるのが
 魅力になっていると思います」
ちなみに沖縄県民に1番食べられているお米が、
ななつぼしときらら397をブレンドした、
この「無洗米守礼(しゅれい)」 という
オリジナル商品なんだって!
そして沖縄で人気の
こちらの定食屋さんでも、
お米は「ななつぼし」にこだわって、
提供しているんだよ。
島と卵の専門店 島玉 泉崎店
店長 浦崎 正人さん
「定食屋として
 ごはんをたくさん食べて欲しい
 という思いがありまして
 今回ななつぼしを使わさせてもらってます」
「一度、他府県産のブランド米に変えた時期が
 あったのですが、
 戻ってくるご飯の量が多かったりですとか
 おかわりの回数が減ったりという事があって
 これではいけないなと思い
 ななつぼしに再度切り替えました。
 おかわりの回数も増えたので
 それが正直なお客様の反応なんだと思います」

実際に地元のお客さんにも、
北海道米の印象を聞いてみたよ!

インタビュー
「自分の家でも北海道米を使っているので
 なじみがあるというか…
 すごい食べやすくておいしかった!」

ほかにも、こちらのホテルで開催されていた、
「北海道フェア」のランチバイキングでは、
ゆめぴりかが使われていて、
大好評だったんだって!

普段から「ななつぼし」や「きらら397」を
使っているそうで、
北海道米が高く評価されている証だよね!

最後に沖縄最大手のスーパーにもお邪魔すると、
北海道米の意外な用途がわかったよ!

サンエー那覇メインプレイス
岸本 唯季さん
「沖縄ではお中元やお歳暮のギフトとして
 お米を贈る習慣があって
 その中でもゆめぴりかは
 当店でも常に販売上位の商品で
 リピーターのお客様も多く
 沖縄県民の家庭で愛されているお米です」

普段から北海道米を食べているという、
こちらの方も?

インタビュー
「全然味が違うですよ、普通のお米とは!
 おいしいですよ!
 とってもおいしいです」

北海道から遠く離れた沖縄でも愛されている、
ゆめぴりかを始めとする北海道米!
こうして日本中で食べられてるなんて、
誇らしいよね!


2018年09月22日(土) |  北海道米は我々の誇り!
リーダー
「こうやって歴史をひも解いていくと
 毎回がゴールであり
 実はゴールじゃなかった!
 そもそもゴールなんて、ない世界!」
平山さん
「他の米に比べて劣っている部分が
 ないことはないので
 そこは変えていきたい!」
平山さん
「今一番必要なのは収量が多い品種。
 やはり生産者が減って、
 それに伴い水田も減ると…
「同じ面積でも多く取れなきゃならないので
 収量も重視して研究しています」

リーダー
「いつまでたっても打ち上げできませんね…」

森「ビール飲めない…」

リーダー
「いや飲めないことはないんだけど(笑)」

お・ま・け!

リーダー
「とにかく坊主なんですね」

平山「色々坊主があります」

平山さん
「風連坊主。
 あとは…ちんこ坊主…」

リーダー「何ていいました?」

平山さん
「それ聞きたいんですね。
 ちんこ坊主…
 珍しい子どもと書いて
 珍子坊主(ちんこぼうず)って言う」

レオ「酷いネーミングだなあ」

イチカちゃん…恥らっております…。
----------------------------------
9月15日のクイズ
「温泉熱を使って冬にトマトを育てているのは、
 森町のなに地区だったかな?」
 
正解は「濁川(にごりかわ)地区」でした。


2018年09月15日(土) |  ♯491 通年出荷の森町産トマトに注目!編

燦々と照りつける日差しを浴びて育つ、
夏野菜の王様と言えばトマト!

全国各地で生産されるトマトは、
季節によって出荷の産地を変えることで、
1年を通して旬のおいしさが楽しめる野菜と
なっています。

しかし極寒の冬がやってくる北海道でありながら、
地の利を生かした工夫によって
4月~12月までの長期出荷を
実現している産地が
あることをご存知でしたか?

今週のあぐり王国ネクストは、
秋から冬にかけても楽しめる
道産トマトに注目します!

森結有花アナウンサー
「道南の森町にやってきました!」

森崎博之リーダー
「天気悪いですね…我々がいる森町だけ!
 なんとかもってます」


「今回は森町のトマトに注目します」

森崎リーダー
「あ~トマト!残念ですね…
 トマトは夏野菜ですから
 もうね…ないですわ。
 もう時期が終ります!
 うちの家庭菜園でもトマト育ててますが
 だいぶ終わりましたよ」


「森町のトマトは4~12月頃まで
 出荷されているんだそうです」

森崎リーダー
え~無理無理!
 知ってました?
北海道雪降るって?」

「馬鹿だと思ってます?」

森崎リーダー
「12月なんて北海道は道南地域でも
 真っ白ですよ!」

森「その秘密を探っていきましょう」

森崎リーダー
「どんな秘密があって12月まで収穫するの?」


「それを今から見つけに行くのっ!」

ではあぐりっこをご紹介。
今回は道南在住の小学3年2人!

七飯町に住む河邉ゆうちゃんと、
函館に住む、ちょっとトマトが苦手な、
西貫太(カンタ)君です!

森崎リーダー
「12月までトマト育つってどう思う?」

ゆう「そこまで育つとは思えない」
カンタ「ないと思う」

リーダー
「だよね~オレだってそう思う!」

森「育つんですっ!」


「冬のトマトってどうなってると思う?」

カンタ
「とにかくビニールハウスの湿度が高い

リーダー
「温度じゃない。湿度だ!
 ミスト!ミスト!
 ミストトマト!!」

ゆう
「寒いから…
あんまり育たないと思う!」


「では生産者さんのところにいって
 探っていきましょう」

ということで一行は、
森町の市街地から車でおよそ30分の場所にある、
濁川(にごりかわ)地区の生産者のもとへ!

2018年09月15日(土) |  ハウスがズラリ!

リーダー
「ハウスがいっぱいあるよ。トマトかな?」

森「生産者の豆澤さんです」

リーダー
「こんにちは~宜しくお願いします。
 お邪魔いたします。すみません雨の中…」

豆澤さん「ひどい天気の時に来ましたね笑」

濁川地区の生産者、豆澤康弘さんに、
森町のトマト生産について教えていただきます。

リーダー
「ハウスいっぱいあるけど全部トマト?」

豆澤さん「全部トマトです」

森「どのくらいハウスあるんですか?」

豆澤さん
30棟くらいです。
 最盛期で6~7000個収穫します」

リーダー
「ええええっ!!1日に??」

豆澤さん
「そうです。誰が食べんのかね?あはは」

大量のトマトを生産しているマメザワさん。
さっそく12月まで出荷されるという、
収穫最盛期を目前に迎えたハウスの中を
覗かせていただきました!

カンタ&ゆう
「うわ~すごい!たくさんある!」

リーダー
「まだまだ青々と…」

豆澤さん「まだ走り出しなんで」

リーダー
真っ赤なのを予想していたんで…
 出荷するトマトの色は?」

豆澤さん
「だいたいこれくらいで収穫して
 スーパーに並んだ時に
 ちょうど真っ赤になる!」
完熟する前に収穫するのが
一般的というトマト生産。
ハウスに実っていたのは、
甘みと酸味のバランスが良い、
メジャー品種の「桃太郎」を改良した
「桃太郎75」。
濁川地区で今年から生産を始めた新品種です。
豆澤さん
「夏の暑さ・病気に強い!
 農薬も削減できます!
 だいたい夏に植えて12月までの期間で
 育てています」
トマトの栽培は春に収穫するものと、
夏から冬にかけて収穫するものの
2つに分かれます。
季節に応じた品種を育てることで、
長期間、安定した品質のトマトが
出荷できるのです。

2018年09月15日(土) |  温泉水を使ったトマト栽培とは?

リーダー
「1月に定植なんて考えられない。
 まだ雪深いでしょ?考えられない」

豆澤さん
「こちらにあるダクトと呼ばれるもの。
 もう少し寒くなったら
 このホースの中に温泉のお湯を通して
 暖房にするんです!」

豆澤さん
「源泉から直接ハウスにきます!」

あぐり一行「えええええ」

栽培ハウスのすぐ近くに、
源泉が出ているということで、
豆澤さんに案内していただきました。

リーダー「なんか湯気がでてるぞ」

豆澤さん「こっからお湯がでています」

リーダー
これ温泉なの??
 もう香りが温泉だ!!」

森「こんな近くに温泉が出てくるんですね」

豆澤さん
「この温泉の出口があそこ!」

リーダー
「あそこから湧き出てるんだ!」

古くから湯治客が訪れる、
道南有数の温泉地としても
知られている濁川地区。

40年以上前に、
温泉熱を利用した野菜生産がスタート。
現在50軒の生産者が温泉熱を使った
トマト作りをしています。

温泉熱はハウス内を暖めるために使うほか、
ハウス周辺に積もる雪を溶かす役割も。

こうした地の利を生かした栽培方法によって、
真冬までおいしいトマトが出荷できるのです。


「ここのはまだ食べられないんですね」

豆澤さん「まだちょっと渋いというか…」

リーダー
「でもさっき赤いのあったじゃん

豆澤さん
「特別にとっておきました!」

ということで-
出荷せずに残しておいていただいた赤いトマトを
あぐりっこが収穫させていただくことに!

森「真っ赤でキレイ♪」

ゆうちゃ「おいしそう!」

続いてカンタ君も!

カンタ「意外と簡単だった!」

リーダー
「これを1日に6~7000個っていったら
 ゆるくないね~」

豆澤さん
「朝の3~4時くらいから…」

リーダー
「朝の3~4時からやってるんだって!」

カンタ「起きられない…」


2018年09月15日(土) |  トマトのお味はいかが?

リーダー
「今もぎたてのトマトです!
 いただきま~す」

ゆう「甘くておいしいです」

リーダー
う~ん!パワフル~♪
 旨みの塊りですね。
 味の濃いトマトですね」

リーダー
「あま味だけじゃなくて
酸味とのバランスが素晴らしい!」


「美味しいですね。肉厚で味が濃い!
 力強い味がします!」

森町の新鮮なトマトを味わった3人でしたが、
トマトがちょっと苦手…というカンタくんは?

リーダー「どうする?かじる?」

カンタ「うん!」

ガブリッ

カンタ「すっぱいけど美味しい!」

もぎたてならではのみずみずしさと、
バランスの良い甘みと酸味が特徴の
森町産トマト。
ここで、ほのかに赤みがかった
収穫中のトマトがどんな味わいなのか、
確かめてみることに…
リーダー
うわ~でもおいしい!
 まだ青々しいけど酸は働いていて
 おれ酸味あるトマト好きだから
 これイケルかも!!」


「収穫したトマトはどうなるんですか?」

豆澤さん
「この後は共選場に運ばれて選別します。
 森地区で50軒ほどの農家が集まります」

収穫した森町のトマトが、
どのように出荷されるのか?
その様子を見学に一行は濁川地区を離れ、
姫川地区にあるトマト共選場にお邪魔しました。

トマトの出荷について、
JA新はこだて森支店の栗城優一さんに
詳しく教えていただきます。

リーダー
「ここに地域のトマトが集まっているんですね?」

栗城さん「そうです!」

森「広いですね~」

さて施設の中はどうなっているんでしょう?




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