佐々木 「お母さんのが作るお料理で好きなのは?」
ミウ 「肉じゃが!タマネギはシャキシャキより トロッの方が好き!」
藤尾「わかる!わかる!」
森崎 「学校に着いてお弁当食べよと思ったら お弁当が凍っていた!」
藤尾「え~っ北海道ならでは。信じられない」 と食べるの大好きなあぐりメンバーは 母の味・お弁当など食べる話が尽きません
そこで今回のあぐり王国は 美味しく楽しく食べるコツを 学んでいきましょう!
生きていく上で欠かせない「食事」ですが、 そもそも「食べる」と言う事には、 どんな意味があるのか? 管理栄養士の上坂真智子先生に 詳しい話を聞いてみよう!
どうやら「食べればいい!」 というものではないようなんです。
上坂先生 「美味しく楽しく食べることはとても大切! 栄養の消化吸収が良くなったり リラックスしたりリフレッシュに繋がる!」
美味しいと思いながら食事をする事が とても重要と言う事なんですが 、 なにやらそのためには コツがあるという事なんです。
コウシ「柔らかくて美味しい!」
ミウ 「よく言うかもしれないけど ジャガイモの中に空気がいっぱい入っていて ホワホワやホロホロって感じ」
森崎「それがよく言う言葉なの?!」
お次に千切りしたジャガイモを食べると…
コウシ「シャキシャキしている!」
森崎「さっきと全然違う食感だね」
藤尾 「全然違うものを食べているぐらいの 印象の違いがありました」
続いてはカブを食べ比べてみましょう! 四等分にし「煮た」ものと 生のカブをスライスしたものです。
コウシ「…おいしい!」
森崎「何でも美味しいって言うな~」
藤尾 「生のカブは歯でかんで水分が出てくる。 煮込んだカブはすぐ溶けて 勝手に水分が出てくる!」
上坂先生 「1食が全部柔らかいものになってしまうと 満足感が得られないんです」
ではどうすれば満足感を得られるでしょう?
上坂先生 「例えば…トンカツだと衣のサクサクッに キャベツの千切りのシャキシャキッ。 イモの煮たのがあればフワフワッ。 1つのお膳の中で固いもがあったり シャキシャキしたものがあることで 食べた後に満足感が得られやすくなるんです」
森崎 「そうか~同じ食感のものを並べるんじゃなくて 食感の違いもお膳で表現する!」
同じ食材でも調理法によって 食感や味わいは変わるもの。 その変化に注意して食べることも 食事が楽しくなるポイントと言えます。 続いては…
上坂先生 「どちらが満足感を得られるか考えてみましょう」
満足感を感じやすい食事はどちらでしょう。 見た目ではあまり違いがない2つのお膳ですが、 片方はより満足感を得やすい食事なんです。 それぞれのメニューをよ~っく見て 食べた気持ちになってみると分かるかも!?
A膳 おひたし 煮物 炊き込みご飯 すまし汁 B膳 酢の物 焼き魚 炊き込みご飯 味噌汁
さてあぐメンバーは?「せ~のっ!」
コウシ君以外はみんなB膳を選択!
ミウ 「色んな食感があった方がいいと聞いたから (酢の物は)シャキシャキしているし サケはサバよりも固めかなと思いました」
森崎「歯ごたえの違いがありそうだなと」
コウシ 「A膳のサバは煮付けてあって 満足感がありそうだし… おひたしもシャキシャキしていて 美味しそうだから!」
では満足感を得られやすいメニューは どちらでしょうか!?
「食べ終わった時に色んな味が楽しめた! となるんですね」
森崎「なるほど~」
上坂先生 「最近はケチャップ・ソース・マヨネーズなど オイスターソース・ コチュジャン・甜麺醤など 色んな調味料があるので1つのお膳に 色んな味を入れてあげると満足感に繋がります」
じゃ~ん もんすけです。 食感そして味覚を刺激する事が 美味しく食べる事につながる… と教えていただきましたが、 ちょっと こちらをご覧ください。 どっちが美味しそうに見える? 僕はAの方が美味しそうに見えるんだけど、 ちょっと驚きのデーター があるんです。
これは「美味しい!」と思う時の情報を パーセンテージで表したもの。 視覚が87%も占めてます! どうやら人間は、ほぼ見た目で「美味しい!」と 判断してしまうようです。 つまりカラフルな食卓は「美味しい!」って 思いやすいってこと。 濃い野菜を上手に利用するなど 五感を刺激して 食事を美味しく食べよう!
森崎 「食べる事への興味がグングン湧いてきて もう1個お母さんへの感謝もグングン出てきた!」
そこで来週の土曜日(5月10日)は母の日。 いつも家族の事を思いながら ご飯を作ってくれるお母さんに、 日頃の感謝の気持ちを込めて 手作りお弁当をサプライズプレゼントしよう!
森崎「ミウやれますか?」
ミウ「やります!」
森崎「コウシ出来ますか?」
コウシ「はい!」
森崎「お弁当を作ったことありますか?」
コウシ「ないです」
森崎「頑張れますか?」
佐々木 「二人はお弁当を作ったことはあるかな?」
コウシ 「料理はしたことはあるけど(お弁当は)ない」
ミウ「はじめて!」
ルリ子先生「今日は太巻きを作ります」
ミウ 「巻いたのは作ったことあるけど そんなに太くない」
ルリ子先生 「今日はぶっといの作るのっ!」
食感や色どりをふまえて、 美味しい太巻き弁当を あぐりっこが作ることになりました。
では、早速作り始めよう!
中本先生には9種類の具材をご用意頂きました。
森崎 「色味がいいですよね~ 季節にもあってるし、 いいですよね」
それでは先生にお手本を見せていただきます。 初めての太巻作り。あぐりっこも興味津津! 中本先生は全部のせにチャレンジ! 具が多い太巻きはきれいに巻くにために 「心得」が必要ということで…
ルリ子先生 「まず神経を集中する! これをただ巻くんだと頭で考える。 具材を押さえながら… 一気に向こう側に巻く!」
森崎「先生ちょっと出たけど…」
ルリ子 「気にしない! 飛び出ることもあるんですよ!」
さて完成しましたが… ルリ子先生 「具を入れすぎちゃったから あまりよろしくない! これはよろしくない見本ということで…」
巻きが「ちょっと甘かった」のですが、 味は最高!ということで ミウちゃんから作り始めます。 人生初の太巻き作り!
とびっこ・ツナ・玉子…と順調に乗せていきます。
佐々木「ミユちゃんの将来の夢は?」
ミユ 「パティシエ!料理作ったり甘いものを 食べるのも好きだから、 そういうの自分で作ってみたいと思う」
手際がとってもいいミウちゃん。それもそのはず。 普段からお手伝いをよくするということ。 ミウちゃんが大好きな桜でんぶは多めに乗せて… いよいよ最終関門!
ミウ「怖い…」
佐々木「行けっ!」
森崎「思い切れ!」
くるっ!(成功)
ルリ子先生「うまい~~!」
まきすを外すと…
ルリ子先生「美しい~!売り物みたい」
カットしてみると「キレイ~!」
ミウ「めちゃくちゃ入ってる!」
ルリ子先生「美味しそうだね」
コウシ君も具だくさん太巻きになりそう…
では一気に巻いて行きましょう。
森崎「ゴールめがけて…よいしょ!」
ギュッギュッギュッ…
立派な太巻きが完成!
コウシ「思ったよりいい感じ!」
続いてはおかず。 作るのはお弁当の定番の「卵焼き」。
最初は芯を作っていきますが コウシ君、慣れた手つきです。
森崎「コウシ上手だ!」
実はコウシ君は「だし巻き卵」を 作ったことがあって卵料理はちょっと得意。 ふたりともお母さんが作ってくれる味を 思い出しながら味付けしました。
佐々木「二人とも一生懸命です!」
玉子焼きのほか、 小松菜の胡麻和え作りにもチャレンジ! 砂糖としょうゆで味付けをし、 お母さんが好きな味にしていきます。
何度も味見をして…胡麻和えも完成!
いよいよお弁当作りのクライマックス! 作った太巻きとおかずを詰めていきます。
ミウ「どうしよう…どうしよう…」
どんどん入れていくコウシ。
ミウ「どうしようかな…?」
森崎 「最後までこだわる女子と こんなもんだという男子!」
そして黙々と作ってくれていた メッセージカードも完成したようで…
藤尾 「これミウの顔ね! “世界で一番ステキなママへ”って書いた」
佐々木 「じゃあ最後にここにメッセージを書いて お母さんに渡しましょう」 ということで何も知らないお母さんを 待つこと1時間…
藤尾「緊張する?」
ミウ「緊張はする!」
藤尾「伝えられるか?」
コウシ「うん!フウ~~」
カチッ 扉が開きました!
佐々木「こんにちは~」
森崎「お迎えありがとうございます」
それぞれのお母さんへ 日頃の感謝の気持ちを込めて作ったお弁当。 どんな気持ちで受け取ってくれるのか。
何も知らされていないお母さんたち。
コウシ君、歩み寄って… 「いつも家事をありがとうございます!」
そうして手渡されたお弁当。
コウシ君のお母さん由美さん 「あ~どういたしまして… (まだ状況がつかめていません…)」
ミウ「いつも頑張ってくれてありがとう!」
ミウのお母さん樹理さん 「ありがとうございま~す。何だろう?」
森崎 「さあ包みが渡されました。 どうぞお開け下さい」
出てきたのは…お弁当です。
樹理さん「すご~い!お弁当だ」
由美さん「すごい上手!」
2人が始めて作ったお弁当。 一生懸命作った太巻き、 火加減が難しかった玉子焼き、 お母さん達にはどんな味に感じるのでしょうか。
由美さん「うん!美味しいです」
おでこをかくコウシ。
森崎「お母さんから美味しいって!」
コウシ「うん…嬉しい!」
樹理さん「美味しいです!」
大満足のミウ
最高の笑顔です。
子供が作ったお弁当に大感激のお母さん達。 さらにあぐりっこからサプライズが!
コウシ 「お母さんは いつも家事をしてくれてありがとう。 これからも頑張ってね!」
由美さん「いや~ありがとう…」
実はずう~~っと緊張していたコウシ君。 背中が汗でビッショリだったんです。
森崎「なんか熱いけど…」
佐々木「緊張した?」
コウシ「(うん)…」
由美さん 「ハグしていいいですか?」
ぐっとコウシを抱き寄せる由美さん。 ちょっと照れくさそうにはにかむコウシ。
ミウ 「お母さんんへ いつも家の仕事をやったり ごはんを作ったりしてくれて ありがとう!これからもよろしくね!」
樹理さん 「なんか…すごく…嬉しい (涙・涙で声になりません…) 頑張っててて良かったなってすごく思います。 なんかあるといつも助けてくれるし (私も)改めて感謝です… 良かったです。ありがとう!」
さて最後に振り返ってみて…
ミウ 「今までも手伝ってきたけど それ以上に食の大切さとか学んだから これからも頑張りたいって思った!」
コウシ 「すごく楽しかった! 料理をつくるってことが!」
森崎 「そうか。じゃあ母の日だけじゃなく たまにはお母さんに楽させてあげられる?」
コウシ「はい!」 それから数日後。コウくんのお宅にお邪魔すると…
こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。 北海道米の関係者のみなさんが作った ミュージックビデオがネット上で公開されました。
北海道米食率向上戦略会議は、 子供たちがお母さんに感謝の気持ちを込めて “おにぎり”を握ろう”という 消費拡大運動の始まりとして、 今月11日の母の日に合わせ、 ミュージックビデオ 「恋するフォーチュンクッキー お母さんにおにぎりを握ろうVer.」を作りました。
アイドルグループAKB48が歌う 「恋するフォーチュンクッキー」の中にある 「おにぎりを握る」動きに似ている振付をいかして、 生産者・小学生の親子のほか、 北海道米のキャラクター・ななちゃんと きららちゃんが踊っています。
このビデオは動画サイト「YouTube」で 公開しています。 「恋するフォーチュンクッキー お母さんにおにぎりを握ろうVer.」で検索して、 是非ご覧ください!!
ビデオでは私もあぐりっこと一緒に 踊っています!今月11日は おいしい北海道米でおにぎりを握って、 お母さんに感謝の気持ちを伝えましょう。
以上、週刊あぐりニュースでした!!